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524 バイト追加 、 2022年12月27日 (火) 21:55
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| タイトル = 周瑜
 
| タイトル = 周瑜
 
| 読み = しゅうゆ
 
| 読み = しゅうゆ
| 外国語表記 = [[外国語表記::Syuyu]]
   
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]([[SDガンダムシリーズ]])
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]([[SDガンダムシリーズ]])
 
*{{登場作品 (人物)|SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors}}
 
*{{登場作品 (人物)|SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors}}
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
:初参戦作品。戦術指揮を務める。原作最終回後だが生存している設定で登場した。
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:初登場作品。戦術指揮を務める。原作最終回後だが生存している設定で登場した。
 
:この世界の三国志を見て自身の死の運命を知るが、それを何とも考えず孫権の為に忠義を尽くした。中盤で呂布の手で重傷を負い、治療を受けるも最終話にて[[三璃紗]]への帰還を前に没する。
 
:この世界の三国志を見て自身の死の運命を知るが、それを何とも考えず孫権の為に忠義を尽くした。中盤で呂布の手で重傷を負い、治療を受けるも最終話にて[[三璃紗]]への帰還を前に没する。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「フ…あなたには、隠し事はできませんね」<br/>「お察しの通りです。どうやら私は、運命を覆すことができなかったようだ…」
 
;「フ…あなたには、隠し事はできませんね」<br/>「お察しの通りです。どうやら私は、運命を覆すことができなかったようだ…」
:UX36話にて孔明に体調の悪化を見抜かれて。自らの運命に歯向かいながらも、屈するしかなかった周瑜に、孔明も「あなたほどのお人が本当に、残念です」と周瑜の運命を悔やむ事しかできなかった…。
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:『UX』36話にて孔明に体調の悪化を見抜かれて。自らの運命に歯向かいながらも、屈するしかなかった周瑜に、孔明も「あなたほどのお人が本当に、残念です」と周瑜の運命を悔やむ事しかできなかった…。
 
;「しかしね、先生。私はこの世界の三国志にあるように、恨み言を吐いて死んだりはしませんよ」<br/>「私は、自分の人生に満足している。これまで私を支えてくださった、すべての人々に感謝しているんです」<br/>「もちろん孔明先生、私はあなたと同じ時代に生きられたことも、誇りに思っていますよ…」
 
;「しかしね、先生。私はこの世界の三国志にあるように、恨み言を吐いて死んだりはしませんよ」<br/>「私は、自分の人生に満足している。これまで私を支えてくださった、すべての人々に感謝しているんです」<br/>「もちろん孔明先生、私はあなたと同じ時代に生きられたことも、誇りに思っていますよ…」
 
:孔明に運命を覆せなかった事を悔やまれて。「恨み言を吐いて~」とは下記にもある通り『三国志演義』における周瑜の最期を指してのこと(同様に孔明に「あなたと同じ時代に生きられたことも誇りに思っている」と語ったのも、『三国志演義』の周瑜が孔明を憎んでいた事を指している)だが、勿論全ての『三国志』の周瑜が天を恨みながら死亡しているわけではなく、逆に周瑜が天に感謝しながら死去する『三国志』も存在している。この『三国伝』における周瑜もまた、後に恨みもなく安らかに、天へと召されていくことになる。
 
:孔明に運命を覆せなかった事を悔やまれて。「恨み言を吐いて~」とは下記にもある通り『三国志演義』における周瑜の最期を指してのこと(同様に孔明に「あなたと同じ時代に生きられたことも誇りに思っている」と語ったのも、『三国志演義』の周瑜が孔明を憎んでいた事を指している)だが、勿論全ての『三国志』の周瑜が天を恨みながら死亡しているわけではなく、逆に周瑜が天に感謝しながら死去する『三国志』も存在している。この『三国伝』における周瑜もまた、後に恨みもなく安らかに、天へと召されていくことになる。
 
;「わ、若…孫一族に伝わる志は、闇に染められた魂ではないはず…!お、思い出してください…!大殿様や…孫策から受け継いだ、志を!」<br/>「よ、夜の闇に…人々を照らす月の明かりとなってこそ、真(まこと)の勇気…!今こそ、若の志を…!真の、勇気を…うぐっ!」
 
;「わ、若…孫一族に伝わる志は、闇に染められた魂ではないはず…!お、思い出してください…!大殿様や…孫策から受け継いだ、志を!」<br/>「よ、夜の闇に…人々を照らす月の明かりとなってこそ、真(まこと)の勇気…!今こそ、若の志を…!真の、勇気を…うぐっ!」
:UX36話にて、アルカトラズでの戦いにて呂布の攻撃から孫権を庇い…。
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:『UX』36話にて、アルカトラズでの戦いにて呂布の攻撃から孫権を庇う。
 
;「ご立派になられましたな、若。それを聞いて安心なされました」<br/>「亡き大殿様や孫策もきっと…」
 
;「ご立派になられましたな、若。それを聞いて安心なされました」<br/>「亡き大殿様や孫策もきっと…」
:UXEDにて、孫権に「江東にもどったらどうなさるつもりですか」と問い、彼は亡き孫堅と孫策の拓いた地で「みんなが家族のように暮らせる国を興す」と宣言し、安堵した。
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:『UX』EDにて、孫権に「江東にもどったらどうなさるつもりですか」と問い、彼は亡き孫堅と孫策の拓いた地で「みんなが家族のように暮らせる国を興す」と宣言し、安堵した。
 
:そしてこの台詞を最後に、孫一族の軍師は亡き孫堅と孫策の許へ召された。
 
:そしてこの台詞を最後に、孫一族の軍師は亡き孫堅と孫策の許へ召された。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
 
*周瑜(175~210)は中国後漢末期から三国時代の武将。字は公瑾。揚州廬江郡舒の出身。 (Wikipedia:周瑜 [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E7%91%9C] )
 
*周瑜(175~210)は中国後漢末期から三国時代の武将。字は公瑾。揚州廬江郡舒の出身。 (Wikipedia:周瑜 [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E7%91%9C] )
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*孫策とは知己であり、美人姉妹の大喬・小喬をともに妻としたことで義兄弟となる。その仲の良さは「断金の交わり」(鉄をも断つほど硬いの意)と称された。
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**美男子、文武両道、品行方正、絶対音感持ちで更に名家出身という完璧人間といっても過言ではないくらいの多彩な才能の持ち主であった。
 
*『三国志演義』では徹底的に諸葛亮に対する引き立て役として描写されており、諸葛亮を敵視し彼に打ち勝とうと苦心するも常に彼に翻弄され続け、最期は諸葛亮と、自身だけでなく諸葛亮をも生んだ天への恨みを叫びながら憤死するという、あまりにも不遇な扱いを受けてしまっている。また、短気な性格の狭量な人物として描かれているが、これも諸葛亮の引き立て役として生み出された虚像であり、『正史』では非常に大らかで礼節をわきまえた自ら膝を折るなど謙虚な性格をした人物であったと記されている。
 
*『三国志演義』では徹底的に諸葛亮に対する引き立て役として描写されており、諸葛亮を敵視し彼に打ち勝とうと苦心するも常に彼に翻弄され続け、最期は諸葛亮と、自身だけでなく諸葛亮をも生んだ天への恨みを叫びながら憤死するという、あまりにも不遇な扱いを受けてしまっている。また、短気な性格の狭量な人物として描かれているが、これも諸葛亮の引き立て役として生み出された虚像であり、『正史』では非常に大らかで礼節をわきまえた自ら膝を折るなど謙虚な性格をした人物であったと記されている。
 
*作者の陳寿は「曹操は丞相という地位を利し、天子を手元に置き、その威をかりて群雄達の掃討につとめていたが、荊州の城を落とすや、その勢いを借りて東夏(呉)の地に鉾先を向けてきた。このときにあたり、(呉の朝廷では)意見を申し述べるものたちは、国の前途を危ぶみ、皆確信を失っていた。周瑜と魯粛とは、そうした中で他人の意見に惑わされる事無く明確な見通しを立て、人々に抜きん出た存在を示したというのは、真に非凡な才能によるのである」と評している。 後世、唐・宋の時代では古の名将から選抜され、顕彰されている。
 
*作者の陳寿は「曹操は丞相という地位を利し、天子を手元に置き、その威をかりて群雄達の掃討につとめていたが、荊州の城を落とすや、その勢いを借りて東夏(呉)の地に鉾先を向けてきた。このときにあたり、(呉の朝廷では)意見を申し述べるものたちは、国の前途を危ぶみ、皆確信を失っていた。周瑜と魯粛とは、そうした中で他人の意見に惑わされる事無く明確な見通しを立て、人々に抜きん出た存在を示したというのは、真に非凡な才能によるのである」と評している。 後世、唐・宋の時代では古の名将から選抜され、顕彰されている。
**美男子、文武両道、品行方正、絶対音感持ちで更に名家出身という完璧人間といっても過言ではないくらいの多彩な才能の持ち主であった。
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*『SDガンダムワールド三国創傑伝』(SRW未参戦)では、周瑜役を百式と同じゴールドカラーの[[アカツキ]]が演じている。
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**また『三国伝』では触れられなかった大喬・小喬姉妹に関しても同作ではガンダムアルテミーと[[GNアーチャー]]が演じている。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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