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{{登場メカ概要
{{登場メカ概要
| タイトル = スペック
| タイトル = スペック
| 分類 = 絶対決戦兵器
| 全長 = [[全長::300.0 m]]
| 全長 = [[全長::300.0 m]]
| 重量 = [[重量::7500.0 t]]
| 重量 = [[重量::7500.0 t]]
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<!-- *メカニックデザイン:{{メカニックデザイン|氏名}} -->
<!-- *メカニックデザイン:{{メカニックデザイン|氏名}} -->
'''ダイガイアン1号'''は『[[スーパーロボット大戦T]]』に登場した機動兵器。同作のラスボス機でもある。
'''ダイガイアン1号'''は『[[スーパーロボット大戦T]]』の[[登場メカ]]。
== 概要 ==
== 概要 ==
[[VTXユニオン]]の前社長[[ダイマ・ゴードウィン]]が[[銀河統一計画]]のフラッグシップ機として密かに開発していた絶対決戦兵器。
[[VTXユニオン]]の前社長[[ダイマ・ゴードウィン]]が、[[銀河統一計画]]のフラッグシップ機として密かに開発していた絶対決戦兵器。ダイマが現役時代に搭乗していたスーパーロボット「ガイアーン」の後継機に当たるマシンでもある。
20基ものクォーク・ドライブを搭載したことで爆発的な出力を実現しており、これにダイマの操縦技術が合わさった結果、その戦闘力たるや単機で[[UND]]第零番艦隊に匹敵するレベルという怪物。
白と青、金のカラーリングが特徴で、全体的なフォルムはスタンダードなスーパーロボットのそれに近い。機体各所には「V」「T」「X」の意匠がちりばめられ、頭には日本の武将が身に着ける兜を思わせるディテールが目立つ。
[[Gストーン]]や[[DG細胞]]をモデルとした出力増幅機構が搭載されており、継戦能力も非常に高い。
20基ものクォーク・ドライブを搭載したことで爆発的な出力を実現しており、これにダイマの操縦技術が合わさった結果、その戦闘力たるや単機で[[UND]]第零番艦隊に匹敵するレベルという怪物。さらに[[Gストーン]]や[[DG細胞]]をモデルとした出力増幅機構が搭載されており、継戦能力も非常に高い。
機動要塞VTXの制御ユニットとしての役割も兼任しており、この機体のコックピットからVTXの全機能の制御が可能。
完成時にオミットされた機能として[[マクロス|宇宙戦艦]][[ジェイアーク|への変形]]が計画されており、[[アイアン・ギアー|機体各部位にある砲身のようなパーツ]]はその名残である。
完成時にオミットされた機能として[[マクロス|宇宙戦艦]][[ジェイアーク|への変形]]が計画されており、[[アイアン・ギアー|機体各部位にある砲身のようなパーツ]]はその名残である。
この機体の開発には、ダイマがスポンサー権限で手に入れた[[T3]]の戦闘データ、地球文明・太陽系先史文明・ラミィがもたらした異星文明を融合した科学技術に加え、VTXユニオンの資金が大量に流用されていた。つまり'''横領の産物である。'''
この機体の開発には、ダイマがスポンサー権限で手に入れた[[T3]]の戦闘データ、地球文明・太陽系先史文明・ラミィがもたらした異星文明を融合した科学技術に加え、VTXユニオンの資金が大量に流用されていた。つまり'''横領の産物'''である。
ネーミングはダイマのかつての愛機「ガイアーン」を意識したもので、「全ての人間に覚えてもらうためにはわかりやすい方が良い」という考えによる。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦T]]
;[[スーパーロボット大戦T]]
:本作のラスボス機。どちらのルートでもダイマが搭乗して襲い掛かってくる。
:本作のラストボス。どちらのルートでもダイマが搭乗して襲い掛かってくる。
:近年のラスボスとしては珍しくHP回復がなく、特殊能力は[[オールキャンセラー]]とEN回復(小)のみと控えめ。耐久力もそこまで無茶苦茶ではないが、攻撃力がかなり高い為ダイマの能力と相まり直撃すれば戦艦でも一撃で落とされかねない。
:近年のラストボスとしては珍しくHP回復がなく、特殊能力は[[オールキャンセラー]]とEN回復(小)のみと控えめ。耐久力もそこまで高くはないが、代わりに攻撃力が尋常ではないレベル。ダイマの能力と相まり、直撃を喰らえば戦艦でも一撃で落とされかねない。
:通常ルートの場合、それ以上に問題なのはステージ構造の方にある。通常ルートでは[[ゾヌーダロボ]]との戦いで味方が離脱した状態かつダイマが'''気力300'''の状態である為序盤苦戦する。幸い、30%ほど削ればダイマの気力が最低値に落ち込んで一気に弱体化し、更に離脱した味方機も復帰する。なお、こちらのルートでは終始「ダイガイアン」名義となる。
:通常ルートの場合、それ以上に厄介なのはステージ構造の方。通常ルートでは[[ゾヌーダロボ]]との戦いで味方が離脱した状態かつダイマが'''気力300'''の状態であるため、序盤は苦戦する。幸い、30%ほど削ればイベントでダイマの気力が最低値に落ち込み、一気に弱体化する上に離脱した味方機も復帰する。なお、こちらのルートでは終始「ダイガイアン」名義となる。
:激闘ルートの場合は後半ステージで登場。途中増援として[[ダイガイアン2号]]が出現し、そちらを倒した後に1号を倒さねばならない。更に[[ティランド]]が増援として毎ターン現れ、それらの数が合計30機を超えるとゲームオーバーという実質ターン制限がある(ターンごとに増援の数は3機ずつ増えていくため)。こちらのルートでは2号が現れた際「ダイガイアン1号」名義となる。
:激闘ルートの場合は後半ステージで登場。途中増援として[[ダイガイアン2号]]が出現し、そちらを倒した後で1号を倒さねばならない。さらに[[ティランド]]が増援として毎ターン現れ、ディランドの数が合計30機を超えるとゲームオーバーという特殊ターン制限がある。ターンごとに増援の数は3機ずつ増えていく。こちらのルートでは2号が現れた際「ダイガイアン1号」名義となる。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
:武器内容は胸部の大口径ビームに大型剣と、オーソドックスな装い。
:武器は胸部の大口径ビームに大型剣と、オーソドックスな組み合わせ。
:「断〇剣」「断〇砲」と[[ダンクーガ|他の地球製スーパーロボット]]を連想させるネーミングである。
:「断〇剣」「断〇砲」と、[[ダンクーガ|他の地球製スーパーロボット]]を連想させるネーミングである。
=== 武装・[[必殺武器]] ===
=== 武装・[[必殺武器]] ===
:胸部クリスタルから放つ大出力ビーム砲。方向指定型のMAP兵器。
:胸部クリスタルから放つ大出力ビーム砲。方向指定型のMAP兵器。
;必殺銀河断獄剣
;必殺銀河断獄剣
:ウイングを分離・接続したイカリ型の大剣「VTXソード」を構え、空いた背部からビームマントをなびかせて突撃、敵機を横一線に切り裂いた後、至近距離からの星雲断光砲でトドメ。
:ウイングを分離・接続した錨型の大剣「VTXソード」を構え、空いた背部からビームマントをなびかせて突撃。敵機を横一線に切り裂いた後、至近距離からの星雲断光砲でトドメ。
:'''攻撃の〆には「VTX社訓その六『やる気のない者は去れ!』 」という一喝と筆文字が入る。'''
:'''攻撃の〆には「VTX社訓その六『やる気のない者は去れ!』 」という一喝と筆文字が入る。'''
:近接武器にも関わらず射程が1~8と隙がない。が、『T』ではこれ以上のロングレンジ攻撃もその気になれば普通に可能なので、立ち回り次第ではサンドバッグにできる。
:近接武器にも関わらず射程が1~8と隙がない。が、『T』ではこれ以上のロングレンジ攻撃もその気になれば普通に可能なので、立ち回り次第ではサンドバッグにできる。
== 機体BGM ==
== 機体BGM ==
;「暴虐の守護神」
;「暴虐の守護神」
:イベント前はこちら。ヒロイックな曲調だが、四凶の超機人と同じく曲名に暴虐がついている。
:イベント前はこちら。ヒロイックな曲調だが、[[四凶]]の超機人と同じく曲名に「暴虐」がついている。
:侵略という野心に飢えて外宇宙を戦火で食らおうとする存在には御誂え向きの曲名といったところか。
:侵略という野心に飢えて外宇宙を戦火で食らおうとする存在には御誂え向きの曲名といったところか。
;「Tread on the Tiger‘s Tail」
;「Tread on the Tiger‘s Tail」
== 余談 ==
== 余談 ==
*本機は300m級のロボでありながら重量は7500tとかなり軽い。これは歴代スーパーロボットが巨体ながらその重量が見合わない事のオマージュかと思われる。
*本機は全長300mの超巨大ロボでありながら重量は'''7500t'''とかなり軽い。歴代スーパーロボットが巨体ながらその重量が見合わないことのオマージュかと思われる。
**本機には宇宙戦艦への変形機構が予定されており、ペイロードを確保するための分は軽くなっている可能性があるが、それでもやはり小さすぎる数値であろう。
**本機には宇宙戦艦への変形機構の実装が予定されており、ペイロードを確保するための分は軽くなっている可能性があるが、それでもやはり軽すぎる数値であろう。
*設定的にも「一部に外宇宙の技術を取り入れた地球製のヒロイックなスーパーロボット」という異質なラスボスと言える。
*設定的にも「一部に外宇宙の技術を取り入れた地球製のヒロイックなスーパーロボット」という、異質なラスボスと言える。
*本機の名前及びベースとなったガイアーンの由来は地球を一種の生命体とみなした仮説「ガイア理論」からと思われる。
*本機の名前及びベースとなったガイアーンの由来は地球を一種の生命体とみなした仮説「ガイア理論」からと思われる。
**本機が登場した『T』も由来が地球を意味する「Terra」からであり、作品に沿った名称と言える。
**本機が登場した『T』も由来が地球を意味する「Terra」からであり、作品に沿った名称と言える。