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| {{登場メカ概要 | | {{登場メカ概要 |
| | 読み = しせいてん | | | 読み = しせいてん |
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Shiseiten]] | + | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]]) |
− | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
| + | *{{登場作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z}} |
− | *[[第3次スーパーロボット大戦Z]]([[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]/[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|連獄篇]]/[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]) | + | | デザイン = {{メカニックデザイン|土屋英寛}} |
| + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}} |
| + | | SRWでの分類 = [[機体]] |
| + | }} |
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| + | {{登場メカ概要 |
| + | | タイトル = スペック |
| | 分類 = 生物([[スフィア搭載機|スフィア寄生体]]) | | | 分類 = 生物([[スフィア搭載機|スフィア寄生体]]) |
| | 全長 = 244.9m | | | 全長 = 244.9m |
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| | 所属 = [[サイデリアル]]「[[鬼宿]]」 | | | 所属 = [[サイデリアル]]「[[鬼宿]]」 |
| | パイロット = [[尸空]] | | | パイロット = [[尸空]] |
− | | デザイン = {{メカニックデザイン|土屋英寛}}
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| }} | | }} |
| + | '''尸逝天'''は『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』の[[登場メカ]]。 |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | + | ;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}} |
− | :アイコンだけは「ラスト・デイ」で見られるが、実際に戦えるシナリオはエピローグのみ。4ターン目の冒頭に撤退してしまうが、1ターン目から動き出すため撃墜は楽。少なくとも[[ガドライト・メオンサム|ガドライト]]&[[ジェミニア]]、[[アンチスパイラル]]&[[グランゼボーマ]]に比べれば楽といえる。ただし耐久力はジェミニアに匹敵し、瀕死時の尸逝天の装甲は4572と旧シリーズのボス並みに達する。 | + | :初登場作品。アイコンだけは「ラスト・デイ」で見られるが、実際に戦えるシナリオはエピローグのみ。4ターン目の冒頭に撤退してしまうが、1ターン目から動き出すため撃墜は楽。少なくとも[[ガドライト・メオンサム|ガドライト]]&[[ジェミニア]]、[[アンチスパイラル]]&[[グランゼボーマ]]に比べれば楽といえる。ただし耐久力はジェミニアに匹敵し、瀕死時の尸逝天の装甲は4572と旧シリーズのボス並みに達する。 |
| :今回は手加減しているため、「骸怨」と「尸獄門」しか武装がない。それでも尸空の特殊スキル「[[精密攻撃]]」のおかげで最大火力は高いので注意。 | | :今回は手加減しているため、「骸怨」と「尸獄門」しか武装がない。それでも尸空の特殊スキル「[[精密攻撃]]」のおかげで最大火力は高いので注意。 |
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]] | + | ;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇}} |
| :単体攻撃「鬼光衝」が解禁。中盤から何度か顔を出すが、基本的に倒すことは出来ない。その代わりSRポイントの条件になるためHP回復が無い。 | | :単体攻撃「鬼光衝」が解禁。中盤から何度か顔を出すが、基本的に倒すことは出来ない。その代わりSRポイントの条件になるためHP回復が無い。 |
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | + | ;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}} |
| :MAP兵器「霊鳴」と最強技「冥逝孔」が解禁。プロローグ2から登場するが、最速の直接対決は13話からとなる。尸空共々本気を出したという事か、今までとは比較にならない強さを発揮してZ-BLUEに襲いかかってくる。MAP兵器2つ、全体攻撃2つと設定通りに広域殲滅に特化した機体であり、しかも尸空が3回行動持ち&エースボーナスが発動すれば「[[必中]]」がかかる為、手番を回せば複数のチームが消し飛ばされかねない。また、尸空が「精密攻撃」を失った事で最大火力こそ低下したが、代わりに得た新たな特殊スキル「[[プレッシャー]]」によって攻防共に隙が無い。救いはスフィア・アクトが敵のスフィア搭載機の中では大人しい事か。 | | :MAP兵器「霊鳴」と最強技「冥逝孔」が解禁。プロローグ2から登場するが、最速の直接対決は13話からとなる。尸空共々本気を出したという事か、今までとは比較にならない強さを発揮してZ-BLUEに襲いかかってくる。MAP兵器2つ、全体攻撃2つと設定通りに広域殲滅に特化した機体であり、しかも尸空が3回行動持ち&エースボーナスが発動すれば「[[必中]]」がかかる為、手番を回せば複数のチームが消し飛ばされかねない。また、尸空が「精密攻撃」を失った事で最大火力こそ低下したが、代わりに得た新たな特殊スキル「[[プレッシャー]]」によって攻防共に隙が無い。救いはスフィア・アクトが敵のスフィア搭載機の中では大人しい事か。 |
| :ちなみに図鑑では所有者が「尸刻」と誤記されている。 | | :ちなみに図鑑では所有者が「尸刻」と誤記されている。 |
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| ;「屍魂の徒」 | | ;「屍魂の徒」 |
| :尸空専用曲。「しこんのと」と読み、意味合いとしては「死者の同胞」と言う事で尸空のみならず「鬼宿」全体のテーマとも言える。 | | :尸空専用曲。「しこんのと」と読み、意味合いとしては「死者の同胞」と言う事で尸空のみならず「鬼宿」全体のテーマとも言える。 |
| + | :弦楽器の主旋律とバックコーラス、そしてAメロ~サビで入る低くしゃがれた声がダークで陰鬱な雰囲気をかもし出し、尸逝天のデザインと本人の抑揚のない台詞とあいまって異様に不気味。 |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *時獄篇の攻略本後書きによると、デザインモチーフはそのまんま「'''カニ'''」。寺田P曰く、「'''ラスボスのデザインとしてどこまでカニっぽさを出すか悩んだ'''」とのこと。ベースデザインは「カブトガニ」と思われる(カブトガニは正確にはクモやサソリの仲間であり、蟹ではないが)。 | + | *デザインモチーフはそのまんま「'''カニ'''」。[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]P曰く、「'''ラスボスのデザインとしてどこまでカニっぽさを出すか葛藤があった'''」とのこと<ref>『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 パーフェクトバイブル』638頁。</ref>。ベースデザインは「カブトガニ」と思われる(カブトガニは正確にはクモやサソリの仲間であり、蟹ではないが)。 |
| *一見すると他のスフィア搭載機と違い、スフィアの星座とは無関係な名前に思えるが、尸逝天の場合は少々捻られている。尸空の持つ「沈黙の巨蟹」はかに座のスフィアであるが、中国の思想においてかに座の中心領域「鬼宿」は、死者の魂が集う場所とされている。名前の由来はこれであり、つまり「死者の魂が集う星座」→「死者の集う天」→「『尸』の『逝』く『天』」→「尸逝天」というわけである。 | | *一見すると他のスフィア搭載機と違い、スフィアの星座とは無関係な名前に思えるが、尸逝天の場合は少々捻られている。尸空の持つ「沈黙の巨蟹」はかに座のスフィアであるが、中国の思想においてかに座の中心領域「鬼宿」は、死者の魂が集う場所とされている。名前の由来はこれであり、つまり「死者の魂が集う星座」→「死者の集う天」→「『尸』の『逝』く『天』」→「尸逝天」というわけである。 |
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| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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| {{バンプレストオリジナル}} | | {{バンプレストオリジナル}} |