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| ==住人たち== | | ==住人たち== |
− | この世界は擬人化されたSDモビルスーツたちが知的種族として文化を作り上げているが、人間の存在は確認されていない。SDガンダムシリーズの例に漏れず、彼らはロボットではなく「機械の身体をもった生物」として扱われる。畑を耕し、作物を口から食し、結婚して子供を設けると、人間となんら変わらない生活サイクルが送られている。
| + | この世界は擬人化されたSDモビルスーツたちが知的種族として文化を作り上げているが、人間の存在は確認されていない。SDガンダムシリーズの例に漏れず、彼らはロボットではなく「機械の身体をもった生物」として扱われる。畑を耕し、作物を口から食し、結婚して子供を授かるなど、人間となんら変わらない生活サイクルが送られている。 |
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− | この世界の科学技術や文化はあくまで古代中国の域を出るものではないのだが、三璃紗の武将たちはモチーフとなった[[モビルスーツ]]の武装を普通に使える。これらはあくまで「身体能力」の延長として捉えられているようだ。つまり、兵器としては銃火器など存在せず弓矢と槍しか作れないのに、その武将の固有の能力としてバルカン砲撃やビームライフル射撃は使えるという独特の世界観が構成されている。
| + | この世界の科学技術や文化はあくまで古代中国の域を出るものではない。兵器としては銃火器などは当然存在せず、弓矢や槍などが主流である。しかし、武将たちはモチーフとなった[[モビルスーツ]]の特徴的な武装を再現した固有武器を有している。弾丸射出や飛行能力などあきらかなオーバーテクノロジーの産物であるのだが、これらはあくまで「身体能力」の延長として捉えられているようだ。 |
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| == 歴史 == | | == 歴史 == |
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| === 大陸統一 === | | === 大陸統一 === |
− | 『三国伝』が始まるよりも400年前の時代においても、三璃紗は群雄割拠していた。楚という国の覇王が統一寸前までいっていたのだが、これを阻んだのが劉邦という武将で、最終的に劉邦によって大陸は統一された。この歴史は史実の漢王朝設立とほぼそのままである。『三国伝』の時代には項羽の魂を告ぐ武将「項羽ターンX」が登場する(『三国伝外伝・武勇激闘録』)
| + | 『三国伝』が始まるよりも400年前の時代においても、三璃紗は群雄割拠していた。楚という国の覇王・項羽が統一寸前までいっていたのだが、これを阻んだのが劉邦という武将で、最終的に劉邦によって大陸は統一された。この歴史は史実の漢王朝設立とほぼそのままである。『三国伝』の時代には項羽の魂を告ぐ武将「項羽ターンX」が登場する(『三国伝外伝・武勇激闘録』) |
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− | なお、劉邦がつくりあげた統一王朝の国名は作中では一切でてこず、単に「朝廷」とのみ呼ばれる。
| + | 劉邦がつくりあげた王朝の国名は不明。三国伝の時代に出てくる「朝廷」の名も不明だが、劉邦の王朝との継続性があると考えることも可能。 |
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| === 風雲豪傑編 === | | === 風雲豪傑編 === |
| 『三国伝』の第一部にあたる時代。三国志演義で言うところの黄巾の乱から董卓の最後までが描かれる。 | | 『三国伝』の第一部にあたる時代。三国志演義で言うところの黄巾の乱から董卓の最後までが描かれる。 |
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− | 皇帝であった霊帝ガンダムが暗殺され、朝廷の実権は董卓ザクに握られた。董卓は皇帝の証である玉璽を独占し、その力に魅入られ、心が闇に囚われるようになる。董卓は三璃紗を暴虐により支配し、人民は苦しめられた。官軍の闘将であった[[曹操ガンダム]]は董卓を討つための反董卓連合軍の結成を三璃紗全土に呼びかけ、最終的に董卓を打ち倒す。
| + | この時代の三璃紗は黄巾賊の略奪により荒れ果てており、さらには皇帝であった霊帝ガンダムが暗殺され、混乱の極みになっていた。黄巾賊の鎮圧で名をあげた武将・董卓ザクは朝廷の実権を握り、皇帝の証である玉璽を独占した。しかし、董卓は玉璽の力に魅入られ、心が闇に囚われる。董卓は三璃紗を暴虐により支配し、人民は苦しめられた。官軍の闘将であった[[曹操ガンダム]]は董卓を討つための反董卓連合軍の結成を三璃紗全土に呼びかけ、最終的に董卓を打ち倒す。 |
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| この連合軍の結成により、[[劉備ガンダム]]、[[曹操ガンダム]]、[[孫権ガンダム]]の三人の「三候の魂を継ぐもの」がはじめて集合する。 | | この連合軍の結成により、[[劉備ガンダム]]、[[曹操ガンダム]]、[[孫権ガンダム]]の三人の「三候の魂を継ぐもの」がはじめて集合する。 |
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| 『三国伝』の第二部にあたる時代。三国志演義で言うところの徐州侵攻から赤壁の戦いまでが描かれる。 | | 『三国伝』の第二部にあたる時代。三国志演義で言うところの徐州侵攻から赤壁の戦いまでが描かれる。 |
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− | 反董卓連合軍は解散し、武将たちは自らの故郷に帰って自国の復興に努めていた。しかし、董卓の持っていた玉璽を入手した袁術ズサが、董卓同様に世界の支配者となる野心に取り付かれた。劉備は暴走する袁術を止めるために江東の領主となった孫一族の協力を得て、袁術を討つ。
| + | 反董卓連合軍は解散し、武将たちは自らの故郷に帰って領地の復興に努めていた。しかし、董卓の持っていた玉璽を入手した袁術ズサが、董卓同様に世界の支配者となる野心に取り付かれた。劉備は暴走する袁術を止めるために江東の領主となった孫一族の協力を得て、袁術を討つ。 |
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− | 玉璽はその後は袁術の兄である袁紹バウの手に渡り、やはり彼も三璃紗統一の野望にとりつかれる。しかし袁紹は官渡の戦いで曹操軍に敗れてしまう。
| + | 玉璽はその後は袁術の兄である袁紹バウの手に渡るが、やはり彼も三璃紗統一の野望にとりつかれる。しかし袁紹もまた官渡の戦いで曹操軍に敗れてしまう。 |
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− | 曹操はことここにいたり、真の平和を築くためには三璃紗統一が必要と強く確信する。孫権が治める江東地方への侵攻を開始する。曹操の覇道に意を唱える劉備は孫権と手を組み、曹操から江東を防衛する戦いに参戦した。最終的には「赤壁」にて、劉備、孫権、曹操の三人が三候の力を覚醒させて激突。ぶつかりあうパワーが爆ぜた後、曹操の姿はどこにもなかった。大将が行方不明になったことから曹操軍は撤退。赤壁の戦いは江東側の勝利の終わった。アニメ版はここで完結するが、漫画版では劉備も行方不明となり『戦神決闘編』へ続く。
| + | 曹操はことここにいたり、真の平和を築くためには三璃紗統一が必要と強く確信し、孫権が治める江東地方への侵攻を開始する。曹操の覇道に異を唱える劉備は孫権と手を組み、曹操から江東を防衛する戦いに参戦した。最終的には「赤壁」にて、劉備、孫権、曹操の三人が三候の力を覚醒させて激突。ぶつかりあうパワーが爆ぜた後、曹操の姿はどこにもなかった。大将が行方不明になったことから曹操軍は撤退。赤壁の戦いは江東側の勝利に終わった。アニメ版はここで完結するが、漫画版では劉備も行方不明となり『戦神決闘編』へ続く。 |
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| ===戦神決闘編=== | | ===戦神決闘編=== |
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| 赤壁の戦いに勝利した孫権は江東一体を新たに「轟(ゴウ)」という国にまとめあげた。一方、行方不明になった曹操の息子である曹丕も北方をまとめあげ「機駕(ギガ)」を建国。一方、劉備の仲間たちは西方の益州に渡り、「翔(ショウ)」の国を建国した。こうして三国時代が始まる。 | | 赤壁の戦いに勝利した孫権は江東一体を新たに「轟(ゴウ)」という国にまとめあげた。一方、行方不明になった曹操の息子である曹丕も北方をまとめあげ「機駕(ギガ)」を建国。一方、劉備の仲間たちは西方の益州に渡り、「翔(ショウ)」の国を建国した。こうして三国時代が始まる。 |
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− | しかし機駕はかつての誇りを失い、戦乱を広げるだけの野蛮な国家に成り果てていた。若き皇帝である曹丕は宰相の司馬懿サザビーの言うがままに行動しており、司馬懿の真の目的はこの三璃紗に戦乱を広げ、古代の闇「蚩尤」を復活させ、その力を得ることだったのである。翔と轟の次世代の若き武将たちは機駕の背後にある闇を打ち砕くために奮闘。一方、行方不明になっていた曹操、そして劉備も三璃紗を狙う闇の存在に感づいており、それを止めるために歴史の裏で暗躍していた。
| + | しかし機駕はかつての誇りを失い、無闇に戦線を拡大させる野蛮な国家に成り果てていた。若き皇帝である曹丕は宰相の司馬懿サザビーの言うがままに行動しており、司馬懿の真の目的は予言書『G記』に記された黙示録を実現させ、「究極の闇」の力を入手することだった。その手掛かりを見つけるためだけに各地を問答無用に侵略していたのである。 |
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− | そして最終的に三候の魂を継ぐ劉備、曹操、孫権に加え、最後の四神の力を持つ呂布が復活し、「五丈原」にて四人の力でついに復活した蚩尤を倒す。しかしその蚩尤の力を司馬懿がとりこんでしまい、真なる破壊神「天熾鵬 司馬懿サザビー」が誕生。四人は自らの命をかけて司馬懿を倒し、そして昇天した。
| + | 翔と轟の次世代の若き武将たちは機駕の背後にある闇を打ち砕くために奮闘。一方、行方不明になっていた曹操、そして劉備も三璃紗を狙う闇の存在に感づいており、それを止めるために歴史の裏で暗躍していた。 |
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− | 四人と司馬懿が地上から去った後、残されたものは三国を治めた。蚩尤復活のさいに何人かが生贄に捧げられてしまったのだが、そのうちの一人司馬炎ザクIIのみは生き残った。彼はそれまでの記憶を全て失っていたが、翔の武将である姜維ガンダムF91の養子である。この司馬炎が後に三璃紗統一をなし、「真」という国家が誕生する。ここで『三国伝』の物語は完結する。
| + | そして最終的に司馬懿は自らの子供たとをいけにえに捧げ、「究極の闇」である古代の邪神・蚩尤を復活させた。若き武将たちは命がけでこれを倒すが、それさえも司馬懿の計画の一環であり、司馬懿は倒された蚩尤の闇の力を吸収し、真なる破壊神「天熾鵬 司馬懿サザビー」として再誕した。 |
| + | |
| + | 三璃紗そのものを闇に沈めようとする司馬懿に対し、三候の魂を継ぐ劉備、曹操、孫権が力を合わせる。そしてそこに死んだはずの呂布が登場。呂布は、神話の時代に蚩尤と相打ちになっていた四神の「武義」の魂を受け継いでおり、蚩尤復活とともに武義の魂もまた解放されて、呂布をよみがえらせたのである。「五丈原」にて四人は力を結集させて司馬懿を倒す。『戦神決闘編』の物語自体はここで終わる。 |
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| + | ===三璃紗統一=== |
| + | 『戦神決闘編』のエピローグで語られる歴史によると、蚩尤復活のさいに生贄に捧げられていた司馬炎ザクIIが助けられ、それまでの記憶を全て失っていたことから翔の武将である姜維ガンダムF91の養子となり、この司馬炎が後に三璃紗統一をなし、「真」という国家が誕生する、ということになっている。 |
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| 「真」は史実の「晋」をモチーフとしているが、司馬炎が翔の側についてしまっているので、三国志的に言えば「蜀が統一した」ということになる。 | | 「真」は史実の「晋」をモチーフとしているが、司馬炎が翔の側についてしまっているので、三国志的に言えば「蜀が統一した」ということになる。 |
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− | ===他作品との関係===
| + | また、この「真」の統一までの期間に起こった出来事として、弟三部の後日談が「BB戦士三国伝 LEGEND BB」として展開されており(2013年現在)、蚩尤の欠片から生まれた新たな脅威「四凶」との戦いの話となっている。 |
− | G記には「SD戦国伝」シリーズに登場した中国風の国家「影舞乱夢(エイブラム)」が三璃紗の最初の国家であると記されており、また南方はインド風の国家「赤流火隠([[アルビオン]])」がかつて存在していた地域とされている。東方の国として「蓬莱」という地域の存在にも触れられているが、SD戦国伝の主な舞台である「天宮(アーク)」との関連、およびSD戦国伝からどれほどの年月が経過しているのかは定かではない。
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| + | ==他作品との関係== |
| + | G記には「影舞乱夢(エイブラム)」が三璃紗の最初の国家であると記されており、また南方はインド風の国家「赤流火隠([[アルビオン]])」がかつて存在していた地域とされている。この二国は「SD戦国伝」シリーズに登場する国と同じ名前である。このことから、『三国伝』は『戦国伝』の未来の話とされている。また、『戦神決闘編』には東方の国として「蓬莱」という地域の存在が触れられるが、SD戦国伝の主な舞台である「天宮(アーク)」との関連、およびSD戦国伝からどれほどの年月が経過しているのかは定かではない。 |
| + | |
| + | なお、新SD戦国伝では影舞乱夢をかつて治めていた王の名が「龍帝」とされているが、これは『三国伝』における三侯の名と同一である。これについては龍帝の魂を受け継いでいる劉邦のことを指していると考えれば、『三国伝』の400年前に劉邦が作った統一王朝が影舞乱夢だったとみなせる。また、新SD戦国伝に出てくる白龍頑駄無は後に影舞乱夢の国主となるが、『三国伝』の時代にはこの白龍頑駄無が歴史上の偉人として語られている。さらには霊帝ガンダムの演者はこの白龍頑駄無である。 |
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| == 玉璽 == | | == 玉璽 == |
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| == 主な勢力 == | | == 主な勢力 == |
− | ;[[翔]](ショウ) | + | ;[[翔]](ショウ) / [[劉備軍]] |
− | :三国志演義の蜀に対応する。『戦神決闘編』で劉備ガンダムの仲間たちが益州に建国する。 | + | :三国志演義の蜀に対応する。『戦神決闘編』で劉備ガンダムの仲間たちが益州に建国する。建国前までしか描かれないアニメ版では「劉備軍」「劉備の仲間たち」などと呼ばれている。 |
| :アニメ版では劉備はほとんどの期間を放浪しているため、部下や兵士をまともに持てるようになるのはそれこそ翔の建国以降である。おかげでアニメ版の劉備は「勢力」と呼べるようなものではない。それゆえにどんな場所にもかけつけれるフットワークの軽さをもてたといえる。 | | :アニメ版では劉備はほとんどの期間を放浪しているため、部下や兵士をまともに持てるようになるのはそれこそ翔の建国以降である。おかげでアニメ版の劉備は「勢力」と呼べるようなものではない。それゆえにどんな場所にもかけつけれるフットワークの軽さをもてたといえる。 |
− | :翔に属する武将たちの演者(モチーフとなったモビルスーツ)のほとんどは、宇宙世紀を舞台にするガンダムシリーズで主役を飾ったガンダムタイプたちである。 | + | :翔に属する武将たちの演者(モチーフとなったモビルスーツ)のほとんどは、宇宙世紀を舞台にするガンダムシリーズで主役を飾った[[ガンダムタイプ]]たちである。 |
− | ;[[轟]](ゴウ) | + | ;[[轟]](ゴウ) / [[孫権軍]] |
− | :三国志演義の呉に対応する。『英雄激突篇』で孫一族が江東を開拓して地方領主となり、『戦神決闘編』で正式に国として名乗りを上げる。 | + | :三国志演義の呉に対応する。『英雄激突篇』で孫一族が江東を開拓して地方領主となり、『戦神決闘編』で正式に国として名乗りを上げる。建国前までしか描かれないアニメ版では「孫権軍」「孫権の仲間たち」などと呼ばれている。 |
− | :演義の呉と同様、水軍が強い国。アニメ版では一番目立っていた勢力で、おかげで主人公が劉備でなく孫権と揶揄されることもしばしば。 | + | :演義の呉と同様、水軍が強い国。アニメ版では一番目立っていた勢力で、主人公が劉備でなく孫権と揶揄されることもしばしば。 |
| :轟に属する武将たちの演者は、OVA作品に登場したモビルスーツが主体である。特に孫一族はGPシリーズで固められている。 | | :轟に属する武将たちの演者は、OVA作品に登場したモビルスーツが主体である。特に孫一族はGPシリーズで固められている。 |
− | ;[[機駕]](ギガ) | + | ;[[機駕]](ギガ) / [[曹操軍]] |
− | :三国志演義の魏に対応する。『戦神決闘編』で曹操の領土を引き継いだ曹丕が、新たに国号を改めることで建国された。 | + | :三国志演義の魏に対応する。『戦神決闘編』で曹操の領土を引き継いだ曹丕が、新たに国号を改めることで建国された。建国前までしか描かれないアニメ版では「曹操軍」「曹操の仲間たち」などと呼ばれている。 |
| :曹操支配下にあった時代から、経済力・軍事力とも最強の勢力であった。『戦神決闘編』では宿敵だが、アニメ版では憎むべき敵というよりライバルとして描かれる。 | | :曹操支配下にあった時代から、経済力・軍事力とも最強の勢力であった。『戦神決闘編』では宿敵だが、アニメ版では憎むべき敵というよりライバルとして描かれる。 |
| :機駕に属する武将たちの演者は、『[[機動新世紀ガンダムX]]』の主役級と他作品に出てくる敵モビルスーツで構成されている。 | | :機駕に属する武将たちの演者は、『[[機動新世紀ガンダムX]]』の主役級と他作品に出てくる敵モビルスーツで構成されている。 |
| ;董卓軍 | | ;董卓軍 |
| :第一部『風雲豪傑編』の敵勢力。董卓ザクとその配下によって構成される。配下としては呂布トールギスが率いる呂布隊と、張兄弟率いる黄巾隊がいるが、アニメ版では黄巾賊は劉備に討伐されるので黄巾隊としては出てこない。 | | :第一部『風雲豪傑編』の敵勢力。董卓ザクとその配下によって構成される。配下としては呂布トールギスが率いる呂布隊と、張兄弟率いる黄巾隊がいるが、アニメ版では黄巾賊は劉備に討伐されるので黄巾隊としては出てこない。 |
− | :演者は『新機動戦記ガンダムW』の敵モビルスーツが目立つ。 | + | :演者は『[[新機動戦記ガンダムW]]』の敵モビルスーツが目立つ。 |
| ;袁術軍 | | ;袁術軍 |
| :第二部『英雄激突篇』の序盤の敵勢力。袁術ズサとその配下たち。 | | :第二部『英雄激突篇』の序盤の敵勢力。袁術ズサとその配下たち。 |
− | :演者は『機動戦記ガンダムΖΖ』の敵モビルスーツが目立つ。 | + | :演者は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の敵モビルスーツが目立つ。 |
| ;袁昭軍 | | ;袁昭軍 |
| :第二部『英雄激突篇』の中盤の敵勢力。袁術の兄である袁昭バウとその配下たち。 | | :第二部『英雄激突篇』の中盤の敵勢力。袁術の兄である袁昭バウとその配下たち。 |
− | :やはり演者は『機動戦記ガンダムΖΖ』の敵モビルスーツが目立つ。 | + | :やはり演者は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の敵モビルスーツが目立つ。 |
| ;西涼軍 | | ;西涼軍 |
| :第三部『戦神決闘編』序盤の主人公視点の勢力。後に翔の五誇将となる[[馬超ブルーディスティニー]]の故郷だが、機駕の侵攻を受ける。 | | :第三部『戦神決闘編』序盤の主人公視点の勢力。後に翔の五誇将となる[[馬超ブルーディスティニー]]の故郷だが、機駕の侵攻を受ける。 |