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1,690 バイト追加 、 2020年3月8日 (日) 18:32
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;ビームジャベリン
 
;ビームジャベリン
:柄を長くし、先端のみにビーム刃を展開する兵装。この展開方法によって、エネルギー消費を抑えている。[[ガンダム]]、[[ジムIII]]の装備。
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:柄を長くし、先端のみにビーム刃を展開する兵装。この展開方法によって、エネルギー消費を抑えている。[[ガンダム]]の装備。
 
;ビームナギナタ
 
;ビームナギナタ
 
:「薙刀」というネーミングとは異なり、柄の両端から反ったビーム刃を展開する兵装。片側からだけビーム刃を展開することも可能。[[ゲルググ]]、[[ディジェ]]の装備。
 
:「薙刀」というネーミングとは異なり、柄の両端から反ったビーム刃を展開する兵装。片側からだけビーム刃を展開することも可能。[[ゲルググ]]、[[ディジェ]]の装備。
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:[[サザビー]]の武装。サーベル状の真っ直ぐに伸びる刃とアックス状の放射状の刃を組み合わせるように同時に形成する。基部は通常のヒートホークとしても使用可能。
 
:[[サザビー]]の武装。サーベル状の真っ直ぐに伸びる刃とアックス状の放射状の刃を組み合わせるように同時に形成する。基部は通常のヒートホークとしても使用可能。
 
;ビーム・サーベル(ハイパー)
 
;ビーム・サーベル(ハイパー)
:想定されていた武装ではなく、歴代最高とも言われる[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[NT]]能力に[[バイオセンサー]]が反応し、ビーム刃が巨大化したもの。
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:想定されていた武装ではなく、歴代最高とも言われる[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[NT]]能力に[[Ζガンダム]]の[[バイオセンサー]]が反応し、ビーム刃が巨大化したもの。
 
;ビームザンバー
 
;ビームザンバー
 
:通常のビームサーベルより出力が高く、ビーム粒子を縦方向に加速し威力が高められた兵装。[[ビームシールド]]ごとMSを切断可能な程の威力を持つ。[[クロスボーン・ガンダム]]の装備。
 
:通常のビームサーベルより出力が高く、ビーム粒子を縦方向に加速し威力が高められた兵装。[[ビームシールド]]ごとMSを切断可能な程の威力を持つ。[[クロスボーン・ガンダム]]の装備。
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[[ミラージュコロイド]]用の磁場形成理論の応用技術によりビーム刃を展開するもの。
 
[[ミラージュコロイド]]用の磁場形成理論の応用技術によりビーム刃を展開するもの。
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原作設定では「鍔迫り合いはできない」ということになっており、[[機動戦士ガンダムSEED|無印SEED]]では[[ストライクガンダム|ストライク]]と[[デュエルガンダム|デュエル]]が鍔迫り合いをするシーンが描かれるなどのミスもあったが、リマスター版では修正された。なお、[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|DESTINY]]の時代では使用される技術が変更され、普通に鍔迫り合いができるようになっている。
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原作設定では「鍔迫り合いはできない」ということになっており、[[機動戦士ガンダムSEED|無印SEED]]では[[ストライクガンダム|ストライク]]と[[デュエルガンダム|デュエル]]のサーベル同士が打ち合いをするシーンが描かれるなどのミスもあったが、リマスター版では修正された。なお、[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|DESTINY]]の時代ではミラージュコロイド理論を用いない代替技術も作られているが、サーベル同士の干渉は相変わらず行えない。
    
;ラケルタ・ビームサーベル
 
;ラケルタ・ビームサーベル
:[[フリーダムガンダム]]や[[ジャスティスガンダム]]などの武装。柄の尾部同士で連結可能なビームサーベル。連結した状態で両側からサーベルを展開したものを「アンビテクス・ハルバート形態」と呼称する。
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:[[フリーダムガンダム]]や[[ジャスティスガンダム]]などの武装。柄の尾部同士で連結可能なビームサーベル。連結した状態で両側からサーベルを展開したものを「アンビテクストラス・ハルバード形態」と呼称する。
 
;ビームブーメラン
 
;ビームブーメラン
 
:ほぼ三角形の柄から斜めにビーム刃を発生させ、敵に投げつける特殊なビームサーベル。[[デスティニーガンダム]]のフラッシュエッジ2や[[インフィニットジャスティスガンダム|∞ジャスティス]]のシャイニングエッジは通常のビームサーベルとしても使用可能。
 
:ほぼ三角形の柄から斜めにビーム刃を発生させ、敵に投げつける特殊なビームサーベル。[[デスティニーガンダム]]のフラッシュエッジ2や[[インフィニットジャスティスガンダム|∞ジャスティス]]のシャイニングエッジは通常のビームサーベルとしても使用可能。
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圧縮した[[GN粒子]]をビーム刃状にしたもの。ビームサーベルや[[ビームライフル]]等の[[ビーム兵器]]の技術は元々[[ソレスタルビーイング]]のみが保有していた<ref>ただし、ビームサーベルの実用化の研究自体は[[ユニオン (00)|三大]][[人類革新連盟|国家]][[AEU|群]]でも行われており、[[ユニオンフラッグ]]のプラズマソード(ソニックブレイドにプラズマを纏わせたもの)は、ビームサーベル研究の過程で生み出された武器である。</ref>が、[[組織]]を[[裏切りイベント|裏切った]][[アレハンドロ・コーナー]]によってビーム兵器の技術が[[国連|国連軍]](後の[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]])の側へともたらされることとなる。
 
圧縮した[[GN粒子]]をビーム刃状にしたもの。ビームサーベルや[[ビームライフル]]等の[[ビーム兵器]]の技術は元々[[ソレスタルビーイング]]のみが保有していた<ref>ただし、ビームサーベルの実用化の研究自体は[[ユニオン (00)|三大]][[人類革新連盟|国家]][[AEU|群]]でも行われており、[[ユニオンフラッグ]]のプラズマソード(ソニックブレイドにプラズマを纏わせたもの)は、ビームサーベル研究の過程で生み出された武器である。</ref>が、[[組織]]を[[裏切りイベント|裏切った]][[アレハンドロ・コーナー]]によってビーム兵器の技術が[[国連|国連軍]](後の[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]])の側へともたらされることとなる。
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なお、西暦世界におけるビームサーベルは、GNソード等の刀身にGN粒子を纏わせている実体剣とは鍔迫り合いが可能である。取り回しや破壊力の点においてはビームサーベルが実体剣に勝るが、刀身にGN粒子を纏わせた実体剣は[[GNフィールド]]を[[バリア貫通|貫通可能]]というそれぞれ異なる利点があり、運用法が差別化されている。
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なお、西暦世界におけるビームサーベルは、GNソード等の刀身にGN粒子を纏わせている実体剣とは打ち合い・斬り結びが可能である。取り回しや破壊力の点においてはビームサーベルが実体剣に勝るが、刀身にGN粒子を纏わせた実体剣は[[GNフィールド]]を[[バリア貫通|貫通可能]]というそれぞれ異なる利点があり、運用法が差別化されている。
    
;トランザムライザーソード
 
;トランザムライザーソード
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[[旧シリーズ]]では、射程1で[[EN]]消費無しで使用できる兵装であったが、当時のガンダム系パイロットは[[格闘]]値が低く、ほとんど使用される事はなかった。近年では、[[射程]]が伸びているものや[[コンボ]]属性を持つものが登場し、ガンダム系パイロットの格闘値が高くなり、使用率は高くなっている。巨大なビーム刃を持つハイパービームサーベルやビームシザース等は、ENを消費するものの、威力が高く、射程もある程度長い武器となっている。
 
[[旧シリーズ]]では、射程1で[[EN]]消費無しで使用できる兵装であったが、当時のガンダム系パイロットは[[格闘]]値が低く、ほとんど使用される事はなかった。近年では、[[射程]]が伸びているものや[[コンボ]]属性を持つものが登場し、ガンダム系パイロットの格闘値が高くなり、使用率は高くなっている。巨大なビーム刃を持つハイパービームサーベルやビームシザース等は、ENを消費するものの、威力が高く、射程もある程度長い武器となっている。
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武器としての[[地形適応]]は伝統的に陸&宇宙A・[[海]]Bの印象が強いが、[[飛行]]不可ユニット故に[[空]]適応無し(もしくはD)という作品も多かった。上述の設定的にガンダムW系などは海中でも支障無い様子だが、「ビームサーベル系は共通して海B」というお約束が優先されてきた。しかし[[Zシリーズ]]では多くのビームサーベル系が全地形Aであったり、ガンダムW系には陸水設定機が増えて複数のビーム系格闘兵装が空B・それ以外Aという、通例から大きく変わった調整が多数為されている<ref>その後の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』(ガンダムW系不参戦)では旧例の海Bにほぼ復し、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』でのガンダムW系は折衷的な適応値になっている。</ref>。
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武器としての[[地形適応]]は、陸/宇宙A・[[海]]Bが伝統的という印象が強いが、[[飛行]]不可ユニット故に[[空]]適応無し(もしくはD)という作品も多かった。上述の設定的にガンダムW系などは海中でも支障無い様子だが、「ビームサーベル系は共通して海B」というお約束が優先されてきた。しかし[[Zシリーズ]]では多くのビームサーベル系が全地形Aであったり、ガンダムW系には陸水設定機が増えて複数のビーム系格闘兵装が空B・それ以外Aという、通例から大きく変わった調整が多数為されている<ref>その後の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』(ガンダムW系不参戦)では旧例の海Bにほぼ復し、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』でのガンダムW系は折衷的な適応値になっている。</ref>。
    
名前にも「ビーム」が付いていながらも[[ビーム兵器]]ではない扱いを受け、対ビーム用[[バリア]]を持つ敵にも有効な武器であるが、逆に[[PS装甲]]等に対しビーム扱いでない為有効度が下がる場合があった(この対処の為、携帯機シリーズでは隠し属性としてPS装甲無効の設定が与えられるなどしている)。ビーム用バリアの一部を[[射撃]]限定にするなど設定が見直された現行のシリーズでは、これもビーム兵器として設定されるようになっている。
 
名前にも「ビーム」が付いていながらも[[ビーム兵器]]ではない扱いを受け、対ビーム用[[バリア]]を持つ敵にも有効な武器であるが、逆に[[PS装甲]]等に対しビーム扱いでない為有効度が下がる場合があった(この対処の為、携帯機シリーズでは隠し属性としてPS装甲無効の設定が与えられるなどしている)。ビーム用バリアの一部を[[射撃]]限定にするなど設定が見直された現行のシリーズでは、これもビーム兵器として設定されるようになっている。
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;レーザーソード([[機甲戦記ドラグナー]])
 
;レーザーソード([[機甲戦記ドラグナー]])
 
:[[メタルアーマー]]用の兵装。[[ドラグナー1型]]の物は2本を連結させてビームナギナタの様に使う事も可能。
 
:[[メタルアーマー]]用の兵装。[[ドラグナー1型]]の物は2本を連結させてビームナギナタの様に使う事も可能。
:なお、こちらも当初鍔迫り合いは出来ないとされていたが、視聴者には不評だったらしく途中から鍔迫り合いが行われるようになった。
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:なお、こちらも当初打ち合い・斬り結びは出来ないとされていたが、視聴者には不評だったらしく途中から打ち合い・斬り結びが行われるようになった。
 
;動輪剣、グレート動輪剣([[勇者特急マイトガイン]])
 
;動輪剣、グレート動輪剣([[勇者特急マイトガイン]])
 
:[[マイトガイン]]、[[グレートマイトガイン]]が必殺技を使用する時の状態。動輪剣自体は普通の実体剣だが、エネルギーをチャージする事でマイトガインの場合ビーム剣で動輪剣が多少伸長し、グレートマイトガインの場合全長2kmのビーム剣が形成される。
 
:[[マイトガイン]]、[[グレートマイトガイン]]が必殺技を使用する時の状態。動輪剣自体は普通の実体剣だが、エネルギーをチャージする事でマイトガインの場合ビーム剣で動輪剣が多少伸長し、グレートマイトガインの場合全長2kmのビーム剣が形成される。
 
;スターソード([[STAR DRIVER 輝きのタクト]])
 
;スターソード([[STAR DRIVER 輝きのタクト]])
 
:一部の[[サイバディ]]が所有するエネルギーソードの一種。スタードライバーのリビドーを剣の形に変換する。グリップなどは存在せず、全てが光で構成されている。形状は十字光型が多いが、刀剣型や長柄型グリップにセットして槍として使用するものなど多岐に渡る。
 
:一部の[[サイバディ]]が所有するエネルギーソードの一種。スタードライバーのリビドーを剣の形に変換する。グリップなどは存在せず、全てが光で構成されている。形状は十字光型が多いが、刀剣型や長柄型グリップにセットして槍として使用するものなど多岐に渡る。
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;レーザーソード([[ビデオ戦士レザリオン]])
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:[[レザリオン]]の格闘戦用武装。同じくレーザーの鞭であるレーザーロッドを柄に内蔵する。
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;イクサーソード、ツインイクサーソード([[戦え!! イクサー1]]、[[冒険! イクサー3]])
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:[[イクサー1]]、[[イクサー2]]、[[イクサー3]]、[[アトロス]]が遣うビームソード。[[生身ユニット]]の遣うサイズの剣なので、大元のライトセイバーの類似と言う方が正確ではある。
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;ビームサーベル([[アルドノア・ゼロ]])
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:[[アルギュレ]]の固有武装。
 
;[[OGシリーズ]]に登場する非実体剣武器
 
;[[OGシリーズ]]に登場する非実体剣武器
 
:ビームソード、ネオプラズマカッターなど[[換装武器]]に複数種存在する。
 
:ビームソード、ネオプラズマカッターなど[[換装武器]]に複数種存在する。
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== 余談 ==
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*[[ガンプラ]]第1弾として発売された『1/144 ガンダム』にはビームサーベルが2本付属していたが、組立説明書には'''「背中のランドセルに差す際には、サーベルの刃の部分を切断しろ」'''と明記されていた。
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**その後ユーザーからの要望を受け、2次出荷分からはサーベルが2本追加され、計4本のサーベルが付属することになった。
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*ビーム刃同士がぶつかる事を「鍔迫り合い」と表記する場合が多いが「鍔迫り合い」とは鍔同士が迫り合う、つまりグリップ部同士が接触しぶつかり合う様な状況の事を指す語であり誤用である。ビーム刃同士がぶつかる状態を形容する語は「打ち合い」や「切り結び(斬り結び)」が正しい。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
<references />
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<references/>
<!-- == 資料リンク == -->
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== 商品情報 ==
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<amazon>B00TF9XJD2</amazon>
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==資料リンク==
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*[[GUNDAM:ビーム・サーベル]]
 
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{{DEFAULTSORT:ひいむさあへる}}
 
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[[Category:戦略・戦術兵器]]
 
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[[Category:ガンダムシリーズ]]
 
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