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== 映画「ソレスタルビーイング」(Celestial Being The Movie) ==
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'''映画『ソレスタルビーイング』'''とは、『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]』に登場する[[劇中劇]]
[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]』に「(劇場版の舞台である)[[西暦]]2314年に公開された映画」として登場する[[劇中劇]]。その劇中には左右逆の[[アクシズ]]等いくつかのガンダム作品のパロディシーンが挿入されている。
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西暦2312年に起きた[[イノベイター]]([[イノベイド]])との最終決戦(つまり[[機動戦士ガンダム00|TVシリーズ2ndシーズン]])を基に作成された物語。実際は、「[[第二代地球連邦大統領|新政権]]になって間も無い[[地球連邦政府 (00)|地球連邦政府]]の宣伝を兼ねたプロパガンダ作品」である。しかし、真実とは大きく異なりドラマチックに作られている為、その戦いを実際に体験した[[沙慈・クロスロード|沙慈]]からは'''「戦争を美化し過ぎ」'''と呆れられてしまっていた。反面、一緒に鑑賞した友人などには受けが良かったようである。
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== 概要 ==
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[[西暦]]2314年に公開された映画。
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なお、アニメ映画ではなく'''着ぐるみ特撮映画'''(劇中に登場する[[モビルスーツ]]が人間くさい動きをしていたのもそのため)と言う設定で、作中でも[[アルヴァアロン]]のゴーグルに一瞬アクターの顔と思しき影が映るシーンがある。
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西暦2312年に起きた[[イノベイター]]([[イノベイド]])との最終決戦(つまり[[機動戦士ガンダム00|TVシリーズ2ndシーズン]])を基に作成された物語。実際は、「[[第二代地球連邦大統領|新政権]]になって間も無い[[地球連邦政府 (00)|地球連邦政府]]の宣伝を兼ねた'''プロパガンダ作品'''」である。しかも、真実とは大きく異なりドラマチックに作られている為、その戦いを実際に体験した[[沙慈・クロスロード|沙慈]]からは「'''戦争を美化し過ぎ'''」と呆れられる。反面、一緒に鑑賞した友人などには受けが良かったようである。
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現実の観客は事前に情報が無かった事もあり、衝撃を受け唖然とさせられた者が多い。しかも、わざわざポスターや[[BGM]]まで作ってしまう程の気合の入りようである。
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世間にはガンダムマイスターの正体が隠されているため、実在する彼等とは外見等が全く異なっているが「ガンダムトライエイジ」の「ガンダムマイスターキャンペーン」のフレーバーテキストにおいて、'''[[パトリック・コーラサワー|コーラサワー]]の談話内のイメージを元に設定された'''事が明らかにされた。
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=== ストーリー ===
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なお、アニメ映画ではなく'''着ぐるみ特撮映画'''である。そのため登場[[モビルスーツ]]は人間くさい動きをしており、[[アルヴァアロン]]のゴーグルに一瞬'''スーツアクターの顔と思しき影'''が映るシーンがある。
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== ストーリー ==
 
西暦2312年、地球連邦政府を掌握する独立治安維持部隊[[アロウズ]]を倒し、世界を変える為に戦う私設武装組織[[ソレスタルビーイング]]の4人の若き[[ガンダムマイスター]]達を描いた物語。
 
西暦2312年、地球連邦政府を掌握する独立治安維持部隊[[アロウズ]]を倒し、世界を変える為に戦う私設武装組織[[ソレスタルビーイング]]の4人の若き[[ガンダムマイスター]]達を描いた物語。
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=== 登場人物 ===
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== 登場人物 ==
 
;[[マイケル・チャン]]
 
;[[マイケル・チャン]]
:本作の[[主人公]]で、[[ダブルオーライザー|ダブルオーガンダム]]のマイスター。右目が隠れる程の長い髪を持ち、左目の下に傷痕がある。[[医療・病障害|「宇宙粒子病」]]なる病に冒されているらしい。
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:本作の[[主人公]]で、[[ダブルオーライザー|ダブルオーガンダム]]のマイスター。右目が隠れる程の長い髪を持ち、左目の下に傷痕がある。[[医療・病障害|「宇宙粒子病」]]なる病に冒されているらしい。イメージ元のコーラサワーによると「歴戦の勇士なのは間違いない」「その証に顔には傷が入ってて、'''俺よりは数段落ちるが'''男前」との事。劇中で実際に間近で戦ったことがあるせいか偶然なのか、他のマイスターに比べると意外と乖離はしてはいない。
:ちなみに、彼を演じる俳優の名前は'''マモー・ミヤノ'''である。言うまでもなく、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の担当声優である宮野真守氏に由来している。
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:ちなみに、彼を演じる俳優の名前は'''マモー・ミヤノ'''である。[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の担当声優である宮野真守氏に由来している。
 
;[[ウォーレン]]
 
;[[ウォーレン]]
:[[ケルディムガンダム]]のマイスター。青い髪を持ち、眼鏡を掛けている。
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:[[ケルディムガンダム]]のマイスター。青い髪を持ち、眼鏡を掛けている。コーラサワーによると「口数も少なくて頭もよさそうな自分とは正反対のタイプ」など元のロックオンに対する洞察力は的確なものの'''「まぁ、間違いなく[[カティ・マネキン|そういうヤツ]]はメガネをかけてるだろ?」'''と彼のストレートな誤ったイメージの設定が取り込まれてしまった。
 
;[[ジェニファー]]
 
;[[ジェニファー]]
:[[アリオスガンダム]]のマイスター。ピンク色の髪を持つ少女で、マイケルの恋人。
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:[[アリオスガンダム]]のマイスター。ピンク色の髪を持つ少女で、マイケルの'''恋人'''。当然アレルヤとは全く異なるがコーラサワーの談話内では、「[[アレンビー・ビアズリー|二]][[レディ・アン|面]][[ステラ・ルーシェ|性]](人格交代による戦いの変化)」「[[ファラ・グリフォン|厳しさと]][[ナスターシャ・ザビコフ|優しさ]]」など、女性と結び付けられるアレルヤと繋がりの強い[[ソーマ・ピーリス|マリー]]の要素が偶然ながら結び付けられている。
 
;[[オルソン]]
 
;[[オルソン]]
:[[セラヴィーガンダム]]のマイスター。語尾に「バイ」(九州弁?)を付けて話す黒人男性。
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:[[セラヴィーガンダム]]のマイスター。語尾に「バイ」(九州弁?)を付けて話す黒人男性。コーラサワーの対談内では'''「デカブツはやっぱりゴツいおっさん」「[[アルゴ・ガルスキー|あんな大柄なガンダムは]]、[[昭弘・アルトランド|似たようなパイロットが乗るもん]]だろ?」「[[巴武蔵|子供の時に]][[車弁慶|見たアニメ]][[大道剴|でも、]][[西川大作|そういう]][[剛大次郎|パターン]][[リュウ・ホセイ|だったし…]]」'''と他のマイスター内でもかなり彼のイメージが強く反映されている。
 
;[[アレハンドロ・コーナー|アレハンドロ]]
 
;[[アレハンドロ・コーナー|アレハンドロ]]
:[[アルヴァアロン]]のパイロットで、アロウズの黒幕。
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:[[アルヴァアロン]]のパイロットで、アロウズの黒幕。作中の史実では開戦前に戦死している。
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=== 登場機体 ===
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== 登場機体 ==
 
;[[ダブルオーライザー|ダブルオーガンダム]]
 
;[[ダブルオーライザー|ダブルオーガンダム]]
 
:マイケルの乗るガンダム。「2個付き」と呼ばれており、派手な装飾の実体剣を主兵装としている。[[トランザム]]起動中は青いオーラに包まれ、「ハイパー・ライジングソード・ファイナル・アタック」なる必殺技が使用可能となる。
 
:マイケルの乗るガンダム。「2個付き」と呼ばれており、派手な装飾の実体剣を主兵装としている。[[トランザム]]起動中は青いオーラに包まれ、「ハイパー・ライジングソード・ファイナル・アタック」なる必殺技が使用可能となる。
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:ジェニファーの乗るガンダム。通称は「羽根付き」。2連装マシンガンを主兵装とする可変機。トランザム中のオーラの色はオレンジ。
 
:ジェニファーの乗るガンダム。通称は「羽根付き」。2連装マシンガンを主兵装とする可変機。トランザム中のオーラの色はオレンジ。
 
;[[セラヴィーガンダム]]
 
;[[セラヴィーガンダム]]
:オルソンの乗るガンダム。通称は「デカブツ」。高出力ビーム砲と[[GNフィールド]]により高い火力と防御力を持つ。
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:オルソンの乗るガンダム。通称は「デカブツ」。高出力ビーム砲と[[GNフィールド]]により高い火力と防御力を持つ。また、本機から発射される球状のビームには敵機を破壊せずに拘束する効果がある(おそらく、トライアルフィールドで敵機の動きを止めた事の再現)。トランザム中のオーラの色は紫。
:また、本機から発射される球状のビームには敵機を破壊せずに拘束する効果がある(おそらく、トライアルフィールドで敵機の動きを止めた事の再現)。トランザム中のオーラの色は紫。
   
;[[アルヴァアロン]]
 
;[[アルヴァアロン]]
:アレハンドロの乗るMS。カラーリングは金色で、背部から放出される[[GN粒子]]の様子と尾が付いている事から「タテガミの奴」と呼ばれている。
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:アレハンドロの乗るMS。カラーリングは金色で、背部から放出される[[GN粒子]]の様子と[[騎士スペリオルドラゴン|尾が付いている]]事からカタロンから「タテガミの奴」と呼ばれている。
 
;[[アルヴァトーレ]]
 
;[[アルヴァトーレ]]
 
:アルヴァアロンの支援用MAで、こちらも金色。実物とは形状と構造が違い、アルヴァアロンを格納するのではなくサブフライトシステムのように上に載せており、多数のビーム砲を搭載している。
 
:アルヴァアロンの支援用MAで、こちらも金色。実物とは形状と構造が違い、アルヴァアロンを格納するのではなくサブフライトシステムのように上に載せており、多数のビーム砲を搭載している。
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;[[ユニオンフラッグ]](カタロンカラー)
 
;[[ユニオンフラッグ]](カタロンカラー)
 
:カタロンのMS。やたらと鋭角的。[[機動戦士ガンダムSEED|某作品OP]]の[[エールストライクガンダム|ようなポーズ]]を画面一杯にキメるが、直後にあえなく撃墜される。
 
:カタロンのMS。やたらと鋭角的。[[機動戦士ガンダムSEED|某作品OP]]の[[エールストライクガンダム|ようなポーズ]]を画面一杯にキメるが、直後にあえなく撃墜される。
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;[[バイカル級航宙巡洋艦]]
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:アロウズの巡洋艦。船体形状に変わりはないが、赤や黄色といった様々なカラーリングに塗装されている。
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=== 関連用語 ===
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== 関連用語 ==
 
;[[ソレスタルビーイング]]
 
;[[ソレスタルビーイング]]
 
:[[主人公]]サイド。
 
:[[主人公]]サイド。
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:敵サイド。
 
:敵サイド。
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=== スタッフ&キャスト ===
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== スタッフ&キャスト ==
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いずれも『[[機動戦士ガンダム00]]』本編のスタッフ・キャストの名前を捩った物となっている。
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;監督
 
;監督
 
:ソーセージ・ミズシマ
 
:ソーセージ・ミズシマ
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:マモー・ミヤノ、マイク・シンイチロー、ユキヒロ・ヨシノ、ヒロキ・カミヤ、トゥルース・フルヤ
 
:マモー・ミヤノ、マイク・シンイチロー、ユキヒロ・ヨシノ、ヒロキ・カミヤ、トゥルース・フルヤ
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=== その他 ===
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== その他 ==
 
;上映時間
 
;上映時間
 
:3時間48分(途中、10分間休憩あり)
 
:3時間48分(途中、10分間休憩あり)
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:[[再世戦争|前作の戦い]]が映像化されたという設定で、本映画内に[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]や[[真ゲッター1]]、[[グレンラガン]]、[[鉄人28号]]と[[ゴッドマーズ]]に[[S.M.S]]の面々が出演するというクロスオーバーがある。
 
:[[再世戦争|前作の戦い]]が映像化されたという設定で、本映画内に[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]や[[真ゲッター1]]、[[グレンラガン]]、[[鉄人28号]]と[[ゴッドマーズ]]に[[S.M.S]]の面々が出演するというクロスオーバーがある。
:だが、'''マジンガーZは[[全長一覧|全長]]200mの光の巨人でモブ扱い、[[バルキリー]]は着ぐるみのためバトロイド形態しか出ない上に全て[[VF-25F メサイア|同じ機体]]'''(しかも、'''6機もいる''')と案の定カオスな内容で[[風間信二|信二]]と[[早乙女アルト|アルト]]は憤慨し、[[ミハエル・ブラン|ミシェル]]は茫然としていたが、特にそういう先入観のない[[西条涼音|スズネ]]は普通に感動し、[[ADW]]世界のガンダムに詳しくない[[タクヤ・イレイ|タクヤ]]はそちらのガンダムの活躍に興奮していた。
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:だが、'''マジンガーZは[[全長一覧|全長]]200mの光の巨人で<ref>なお、'''[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY|後の作品]]では本当に[[マジンガーZ]]が[[光子力エネルギー|光子力]]によって推定600mに巨大化'''している。</ref>モブ扱い、[[バルキリー]]は着ぐるみのためバトロイド形態しか出ない上に全て[[VF-25F メサイア|同じ機体]]'''(しかも、'''6機もいる''')と案の定カオスな内容で[[風間信二|信二]]と[[早乙女アルト|アルト]]は憤慨し、[[ミハエル・ブラン|ミシェル]]は茫然としていたが、特にそういう先入観のない[[西条涼音|スズネ]]は普通に感動し、[[ADW]]世界のガンダムに詳しくない[[タクヤ・イレイ|タクヤ]]はそちらのガンダムの活躍に興奮していた。
:そもそも、本映画は原作と同様プロパガンダ映画であり、再世戦争の戦いをそのまま再現できない事はアルト達も理解しているのだが、それでもあんまりな内容に心中複雑だった模様。また、出演できなかった面々も多かったので、そのことを気にする声もあった(が、連想したのが今回出てこなかったメンバーだったらしく、直後にアルトと[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]が頭痛を起こしていた)。
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:そもそも、本映画は原作と同様プロパガンダ映画であり、再世戦争の戦いをそのまま再現できない事はアルト達も理解しているのだが、それでもあんまりな内容に心中複雑だった模様。また、出演できなかった面々も多かったので、そのことを気にする声もあった(が、連想したのが今回出てこなかったメンバーやこの時点では居ないメンバーだったらしく、直後にアルトと[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]が頭痛を起こしていた)。
 
:余談だが、'''シナリオデモで本映画の内容までもが再現される'''上、本映画内の登場人物がしっかり[[キャラクター事典]]に登録される。
 
:余談だが、'''シナリオデモで本映画の内容までもが再現される'''上、本映画内の登場人物がしっかり[[キャラクター事典]]に登録される。
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:[[リナ・デイヴィス|リナ]]が本映画『ソレスタルビーイング』のチケットを手に入れたらしく、[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]を誘っていた。
 
:[[リナ・デイヴィス|リナ]]が本映画『ソレスタルビーイング』のチケットを手に入れたらしく、[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]を誘っていた。
 
:[[アルティメット・クロス|UX]]メンバーにも映画『ソレスタルビーイング』の存在が知られており、先述のジョーイや[[遠藤イズナ|イズナ]]の様に実際に鑑賞した者もいるようだ。
 
:[[アルティメット・クロス|UX]]メンバーにも映画『ソレスタルビーイング』の存在が知られており、先述のジョーイや[[遠藤イズナ|イズナ]]の様に実際に鑑賞した者もいるようだ。
:さらに、「[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]が本映画の主題歌を担当していた」というクロスオーバーが挿入されている。
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:さらに、'''「[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]が本映画の主題歌を担当していた」'''というクロスオーバーが挿入されている。
:また、[[海動剣|海動]]が[[バイストン・ウェル #関連用語|「ガロウ・ラン」]]という言葉を聞いた時に何故か「ガンダムのパイロット」を連想するため、「『UX』の映画『ソレスタルビーイング』には[[ガロード・ラン|あのガンダムパイロット]]が登場していたのではないか?」と推測する声もある。
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:なお、本映画が公開中なのに[[スキルパーツ]]にもなっているが、映像媒体か何かだろうか(現実にも、[[楽園追放 -Expelled from Paradise-|映画の公開劇場で映像ソフトが先行販売される事例]]はあるが)。更に所持しているのは[[グラハム・エーカー|ある意味関係者]]と[[矢藩朗利|公開中に別世界に召喚された者]]。前者は兎も角、後者は何時入手したのだろうか…。
:なお、本映画が公開中なのに[[スキルパーツ]]にもなっているが、映像媒体か何かだろうか(現実にも、映画の公開劇場で映像ソフトが先行販売される事例はあるが)。更に所持しているのは[[グラハム・エーカー|ある意味関係者]]と[[矢藩朗利|公開中に別世界に召喚された者]]。前者は兎も角、後者は何時入手したのだろうか…。
   
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
:今回も本映画を鑑賞した者が多い([[テンカワ・アキト|アキト]]も[[火星]]にいる頃に見ており、少なくとも8ヶ月以上前に公開している)。特に[[ユキ・ヒイラギ|ユキ]]が大ファンであり、劇中において度々本映画絡みの台詞やネタを連発する。
 
:今回も本映画を鑑賞した者が多い([[テンカワ・アキト|アキト]]も[[火星]]にいる頃に見ており、少なくとも8ヶ月以上前に公開している)。特に[[ユキ・ヒイラギ|ユキ]]が大ファンであり、劇中において度々本映画絡みの台詞やネタを連発する。
 
:一方、本映画における主人公側の登場人物のモデルになった[[刹那・F・セイエイ|刹那]]、[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]、[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]といった本物の[[ソレスタルビーイング]]のメンバーは、他作品の人物達から映画とのギャップを突っ込まれたりと気苦労が絶えない。
 
:一方、本映画における主人公側の登場人物のモデルになった[[刹那・F・セイエイ|刹那]]、[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]、[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]といった本物の[[ソレスタルビーイング]]のメンバーは、他作品の人物達から映画とのギャップを突っ込まれたりと気苦労が絶えない。
:なお、『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』が参戦するため、'''「『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』の[[第2次ネオ・ジオン抗争]]も本映画の内容に組み込まれる」というクロスオーバーが入っている'''。他にも[[ヨウタ・ヒイラギ|ヨウタ]]の発言から、[[フレデリック・アルグレアス|アルグレアス総司令]](がモデルの人物?)が登場していたり等もしている模様。
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:なお、『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』が参戦するため、'''「『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』の[[第2次ネオ・ジオン抗争]]も本映画の内容に組み込まれる」というクロスオーバーがある'''。他にも[[ヨウタ・ヒイラギ|ヨウタ]]の発言から、[[フレデリック・アルグレアス|アルグレアス総司令]](がモデルの人物?)が登場していたり等もしている模様。
 
:地味にEDでは、後述する限定キャラカードの一件も拾われている。
 
:地味にEDでは、後述する限定キャラカードの一件も拾われている。
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=== VXT三部作 ===
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;[[スーパーロボット大戦V]]
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:第12話冒頭で主人公が[[世界観/V|西暦世界]]の情報収集に視聴していた事を話している。
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:[[勇者特急隊]]、特に「まさに正義のヒーロー」と言わんばかりの[[旋風寺舞人|舞人]]の存在もあってか、主人公は内容を真に受けてしまっていた。[[ホシノ・ルリ|ルリ]]から「あの人は'''いい意味で例外'''」と突っ込まれている。ちなみに[[トビア・アロナクス|トビア]]は視聴していなかった様子。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:イベント「天空の守護者」にて[[カイルス]]の活躍を元にした映画の撮影を行っているが、その撮影方法はかつて戦ってきた敵との戦闘をなるべく再現するという手法を使っている(その為か、敵も役者が演じている)。
 
:イベント「天空の守護者」にて[[カイルス]]の活躍を元にした映画の撮影を行っているが、その撮影方法はかつて戦ってきた敵との戦闘をなるべく再現するという手法を使っている(その為か、敵も役者が演じている)。
 
:『コードギアス』の面々は[[ムーンWILL]]の声が[[シャルル・ジ・ブリタニア|皇帝陛下]]に[[声優ネタ|そっくり]]であることに反応した他([[C.C.]]に至っては笑いをこらえている)、ソレスタルビーイングの面々がハメを外して熱血気味になるというコミカルなシーンがある。
 
:『コードギアス』の面々は[[ムーンWILL]]の声が[[シャルル・ジ・ブリタニア|皇帝陛下]]に[[声優ネタ|そっくり]]であることに反応した他([[C.C.]]に至っては笑いをこらえている)、ソレスタルビーイングの面々がハメを外して熱血気味になるというコミカルなシーンがある。
 +
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 +
:イベント「錯綜する意志」において、この映画を見た[[碇シンジ]]が「ソレスタルビーイングは強くてかっこいい平和の使者(意訳)」と発言し、[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]から「あんなプロパガンダ真に受けてんの?」'''「くっだらない映画」'''と呆れられていた。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*現実の観客は事前に情報が無かった事もあり、衝撃を受け唖然とさせられた者が多い。しかも、わざわざポスターや[[BGM]]まで作ってしまう程の気合の入りようである。
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*劇中には左右逆の[[アクシズ]]等いくつかのガンダム作品のパロディシーンが挿入されている。
 
*量子型演算処理システム「[[ヴェーダ]]」の交信記録([https://twitter.com/veda2314 劇場版公式Twitter])で、設定や内容の一部が公開されている。
 
*量子型演算処理システム「[[ヴェーダ]]」の交信記録([https://twitter.com/veda2314 劇場版公式Twitter])で、設定や内容の一部が公開されている。
 
**作中に登場した人物の中での評価は割れている模様で、普通に面白がっている観客もいれば「新政府のプロパガンダ」と批判的に見ている観客の姿も見られる([[沙慈・クロスロード|沙慈]]に至っては'''「監督と脚本は廃業してしまえばいい」'''とまで思ったとか…)。
 
**作中に登場した人物の中での評価は割れている模様で、普通に面白がっている観客もいれば「新政府のプロパガンダ」と批判的に見ている観客の姿も見られる([[沙慈・クロスロード|沙慈]]に至っては'''「監督と脚本は廃業してしまえばいい」'''とまで思ったとか…)。
107行目: 120行目:  
***スメラギは自分のポジションにいる配役について不満を漏らしている。また、ラッセによると彼自身は登場していないが、[[クリスティナ・シエラ|クリス]]と[[リヒテンダール・ツエーリ|リヒティ]]らしき人物がいたらしい。
 
***スメラギは自分のポジションにいる配役について不満を漏らしている。また、ラッセによると彼自身は登場していないが、[[クリスティナ・シエラ|クリス]]と[[リヒテンダール・ツエーリ|リヒティ]]らしき人物がいたらしい。
 
**沙慈やルイスも自分のポジションの登場人物が出ていないかを気にしており、実際沙慈は自分のポジションの登場人物がいない事が複雑だったらしい(媒体によって「出なくて安心した」とも「出なかったのが残念」ともされている)。
 
**沙慈やルイスも自分のポジションの登場人物が出ていないかを気にしており、実際沙慈は自分のポジションの登場人物がいない事が複雑だったらしい(媒体によって「出なくて安心した」とも「出なかったのが残念」ともされている)。
**前述の通り上映時間の長さも特徴(3時間48分)で、幕間(休憩時間)が用意されているとはいえ、現実の名作映画で例えると「タイタニック」(3時間14分)や「沈まぬ太陽」(3時間22分)を超えるかなりの長尺作品である。
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**前述の通り上映時間の長さも特徴(3時間48分)で、幕間(休憩時間)が用意されているとはいえ、現実の名作映画で例えると『タイタニック』(3時間14分)や『沈まぬ太陽』(3時間22分)を超えるかなりの長尺作品である。
*この映画のアルヴァアロンは'''[[騎士スペリオルドラゴン|某スダ・ドアカ・ワールドの黄金神のもの]]と[[声優ネタ|そっくりの尻尾が生えている]]'''。
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*先述の通りこの映画のアルヴァアロンは'''[[騎士スペリオルドラゴン|某スダ・ドアカ・ワールドの黄金神のもの]]と[[声優ネタ|そっくりの尻尾が生えている]]'''。
*入場者特典の限定キャラカードは[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]が欲しがっていたが、沙慈は貰い忘れたらしい。もっとも、[[機動戦士ガンダム00|前作]]から2年経ち誤解が解けたとはいえ、この戦いの大きな被害者である彼女があからさまなタイトルのこの映画に興味を持つのは少しおかしい気もするが……
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*入場者特典の限定キャラカードは[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]が欲しがっていたが、沙慈は貰い忘れたらしい。もっとも、[[機動戦士ガンダム00|前作]]から2年経ち誤解が解けたとはいえ、この戦いの大きな被害者である彼女があからさまなタイトルのこの映画に興味を持つのは少しおかしい気もするが……。
*本作のスタッフ・キャストは、『[[機動戦士ガンダム00]]』本編のスタッフ・キャストの名前を捩った物となっている。
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== 脚注 ==
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<references />
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
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{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}
{{DEFAULTSORT:それすたるひいいんく えいか}}
+
{{DEFAULTSORT:それすたるひいいんく けきちゆうけき}}
 
[[Category:劇中劇]]
 
[[Category:劇中劇]]
 
[[Category:ガンダムシリーズ]]
 
[[Category:ガンダムシリーズ]]
 
[[Category:機動戦士ガンダム00]]
 
[[Category:機動戦士ガンダム00]]
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