差分
→真意と結果
デラーズが地球へコロニー落としを行おうとした目的の真意は「北米の穀倉地帯を壊滅に追いやる事で、コロニーへの[[食べ物・料理|食糧]]依存度を高め、コロニー側の発言権を高める」という意図があった。
デラーズが地球へコロニー落としを行おうとした目的の真意は「北米の穀倉地帯を壊滅に追いやる事で、コロニーへの[[食べ物・料理|食糧]]依存度を高め、コロニー側の発言権を高める」という意図があった。
だが、実際はガトーを始めとした[[一年戦争]]への参加経験のあるジオンのベテラン兵士や優秀な兵器を失っただけに留まらず、[[地球]]はデラーズの思い通りになるどころか、連邦軍のタカ派の発言権やその発言の説得力、[[アースノイド]]達の[[スペースノイド]]への怒りや憎しみや恨みをかつてないまでに高めてしまう結果になった。その上、'''「スペースノイドに対して苛烈な弾圧行う[[ティターンズ]]の結成へと繋がってしまい、かえって同胞たるスペースノイドの立場が一層苦しくなる事になってしまった」'''のはあまりにも本末転倒な結末であった。
だが、実際はガトーを始めとした[[一年戦争]]への参加経験のあるジオンのベテラン兵士や優秀な兵器を失っただけに留まらず、[[地球]]はデラーズの思い通りになるどころか、連邦軍のタカ派の発言権やその発言の説得力、何よりも一年戦争終戦後の経済不況ながらもジオンによって破壊されたかつての平穏を取り戻そうとしていた一般層の[[アースノイド]]の[[スペースノイド]]への怒りや恐怖心を著しく高めてしまうという結果を招いている。その上、'''「スペースノイドに対して苛烈な弾圧行う[[ティターンズ]]の結成へと繋がってしまい、かえって同胞たるスペースノイドの立場が一層苦しくなる事になってしまった」'''のはあまりにも本末転倒な結末であった。
なお、デラーズ・フリートが[[星の屑作戦]]で行った功績が、後にジオンそのものを全面的に否定していると言っても良い人物である[[フル・フロンタル]]によって、サイド共栄圏の構想に利用される事になったのもまた、皮肉と言わざるを得ない。
なお、デラーズ・フリートが[[星の屑作戦]]で行った功績が、後にジオンそのものを全面的に否定していると言っても良い人物である[[フル・フロンタル]]によって、サイド共栄圏の構想に利用される事になったのもまた、皮肉と言わざるを得ない。