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しかし、[[アクエリオン]]が次第に能力を発揮していく中で[[頭翅]]の誘惑を受ける。人間が己の目的のために捕らえた[[双翅]]の翅を奪い、殺す(更には翅を昏睡状態のグレンに移植する)という蛮行に悩む。禁断の「紅い道」を開いて襲来した[[頭翅]]の誘いに乗り堕天翅側へと寝返り、<ruby><rb>'''詩翅'''</rb><rt>'''シリウス'''</rt></ruby>を名乗ってかつての仲間たちと敵対する。
 
しかし、[[アクエリオン]]が次第に能力を発揮していく中で[[頭翅]]の誘惑を受ける。人間が己の目的のために捕らえた[[双翅]]の翅を奪い、殺す(更には翅を昏睡状態のグレンに移植する)という蛮行に悩む。禁断の「紅い道」を開いて襲来した[[頭翅]]の誘いに乗り堕天翅側へと寝返り、<ruby><rb>'''詩翅'''</rb><rt>'''シリウス'''</rt></ruby>を名乗ってかつての仲間たちと敵対する。
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だが全ては頭翅の謀略であり、シリウスは[[アポロニアス]]でなく女戦士セリアンの闇の記憶を受け継いだものの、世界を破滅に導いたことから過去生を封印していたのであった。アトランディアでの決戦において、頭翅がセリアンに対する復讐のためシリウスを利用していたこと、そして頭翅から自分の事だと信じ込まされていた「太陽の翼」がアポロニアスやその転生者でなく、機械天翅[[アクエリオン]]を指すのだと知らされ衝撃を受ける。
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だが全ては頭翅の謀略であり、シリウスは[[アポロニアス]]でなく女戦士セリアンの闇の記憶を受け継いだものの、世界を破滅に導いたことから過去生を封印していた。また、妹と対照的に暗く尊大で人嫌いなのもそのせいであった。アトランディアでの決戦において、頭翅がセリアンに対する復讐のためシリウスを利用していたこと、そして頭翅から自分の事だと信じ込まされていた「太陽の翼」がアポロニアスやその転生者でなく、機械天翅[[アクエリオン]]を指すのだと知らされ衝撃を受ける。
    
頭翅の攻撃からシルヴィアを守るために瀕死の重傷を負うが、再度手を取り合ったアポロ、シルヴィアとの[[合体]]時に傷は回復。太陽剣で頭翅を追いつめるがそれこそ頭翅の思う壺であり、[[ソーラーアクエリオン]]の翼が放つ光で生命の樹を受粉させる行為だった。しかし聖なる交わりは果たされたにも拘わらず生命の樹は枯れはじめ、頭翅は絶望のあまり自暴自棄となる。アポロの指摘でアクエリオンを覚醒させるには人と天翅が協力しなければならないと聞き、頭翅はシルヴィアが放棄したベクタールナを奪取。頭翅を追ってアポロとシリウスは生命の樹へと向かう。ヘッドになろうとする頭翅を妨害して合体を拒否。アクエリオンは三形態のヘッド状態で乱戦しいがみ合うが、不動の助言を受け三人のもとに現れたシルヴィアの取りなしにより、互いを理解し合体する。金色に輝くアクエリオンは「無限合體拳」により[[地球]]と合体、人柱となって崩れ行く世界をつなぎ止めた。
 
頭翅の攻撃からシルヴィアを守るために瀕死の重傷を負うが、再度手を取り合ったアポロ、シルヴィアとの[[合体]]時に傷は回復。太陽剣で頭翅を追いつめるがそれこそ頭翅の思う壺であり、[[ソーラーアクエリオン]]の翼が放つ光で生命の樹を受粉させる行為だった。しかし聖なる交わりは果たされたにも拘わらず生命の樹は枯れはじめ、頭翅は絶望のあまり自暴自棄となる。アポロの指摘でアクエリオンを覚醒させるには人と天翅が協力しなければならないと聞き、頭翅はシルヴィアが放棄したベクタールナを奪取。頭翅を追ってアポロとシリウスは生命の樹へと向かう。ヘッドになろうとする頭翅を妨害して合体を拒否。アクエリオンは三形態のヘッド状態で乱戦しいがみ合うが、不動の助言を受け三人のもとに現れたシルヴィアの取りなしにより、互いを理解し合体する。金色に輝くアクエリオンは「無限合體拳」により[[地球]]と合体、人柱となって崩れ行く世界をつなぎ止めた。