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古代アトランティス人の遺した科学技術を利用して世界征服を企んでおり、そのために[[ナディア・ラ・アルウォール|ナディア]]の持つブルーウォーターを狙っている。冷酷非情かつ尊大な[[性格]]で、自らを「アトランティス人の末裔」や「[[神]]」と称する。
 
古代アトランティス人の遺した科学技術を利用して世界征服を企んでおり、そのために[[ナディア・ラ・アルウォール|ナディア]]の持つブルーウォーターを狙っている。冷酷非情かつ尊大な[[性格]]で、自らを「アトランティス人の末裔」や「[[神]]」と称する。
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元々は[[ネモ (ナディア)|ネモ船長]]こと「エルシス・ラ・アルウォール」が治めていたタルテソス王国の宰相であり、本名は「'''ネメシス・ラ・アルゴール'''」。ネモとは友人関係にあった。クーデターを起こし、王妃を[[暗殺]]して王国を乗っ取り、バベルの塔を稼働させるも、ネモの妨害によりバベルの塔は崩壊・[[自爆]]し王国も滅亡。以降「ガーゴイル」と名乗り、ネオ・アトランティスを率いて野望達成のために活動を始めた。
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元々は[[ネモ (ナディア)|ネモ船長]]こと「エルシス・ラ・アルウォール」が治めていたタルテソス王国の宰相であり、本名は「'''ネメシス・ラ・アルゴール'''」。ネモとは友人関係にあった。クーデターを起こし、王妃を[[暗殺]]して王国を乗っ取り、バベルの塔を稼働させるも、ネモの妨害によりバベルの塔は[[自爆]]・崩壊し王国も滅亡。以降「ガーゴイル」と名乗り、ネオ・アトランティスを率いて野望達成のために活動を始める。
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終盤、[[ジャン・ロック・ラルティーグ|ジャン]]たちの命と引き換えにナディアの身柄を拘束、[[宇宙]]へと上がる。最終決戦では追いかけてきたネモらと対峙するが、正気を取り戻した[[ネオ・イコン・エピファネス|ネオ皇帝]]によってナディアの洗脳を解かれる。反発するナディアからブルーウォーターを奪うためにジャンを殺害してみせるが、直後に[[N-ノーチラス号]]の砲撃を浴びて瀕死の重傷を負う<ref>[[小説|ノベライズ版]]では、この時点で死亡している。</ref>。
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終盤、[[ジャン・ロック・ラルティーグ|ジャン]]たちの命と引き換えにナディアの身柄を拘束、[[宇宙]]へ上がる。その後、[[N-ノーチラス号]]で追いかけてきたジャンらのレッドノア突入を許し、中枢部で対峙するが、正気を取り戻した[[ネオ・イコン・エピファネス|ネオ皇帝]]によってナディアの洗脳を解かれる。反発するナディアからブルーウォーターを奪うためにジャンを殺害してみせるが、直後にN-ノーチラス号の砲撃を浴びて瀕死の重傷を負う<ref>[[小説|ノベライズ版]]では、この時点で死亡している。</ref>。
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ジャンを蘇らせるべくブルーウォーターの力を発動させたナディアの前に満身創痍の状態で現れ、ネモの制止にも耳を貸さず妨害しようと光に触れたが、途端にガーゴイルの体は塩と化す。自身をアトランティス人と信じ、人間を見下し続けて来た男に突きつけられた真実は、'''「自分もまた人間に過ぎなかった」'''という皮肉なものであった。
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ジャンを蘇らせるべくブルーウォーターの力を発動させたナディアの前に満身創痍の状態で現れ、ネモの制止にも耳を貸さず妨害しようと光に触れたが、途端にガーゴイルの体は塩と化す。自身をアトランティス人と信じ、人間を見下し続けて来た男に突きつけられた真実は、'''自分もまた人間に過ぎなかった'''という皮肉なものであった。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「勇敢な少年だな。[[愛]]のなせる業、か……」
 
;「勇敢な少年だな。[[愛]]のなせる業、か……」
:第8回「ナディア救出作戦」より。人質となった[[ナディア・ラ・アルウォール|ナディア]]、[[マリー・エン・カールスバーグ|マリー]]、[[キング]]を救出するべく名乗り出た[[ジャン・ロック・ラルティーグ|ジャン]]に対して、どこか感慨深そうに呟く。
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:第8回「ナディア救出作戦」より。人質となった[[ナディア・ラ・アルウォール|ナディア]]、[[マリー・エン・カールスバーグ|マリー]]、[[キング]]を救出するために名乗り出た[[ジャン・ロック・ラルティーグ|ジャン]]に対して、どこか感慨深そうに呟く。
 
;「たった数人の侵入者により、基地の破滅を招いたのは誰の責任かね?」<br/>支部長「そ、それは!」<br/>「死を以って償ってもらおう」
 
;「たった数人の侵入者により、基地の破滅を招いたのは誰の責任かね?」<br/>支部長「そ、それは!」<br/>「死を以って償ってもらおう」
 
:同上。マハル島支部の壊滅の責任を支部長に問い、狼狽した彼を、カルカロドンの[[ドーテム・ゲルヒン|床に穴を開けて処刑]]した際のやりとり。落下していく支部長の断末魔の叫びを背にしながら、ダメ押しとばかりに「'''愚かな人間め'''」と吐き捨てる。
 
:同上。マハル島支部の壊滅の責任を支部長に問い、狼狽した彼を、カルカロドンの[[ドーテム・ゲルヒン|床に穴を開けて処刑]]した際のやりとり。落下していく支部長の断末魔の叫びを背にしながら、ダメ押しとばかりに「'''愚かな人間め'''」と吐き捨てる。
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:同上。あくまで自分の言うことを聞こうとしないナディアに対し、エレクトラに電気ショックを浴びせて脅す。それでも態度を曲げないと見るや、今度は足場を動かしてジャンを地面に落とした。結果、ジャンは頭を強打し絶命。ガーゴイルもこの直後、中枢部に現れたN-ノーチラス号の電子砲をまともに浴びて吹き飛ばされる。
 
:同上。あくまで自分の言うことを聞こうとしないナディアに対し、エレクトラに電気ショックを浴びせて脅す。それでも態度を曲げないと見るや、今度は足場を動かしてジャンを地面に落とした。結果、ジャンは頭を強打し絶命。ガーゴイルもこの直後、中枢部に現れたN-ノーチラス号の電子砲をまともに浴びて吹き飛ばされる。
 
;「いかん……!やめろ!」<br/>ネモ「ガーゴイル!!」<br/>「そんなことをすれば、ブルーウォーターはその輝きを、永遠に失ってしまう!」
 
;「いかん……!やめろ!」<br/>ネモ「ガーゴイル!!」<br/>「そんなことをすれば、ブルーウォーターはその輝きを、永遠に失ってしまう!」
:あっけない最期を遂げたかに見えたが、ジャンを蘇生させるべくナディアがブルーウォーターの力を解放しようとした際に、再び姿を現す。
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:あっけない最期を遂げたかに見えたが、ジャンを蘇らせるべくナディアがブルーウォーターの力を発動させようとした際に、再び姿を現す。
:全身が焼け爛れた無残な姿ながら、仮面のみが何故か笑みを浮かべており、非常に鬼気迫るものがある。
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:全身が焼け爛れた無残な姿ながら、カメラワークによって仮面のみが笑みを浮かべているように見え、非常に鬼気迫るものがある。
 
;「いかん!やめるんだ!!」<br/>「私の夢を……希望の光を……消してはならん……!!」
 
;「いかん!やめるんだ!!」<br/>「私の夢を……希望の光を……消してはならん……!!」
 
:なおも自身の野望を捨て切れず、ネモの制止も無視してブルーウォーターへ手を伸ばすが……。
 
:なおも自身の野望を捨て切れず、ネモの制止も無視してブルーウォーターへ手を伸ばすが……。
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:人間全体を愚かな生物と見下し、理解を拒んでいたガーゴイルにとっては確かに全く答えになっていない答えである。しかし人間一人ひとりの善性を信じ、理解と共存を目指すエクスクロスの面々には、それで全て説明が付くのであった。
 
:人間全体を愚かな生物と見下し、理解を拒んでいたガーゴイルにとっては確かに全く答えになっていない答えである。しかし人間一人ひとりの善性を信じ、理解と共存を目指すエクスクロスの面々には、それで全て説明が付くのであった。
 
;ネモ「そうだ。もうこの世にアトランティス人は二人しか居ない。ネメシス・ラ・アルゴール、君は人間だ」<br/>「では…私のやって来た事は全て…」<br/>ネモ「だが、それでいい…。アトランティスの血は人間と混じり、そして、次の世代にその遺伝子は引き継がれていく…」<br/>ネモ「それこそが我々の祖先が望んだ永遠の平穏だ」<br/>「ネモ君…。無様な私を…笑うがいい…」<br/>ネモ「ガーゴイル…」<br/>「[[魔従教団]]には…[[セルリック・オブシディアン]]には…気をつけろ…」
 
;ネモ「そうだ。もうこの世にアトランティス人は二人しか居ない。ネメシス・ラ・アルゴール、君は人間だ」<br/>「では…私のやって来た事は全て…」<br/>ネモ「だが、それでいい…。アトランティスの血は人間と混じり、そして、次の世代にその遺伝子は引き継がれていく…」<br/>ネモ「それこそが我々の祖先が望んだ永遠の平穏だ」<br/>「ネモ君…。無様な私を…笑うがいい…」<br/>ネモ「ガーゴイル…」<br/>「[[魔従教団]]には…[[セルリック・オブシディアン]]には…気をつけろ…」
:同話での[[辞世の句]]。ネモの台詞が[[ナイン|変更されている事]]から末尾が変更されており、最後に自身の裏に居た黒幕を教える。
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:同話での[[辞世の句]]。ネモの台詞と合わせて、[[ナイン|より発言の本質を明確化する形で変更]]されており、最後には自身の裏に居た黒幕を教える。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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