48行目: |
48行目: |
| フォルグ・ユニットを標準装備しており、空戦にも対応している。 | | フォルグ・ユニットを標準装備しており、空戦にも対応している。 |
| | | |
− | だが、試作機ゆえに数多くの欠点が劇中明らかになっている。バイオフィードバックシステムには使用中パイロットの脳に強い負担が掛かり、正常な判断を失い最終的に暴走にまで陥る危険性があるため、長時間の戦闘ができない。さらに高い戦闘力を誇るがゆえに操縦性は劣悪で、バイオフィードバックシステムを使用しなければその自重も相まってクズ鉄呼ばわりされるほど機動力が落ちてしまう。またライトの分析によればこのシステムによる機動性にマシンスペックが追いついておらず、ブレが生じる。その後の増加生産機であるハイデルネッケン機は5分間の強制安全装置を組み込むことでバイオフィードバックシステムの欠点を解決しているが、制御システム稼働中は性能が落ちるため、護衛の僚機を必要とした。更に致命的なシステムの欠陥として複数の目標が急に一点に重なると、照準システムと火器管制システムが誤作動を起こすのか一切の火器が使用不可能に陥り大きな隙ができてしまう。[[ドルチェノフ]]機はさらにカスタマイズがなされているが、欠陥のあるシステムをそのまま採用した事によりこれらの問題が解消されていなかった。
| + | だが、試作機ゆえに数多くの欠点が劇中明らかになっている。バイオフィードバックシステムには使用中パイロットの脳に強い負担が掛かり、正常な判断を失い最終的に暴走にまで陥る危険性があるため、長時間の戦闘ができない。さらに高い戦闘力を誇るがゆえに操縦性は劣悪で、バイオフィードバックシステムを使用しなければその自重も相まってクズ鉄呼ばわりされるほど機動力が落ちてしまう。またライトの分析によればこのシステムによる機動性にマシンスペックが追いついておらず、ブレが生じる。 |
| + | |
| + | その後の増加生産機であるハイデルネッケン機は、5分間の強制安全装置を組み込むことでバイオフィードバックシステムの欠点を解決しているが、制御システム稼働中は性能が落ちるため、護衛の僚機を必要とした。更に致命的なシステムの欠陥として、敵機体を画像で認識するため、複数の目標が急に一点に重なると、照準システムと火器管制システムが誤作動を起こすのか一切の火器が使用不可能に陥り大きな隙ができてしまう。[[ドルチェノフ]]機はさらにカスタマイズがなされているが、欠陥のあるシステムをそのまま採用した事によりこれらの問題が解消されていなかった。 |
| | | |
| グン・ジェム機は金色と黒、ハイデルネッケン機と量産型はライトグリーンと灰色の2色でカラーリングされている。ドルチェノフ機は黒と金色だがアクセントとして赤色も加わり、他の2機より華美な印象を与えている。 | | グン・ジェム機は金色と黒、ハイデルネッケン機と量産型はライトグリーンと灰色の2色でカラーリングされている。ドルチェノフ機は黒と金色だがアクセントとして赤色も加わり、他の2機より華美な印象を与えている。 |
75行目: |
77行目: |
| | | |
| === 量産機=== | | === 量産機=== |
− | [[ギガノス機動要塞]]に配備されていた[[量産型]]。劇中では投入されることはなかった。 | + | [[ギガノス機動要塞]]に配備されていた[[量産型]]。劇中でも複数機の存在が確認できるが、実戦には投入されることはなかった。 |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| 原作では出撃せず終いだった量産型もしっかりと戦線に投入されており、いずれの作品でも雑魚敵として大量に出現する。 | | 原作では出撃せず終いだった量産型もしっかりと戦線に投入されており、いずれの作品でも雑魚敵として大量に出現する。 |
− | ちなみにハイデルネッケン機はハイデルネッケン自体が未登場という事もあり登場していない。量産型がスパロボに登場しているのも(カラーリングが全く同じという事情もあってか)この辺が関係しているのかもしれない。
| + | ちなみにハイデルネッケン機はハイデルネッケン自体が未登場という事もあり登場していない。量産型がスパロボに登場しているのも(カラーリングがほぼ同じという事情もあってか)この辺りが関係しているのかもしれない。 |
| | | |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
114行目: |
116行目: |
| :その弾数から[[MAP兵器]]扱いされている。装弾数が少ないので、運動性の高いユニットを囮にして撃ち尽くさせる戦術が有効。 | | :その弾数から[[MAP兵器]]扱いされている。装弾数が少ないので、運動性の高いユニットを囮にして撃ち尽くさせる戦術が有効。 |
| ;SIM-96型MLCミサイル 「対艦ミサイル」 | | ;SIM-96型MLCミサイル 「対艦ミサイル」 |
− | :股間から発射される対艦ミサイル。装弾数は少ない。10キロ四方を焼き尽くすほどの威力を持つ。 | + | :股間から発射される対艦ミサイル。装弾数は少ない。追尾性能が高く、当たってしまえば10キロ四方を焼き尽くすほどの威力を持つ。しかし、発射までに大きな隙を晒してしまう上に、万一このミサイルが発射前に誘爆してしまえば機体ごと爆発四散してしまう諸刃の剣。 |
| :SRWでは「大型巡航ミサイル」名義で実装。ギルガザムネの武装では最大の威力と射程を持つが、ミサイルだけあって[[ジャマー]]で無効化出来てしまう。 | | :SRWでは「大型巡航ミサイル」名義で実装。ギルガザムネの武装では最大の威力と射程を持つが、ミサイルだけあって[[ジャマー]]で無効化出来てしまう。 |
| ;白兵戦用 ハイブリッドブロードサーベル | | ;白兵戦用 ハイブリッドブロードサーベル |
− | :巨大な長剣。イブリスト合金の芯材にバンデッド鋼の刃を採用した、[[ジン (ドラグナー)|ジン]]中尉も思わず唸る逸品。 | + | :巨大な長剣。イブリスト合金の芯材にバンデッド鋼の刃を採用した、[[ジン (ドラグナー)|ジン]]中尉も思わず唸る逸品。[[グン・ジェム]]機にも当初は装備されていたが、追い詰められた[[ドラグナー1型カスタム]]の起死回生の真剣白刃取りで折られてしまった。 |
− | :二度目の出撃では[[グン・ジェム]]の意向で巨大な青龍刀を装備し、後の増加生産分にも採用された。これを振り回すギルガザムネは「恐ろしく近寄れない」威圧感を与えた。
| + | :SRWでは[[ドルチェノフ]]機と[[量産型]]に「大型ブレード」名義で装備されている。 |
− | :[[ドルチェノフ]]機と[[量産型]]は青龍刀ではなく長剣となっており「大型ブレード」名義。 | |
| :攻撃力や命中補正が高いので、この武器の射程の外から攻撃を仕掛けるのが賢明。 | | :攻撃力や命中補正が高いので、この武器の射程の外から攻撃を仕掛けるのが賢明。 |
| + | :;青龍刀 |
| + | ::長剣を折られた後、二度目の出撃の際に[[グン・ジェム]]の意向で装備された巨大な青龍刀。これを振り回すギルガザムネは「恐ろしく近寄れない」威圧感を与えた。 |
| + | ::SRWの[[グン・ジェム]]機は大型ブレードではなく、最初から青龍刀を装備している。 |
| | | |
| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
136行目: |
140行目: |
| :『A』、『GC』。通常のメタルアーマーよりも遥かに巨大という体格差を表すためか、30m未満でありながらLサイズ扱い。 | | :『A』、『GC』。通常のメタルアーマーよりも遥かに巨大という体格差を表すためか、30m未満でありながらLサイズ扱い。 |
| ;M | | ;M |
− | :『MX』 | + | :『MX』。サイズ的にはこちらの方が正しい。 |
| | | |
| == 機体BGM == | | == 機体BGM == |