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;「死にに行くんじゃない! この手で明日を掴みに行くんだ!」
 
;「死にに行くんじゃない! この手で明日を掴みに行くんだ!」
 
:この言葉は馬超にも影響を与えた。
 
:この言葉は馬超にも影響を与えた。
;「我が魂は、正義と共にありっ!」
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;「我が魂は、正義と共にありッ!」
:劉備といえばコレ
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:劉備といえばコレ。
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== 他作品との人間関係 ==
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;[[八稜郭]]の面々
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:[[UX]]では赤壁の戦いの直後に「UX」の世界に転移し、関羽・張飛共々奇械島にて行き倒れていたところを彼女達に救われる。その後はその恩を返すべく、UXと合流するまで八稜郭の義勇軍として活動していた。
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;[[刹那・F・セイエイ]]
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:[[UX]]にてスパロボシリーズ初共演となったリアルガンダムシリーズの主人公の一人。終盤には彼にも、彼の信じる「ガンダム」と認められる。
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;[[海動剣]]、[[真上遼]]
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:[[UX]]では奇械島でキバ軍やガラン軍を相手に戦う者同士ということもあり、共闘する機会も多い。正義を掲げる劉備に対して、戦う事への大義名分を持たない二人だが、劉備とも互いに認め合う仲でもある。
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;[[バーン・バニングス]]
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:[[UX]]では序盤のヨーロッパルートにて対決し、因縁を結ぶ間柄に。彼を[[黒騎士]]と呼ぶ。
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;[[キバ]]
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:[[UX]]では奇械島での因縁の相手。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
*劉備は中国後漢末から三国時代の武将、蜀の皇帝。字は玄徳。(161~223)
 
*劉備は中国後漢末から三国時代の武将、蜀の皇帝。字は玄徳。(161~223)
*前漢の高祖(劉邦)の子孫(史実は自称。演義では献帝の前で確認)であり、関羽・張飛と義兄弟の契りを結び、黄巾の乱から旗揚げをするが、他の群雄とは違い基盤や財力が無く頼る日々が続いた。やがて諸葛亮を軍師として迎え、呉と同盟を結ぶことで勢力を拡大した。赤壁戦後、荊州と益州を手中に収め、最終的に蜀漢皇帝として即位する事となる。しかし、荊州の領有問題で共闘していた孫権と対立、結果、関羽と張飛を相次いで失った事で呉に大軍で攻め込むも、陸遜の計略に掛かって夷陵で大敗、白帝城で無念の死を遂げる。
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*前漢の高祖(劉邦)の子孫(史実は自称。演義では献帝の前で確認)。元は貧しい筵売りだったが、関羽・張飛と義兄弟の契り(桃園の誓い)を結び、黄巾の乱から旗揚げし、以後各地を転戦する。他の群雄とは違い基盤や財力が無く、長く他の群雄を頼る日々が続いたが、やがて諸葛亮を軍師として迎え、呉と同盟を結び赤壁の戦いの際に荊州四郡を接収、さらにその後は益州を手中に収め、遂に自らの確固たる勢力を確立する。曹操の死後に彼の息子の曹丕が魏の皇帝として即位し後漢王朝が滅亡したことを受けて、蜀漢皇帝として即位する事となる。しかし、荊州の領有問題で共闘していた孫権と対立、結果、関羽と張飛を相次いで失った事で関羽の仇討をすべく呉に大軍で攻め込むも、陸遜の計略に掛かって夷陵の戦いで大敗、白帝城で無念の死を遂げる。
 
*著者の陳寿は「度胸が大きく強い意志があり、人徳に溢れた存在であり、彼の許には優れた将が集まったもの」と評価するが、勢力が小さすぎるため敗戦を繰り返していた。
 
*著者の陳寿は「度胸が大きく強い意志があり、人徳に溢れた存在であり、彼の許には優れた将が集まったもの」と評価するが、勢力が小さすぎるため敗戦を繰り返していた。
 
**『三国志』が書かれた時代には魏が正式な国家(魏を基にした晋の統治下だったため)であったが、劉備は「先主」と呼ばれている。これは陳寿が蜀出身であったためで、一種の贔屓である。
 
**『三国志』が書かれた時代には魏が正式な国家(魏を基にした晋の統治下だったため)であったが、劉備は「先主」と呼ばれている。これは陳寿が蜀出身であったためで、一種の贔屓である。
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*『三国志演義』では主人公の一人で、勤勉で慎み深く、品行方正な性格をした、儒教の理想とする聖人君子として描かれているが、正史では野心家としての側面を強く持つことも記され、自らの大望を果たすためならば時として手段を選ばないを一面を持っていたことも描写されている。
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**それ故に、『三国志』をモチーフとして描く作品でもキャラクター描写が『演義』寄りか『正史』寄りかもはっきりと別れ、『吉川三国志』(作・吉川英治)や『横山三国志』(漫画・横山光輝)、『真・三國無双シリーズ』(コーエーテクモゲームス)などでは『演義』寄りの聖人君子として描写されるが、『北方三国志』(作・北方謙三)や『蒼天航路』(原作・原案・李學仁、漫画・王欣太)などでは『正史』寄りの野心家としての側面が強調されて描かれている。『三国伝』の劉備は『演義』寄りといえる。
 
*三国伝の劉備は上記の通り影が薄いとよく言われるが、上記の通り客観的に見ると蜀の建国まで大勢にあまり影響を及ぼしていないのが劉備という人物であったため、見方によっては'''原作再現の結果'''とも言える。
 
*三国伝の劉備は上記の通り影が薄いとよく言われるが、上記の通り客観的に見ると蜀の建国まで大勢にあまり影響を及ぼしていないのが劉備という人物であったため、見方によっては'''原作再現の結果'''とも言える。
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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