深刻化する地球寒冷化と世界大戦の影響で地球上の生存圏が急速に失われる中、ようやくコンチネンタル・ユニオンは大規模ワープホールドライブが完成したが、ユニオン側はイボルバーを地球に置き去りにすべくドライブに自爆装置を仕込んでいた。しかし、これを察知したイボルバーはドライブを奪取し、結果地球から遠く離れた宇宙の彼方においてもまだ戦争が続くことになった。この中で、共生体となったイボルバーたちは、苛酷な環境への適応と、人類銀河同盟となったコンチネンタル・ユニオンと戦う中で強力に進化し続けたが、その結果、知性・倫理・人道はおろか文明・文化・情操さえも捨て去り、人間らしさを完全に捨ててでも生存するための生体兵器群と化してしまった。つまり、同盟とヒディアーズとの戦いは、人であることを重視したコンチネンタル・ユニオンと、人を捨ててでも生き延びようとしたイボルバーとの戦いの延長戦である。 | 深刻化する地球寒冷化と世界大戦の影響で地球上の生存圏が急速に失われる中、ようやくコンチネンタル・ユニオンは大規模ワープホールドライブが完成したが、ユニオン側はイボルバーを地球に置き去りにすべくドライブに自爆装置を仕込んでいた。しかし、これを察知したイボルバーはドライブを奪取し、結果地球から遠く離れた宇宙の彼方においてもまだ戦争が続くことになった。この中で、共生体となったイボルバーたちは、苛酷な環境への適応と、人類銀河同盟となったコンチネンタル・ユニオンと戦う中で強力に進化し続けたが、その結果、知性・倫理・人道はおろか文明・文化・情操さえも捨て去り、人間らしさを完全に捨ててでも生存するための生体兵器群と化してしまった。つまり、同盟とヒディアーズとの戦いは、人であることを重視したコンチネンタル・ユニオンと、人を捨ててでも生き延びようとしたイボルバーとの戦いの延長戦である。 |