54行目:
54行目:
宇宙世紀0093年。[[グリプス戦役]]で行方不明となっていた[[クワトロ・バジーナ]]が、その正体である[[シャア・アズナブル]]の姿で表舞台に登場。彼の指揮の下でネオ・ジオンは再び軍事力を整え、[[スペースコロニー]]「[[スウィートウォーター]]」を占拠して、その拠点とした。
宇宙世紀0093年。[[グリプス戦役]]で行方不明となっていた[[クワトロ・バジーナ]]が、その正体である[[シャア・アズナブル]]の姿で表舞台に登場。彼の指揮の下でネオ・ジオンは再び軍事力を整え、[[スペースコロニー]]「[[スウィートウォーター]]」を占拠して、その拠点とした。
−
ハマーン・ジオンの残存戦力を吸収してはいるものの、'''反ザビ家'''を明確に掲げており、実質的にハマーン・ジオンとは別組織と言える。このため多くのスペースノイドの支持を得る事に成功した。また、勢力名はハマーン・ジオンと区別するために、一部資料では『'''新生ネオ・ジオン'''』とも呼ばれている。
+
ハマーン・ジオンの残存戦力を吸収してはいるものの、'''反ザビ家'''を明確に掲げており、実質的にハマーン・ジオンとは別組織と言える。このため多くのスペースノイドの支持を得る事に成功した。また、勢力名はハマーン・ジオンと区別するために、一部資料では『'''新生ネオ・ジオン'''』とも呼ばれ、エンブレムも旧ジオン公国時代のものから一新されている。
シャア・アズナブル率いるネオ・ジオン軍は「地球寒冷化作戦」と称して[[フィフス・ルナ]]を当時の地球連邦政府首都[[ラサ]]に落下させる。次に裏取引や偽装降伏を経て[[アクシズ]]を奪取し、地球への隕石落としを決行するが、[[ロンド・ベル]]の熾烈な抵抗により失敗。総帥であるシャアが行方不明となり、またこの作戦で戦力を使い果たした事により、大幅に弱体化した。
シャア・アズナブル率いるネオ・ジオン軍は「地球寒冷化作戦」と称して[[フィフス・ルナ]]を当時の地球連邦政府首都[[ラサ]]に落下させる。次に裏取引や偽装降伏を経て[[アクシズ]]を奪取し、地球への隕石落としを決行するが、[[ロンド・ベル]]の熾烈な抵抗により失敗。総帥であるシャアが行方不明となり、またこの作戦で戦力を使い果たした事により、大幅に弱体化した。
もっとも、勢力としては決して大きくはなく、[[レウルーラ]]級宇宙戦艦一隻に[[ムサカ級]]巡洋艦十四隻で、もし連邦が端から本気で潰しにかかっていれば、勝負にはならなかっただろう。しかし、連邦に強い注意を向けられないようにするため、敢えてシャアが大きな軍勢にしなかった可能性もある。
もっとも、勢力としては決して大きくはなく、[[レウルーラ]]級宇宙戦艦一隻に[[ムサカ級]]巡洋艦十四隻で、もし連邦が端から本気で潰しにかかっていれば、勝負にはならなかっただろう。しかし、連邦に強い注意を向けられないようにするため、敢えてシャアが大きな軍勢にしなかった可能性もある。
+
+
なお、総帥であるシャアの[[軍階級|階級]]が旧ジオン時代を引き継いだ「大佐」であるためか、この時代のネオ・ジオンには少将以上の階級が存在しない。これは後の[[袖付き]]にも受け継がれている。
;[[シャア・アズナブル]]
;[[シャア・アズナブル]]