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[[一年戦争]]から[[グリプス戦役]]までの空白を描いた『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』にも連邦軍の強硬派の一員として登場<ref>『Ζ』小説版では一年戦争に参加していないという設定であったが、『0083』以降の設定に上書きされ、なかったことになっている。</ref>。[[デラーズ・フリート]]の[[コロニー落とし]]を[[ソーラ・システム]]で迎え撃とうとしていた。ここでも味方([[コウ・ウラキ|コウ]]と第一地球軌道艦隊の先鋒艦隊)が射線上で戦っているにも関わらず、ソーラ・システムを使うという非情さを垣間見ることが出来る。なお、この時点では[[ジョン・コーウェン|コーウェン]]の派閥に所属していたが、コーウェン失脚と同時にジャミトフ派に鞍替えし、先述の凶行はお咎め無しとなり発足間もないティターンズの指揮官に任命されている。
 
[[一年戦争]]から[[グリプス戦役]]までの空白を描いた『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』にも連邦軍の強硬派の一員として登場<ref>『Ζ』小説版では一年戦争に参加していないという設定であったが、『0083』以降の設定に上書きされ、なかったことになっている。</ref>。[[デラーズ・フリート]]の[[コロニー落とし]]を[[ソーラ・システム]]で迎え撃とうとしていた。ここでも味方([[コウ・ウラキ|コウ]]と第一地球軌道艦隊の先鋒艦隊)が射線上で戦っているにも関わらず、ソーラ・システムを使うという非情さを垣間見ることが出来る。なお、この時点では[[ジョン・コーウェン|コーウェン]]の派閥に所属していたが、コーウェン失脚と同時にジャミトフ派に鞍替えし、先述の凶行はお咎め無しとなり発足間もないティターンズの指揮官に任命されている。
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コミカライズ作品『機動戦士ΖガンダムDefine』では艦隊戦において伏兵や増援を駆使し[[エゥーゴ]]艦隊を幾度も追い詰めるなど、優秀な戦術家としての面が強調されている。一方で失態を犯した部下に対して家族への補償と引き換えに死を前提とした「特務」を命じる、中立の立場を取った連邦正規軍の艦に対し躊躇なく砲撃を加える、ジャブローで捨て石にされた数百名の人員を独断で救出した[[ジェリド・メサ|ジェリド]]に対し、彼自身と[[マウアー・ファラオ|マウアー]]の助命の条件として他の全員の口封じを行うことを命じるなど冷酷さも際立っている。
      
先述のゴーグルは、一年戦争時に[[ジオン軍]]の拷問に近い尋問を受けたために視覚障害を負った影響で着用するようになったもの。元々それ以前から徹底した[[アースノイド]]至上主義者と同時に反[[スペースノイド]]の思想を持っていたとされているが、自身が負った障害への怒りが、先述のようにジェノサイドなどまで行うようになった原因の1つであることは想像に難くない。
 
先述のゴーグルは、一年戦争時に[[ジオン軍]]の拷問に近い尋問を受けたために視覚障害を負った影響で着用するようになったもの。元々それ以前から徹底した[[アースノイド]]至上主義者と同時に反[[スペースノイド]]の思想を持っていたとされているが、自身が負った障害への怒りが、先述のようにジェノサイドなどまで行うようになった原因の1つであることは想像に難くない。
    
SRWではジャミトフに忠実なイメージはあるが、原作ではどちらかというとスペースノイド弾圧をし易くするために従っていた節が所々に見られた(SRW以外のゲームではより明確に描写されている)。ジャミトフ自身は暴虐な振る舞いに対しては世間からの反感を増幅しかねないとして難色を示しており、特に劇場版ではジャミトフがバスクを警戒している描写がある。
 
SRWではジャミトフに忠実なイメージはあるが、原作ではどちらかというとスペースノイド弾圧をし易くするために従っていた節が所々に見られた(SRW以外のゲームではより明確に描写されている)。ジャミトフ自身は暴虐な振る舞いに対しては世間からの反感を増幅しかねないとして難色を示しており、特に劇場版ではジャミトフがバスクを警戒している描写がある。
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故・郷里大輔氏が『[[機動戦士ガンダム]]』で演じた[[ドズル・ザビ]]とはあらゆる面で正反対な人物である<ref>尤も、ドズルとてギレン・ザビの計画、命令だったとは言え、コロニー落としや毒ガス等を用いて地球圏の総人口の半分を死に至らしめた側の責任者の一人であり、特にブリテッィシュ作戦での艦隊戦においては陣頭指揮しており、シーマ・ガラハウのように「知らなかった」という立場ではすまされない。そういう意味ではバスクよりドズルの方が非戦闘員を多く虐殺したと言える。</ref>。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:;[[スードリ]]
 
:;[[スードリ]]
 
::[[α外伝]]
 
::[[α外伝]]
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== 余談 ==
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*コミカライズ作品『機動戦士ΖガンダムDefine』では艦隊戦において伏兵や増援を駆使し[[エゥーゴ]]艦隊を幾度も追い詰めるなど、優秀な戦術家としての面が強調されている。一方で失態を犯した部下に対して家族への補償と引き換えに死を前提とした「特務」を命じる、中立の立場を取った連邦正規軍の艦に対し躊躇なく砲撃を加える、ジャブローで捨て石にされた数百名の人員を独断で救出した[[ジェリド・メサ|ジェリド]]に対し、彼自身と[[マウアー・ファラオ|マウアー]]の助命の条件として他の全員の口封じを行うことを命じるなど冷酷さも際立っている。
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*故・郷里大輔氏が『[[機動戦士ガンダム]]』で演じた[[ドズル・ザビ]]とはあらゆる面で正反対な人物である<ref>尤も、ドズルとてギレン・ザビの計画、命令だったとは言え、コロニー落としや毒ガス等を用いて地球圏の総人口の半分を死に至らしめた側の責任者の一人であり、特にブリテッィシュ作戦での艦隊戦においては陣頭指揮しており、シーマ・ガラハウのように「知らなかった」という立場ではすまされない。そういう意味ではバスクよりドズルの方が非戦闘員を多く虐殺したと言える。</ref>。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==