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| 弓子が真矢の適正データを改竄していた事実を知った事で、急遽[[竜宮島]]に帰島。真矢を自らが開発している[[マークニヒト]]のパイロットにすべく、弓子の行いを口実に遠見親子全員を島から追放して、新国連に連れて行こうとした。しかし、竜宮島の島民やアルヴィスのメンバー、そしてファフナーのパイロット達による遠見親子の擁護発言に逆上し、パイロット達に対する暴言から、遠見親子からは失望を、アルヴィスのメンバーやファフナーのパイロット達からは激しい怒りを買う結果となり、完全にアルヴィスや竜宮島と決別する。 | | 弓子が真矢の適正データを改竄していた事実を知った事で、急遽[[竜宮島]]に帰島。真矢を自らが開発している[[マークニヒト]]のパイロットにすべく、弓子の行いを口実に遠見親子全員を島から追放して、新国連に連れて行こうとした。しかし、竜宮島の島民やアルヴィスのメンバー、そしてファフナーのパイロット達による遠見親子の擁護発言に逆上し、パイロット達に対する暴言から、遠見親子からは失望を、アルヴィスのメンバーやファフナーのパイロット達からは激しい怒りを買う結果となり、完全にアルヴィスや竜宮島と決別する。 |
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− | その後、回収させた[[マークフィアー]]のコアを流用し、[[マークザイン]]のデータを元に、殲滅戦重視のザルヴァートルモデル・マークニヒトを完成させる。真矢を手に入れられなかった為、自らを慕う[[狩谷由紀恵]]の気持ちを利用し、彼女に致死量寸前の投薬処置を施してまで、半ば強引にファフナーと適合させる。 | + | その後、回収させた[[マークフィアー]]のコアを流用し、[[マークザイン]]のデータを元に、殲滅戦重視のザルヴァートル・モデル・マークニヒトを完成させる。真矢を手に入れられなかった為、自らを慕う[[狩谷由紀恵]]の気持ちを利用し、彼女に致死量寸前の投薬処置を施してまで、半ば強引にファフナーと適合させる。 |
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| しかし、自らが立案した最終作戦「ヘブンズドア」の開始前日のマークニヒト最終実験時に、パイロットだった由紀恵がフェストゥム・[[イドゥン]]に[[同化]]されてしまうのを目の当たりにし、最高傑作であったマークニヒトをあっけなく奪われたショックから、狂気の笑い声を上げたままそのマークニヒトに拳を叩き付けられて死亡するという、自業自得の結末を迎えた。 | | しかし、自らが立案した最終作戦「ヘブンズドア」の開始前日のマークニヒト最終実験時に、パイロットだった由紀恵がフェストゥム・[[イドゥン]]に[[同化]]されてしまうのを目の当たりにし、最高傑作であったマークニヒトをあっけなく奪われたショックから、狂気の笑い声を上げたままそのマークニヒトに拳を叩き付けられて死亡するという、自業自得の結末を迎えた。 |
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| :なお、ミツヒロは実の娘である真矢を[[マークニヒト]]のパイロットにしようと考えていた。それが実現していたら、彼女は悲劇的な結末を迎えていただろう。 | | :なお、ミツヒロは実の娘である真矢を[[マークニヒト]]のパイロットにしようと考えていた。それが実現していたら、彼女は悲劇的な結末を迎えていただろう。 |
| ;[[西尾行美]] | | ;[[西尾行美]] |
− | :アルヴィス所属時代の上司。エーギルモデルの事故が原因で引退した彼女からファフナー開発の指揮を引き継いだが、結局ミツヒロ本人もそれ以上の悲劇を引き起こしてしまうこととなる。 | + | :アルヴィス所属時代の上司。エーギル・モデルの事故が原因で引退した彼女からファフナー開発の指揮を引き継いだが、結局ミツヒロ本人もそれ以上の悲劇を引き起こしてしまうこととなる。 |
| ;[[遠見弓子]] | | ;[[遠見弓子]] |
− | :娘。しかし、ティターンモデルの起動実験で島のフェストゥム因子移植第一世代を多数死なせる原因を作った末に家族を捨てたため、第一世代の数少ない生き残りである弓子からは「あの男」呼ばわりされるほど憎まれており、関係は最悪。真矢のパイロットとしての能力データを改竄されていたのを知った際には、実の娘である弓子に対しても殴る等の暴力も辞さなかった。 | + | :娘。しかし、ティターン・モデルの起動実験で島のフェストゥム因子移植第一世代を多数死なせる原因を作った末に家族を捨てたため、第一世代の数少ない生き残りである弓子からは「あの男」呼ばわりされるほど憎まれており、関係は最悪。真矢のパイロットとしての能力データを改竄されていたのを知った際には、実の娘である弓子に対しても殴る等の暴力も辞さなかった。 |
| ;[[遠見千鶴]] | | ;[[遠見千鶴]] |
| :元妻。彼女からは'''「島で最初にファフナーに心を同化された」'''と評されていた。 | | :元妻。彼女からは'''「島で最初にファフナーに心を同化された」'''と評されていた。 |
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| :死後に誕生し、出会う事の無かった孫。 | | :死後に誕生し、出会う事の無かった孫。 |
| ;[[日野洋治]] | | ;[[日野洋治]] |
− | :アルヴィス所属時代からの同僚。ザルヴァートルモデルの共同開発者だが、彼とはファフナーの設計思想やフェストゥムに対しての考え方、最期の瞬間も正反対である。 | + | :アルヴィス所属時代からの同僚。ザルヴァートル・モデルの共同開発者だが、彼とはファフナーの設計思想やフェストゥムに対しての考え方、最期の瞬間も正反対である。 |
| ;[[狩谷由紀恵]] | | ;[[狩谷由紀恵]] |
| :第一世代の元教え子。アルヴィス所属時代からそのパイロット適性の高さ故に目を掛けており、島の大人たちを憎んでいた由紀恵もミツヒロにだけは心を開き慕っていたが、その実態は彼女を「道具」として利用しているに過ぎないものだった。実際、彼女がマークニヒトごと[[イドゥン]]に[[同化]]されようとした際にも、彼女の身の安全など無関心でファフナーの事だけを心配している始末だった。 | | :第一世代の元教え子。アルヴィス所属時代からそのパイロット適性の高さ故に目を掛けており、島の大人たちを憎んでいた由紀恵もミツヒロにだけは心を開き慕っていたが、その実態は彼女を「道具」として利用しているに過ぎないものだった。実際、彼女がマークニヒトごと[[イドゥン]]に[[同化]]されようとした際にも、彼女の身の安全など無関心でファフナーの事だけを心配している始末だった。 |
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| :第18話、真矢たちの前に現れての一声。この時は穏やかな印象を見せていたが…。 | | :第18話、真矢たちの前に現れての一声。この時は穏やかな印象を見せていたが…。 |
| ;「あそこにいるのは、所詮受胎能力を失った日本人が作った遺伝子工学の産物ではないか」<br />「''彼らは結局ファフナーを動かす電池にすぎん''」 | | ;「あそこにいるのは、所詮受胎能力を失った日本人が作った遺伝子工学の産物ではないか」<br />「''彼らは結局ファフナーを動かす電池にすぎん''」 |
− | :同18話にて、裁判が茶番に終わった後、[[ファフナー]]のパイロット達にこう言い放つ。ミツヒロの傲慢さと非道さが全面的に現れている暴言である。当然ながら、[[アルヴィス]]のメンバーとファフナーの搭乗者達の逆鱗に触れ、実の娘である真矢からは決別されてしまう。尤も、ファフナー(ノートゥングモデル)自体が'''パイロットを使い潰す前提の兵器'''である事、そして竜宮島の子供達が'''使い潰される前提で生み出され、調整され、戦場に送り出されている'''事も、覆しようのない事実ではあるのだが。 | + | :同18話にて、裁判が茶番に終わった後、[[ファフナー]]のパイロット達にこう言い放つ。ミツヒロの傲慢さと非道さが全面的に現れている暴言である。当然ながら、[[アルヴィス]]のメンバーとファフナーの搭乗者達の逆鱗に触れ、実の娘である真矢からは決別されてしまう。尤も、ファフナー(ノートゥング・モデル)自体が'''パイロットを使い潰す前提の兵器'''である事、そして竜宮島の子供達が'''使い潰される前提で生み出され、調整され、戦場に送り出されている'''事も、覆しようのない事実ではあるのだが。 |
| :しかし、真矢もまた同じように生まれているのも事実であり、彼自身も真矢を自分が開発しようとしているファフナーの電池にしようとしているのも本音であり、おそらく自分で真矢の存在そのものを否定していることも分かっていない。 | | :しかし、真矢もまた同じように生まれているのも事実であり、彼自身も真矢を自分が開発しようとしているファフナーの電池にしようとしているのも本音であり、おそらく自分で真矢の存在そのものを否定していることも分かっていない。 |
| ;「勝てるなら、何も残らなくていい」(中略)「状況は絶望的だ」 | | ;「勝てるなら、何も残らなくていい」(中略)「状況は絶望的だ」 |