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| :最終回に1カットだけ登場。『電光超人グリッドマン』に登場した電子アニマル・アノシラスと同一の個体。 | | :最終回に1カットだけ登場。『電光超人グリッドマン』に登場した電子アニマル・アノシラスと同一の個体。 |
| ;霧の怪獣 | | ;霧の怪獣 |
− | :グリッドマンの関係者達にのみ認識出来る、ツツジ台の各所に佇んでいる怪獣。怪獣によって破壊された街を修復し、それに纏わる人々の記憶を改ざんする。デザインは『電光超人グリッドマン』に登場する毒煙怪獣ベノラ<ref>工場の煙から出す煙を起こし人々を呼吸困難を起こさせ戦闘面では肩から放つ毒ガスを吐き過去に戦った怪獣達の幻影を見せ(これが記憶改ざんの原因とされる)1度はグリッドマンを敗北に追い込んだ。また、初めて一般人とグリッドマンを目撃する重要な回を任された怪獣でもある。</ref>の物。 | + | :グリッドマンの関係者達にのみ認識出来る、ツツジ台の各所に佇んでいる怪獣。怪獣によって破壊された街を修復し、それに纏わる人々の記憶を改ざんする。 |
| + | :デザインは『電光超人グリッドマン』に登場する毒煙怪獣ベノラ<ref>工場の煙から出す煙を起こし人々を呼吸困難を起こさせ戦闘面では肩から放つ毒ガスを吐き過去に戦った怪獣達の幻影を見せる(これが記憶改ざんの原因とされる)。</ref>の物。 |
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| == 用語 == | | == 用語 == |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| *『電光超人グリッドマン』は、1993年当時まだ一般への認知度が低かったインターネットを題材とした作品であり、コンピュータ内部に存在する[[異世界]]「コンピュータワールド」を舞台にグリッドマンと、彼と敵対する魔王カーンデジファーが送り込む怪獣との戦いを描くという内容であった。 | | *『電光超人グリッドマン』は、1993年当時まだ一般への認知度が低かったインターネットを題材とした作品であり、コンピュータ内部に存在する[[異世界]]「コンピュータワールド」を舞台にグリッドマンと、彼と敵対する魔王カーンデジファーが送り込む怪獣との戦いを描くという内容であった。 |
− | **怪獣がコンピュータワールドで暴れると、それに紐付けされたコンピュータや家電製品が暴走し、それによって引き起こされる事件<ref>主な例を挙げれば自動制御可能なスポーツジムのコンピューターを暴走させてジムのマシンの使用者が脱出不可な無茶苦茶なトレーニングを強要させる、パワーショベルを暴走させて近年見つかった恐竜の化石を破壊しようと目論む、偶然知った秘密を護るため美容院のシステムを暴走させ火災を起こしメモを抹消させる(ただし、1回目は装置が小型のパーマ機だったため小火程度だったため、2回目はコンピューター制御の大規模美容院を狙った)など</ref>を主人公達が解決していくのが大まかな話の流れとなる。また、コンピュータ上で戦うヒーローという特性は、中学生の少年少女がグリッドマンをサポートするプログラムやアシストウェポンを作り出すという設定を提供する土壌にもなった。 | + | **怪獣がコンピュータワールドで暴れると、それに紐付けされたコンピュータや家電製品が暴走し、それによって引き起こされる事件を主人公達が解決していくのが大まかな話の流れとなる。また、コンピュータ上で戦うヒーローという特性は、中学生の少年少女がグリッドマンをサポートするプログラムやアシストウェポンを作り出すという設定を提供する土壌にもなった。 |
| **こういった『電光超人グリッドマン』の要素を継いだ本作は、ロボットアニメそのものではないもののロボットアニメにかなり近い存在であり、作中でも登場人物から「もうただのロボットじゃん」と突っ込みが入っている。 | | **こういった『電光超人グリッドマン』の要素を継いだ本作は、ロボットアニメそのものではないもののロボットアニメにかなり近い存在であり、作中でも登場人物から「もうただのロボットじゃん」と突っ込みが入っている。 |
− | **本作の続編『SSSS.DYNAZENON』の方は『電光超人グリッドマン』の2号ロボットであるダイナドラゴンがモチーフのためロボットアニメとなっている。
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| *監督の雨宮氏は2015年に日本アニメ(ーター)見本市で原作『グリッドマン』のいくつかの場面をアニメ化したショートアニメを発表しており、それ以前から円谷プロに「ウルトラシリーズ」のアニメ化を打診していたという。「ウルトラシリーズ」については難しいとの返答を受けたものの、『グリッドマン』か『アンドロメロス』ならば良いと返答を受け、リアルタイムで視聴していた『グリッドマン』を題材とすることとなった。 | | *監督の雨宮氏は2015年に日本アニメ(ーター)見本市で原作『グリッドマン』のいくつかの場面をアニメ化したショートアニメを発表しており、それ以前から円谷プロに「ウルトラシリーズ」のアニメ化を打診していたという。「ウルトラシリーズ」については難しいとの返答を受けたものの、『グリッドマン』か『アンドロメロス』ならば良いと返答を受け、リアルタイムで視聴していた『グリッドマン』を題材とすることとなった。 |
| *タイトルの『SSSS』は『電光超人グリッドマン』の海外版『スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド』から取られていると思われる。 | | *タイトルの『SSSS』は『電光超人グリッドマン』の海外版『スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド』から取られていると思われる。 |
− | **なお、タイトルを読む際『SSSS』の部分は発音しない。これは続編の『SSSS.DYNAZENON』も同様。 | + | **なお、タイトルを読む際『SSSS』の部分は発音しない。 |
| *劇中では「ウルトラシリーズ」の怪獣フィギュアや実在の雑誌『宇宙船』、「井上病院<ref>原典『電光超人グリッドマン』のヒロイン井上ゆかの両親が経営する病院。</ref>」、「スペシャルドッグ<ref>『電光超人グリッドマン』に登場したホットドッグ。これがグリッドマンのアシストウエポン「バリアシールド」を生み出す発端になった。</ref>」などが登場するファンサービス的シーンが存在する。 | | *劇中では「ウルトラシリーズ」の怪獣フィギュアや実在の雑誌『宇宙船』、「井上病院<ref>原典『電光超人グリッドマン』のヒロイン井上ゆかの両親が経営する病院。</ref>」、「スペシャルドッグ<ref>『電光超人グリッドマン』に登場したホットドッグ。これがグリッドマンのアシストウエポン「バリアシールド」を生み出す発端になった。</ref>」などが登場するファンサービス的シーンが存在する。 |
| *三森すずこや湯浅かえでなどウルトラシリーズに出演経験のある声優が参加しており、キャリバー役の高橋良輔など、ウルトラシリーズ以外での特撮出演者のキャスティングも多い(高橋は後にウルトラシリーズの声優として参加した)。 | | *三森すずこや湯浅かえでなどウルトラシリーズに出演経験のある声優が参加しており、キャリバー役の高橋良輔など、ウルトラシリーズ以外での特撮出演者のキャスティングも多い(高橋は後にウルトラシリーズの声優として参加した)。 |
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| *本作の登場人物の名前や役柄は、『電光超人グリッドマン』の続編として企画されていた『電撃超人グリッドマンF(ファイター)』から流用された物。この他、本作では『グリッドマン』で使われなかった没ネタ、掘り下げられなかった設定などをピックアップしつつ世界観を構築している。 | | *本作の登場人物の名前や役柄は、『電光超人グリッドマン』の続編として企画されていた『電撃超人グリッドマンF(ファイター)』から流用された物。この他、本作では『グリッドマン』で使われなかった没ネタ、掘り下げられなかった設定などをピックアップしつつ世界観を構築している。 |
| *第7回には円谷プロダクション繫がりで『ウルトラマン超闘士激伝新章』に登場する闘士ウルトラマンヒカリが描かれた。 | | *第7回には円谷プロダクション繫がりで『ウルトラマン超闘士激伝新章』に登場する闘士ウルトラマンヒカリが描かれた。 |
− | **『ウルトラマン超闘士激伝新章』の前身である『ウルトラマン超闘士激伝』は本作の原典である『電光超人グリッドマン』と同じ年、1993年に製作。1996年にはOVA化されたが『GRIDMAN』で流れたものは本作用に新たに描かれたアニメ映像である。
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| *元の『電光超人グリッドマン』はタカラ(現タラカトミー)系列から玩具を販売していたが、放送当時の段階で円谷プロダクションとバンダイの繋がりが増した為にグッズ関係はバンダイ側が担当している。一方で、『GRIDMAN UNIVERSE』プロジェクトは企画段階でタカラトミーが大きく関与しており<ref>『SSSS.DYNAZENON』においてもタカラトミーがメイン商材の開発・販売を担当し、『ダイアクロン』とのコラボレーション作品『ダイアクロンVS.グリッドマン』を展開した。</ref>、2020年の円谷プロダクションのアンケートで興味のある他作品で『[[新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION]]』を候補として挙げるなど繋がりが途切れたわけではない。 | | *元の『電光超人グリッドマン』はタカラ(現タラカトミー)系列から玩具を販売していたが、放送当時の段階で円谷プロダクションとバンダイの繋がりが増した為にグッズ関係はバンダイ側が担当している。一方で、『GRIDMAN UNIVERSE』プロジェクトは企画段階でタカラトミーが大きく関与しており<ref>『SSSS.DYNAZENON』においてもタカラトミーがメイン商材の開発・販売を担当し、『ダイアクロン』とのコラボレーション作品『ダイアクロンVS.グリッドマン』を展開した。</ref>、2020年の円谷プロダクションのアンケートで興味のある他作品で『[[新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION]]』を候補として挙げるなど繋がりが途切れたわけではない。 |
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