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130 バイト追加 、 2020年9月20日 (日) 19:12
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[[システム]]の一つ。
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'''戦術指揮'''はスーパーロボット大戦シリーズの[[システム]]のひとつ。
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概ね、味方ユニットを纏めて補助するという点は共通しているが、[[スタッフ:B.B.スタジオ|B.B.スタジオ]]開発の[[Zシリーズ]]や『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、[[スタッフ:エーアイ|エーアイ]]開発の任天堂携帯機シリーズとではそれぞれ根本的には異なる[[システム]]のため、以下では別個に説明する。
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味方ユニットを纏めて補助するという点は概ね共通しているが、「[[Zシリーズ]]」『[[スーパーロボット大戦X]]』といった[[スタッフ:B.B.スタジオ|B.B.スタジオ]]開発タイトルと[[スタッフ:エーアイ|エーアイ]]開発の任天堂携帯機シリーズとではそれぞれ根本的には異なる仕様のため、以下では別個に解説する。
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== Zシリーズ・X ==
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== B.B.スタジオ製タイトル(Zシリーズ・X) ==
 
着弾点指定型[[マップ兵器]]と同様に、指定した位置を中心とした範囲内の味方のステータスを次回の自軍フェイズ開始時まで一時的に変化させるコマンドを行使できる[[特殊スキル]]。戦術指揮によるステータス上昇は本来のステータスの上限値を無視する。
 
着弾点指定型[[マップ兵器]]と同様に、指定した位置を中心とした範囲内の味方のステータスを次回の自軍フェイズ開始時まで一時的に変化させるコマンドを行使できる[[特殊スキル]]。戦術指揮によるステータス上昇は本来のステータスの上限値を無視する。
 
{| class="wikitable"
 
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| 格闘・射撃+30、防御-40、回避-40
 
| 格闘・射撃+30、防御-40、回避-40
 
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[[再動]]などで使用者を複数回動かすことが可能なら、別々の内容の指揮ならば重複させて使用することも可能。
 
[[再動]]などで使用者を複数回動かすことが可能なら、別々の内容の指揮ならば重複させて使用することも可能。
    
=== 習得者 ===
 
=== 習得者 ===
 
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]([[ルルーシュ・ランペルージ]])
 
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]([[ルルーシュ・ランペルージ]])
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]』で登場した同キャラの専用技能。移動後使用可能で広範囲、さらに『破界篇』に限り[[エースボーナス]]で効果範囲が拡大する。ただ、これのせいでゼロの特殊技能枠が一つ潰れてしまっており、付けたい特殊技能が多い彼の育成の大きな妨げになってしまっている。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]』で登場した同キャラの専用技能。移動後使用可能で広範囲、さらに『破界篇』に限り[[エースボーナス]]で効果範囲が拡大する。ただ、これのせいでゼロの特殊技能枠が1枠埋まってしまっており、付けたい特殊技能が多い彼の育成の大きな妨げになっている。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』以降はスキル枠自体が増えたため、ある程度融通が利くようになった。しかし、戦術指揮では[[経験値]]や[[パイロットポイント|PP]]が入らないため、育成の為には戦闘とのバランス取りを考える必要がある。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』以降はスキル枠自体が増えたため、ある程度融通が利くようになった。しかし、戦術指揮では[[経験値]]や[[パイロットポイント|PP]]が入らないため、育成の為には戦闘とのバランス取りを考える必要がある。
 
:なお、[[ルルーシュ・ランペルージ|『第2次Z再世篇』での敵対時]]では代わって[[天才]]を所持している。
 
:なお、[[ルルーシュ・ランペルージ|『第2次Z再世篇』での敵対時]]では代わって[[天才]]を所持している。
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』ではゼロのエースボーナスによって戦術指揮でPPが獲得出来るようになるため、育成との両立が楽になった。
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』ではゼロのエースボーナスによって戦術指揮でPPが獲得出来るようになるため、育成との両立が容易となった。
 
:ちなみに、戦術指揮そのものが採用されていない『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でも天才を所持するが、戦術指揮の代替にあたるのはむしろ[[ガウェイン]]および[[蜃気楼]]の武装「ドルイドシステム」の[[マップ兵器|MAP攻撃]]版だろうか。
 
:ちなみに、戦術指揮そのものが採用されていない『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でも天才を所持するが、戦術指揮の代替にあたるのはむしろ[[ガウェイン]]および[[蜃気楼]]の武装「ドルイドシステム」の[[マップ兵器|MAP攻撃]]版だろうか。
:『X』ではゼロがルルーシュ名で登場するが、基本的な内容は『Z』時代とほぼ同一。今回は移動後に使用不可能という制限があり、エースボーナスを取得することで解除される。
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:『X』ではゼロがルルーシュ名で登場するが、基本的な内容は『Z』時代とほぼ同一。同作では移動後に使用不可能という制限があり、エースボーナスを取得することで解除される。
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== 携帯機作品シリーズ ==
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== エーアイ製タイトル(UX・BX) ==
Zシリーズの物とは全く異なり、[[インターミッション]]画面で任意の[[指揮官]]を指定することでその指揮官が持っている特殊能力を全ユニットに付加することができるというシステム。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』および『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』において採用。
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B.B.スタジオ作品のものとは全く異なり、[[インターミッション]]画面で任意の[[指揮官]]を指定することでその指揮官が持っている特殊能力を全ユニットに付加することができるというシステム。『[[スーパーロボット大戦UX]]』『[[スーパーロボット大戦BX]]』において採用。
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各キャラクターの能力はシナリオが進むにつれて追加され、最終的に3種類の指揮効果を得られる。また、戦闘開始時などに指示の台詞を発するキャラクターがその指揮官になる、という作用もある。なお、指揮官自体もシナリオが進むにつれて必然的に増えていくが、途中から'''どう見ても指揮官じゃないキャラも増える'''(それに対応して表記も「'''戦術指揮/応援'''」に変わる)。
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各キャラクターの能力はシナリオが進むにつれて追加され、最終的に3種類の指揮効果を得られる。また、戦闘開始時などに指示の台詞を発するキャラクターがその指揮官になる、という作用もある。なお、指揮官自体もシナリオが進むにつれて順次追加されるが、途中から明らかに指揮官とはいえないキャラクターにも適用され、それに際して表記も「'''戦術指揮/応援'''」へと変更される。
    
『UX』では担当者が戦闘員の場合は指揮官自体が出撃していないと効果が発揮しない。『BX』では戦闘員の担当者は出撃していなくても指揮効果を与えられるが、イベントで一時離脱する事がある場合にはその時点で効果が失われる。
 
『UX』では担当者が戦闘員の場合は指揮官自体が出撃していないと効果が発揮しない。『BX』では戦闘員の担当者は出撃していなくても指揮効果を与えられるが、イベントで一時離脱する事がある場合にはその時点で効果が失われる。