差分

158 バイト追加 、 2013年6月17日 (月) 12:02
編集の要約なし
1行目: 1行目:  
== EG-X ソウルゲイン(SOULGAIN) ==
 
== EG-X ソウルゲイン(SOULGAIN) ==
   
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
 
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
 
**[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])
 
**[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])
 
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
 
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]]
+
**[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]
 
**[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
 
**[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
 
**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
18行目: 17行目:  
*主なパイロット:[[アクセル・アルマー]]
 
*主なパイロット:[[アクセル・アルマー]]
 
*メカニックデザイン:藤井大誠(レイ・アップ)
 
*メカニックデザイン:藤井大誠(レイ・アップ)
<!-- 記事編集を行いました。内容は全く変わりません -->
     −
== 基本設定 ==
+
=== 基本設定 ===
 
[[平行世界]]の地球連邦軍特殊任務実行部隊『[[シャドウミラー]]』が運用する、特機サイズの人型機動兵器。高いHPと固い装甲、HP回復機能を持ち、武装は軒並み接近戦型と絵に描いたような[[スーパーロボット]]。[[アクセル・アルマー]]の専用機。<br />パイロットの動きをそのまま機体にトレースさせる『ダイレクト・アクション・リンク・システム』とパイロットの思考を機体の動きに反映する『ダイレクト・フィードバック・システム』という特殊なマン・マシーン・インターフェイスを採用している。これらのシステムにより、パイロットの動きをそのまま機体にリンクさせる事ができ、より人間の動きに近い滑らかで追従性の高い、格闘戦に特化した機体として完成されていると言える。全ての攻撃を拳と肘のみで行うという特殊なスタイルを持ち、武装はこちらに集中して取り付けられている。ただし作中の描写からも解るとおり膝蹴りを使うこともあるなど、脚を攻撃には使えないということではない。EG系は人型機動兵器による格闘技を追求していた者が開発に関わっており、パイロットもその格闘技の使い手が務めるはずだったらしい。
 
[[平行世界]]の地球連邦軍特殊任務実行部隊『[[シャドウミラー]]』が運用する、特機サイズの人型機動兵器。高いHPと固い装甲、HP回復機能を持ち、武装は軒並み接近戦型と絵に描いたような[[スーパーロボット]]。[[アクセル・アルマー]]の専用機。<br />パイロットの動きをそのまま機体にトレースさせる『ダイレクト・アクション・リンク・システム』とパイロットの思考を機体の動きに反映する『ダイレクト・フィードバック・システム』という特殊なマン・マシーン・インターフェイスを採用している。これらのシステムにより、パイロットの動きをそのまま機体にリンクさせる事ができ、より人間の動きに近い滑らかで追従性の高い、格闘戦に特化した機体として完成されていると言える。全ての攻撃を拳と肘のみで行うという特殊なスタイルを持ち、武装はこちらに集中して取り付けられている。ただし作中の描写からも解るとおり膝蹴りを使うこともあるなど、脚を攻撃には使えないということではない。EG系は人型機動兵器による格闘技を追求していた者が開発に関わっており、パイロットもその格闘技の使い手が務めるはずだったらしい。
    
=== OGシリーズ ===
 
=== OGシリーズ ===
シャドウミラーがいない、『こちら側の世界』での連邦軍のコードネームは『マスタッシュマン(=髭男)』とされている。頭部のブレード部分がヒゲのように見える事から、このように呼ばれている。OGSにおいては『向こう側の世界』[[テスラ・ライヒ研究所]]で開発されたものを、シャドウミラーが接収した事になっている。ただし、この機体は原型となったEGをシャドウミラーのフラグシップ機かつ、アクセル・アルマー専用機として改修した経緯がある。
+
シャドウミラーがいない、『こちら側の世界』での連邦軍のコードネームは『マスタッシュマン(=髭男)』とされている。頭部のブレード部分がヒゲのように見える事から、このように呼ばれている。OGsにおいては『向こう側の世界』[[テスラ・ライヒ研究所]]で開発されたものを、シャドウミラーが接収した事になっている。ただし、この機体は原型となったEGをシャドウミラーのフラグシップ機かつ、アクセル・アルマー専用機として改修した経緯がある。
    
「こちら側」に転移して来たアクセルの愛機として戦場を駆け抜けたが、ホワイトスター内部での防衛戦で敗北、全損に帰す。しかし、コクピットブロックは最低限の機能を残したまま辛うじて残されており、クライ・ウルブズによって右腕・左足の残骸と共に回収されるが、脱出直後にヒューゴが見失ってしまう。そこから発見されるまでのわずかな間に[[アインスト・アルフィミィ]]の介入を受け、内部にいたアクセルが蘇生されると同時に、自己修復能力を備えた機体は[[ペルゼイン・リヒカイト]]の再生媒体として使用されることになる。
 
「こちら側」に転移して来たアクセルの愛機として戦場を駆け抜けたが、ホワイトスター内部での防衛戦で敗北、全損に帰す。しかし、コクピットブロックは最低限の機能を残したまま辛うじて残されており、クライ・ウルブズによって右腕・左足の残骸と共に回収されるが、脱出直後にヒューゴが見失ってしまう。そこから発見されるまでのわずかな間に[[アインスト・アルフィミィ]]の介入を受け、内部にいたアクセルが蘇生されると同時に、自己修復能力を備えた機体は[[ペルゼイン・リヒカイト]]の再生媒体として使用されることになる。
35行目: 33行目:     
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 +
[[OGシリーズ]]では、[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]の時点では登場していなかった。だが続編のOG2では、L5戦役の終盤(オペレーションSRW時)には既にこちら側の世界に転移しており、目撃もされていた事が明らかになっている。これは後付けでも何でもなく、OG1のシナリオの原型になった[[ドラマCD]]「[[スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY]]」の頃から存在する設定である。
   −
[[OGシリーズ]]では、[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION]]の時点では登場していなかった。だが続編のOG2では、L5戦役の終盤(オペレーションSRW時)には既にこちら側の世界に転移しており、目撃もされていた事が明らかになっている。これは後付けでも何でもなく、OGのシナリオの原型になった[[ドラマCD]]「[[スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY]]」の頃から存在する設定である。
+
=== 携帯機シリーズ ===
 
   
;[[スーパーロボット大戦A]]
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
 
:初登場作品。スーパー系かつ男主人公(アクセル)でのみ選択可能な主人公機。避けることを前提としないが、ほとんどの武器の武器属性はP。[[HP回復]]性能があるうえ[[射程]]1~3のメイン武器、玄武剛弾はEN消費0なので装甲さえ上げればガンガン前線に出す事ができる。また、武器の全てが[[格闘]]タイプに分類されるので、必然的に格闘値のみが上がり、攻撃力の底が知れなくなる。ただし、ダメージ計算式の関係上平均レベルが高いと敵にもダメージのインフレが発生して耐えるのが難しくなるのでそれだけは注意。<br />アクセルが乗らなければ量産されシャドウミラー兵が乗るが、無[[改造]]のスーパー系の必殺技2~3発程度で落とせる。余談ではあるが、Aでのソウルゲインのコアは緑色である。
 
:初登場作品。スーパー系かつ男主人公(アクセル)でのみ選択可能な主人公機。避けることを前提としないが、ほとんどの武器の武器属性はP。[[HP回復]]性能があるうえ[[射程]]1~3のメイン武器、玄武剛弾はEN消費0なので装甲さえ上げればガンガン前線に出す事ができる。また、武器の全てが[[格闘]]タイプに分類されるので、必然的に格闘値のみが上がり、攻撃力の底が知れなくなる。ただし、ダメージ計算式の関係上平均レベルが高いと敵にもダメージのインフレが発生して耐えるのが難しくなるのでそれだけは注意。<br />アクセルが乗らなければ量産されシャドウミラー兵が乗るが、無[[改造]]のスーパー系の必殺技2~3発程度で落とせる。余談ではあるが、Aでのソウルゲインのコアは緑色である。
 +
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
 +
:Aのリメイク作品。戦闘時の計算式が一新され、本来の使い方で一線を張れる機体となっている。また、今回は飛行可能。グラフィックはOGSの流用なので、携帯機としては破格の動き。ちなみに誤植と思われるが、本作のロボット大図鑑では全長が従来の半分程度にされている。
 +
 +
=== [[OGシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
 
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
 
:敵専用機体としてアクセル・アルマーが搭乗。とにかく尋常でなくHPと攻撃力が高い(通常はHP150000、麒麟の攻撃力5800。更に同作のアクセルには[[特殊技能]]の[[リベンジ]]がある)上、HP回復(大)がある為、1ターンで'''45000'''も回復されてしまう。更に基地の上に陣取られてしまうと1ターンにHPが50%('''=75000''')も回復するので要注意。パイロットと[[地形]]適応のおかげで[[命中]]率と[[回避]]率もかなり高い。アクセルの麒麟のキメ台詞「でぃぃぃやっ!」が一部でヒットし、以後は代名詞的な存在に。本作からアーマーブレイカーとウェポンブレイカーが追加されたが、加えて機体の代名詞となっている「攻撃は拳と肘のみ」の設定と反するような演出(「麒麟」に'''蹴りが組み込まれている''')がされている。とはいえこの機体は上述したようにパイロットの動きや思考をトレースする操縦系統であり、蹴り攻撃を考慮しないのも不自然であり、「武器は拳と肘のみ」というのがより無理のない解釈かもしれない。<br />本作は引き継ぎのバグのおかげで撤退する敵の撃破が非常に困難。そのうち「倒せる」撤退敵の中で、ソウルゲインは「'''撃墜難度AAA。素人は手を出すな'''」とまで言われている。
 
:敵専用機体としてアクセル・アルマーが搭乗。とにかく尋常でなくHPと攻撃力が高い(通常はHP150000、麒麟の攻撃力5800。更に同作のアクセルには[[特殊技能]]の[[リベンジ]]がある)上、HP回復(大)がある為、1ターンで'''45000'''も回復されてしまう。更に基地の上に陣取られてしまうと1ターンにHPが50%('''=75000''')も回復するので要注意。パイロットと[[地形]]適応のおかげで[[命中]]率と[[回避]]率もかなり高い。アクセルの麒麟のキメ台詞「でぃぃぃやっ!」が一部でヒットし、以後は代名詞的な存在に。本作からアーマーブレイカーとウェポンブレイカーが追加されたが、加えて機体の代名詞となっている「攻撃は拳と肘のみ」の設定と反するような演出(「麒麟」に'''蹴りが組み込まれている''')がされている。とはいえこの機体は上述したようにパイロットの動きや思考をトレースする操縦系統であり、蹴り攻撃を考慮しないのも不自然であり、「武器は拳と肘のみ」というのがより無理のない解釈かもしれない。<br />本作は引き継ぎのバグのおかげで撤退する敵の撃破が非常に困難。そのうち「倒せる」撤退敵の中で、ソウルゲインは「'''撃墜難度AAA。素人は手を出すな'''」とまで言われている。
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]]
+
;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]
 
:OG2シナリオ序盤でスポット参戦し、この時だけ自軍で使用可能(舞朱雀と麒麟は使えない)。以後の扱いは基本的にOG2と同じ。初の据え置き参戦となり、動きにも磨きがかかった。本作から、なぜか[[飛行]]能力がなくなった。また、本作からMMIにDALSが追加。「麒麟」のモーションに相変わらず蹴りが入っている上、'''アルトアイゼンとの戦闘ムービーで膝蹴りを放っている'''。なお、ツインユニットの追加により、GBA版に比べると倒しやすくなっている。
 
:OG2シナリオ序盤でスポット参戦し、この時だけ自軍で使用可能(舞朱雀と麒麟は使えない)。以後の扱いは基本的にOG2と同じ。初の据え置き参戦となり、動きにも磨きがかかった。本作から、なぜか[[飛行]]能力がなくなった。また、本作からMMIにDALSが追加。「麒麟」のモーションに相変わらず蹴りが入っている上、'''アルトアイゼンとの戦闘ムービーで膝蹴りを放っている'''。なお、ツインユニットの追加により、GBA版に比べると倒しやすくなっている。
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
 
:久しぶりに、あるいは遂に本格的な味方での使用が可能となった。終盤の参戦なので活躍する期間は短い。アクセルが[[精神コマンド]]に[[直撃]]を持ち、ソウルゲインがアーマーブレイカーを持つので、対ボス戦の先手役となるが、火力も高い為、他のユニットにアーマーブレイカーを任せるのも手。
 
:久しぶりに、あるいは遂に本格的な味方での使用が可能となった。終盤の参戦なので活躍する期間は短い。アクセルが[[精神コマンド]]に[[直撃]]を持ち、ソウルゲインがアーマーブレイカーを持つので、対ボス戦の先手役となるが、火力も高い為、他のユニットにアーマーブレイカーを任せるのも手。
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
+
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
:Aのリメイク作品。戦闘時の計算式が一新され、本来の使い方で一線を張れる機体となっている。また、今回は飛行可能。グラフィックはOGSの流用なので、携帯機としては破格の動き。ちなみに誤植と思われるが、本作のロボット大図鑑では全長が従来の半分程度にされている。
+
:ジ・インスペクターで披露された強化形態が登場。しっかりと「玄武金剛弾」も実装している。武器の威力が非常に高く設定されており、カスタムボーナスやアクセルのアタッカーと相まって自軍最強クラスの火力を誇る。また、HP・EN両方の回復能力があるので継戦能力が尋常じゃないくらいに高い。<br/>「麒麟」のエネルギー解放時、全身の球体がアインストそのものの赤に発光するようになっている。ソウルゲインを修復したのはツェントル・プロジェクトだが、この時内部でペルゼインの再生が並行して進んでいたため、もしかするとソウルゲインもラインやペルゼイン同様「アインストであってアインストではない存在」へと変化したのかもしれない。
 
;[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]]
 
;[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]]
 
:[[ドラマCD]]「無限の扉絵」にて登場。正体不明の謎の生命体が張り付いた[[コンパチブルカイザー]]を取り戻すべく、玄武剛弾を放つも対処できずに0距離でフルパワー白虎咬を放ちカイザー共々中破。アクセル自身はコウタと共に[[エンドレス・フロンティア]]に…。残されたソウルゲインはその場に居合わせた[[クロガネ隊]]が回収したものと思われるが。本作ではOGsで飛行不可能になったためペルゼインが飛行ユニットとして合体している。
 
:[[ドラマCD]]「無限の扉絵」にて登場。正体不明の謎の生命体が張り付いた[[コンパチブルカイザー]]を取り戻すべく、玄武剛弾を放つも対処できずに0距離でフルパワー白虎咬を放ちカイザー共々中破。アクセル自身はコウタと共に[[エンドレス・フロンティア]]に…。残されたソウルゲインはその場に居合わせた[[クロガネ隊]]が回収したものと思われるが。本作ではOGsで飛行不可能になったためペルゼインが飛行ユニットとして合体している。
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
  −
:ジ・インスペクターで披露された強化形態が登場。しっかりと「玄武金剛弾」も実装している。武器の威力が非常に高く設定されており、カスタムボーナスやアクセルのアタッカーと相まって自軍最強クラスの火力を誇る。また、HP・EN両方の回復能力があるので継戦能力が尋常じゃないくらいに高い。<br/>「麒麟」のエネルギー解放時、全身の球体がアインストそのものの赤に発光するようになっている。ソウルゲインを修復したのはツェントル・プロジェクトだが、この時内部でペルゼインの再生が並行して進んでいたため、もしかするとソウルゲインもラインやペルゼイン同様「アインストであってアインストではない存在」へと変化したのかもしれない。
   
;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
 
:第一話冒頭で無限のフロンティアドラマCDを再現して[[ゲシュペンストMk-III]]と激突。転移直前にコアに玄武剛弾を放ち、Mk-IIIを撃退する。その後、原作OG2とは違って最後の転移者となる。修復後、右腕には強化型の「玄武金剛弾」を装備。[[ホワイトスター]]戦で復帰した。なお、放置された右腕は最後の最期でベーオウルフを倒す決め手となった。ツヴァイザーゲインの腕とも互換があるようで、最終決戦では破壊された左腕に代わり装着していた。本作のソウルゲインは第26話のタイトル「貫け、奴よりも早く」の通り、最強技「麒麟」より、「玄武剛弾」に力を入れていた(ちなみに麒麟は第1話で使っている)。
 
:第一話冒頭で無限のフロンティアドラマCDを再現して[[ゲシュペンストMk-III]]と激突。転移直前にコアに玄武剛弾を放ち、Mk-IIIを撃退する。その後、原作OG2とは違って最後の転移者となる。修復後、右腕には強化型の「玄武金剛弾」を装備。[[ホワイトスター]]戦で復帰した。なお、放置された右腕は最後の最期でベーオウルフを倒す決め手となった。ツヴァイザーゲインの腕とも互換があるようで、最終決戦では破壊された左腕に代わり装着していた。本作のソウルゲインは第26話のタイトル「貫け、奴よりも早く」の通り、最強技「麒麟」より、「玄武剛弾」に力を入れていた(ちなみに麒麟は第1話で使っている)。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
デザイン元であるアースゲインの技をアレンジした攻撃が多い。殆どの武装が近~中距離戦用のP属性格闘武器となっており、接近する事で真価を発揮する。一方遠距離戦は不得手で、敵の遠距離射撃に手を出せない事がしばしばある。なお、Aの主人公機では唯一[[切り払い]]ができない。ちなみに、『[[無限のフロンティアEXCEED]]』ではアクセルがブレイカー系を除いた全ての技(ただし名称は少し異なる)を'''生身で'''使用している(前述したアクセル専用の改修の際、アクセルの格闘技を武装モーションの参考にしたのかもしれないが)。ちなみに肘のブレードには「聳弧角」という名前がある。
+
デザイン元であるアースゲインの技をアレンジした攻撃が多い。殆どの武装が近~中距離戦用のP属性格闘武器となっており、接近する事で真価を発揮する。一方遠距離戦は不得手で、敵の遠距離射撃に手を出せない事がしばしばある。なお、Aの主人公機では唯一[[切り払い]]ができない。ちなみに、『[[無限のフロンティアEXCEED]]』ではアクセルがブレイカー系を除いた全ての技(ただし名称は少し異なる)を'''生身で'''使用している(前述したアクセル専用の改修の際、アクセルの格闘技を武装モーションの参考にしたのかもしれないが)。ちなみに肘のブレードには「聳弧角」という名前がある。
    
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
78行目: 78行目:  
:OG2より追加。敵の攻撃力を下げる特殊武器。こちらも[[換装武器]]ではなく、固有兵装扱い。アーマーブレイカーと比べるとそれほど有用性が高くない為、もっぱら反撃用に用いられる。第2次OGでオミット。
 
:OG2より追加。敵の攻撃力を下げる特殊武器。こちらも[[換装武器]]ではなく、固有兵装扱い。アーマーブレイカーと比べるとそれほど有用性が高くない為、もっぱら反撃用に用いられる。第2次OGでオミット。
   −
=== 漫画・アニメ版出典 ===
+
==== 漫画・アニメ版出典 ====
 
;機神猛撃舞朱雀(きしんもうげきまいすざく)
 
;機神猛撃舞朱雀(きしんもうげきまいすざく)
 
:OGクロニクル「袖すり合うも管鮑の交わり」でイェッツトに対して使用した[[ヤルダバオト]]との即席合体攻撃。拳打の猛攻から殴り飛ばし、[[ペルゼイン・リヒカイト]]が「マブイエグリ」の要領で釘付けにしたところに「舞朱雀」と「機神猛撃拳」の締めの一撃部分を撃ち込んでいる。
 
:OGクロニクル「袖すり合うも管鮑の交わり」でイェッツトに対して使用した[[ヤルダバオト]]との即席合体攻撃。拳打の猛攻から殴り飛ばし、[[ペルゼイン・リヒカイト]]が「マブイエグリ」の要領で釘付けにしたところに「舞朱雀」と「機神猛撃拳」の締めの一撃部分を撃ち込んでいる。
99行目: 99行目:  
:同じくGBA版の能力。
 
:同じくGBA版の能力。
 
;ロボットブロック
 
;ロボットブロック
:OGS以降、上記の二つからこちらに統合され、改められた。精神系やネット系、エネルギー系も通用しなくなった。第2次OGでオミットされた。
+
:OGs以降、上記の二つからこちらに統合され、改められた。精神系やネット系、エネルギー系も通用しなくなった。第2次OGでオミットされた。
 
;パイロットブロック
 
;パイロットブロック
 
:味方時はこちら。行動不能やエネルギー低下を無力化できるため、イェッツト相手ならかなり有利に立ち回れる。
 
:味方時はこちら。行動不能やエネルギー低下を無力化できるため、イェッツト相手ならかなり有利に立ち回れる。
105行目: 105行目:  
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[空]]・[[陸]]
 
;[[空]]・[[陸]]
:[[飛行]]能力はOGS以降は消失。だが、OG外伝の武器デモではツヴァイ共々飛んでいる。なぜ?
+
:[[飛行]]能力はOGs以降は消失。だが、OG外伝の武器デモではツヴァイ共々飛んでいる。なぜ?
 +
<!-- === [[サイズ]] === -->
 +
<!-- === カスタムボーナス === -->
 +
<!-- == 機体[[BGM]] == -->
 +
<!-- ;「曲名」 -->
 +
<!-- :採用作品や解説など -->
 +
 
 +
== 対決・名場面など ==
 +
;[[ゲシュペンストMk-III|対ゲシュペンストMk-III ]]
 +
:プランEFは発動されたが、ベーオウルフを放置できないアクセルはソウルゲインで最後の一戦に臨む。仲間を先に転移させ一騎打ちに持ちこむも、2倍近いサイズ差にも関わらずMk-IIIは凄まじいパワーでソウルゲインを押し返す。咄嗟に密着状態からの青龍鱗で右腕を破壊するも、Mk-IIIは100m近い巨体を誇る[[アインストヴォルフ]]へと変貌を遂げて再生した。驚異的なパワーに圧倒されるアクセルだったが、間一髪回避した[[アインストヴォルフ]]の攻撃が搬入口を破壊したのを見て、このまま放置すれば自らの目的にとって脅威となると判断、破壊することを決意する。テスラ研の自爆装置と転移装置にタイマーをセットしたアクセルは、フェイントで敵の攻撃を誘い、隙を突いてすでにもぬけの殻となった地下ドックへと[[アインストヴォルフ]]をたたき落とした。修正すべき対象がすでにそこにない事を知って動揺する[[アインストヴォルフ]]に対し、リミッターを解除したソウルゲインが渾身の一撃をたたき込む。それと同時に転移装置のタイマーが作動。転移が開始される中、アクセルは「この世界との決別」を再び宣言する。なおも追い縋る[[アインストヴォルフ]]に対して、アクセルは全身全霊を込めた玄武剛弾を放ちながら「向こう側」へと消えた。程なくして自爆装置も作動、[[アインストヴォルフ]]は爆発炎上するテスラ研の中へと姿を消した……
 +
;[[ノイヴォルフ|対ノイヴォルフ]]
 +
:ジ・インスペクターのラストでこちら側に現れたベーオウルフとの対決。シャドウミラーで一人生き残ったアクセル。目指した世界を否定されるも、せめてこちら側に現れたベーオウルフの野望を挫くべくこちら側のキョウスケ達とともに彼に挑んだ。Mk-IIIに玄武金剛弾を撃ち込むも躯体差のためか完全にコクピットを打ち抜くには至らず、投げ飛ばされた所にクレイモアの直撃を受けてソウルゲインは大破。勢いのまま飛ばされ、宇宙の闇へと消える…。しかし、最初の交戦で放った彼の一撃はベーオウルフを倒すための最後の鍵となった。
 +
;[[アルトアイゼン|対アルトアイゼン]]
 +
:40m前後のソウルゲインは柔軟で、至近距離が得意。20m前後のアルトアイゼンは動きが固く、詰めるための「距離」が必要。その決定的な差を見極めたアクセルが「カード」を切り、一気に間合いを詰めた。何も出来ないアルトは膝蹴りで建造物へと叩きつけられ、拳打による滅多打ちを喰らう。そして、コード「麒麟」によって寸断。勝利の証としてアルトの象徴たる右腕のリボルビング・ステークが引き裂かれ、ソウルゲインの手に渡った。しかし、トドメを刺そうとしたその瞬間、突如現れた[[アインストアイゼン]]に妨害攻撃を受ける。さらに基地全域を[[アインスト|アインストシリーズ]]が襲撃し、混乱の中で満身創痍のアルトをダイゼンガーが回収、ハガネとヒリュウ改は撤退。アクセルはキョウスケを倒しきれず、決着はまたしても持ち越しとなった。
 +
;[[アルトアイゼン・リーゼ|対アルトアイゼン・リーゼ]]
 +
:ホワイトスター宙域で戦っていたアクセル達の前に、ついにハガネとヒリュウ改が姿を現す。その先陣には、生まれ変わったアルトの姿があった。ホワイトスターの防衛をエキドナに任せ、アクセルは勝負に挑む。真っ向から激突し、しのぎを削る両者。激戦の中、徐々に、確実にソウルゲインは追いつめられていく。しかし、突撃して来たリーゼによって今にもトドメを刺されようとした、まさにその瞬間、割り込んで来た[[ラーズアングリフ]]が盾となり、爆散する。「仲間」の死に救われたアクセルはホワイトスターへと撤退し、最後の決着の時を待つ……
 +
;「魂を獲する者」vs「紅の修羅神」
 +
:OGクロニクルより。イェッツトを追うアクセルとアルフィミィは、道中で破壊された連邦軍の基地に行き当たる。そこにいたのは、トーチカ1を襲った転移者「修羅」の集団だった。襲ってくる修羅神を片端から返り討ちにするソウルゲインだが、リーダー格らしき[[ヤルダバオト|赤い人型の修羅神]]が立ちはだかる。サイズ差は倍あるにも関わらず、赤い修羅神はソウルゲインと互角に立ち回る。だが、互いに再度の攻撃に出た、その時……
 +
;成り行きの共闘
 +
:傍観に回っていたアルフィミィが感知したのは、基地に足止めとして残されていたイェッツトの眷族だった。ヒュッケバインやゲシュペンストを取り込み、変異した個体は、修羅神やソウルゲイン、ペルゼインに攻撃を仕掛けてくる。一撃を与えるものの、再生能力は健在。その中でG・インパクトステークを取り込んだ右腕を見て、[[ベーオウルフ|宿敵]]を想起したアクセルは苛立つ。だが、一瞬の隙を突かれ、ペルゼイン共々捕獲されてしまう。その危機を救ったのは、イェッツトに一撃を加えた赤い修羅神だった。連携を取るでもなく、各々で攻撃を仕掛ける赤と蒼の巨人。吹き飛ばされたイェッツトは反撃を試みるが、両側に控えていたオニボサツに串刺しにされる。そして、事態を収拾したのは、いつの間にか飛び上がっていたソウルゲインと地上にいた赤い修羅神の同時攻撃だった。
    
== 関連機体・人物など ==
 
== 関連機体・人物など ==
122行目: 141行目:  
;[[エリック・ワン]]
 
;[[エリック・ワン]]
 
:本機を修復する際に調査しており、『[[グランゾン]]を破壊する為に設計していた機体』に、本機の技術が盛り込まれる可能性も考えられたが、結局実現しなかった。
 
:本機を修復する際に調査しており、『[[グランゾン]]を破壊する為に設計していた機体』に、本機の技術が盛り込まれる可能性も考えられたが、結局実現しなかった。
  −
== 対決・名場面 ==
  −
;[[ゲシュペンストMk-III|対ゲシュペンストMk-III ]]
  −
:プランEFは発動されたが、ベーオウルフを放置できないアクセルはソウルゲインで最後の一戦に臨む。仲間を先に転移させ一騎打ちに持ちこむも、2倍近いサイズ差にも関わらずMk-IIIは凄まじいパワーでソウルゲインを押し返す。咄嗟に密着状態からの青龍鱗で右腕を破壊するも、Mk-IIIは100m近い巨体を誇る[[アインストヴォルフ]]へと変貌を遂げて再生した。驚異的なパワーに圧倒されるアクセルだったが、間一髪回避した[[アインストヴォルフ]]の攻撃が搬入口を破壊したのを見て、このまま放置すれば自らの目的にとって脅威となると判断、破壊することを決意する。テスラ研の自爆装置と転移装置にタイマーをセットしたアクセルは、フェイントで敵の攻撃を誘い、隙を突いてすでにもぬけの殻となった地下ドックへと[[アインストヴォルフ]]をたたき落とした。修正すべき対象がすでにそこにない事を知って動揺する[[アインストヴォルフ]]に対し、リミッターを解除したソウルゲインが渾身の一撃をたたき込む。それと同時に転移装置のタイマーが作動。転移が開始される中、アクセルは「この世界との決別」を再び宣言する。なおも追い縋る[[アインストヴォルフ]]に対して、アクセルは全身全霊を込めた玄武剛弾を放ちながら「向こう側」へと消えた。程なくして自爆装置も作動、[[アインストヴォルフ]]は爆発炎上するテスラ研の中へと姿を消した…
  −
  −
;[[ノイヴォルフ|対ノイヴォルフ]]
  −
:ジ・インスペクターのラストでこちら側に現れたベーオウルフとの対決。シャドウミラーで一人生き残ったアクセル。目指した世界を否定されるも、せめてこちら側に現れたベーオウルフの野望を挫くべくこちら側のキョウスケ達とともに彼に挑んだ。Mk-IIIに玄武金剛弾を撃ち込むも躯体差のためか完全にコクピットを打ち抜くには至らず、投げ飛ばされた所にクレイモアの直撃を受けてソウルゲインは大破。勢いのまま飛ばされ、宇宙の闇へと消える…。しかし、最初の交戦で放った彼の一撃はベーオウルフを倒すための最後の鍵となった。
  −
  −
;[[アルトアイゼン|対アルトアイゼン]]
  −
:40m前後のソウルゲインは柔軟で、至近距離が得意。20m前後のアルトアイゼンは動きが固く、詰めるための「距離」が必要。その決定的な差を見極めたアクセルが「カード」を切り、一気に間合いを詰めた。何も出来ないアルトは膝蹴りで建造物へと叩きつけられ、拳打による滅多打ちを喰らう。そして、コード「麒麟」によって寸断。勝利の証としてアルトの象徴たる右腕のリボルビング・ステークが引き裂かれ、ソウルゲインの手に渡った。しかし、トドメを刺そうとしたその瞬間、突如現れた[[アインストアイゼン]]に妨害攻撃を受ける。さらに基地全域を[[アインスト|アインストシリーズ]]が襲撃し、混乱の中で満身創痍のアルトをダイゼンガーが回収、ハガネとヒリュウ改は撤退。アクセルはキョウスケを倒しきれず、決着はまたしても持ち越しとなった。
  −
;[[アルトアイゼン・リーゼ|対アルトアイゼン・リーゼ]]
  −
:ホワイトスター宙域で戦っていたアクセル達の前に、ついにハガネとヒリュウ改が姿を現す。その先陣には、生まれ変わったアルトの姿があった。ホワイトスターの防衛をエキドナに任せ、アクセルは勝負に挑む。真っ向から激突し、しのぎを削る両者。激戦の中、徐々に、確実にソウルゲインは追いつめられていく。しかし、突撃して来たリーゼによって今にもトドメを刺されようとした、まさにその瞬間、割り込んで来た[[ラーズアングリフ]]が盾となり、爆散する。「仲間」の死に救われたアクセルはホワイトスターへと撤退し、最後の決着の時を待つ……。
  −
;「魂を獲する者」vs「紅の修羅神」
  −
:OGクロニクルより。イェッツトを追うアクセルとアルフィミィは、道中で破壊された連邦軍の基地に行き当たる。そこにいたのは、トーチカ1を襲った転移者「修羅」の集団だった。襲ってくる修羅神を片端から返り討ちにするソウルゲインだが、リーダー格らしき[[ヤルダバオト|赤い人型の修羅神]]が立ちはだかる。サイズ差は倍あるにも関わらず、赤い修羅神はソウルゲインと互角に立ち回る。だが、互いに再度の攻撃に出た、その時……。
  −
;成り行きの共闘
  −
:傍観に回っていたアルフィミィが感知したのは、基地に足止めとして残されていたイェッツトの眷族だった。ヒュッケバインやゲシュペンストを取り込み、変異した個体は、修羅神やソウルゲイン、ペルゼインに攻撃を仕掛けてくる。一撃を与えるものの、再生能力は健在。その中でG・インパクトステークを取り込んだ右腕を見て、[[ベーオウルフ|宿敵]]を想起したアクセルは苛立つ。だが、一瞬の隙を突かれ、ペルゼイン共々捕獲されてしまう。その危機を救ったのは、イェッツトに一撃を加えた赤い修羅神だった。連携を取るでもなく、各々で攻撃を仕掛ける赤と蒼の巨人。吹き飛ばされたイェッツトは反撃を試みるが、両側に控えていたオニボサツに串刺しにされる。そして、事態を収拾したのは、いつの間にか飛び上がっていたソウルゲインと地上にいた赤い修羅神の同時攻撃だった。
   
<!-- == 商品情報 == -->
 
<!-- == 商品情報 == -->
<!-- *<amazon>B0002U3GEU</amazon> -->
+
<!-- <amazon>B0002U3GEU</amazon> -->
 
<!-- == 話題まとめ == -->
 
<!-- == 話題まとめ == -->
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
 +
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{DEFAULTSORT:そうるけいん}}
 
{{DEFAULTSORT:そうるけいん}}
匿名利用者