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'''ケビン・ザン・オールト'''は「[[魔装機神シリーズ]]」の登場人物。
'''ケビン・ザン・オールト'''は「[[魔装機神シリーズ]]」の登場人物。
== 概要 ==
== 概要 ==
[[神聖ラングラン王国]]の軍人。
指揮官であるが、自らも魔装機に搭乗して戦う勇猛な人物。ただ、操縦者としての技量は並であるらしく、[[マサキ・アンドー]]からは「足手まとい」呼ばわりされる等、馬鹿にされてしまっていたが、相手が自分よりも格上であっても臆さずに啖呵を切る不屈の精神力の持ち主でもある。若い頃は[[魔装機]]の設計技師を目指していたこともあるらしいが、魔装機の開発が始まったのは約10年前なので、額面通りの「若い頃」ではないと思われる。
戦いにおいては防衛戦においてその真価を発揮するらしく、それに向いた魔装機である[[ブローウェル]]に搭乗し、更には設計技師を目指した経験を活かして金に糸目をつけない形で限界までの改造しており、その機体こそプレイヤーの記憶に残るあの[[ブローウェルカスタム]]である。手塩にかけたその性能は、オリジナル機である[[ディアブロ]]に搭乗する[[プレシア・ゼノサキス]]ですら「ずるいです!」と言わしめるのだから、オールトの技師としての高い観察眼が窺われる。ラングラン王国ではなく、第1王子である[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]個人に忠誠を誓っており、彼の身体を蝕んでいる残酷な運命についても知っていた模様。
[[デュラクシール]]を手にしたフェイルが、力によって[[ラ・ギアス]]の統一を目指す事を決意した際は、自らも迷う事無くそれに付き従う道を選び、彼に撤退を命じられた際もそれを断固拒否して、不要ならばまず自らを討つよう言い渡す程の覚悟を見せた。そして、マサキ達[[魔装機神]]の操縦者達や[[鋼龍戦隊]]のハガネ隊に対し、徹底的に改造を施したブローウェルカスタムで奮戦するも、歴戦の猛者達である彼等の勢いを止める事は叶わず、最後は脱出を拒否する形でフェイルへの忠誠心を貫き、戦死した。
なお、撃墜されないままフェイルが倒されると生き残るが、その後の享受は不明。ただし、後の魔装機神シリーズの作品における会話等からも、フェイルに殉じる形で戦死したのが正史になっている模様。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
;「逆賊に降伏する気など、毛頭ない!たとえ一縷の望みと言えど、可能性があるのならば諦めはせぬ!」
:カークスに降伏勧告された際の反論、フェイルに最も忠誠を誓う将としての誇りを如何に大切にしているのかが解かる台詞である。
;「そのご命令には従えませぬ。どこまでもお供させていただきますぞ、陛下」
;「いえ……陛下の理想と苦しみ、私は身に染みてわかっておるつもりです。そして、ここにいる者全てが陛下の為に心身を捧げる決意をしております。それでも我らが不要と仰るのでしたら、まず私めからお討ち下さいませ」
:決戦の直前、マサキ達からの協力は得られない事を確信したフェイルに撤退を命じられた際の反論。オールトとしてもフェイルのやろうとしている事が本当は間違っているのを理解していたが、彼にもはや時間が無い事を理解していたオールトは、何が何でもついていく決意を固めており、それが出来ない位なら死んだほうがマシと考えていたようだ。
;「それに、このブローウェルは私が手にかけて改造したもの。魔装機神相手でも遅れはとりませぬわい」
;「それに、このブローウェルは私が手にかけて改造したもの。魔装機神相手でも遅れはとりませぬわい」
:プレイヤーの記憶に残る名言。
:プレイヤーの記憶に残る名言。
;「ふん、金だけでここまでの改造は出来ん! ブローウェルの全てを知り尽くしてこそよ!」
;「ふん、金だけでここまでの改造は出来ん! ブローウェルの全てを知り尽くしてこそよ!」
:こうしてまたひとつ新たな名言が生まれるのであった。ご尤もであります。
:こうしてまたひとつ新たな名言が生まれるのであった。ご尤もであります。
;「く、くうっ……我がブローウェルもここまでか……!」
;「一足先に逝きますぞ、陛下……!そして……また……共に……!」
:徹底的な改造を施したブローウェルでも、遂に魔装機神や鋼龍戦隊には叶わず、マサキ達から脱出するよう促されたが、最初からフェイル一人を死なせるつもりの無かったオールトは、水から脱出する事を拒否して、愛機であるブローウェルカスタムと共に黄泉路へと旅立った…。
== 搭乗機体・関連機体 ==
== 搭乗機体・関連機体 ==