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592 バイト追加 、 2022年4月19日 (火) 06:53
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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::APPARITION]]
   
| 登場作品 =  
 
| 登場作品 =  
 
*{{登場作品 (メカ)|鉄のラインバレル (原作漫画版)}}
 
*{{登場作品 (メカ)|鉄のラインバレル (原作漫画版)}}
 
*{{登場作品 (メカ)|鉄のラインバレル}}
 
*{{登場作品 (メカ)|鉄のラインバレル}}
| 声優 = {{声優|風間勇刀}}(ハグレマキナ時)
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| 声優 = {{声優|風間勇刀|SRW=Y}}(ハグレマキナ時)
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| デザイン = {{メカニックデザイン|清水栄一}}(原作漫画版)<br />{{メカニックデザイン|鈴木勤}}(アニメ版)
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
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| SRWでの分類 = [[機体]]
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{{登場メカ概要
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| タイトル = スペック
 
| 分類 = [[分類::マキナ]]
 
| 分類 = [[分類::マキナ]]
 
| 頭頂高 = 19.2m
 
| 頭頂高 = 19.2m
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| 意匠 = 丸に霞
 
| 意匠 = 丸に霞
 
| ファクター = (加藤機関らしき何者か)→[[パイロット::矢島英明]]
 
| ファクター = (加藤機関らしき何者か)→[[パイロット::矢島英明]]
| デザイン = {{メカニックデザイン|清水栄一}}(原作漫画版)<br />{{メカニックデザイン|鈴木勤}}(アニメ版)
   
}}
 
}}
 
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'''アパレシオン'''は『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)|鉄のラインバレル]]』の登場メカ。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[矢島英明]]の搭乗機。初登場時は「'''ハグレマキナ'''」と呼ばれていた。ただし、この言葉は本来[[ファクター]]を持たず暴走するマキナを指す言葉であり、アパレシオンは正確にはこれには該当しない(原作漫画版では、この機体を撃破したサトルを気遣ってJUDAメンバーがこれで通していた)。
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[[矢島英明]]の搭乗機。初登場時は「'''ハグレマキナ'''」と呼ばれていた。ただし、この言葉は本来[[ファクター]]を持たず暴走するマキナを指す言葉であり、アパレシオンは正確にはこれには該当しない(原作漫画版では、この機体を撃破したサトルを気遣ってJUDAメンバーがこれで通していたが、サトル自身はファクターが乗り込んでいた事を理解していた)。
    
ファクターがバグに侵され暴走し、[[ラインバレル]]と浩一の排除を目的として浩一のもとに出現。浩一目掛けて放った一撃が彼を庇った矢島を直撃、死亡させてしまう。そして直後、矢島の死に激昂した浩一とラインバレルの前に敗れ去る。自機の近くで死亡していた矢島をファクターとして蘇生させ、新たな主とするが、Dソイルの性能の問題で、矢島の復活には時間がかかってしまった。
 
ファクターがバグに侵され暴走し、[[ラインバレル]]と浩一の排除を目的として浩一のもとに出現。浩一目掛けて放った一撃が彼を庇った矢島を直撃、死亡させてしまう。そして直後、矢島の死に激昂した浩一とラインバレルの前に敗れ去る。自機の近くで死亡していた矢島をファクターとして蘇生させ、新たな主とするが、Dソイルの性能の問題で、矢島の復活には時間がかかってしまった。
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本機の特徴的な能力として、電磁迷彩を装備している。基本装甲は他の[[マキナ]]と同じくニューロカーボンであるが、表面は電磁迷彩機能を実現する特殊な金属繊維装甲で覆われている。各部にある板状の装置は電磁迷彩の補助ユニット。透過率はほぼ100%であり、事前察知は不可能に近く、雨天時でも露見しない、何度狙撃されても加藤機関側が全く気付けないなど、その隠蔽性能は常軌を逸している。
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本機の特徴的な能力として、電磁迷彩を装備している。基本装甲は他の[[マキナ]]と同じくニューロカーボンであるが、表面は電磁迷彩機能を実現する特殊な金属繊維装甲で覆われている。各部にある板状の装置は電磁迷彩の補助ユニット。透過率はほぼ100%であり、事前察知は不可能に近く、雨天時でも至近距離からですらほぼ視認出来ず、何度狙撃されても加藤機関側が全く気付けないなど、その隠蔽性能は常軌を逸している。
    
元々機能に見合った装備を持たず、装備の大半はJUDA(アニメ版では全て加藤機関製)で造られたものである。元は隠密偵察用の機体であったと見られる。サイドアーマー内には精密射撃時に機体を地面に固定する2本のパイルバンカーと接近戦用の直刀を備える。また、サイドアーマーは[[ヴァーダント]]のV・バインダーのデータを元に作製された。
 
元々機能に見合った装備を持たず、装備の大半はJUDA(アニメ版では全て加藤機関製)で造られたものである。元は隠密偵察用の機体であったと見られる。サイドアーマー内には精密射撃時に機体を地面に固定する2本のパイルバンカーと接近戦用の直刀を備える。また、サイドアーマーは[[ヴァーダント]]のV・バインダーのデータを元に作製された。
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その後は石神の指示を受ける矢島のもと、彼の力として各地で隠密任務を遂行。ラインバレル破壊作戦後に正式に特務室の戦力として登録された。
 
その後は石神の指示を受ける矢島のもと、彼の力として各地で隠密任務を遂行。ラインバレル破壊作戦後に正式に特務室の戦力として登録された。
常識外れの隠蔽能力と狙撃能力を駆使して活躍したが、レイル・スプリッターを駆るリンカーン相手には得意の迷彩が全く通用せず、ナノマシン攻撃で両足を消されてしまった。
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常識外れの隠蔽能力と狙撃能力を駆使して活躍したが、レイル・スプリッターを駆るリンカーン相手には得意の迷彩が全く通用せず、ナノマシン攻撃で両足を消されてしまった。戦闘後に修復されており、第2次ニューヨーク開放戦以降も投入されている。
    
=== アニメ版 ===
 
=== アニメ版 ===
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦L]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
:序盤で「ハグレマキナ」として登場するが、「アパレシオン」としての登場はかなり遅い。最初は敵側であるが、そのステージでは撃墜すると敗北。特に戦闘イベントはなく味方になる。[[ハインド・カインド]]とPUを組むと'''[[狙撃]]込みで射程が+6'''という超長距離射撃が可能となるほか、[[EVA初号機]]と組む(通称'''矢島作戦''')と射程やボーナスなどがガッチリ噛み合うため、非常に優秀なタッグとなる(ただし、加入から数話後に何話かは宇宙戦になってしまうため、初号機を主体にする場合は僅かだが性能が下がる)。武装が2つと少ないためBセーブで補強したい。
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:初登場作品。序盤で「ハグレマキナ」として登場するが、「アパレシオン」としての登場はかなり遅い。最初は敵側であるが、そのステージでは撃墜すると敗北。特に戦闘イベントはなく味方になる。[[ハインド・カインド]]とPUを組むと'''[[狙撃]]込みで射程が+6'''という超長距離射撃が可能となるほか、[[EVA初号機]]と組む(通称'''矢島作戦''')と射程やボーナスなどがガッチリ噛み合うため、非常に優秀なタッグとなる(ただし、加入から数話後に何話かは宇宙戦になってしまうため、初号機を主体にする場合は僅かだが性能が下がる)。武装が2つと少ないためBセーブで補強したい。
 
:余談だが「ハグレマキナ」名義で登場した際は10発しかないマシンガンしか武器がないため、放っておけば反撃不能になっている(攻撃も基本は第3軍の[[ラインバレル]]を狙い、ラインバレルもハグレマキナを狙うので実質5ターンで確実に弾切れになる)。
 
:余談だが「ハグレマキナ」名義で登場した際は10発しかないマシンガンしか武器がないため、放っておけば反撃不能になっている(攻撃も基本は第3軍の[[ラインバレル]]を狙い、ラインバレルもハグレマキナを狙うので実質5ターンで確実に弾切れになる)。
;[[スーパーロボット大戦UX]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦UX}}
 
:『L』同様に序盤で「ハグレマキナ」として登場し、35話で正式に加入する。ハグレマキナ時の声優はアニメ版と同じく風間氏が演じている。原作設定のため「アパレシオン」としての敵対は無い。
 
:『L』同様に序盤で「ハグレマキナ」として登場し、35話で正式に加入する。ハグレマキナ時の声優はアニメ版と同じく風間氏が演じている。原作設定のため「アパレシオン」としての敵対は無い。
:基本的な性能は『L』と同じだが、性能やボーナスが『L』から底上げされている。しかしデフォルトで空が飛べなくなった(ボーナスは健在)。相変わらず武装は2つなのでBセーブを付けたい。今作でもハインド、あるいは[[ガンダムサバーニャ]][[VF-25G メサイア|VF-25G]]、[[マークジーベン]](TV版)等と組んで狙撃に徹するのがいいだろう。ドラゴントゥースを受け継いだ[[マークツェーン]]と組むのも有り。
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:基本的な性能は『L』と同じだが、性能やボーナスが『L』から底上げされている。しかしデフォルトで空が飛べなくなった(ボーナスは健在)。相変わらず武装は2つなのでBセーブを付けたい。
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: パートナーユニットに関しては、同作品なら、ハインド。他作品なら、[[ガンダムサバーニャ]][[VF-25G メサイア|VF-25G]]、[[マークジーベン]][[マークツェーン]]と組めば、射程だけでなく、攻撃力も高められる。ただし、メサイアとジーベンは地上ルートでは、空適正が被ってしまうので、そこら辺は注意。
 
:難点を挙げるとすれば、'''[[G-3ガンダム|ユニットアイコンが真っ黒なので行動済みと勘違いしやすい]]'''点だろうか。さながらリアル電磁迷彩。LRボタンでちゃんと確認しよう。
 
:難点を挙げるとすれば、'''[[G-3ガンダム|ユニットアイコンが真っ黒なので行動済みと勘違いしやすい]]'''点だろうか。さながらリアル電磁迷彩。LRボタンでちゃんと確認しよう。
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;大口径狙撃用ライフル
 
;大口径狙撃用ライフル
:背部に装備している大型のスナイパーライフル。弾道制御が可能な弾を使用するため、アパレシオンの性能と合わさることで超長距離からの狙撃が可能。アームで機体と接続されている。原作漫画版ではハグレマキナ時は加藤機関製(ターゲットスコープが円形)、矢島搭乗時はJUDA製(ターゲットスコープが四角型)の物になっているが、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』ではJUDA製の物で統一されている。
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:背部に装備している大型のスナイパーライフル。弾道制御が可能な弾を使用するため、アパレシオンの性能と合わさることで超長距離からの狙撃が可能。アームで機体と接続されている。原作漫画版ではハグレマキナ時は加藤機関製(ターゲットスコープが円形)、矢島搭乗時はJUDA製(ターゲットスコープが四角型)の物になっている。
 
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では長距離狙撃のみだが、本来は3~4発程の連射が可能であり、『UX』で連射も採用。そのため長距離狙撃には(精密射撃)が付いた。
 
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では長距離狙撃のみだが、本来は3~4発程の連射が可能であり、『UX』で連射も採用。そのため長距離狙撃には(精密射撃)が付いた。
:『UX』での精密射撃では電磁迷彩発動後に崖に移動し狙撃する。更にトドメ演出では地上限定で'''[[鉄のラインバレル#楽曲|雨が降る]]'''(原作漫画、アニメ版共に矢島の印象的なシーンではよく雨が降っていたことに因んでいると思われる)。
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:『UX』での精密射撃では電磁迷彩発動後に崖に移動し狙撃する。更にトドメ演出では地上限定で'''[[鉄のラインバレル#楽曲|雨が降る]]'''(原作漫画、アニメ版共に矢島の印象的なシーンではよく雨が降っていたことに因んでいると思われる)。なおJUDA製の物で統一されている。
 
:;大口径狙撃用ライフル(連射)
 
:;大口径狙撃用ライフル(連射)
 
::大口径狙撃用ライフルを3~4発連射する。『UX』でマシンガンの代わりに連射が採用。なお「ハグレマキナ」名義の時はその場で連射するが、矢島が乗ってからはその場で一発→跳躍して空中から二連射というコンボ攻撃になる。原作漫画版では巨大なヒトマキナの頭部に固定用のパイルバンカーを突き刺し、至近距離でのライフル連射も行っている。
 
::大口径狙撃用ライフルを3~4発連射する。『UX』でマシンガンの代わりに連射が採用。なお「ハグレマキナ」名義の時はその場で連射するが、矢島が乗ってからはその場で一発→跳躍して空中から二連射というコンボ攻撃になる。原作漫画版では巨大なヒトマキナの頭部に固定用のパイルバンカーを突き刺し、至近距離でのライフル連射も行っている。
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:ビームバリアを持つグランネイドルに対し、和解した直後の浩一との連携によって損傷を与え、撤退させた。
 
:ビームバリアを持つグランネイドルに対し、和解した直後の浩一との連携によって損傷を与え、撤退させた。
 
;対[[プリテンダー]]
 
;対[[プリテンダー]]
:[[フラッグ]]を守るためにアパレシオン、ペインキラー、ディスィーブ、迅雷の空中連携によってプリテンダーを追い詰めた。そしてイズナがマキナ人間化した桐山にナーブクラックを行うが……。
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:[[フラッグ]]を守るためにアパレシオン、ペインキラー、ディスィーブ、迅雷の空中連携によってプリテンダーを追い詰めた。そしてイズナがマキナ人間化した桐山にナーブクラックを行う。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==