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− | == オーガン(Orgun Archetype) == | + | {{登場メカ概要 |
− | *[[登場作品]]:[[デトネイター・オーガン]]
| + | | タイトル = オーガン |
− | *[[声優]]:山寺宏一
| + | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|デトネイター・オーガン}} |
− | *分類:[[ソリッドアーマー]](デトネイター)
| + | | 声優 = {{声優|山寺宏一}} |
− | *全高:2.5m
| + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦W}} |
− | *[[動力]]:反物質溶鉱炉
| + | | SRWでの分類 = [[機体]]<br/>[[パイロット]] |
− | *開発者:シグナライト号の生存者
| + | }} |
− | *所属:[[イバリューダー]](後に脱走)
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− | [[宇宙]]を彷徨う戦闘種族[[イバリューダー]]の一員。同胞からは[[勇者]]と称えられ、次期ヘッド・デトネイターかつミークの親衛隊長の座が約束されていた程のエリートであった。 | + | {{登場メカ概要 |
| + | | タイトル = スペック |
| + | | 分類 = [[分類::ソリッドアーマー]](デトネイター) |
| + | | 全高 = 2.5m |
| + | | 動力 = 反物質溶鉱炉 |
| + | | 開発者 = シグナライト号の生存者 |
| + | | 所属 = [[イバリューダー]](後に脱走) |
| + | }} |
| + | '''オーガン (イバリューダー)'''は『[[デトネイター・オーガン]]』の[[登場メカ]]。 |
| + | == 概要 == |
| + | [[宇宙]]を彷徨う戦闘種族[[イバリューダー]]の一員にして部隊長の切込み役であるデトネイタークラス。 |
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− | しかし組織から大切な何かが失われていると感じ、[[地球]]に向けて突如逃亡、2億6千万光年という距離をわずか300日間(秒速9光年という凄まじいまでの速度)で踏破するが消耗も激しく、月での戦闘で追っ手達と相打ちになって力尽き命を落とす。しかし彼は自身が地球に辿り着けないことをあらかじめ想定し、逃避行中に[[ソリッドアーマー]]である自身のデータすべてを地球側に送り続けた。彼の目論んだとおり送られたデータが[[神先未知]]らによって再現され、地球製オーガンが作られる事となった。それと並行し、自らを継ぐものとして[[真道トモル]]の[[P・A・S・F・U]]の仮想空間に侵入しメッセージを伝えていた。 | + | 同胞からは[[勇者]]と称えられ、次期ヘッド・デトネイターかつミークの親衛隊長の座が約束されていた程のエリートであった。 |
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| + | しかし組織から大切な何かが失われていると感じ、[[地球]]に向けて突如逃亡、2億6千万光年という距離をわずか300日間(秒速9光年という凄まじいまでの速度)で戦闘を行いながら移動するが消耗も激しく、[[月]]での戦闘で追っ手達と相打ちになって力尽き命を落とし、その身体は反物質溶鉱炉のオーバーロードによって爆散し消滅する。しかし彼は自身が地球に辿り着けない事を予め想定し、逃避行中に[[ソリッドアーマー]]である自身のデータ全てを地球側に送り続けており、彼の目論んだ通り送られたデータが[[神先未知]]らによって解析され、地球製オーガンとして復元される事となった。それと並行し、自らの意志を継ぐ者として[[真道トモル]]の[[P・A・S・F・U]]の仮想空間に侵入しメッセージを伝えていた。 |
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| 詳細は「'''[[オーガン (地球製)]]'''」の項を参照。なお発表時の設定資料集などでは「原型」を意味する”[[アーキタイプ]]”と表記されている。 | | 詳細は「'''[[オーガン (地球製)]]'''」の項を参照。なお発表時の設定資料集などでは「原型」を意味する”[[アーキタイプ]]”と表記されている。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
− | ;[[スーパーロボット大戦W]] | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦W}} |
− | :初登場作品。第一話から登場。 | + | :初登場作品。第1話から登場。 |
− | :[[NPC]]であり、操作可能なMAPもあるがスポット参戦のみで加入はしない。今作では一度[[地球]]まで到達する。そのためすぐ死んでしまった原作と違い、正式に加入こそしないものの長らく登場。第一部の最後を飾るのもオーガンの一枚絵であるなど、存在感は強い。[[イバリューダー]]から逃亡したとはいえ[[ラダム]]への憎しみは変わらなかったが、[[ラダム]]から解放された[[テッカマンブレード]]には興味を示し、その心を試すような行動を取る。[[改造]]値及び養成値は[[オーガン (地球製)|地球製]]と共通のため、強化が引き継がれる2周目以降は[[経験値]]や[[資金]]を奪われやすくなる。 | + | :第3軍の[[NPC]]ユニットであり、操作可能なMAPもあるが[[スポット参戦]]のみで加入はしない。今作では一度地球まで到達する。そのためすぐ死んでしまった原作と違い、正式に加入こそしないものの長らく登場。第一部の最後を飾るのもオーガンの一枚絵であるなど、存在感は強い。[[イバリューダー]]から逃亡したとはいえ[[ラダム]]への憎しみは変わらなかったが、[[ラダム]]から解放された[[テッカマンブレード]]には興味を示し、その心を試すような行動を取る。[[改造]]値及び養成値は[[オーガン (地球製)|地球製]]と共通のため、強化が引き継がれる2周目以降は[[経験値]]や[[資金]]を奪われやすくなる。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
| === 武装・[[必殺武器]] === | | === 武装・[[必殺武器]] === |
| ;ライトニードル | | ;ライトニードル |
− | :拳から連射するビームガン。ビームのエネルギーが針の様に固まっているもので相手に突き刺さりダメージを与える。Wでは「ビームガン」表記。 | + | :拳から連射するビームガン。ビームのエネルギーが針の様に固まっている物で相手に突き刺さりダメージを与える。 |
| + | :Wでは「ビームガン」表記。 |
| ;オーガン・カッター | | ;オーガン・カッター |
| :手首に収納されているブレード。オーガン・ハンドカッターとも表記。 | | :手首に収納されているブレード。オーガン・ハンドカッターとも表記。 |
| ;アンク・アタック | | ;アンク・アタック |
− | :胸部装甲を展開し、内部の重力場ジェネレーターから強力な重力レンズを発生させることにより光を収束させて攻撃する。威力はオーガンのグランドクルスアタック同様に絶大。だが、肉体がボロボロの状態で使用したため…。なおこの名称は本来は初期プロットでの仮名称であった(当時の設定資料などではこちらもグランドクルス表記だった)が、メガCD版で採用されていたことや地球製オーガンとの技呼称の区別の必要性から採用されたものであろう。 | + | :胸部装甲を展開し、内部の重力場ジェネレーターから強力な重力レンズを発生させる事により恒星の光を収束させて攻撃する物で地球製オーガンのグランドクルスアタックと同じ物。だが、肉体がボロボロの状態で使用したため…。なおこの名称は本来は初期プロットでの仮名称であった(当時の設定資料などではこちらもグランドクルス表記だった)が、メガCD版で採用されていた事や地球製オーガンとの技呼称の区別の必要性から採用されたものであろう。 |
− | :トドメ演出はグランドクルスアタックと同じで、これは本来原作3巻でゾーマの反物質砲をレプリオーガンが相殺した時の再現。 | + | :[[トドメ演出]]はグランドクルスアタックと同じで、これは本来原作3巻でゾーマの反物質砲を地球製オーガンが相殺した時の再現。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
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| : | | : |
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− | == パイロットステータス設定の傾向 == | + | == パイロットステータス == |
| === [[能力|能力値]] === | | === [[能力|能力値]] === |
| 鳴り物入りでスポット参戦してくる割に能力は控えめ。といっても防御以外の能力は初期状態のブレードとほぼ同じでポテンシャルは高い。防御が致命的に低いのが弱点。 | | 鳴り物入りでスポット参戦してくる割に能力は控えめ。といっても防御以外の能力は初期状態のブレードとほぼ同じでポテンシャルは高い。防御が致命的に低いのが弱点。 |
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| === [[精神コマンド]] === | | === [[精神コマンド]] === |
− | ;[[集中]] [[ひらめき]] [[加速]] [[熱血]] [[気合]] [[魂]] | + | ;[[スーパーロボット大戦W]] |
| + | :'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]''' |
| :トモルとの違いは「加速」が「必中」、「気合」が「覚醒」になっている点。おかげでラングとぶつかった際は命中率不足に悩まされるハメになる。 | | :トモルとの違いは「加速」が「必中」、「気合」が「覚醒」になっている点。おかげでラングとぶつかった際は命中率不足に悩まされるハメになる。 |
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− | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | + | === [[特殊技能]] === |
− | ;[[切り払い]] [[底力]]L8 [[コンボ|マルチコンボ]]L2 [[援護攻撃]]L1 [[援護防御]]L1 [[カウンター]] [[ヒット&アウェイ]] | + | ;[[スーパーロボット大戦W]] |
| + | :'''[[切り払い]]、[[底力]]L8、[[コンボ|マルチコンボ]]L2、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[カウンター]]、[[ヒット&アウェイ]]''' |
| :トモルに勝る理由がこの充実した技能。といっても1周目の話で、トモルを十分に強化して置けば差はなくなる。 | | :トモルに勝る理由がこの充実した技能。といっても1周目の話で、トモルを十分に強化して置けば差はなくなる。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ;[[真道トモル]] | | ;[[真道トモル]] |
− | :自らのパートナーとして選び、P・A・S・F・Uのヘビーユーザーだった彼の精神にコンタクトして呼びかける。そして彼がトモルに伝えた記憶が[[イバリューダー]]のルーツを解明する手掛かりの一つとなった。 | + | :自らの後継者として選び、P・A・S・F・Uのヘビーユーザーだった彼の精神にコンタクトして呼びかける。そして彼がトモルに伝えた記憶が[[イバリューダー]]のルーツを解明する手掛かりの一つとなった。 |
| ;[[ラング]] | | ;[[ラング]] |
− | :[[イバリューダー]]時代の上司。スパロボでは地球製になる前にも交戦する。 | + | :[[イバリューダー]]時代の上官。オーガンの実力を高く評価し、次期ヘッド・デトネイターやミークの親衛隊長への推挙をしていたものの、ある惑星でのイバリューダーに有るまじき行動から、僅かに疑念も抱いていた。 |
| ;[[リーブ]] | | ;[[リーブ]] |
− | :[[イバリューダー]]時代のパートナー。 | + | :[[イバリューダー]]時代の同僚。当人同士は「突撃隊長と斥候」の関係以上の認識はしていなかった。 |
| ;[[ゾア]] | | ;[[ゾア]] |
− | :[[イバリューダー]]時代の最上官。 | + | :[[イバリューダー]]時代の最上官。脱走時までは特別関係が有る様な描写はされていない。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
| ;[[テッカマンブレード]]([[Dボゥイ]]) | | ;[[テッカマンブレード]]([[Dボゥイ]]) |
| :[[組織]]の裏切り者、心を持つという似た境遇から観察を行う。時には刃を向け、時には助ける内に信頼が生まれ、最後は彼と[[ヴァルストークファミリー]]を救うために捨て身のアンク・アタックを使う…。 | | :[[組織]]の裏切り者、心を持つという似た境遇から観察を行う。時には刃を向け、時には助ける内に信頼が生まれ、最後は彼と[[ヴァルストークファミリー]]を救うために捨て身のアンク・アタックを使う…。 |
− | :ちなみに最初の対面時にいきなり攻撃したのは、その時点でのオーガンにはブレードが「ラダムの指揮官であるテッカマン」に見えたためである。 | + | :ちなみに最初の対面時にいきなり攻撃したのは、その時点のオーガンにはブレードが「ラダムの指揮官であるテッカマン」に見えたためである。 |
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| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
| ;「私は帰ってきた……この地球に……」 | | ;「私は帰ってきた……この地球に……」 |
− | :汎用戦闘台詞。原作ではたどり着けなかった故郷に到達した感慨のようなものが感じられる。 | + | :汎用戦闘台詞。原作では辿り着けなかった故郷に到達した感慨のようなものが感じられる。 |
| ;「伝える…それまでは死ねない…!」 | | ;「伝える…それまでは死ねない…!」 |
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