差分

76 バイト追加 、 2019年4月22日 (月) 23:05
19行目: 19行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
異世界のセフィーロを祈りの力で支える姫。「柱」と呼ばれる、重要な役目を担っている。
+
異世界のセフィーロを祈りの力で支える姫。『柱』と呼ばれる、重要な役目を担っている。
   −
日本から[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]]の3人の少女を「魔法騎士」としてセフィーロへと召喚する。神官の[[ザガート]]に浚われてしまい、光達は彼女とセフィーロを救うために旅に出る。
+
日本から[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]]の3人の少女を「魔法騎士」としてセフィーロへと召喚する。神官の[[ザガート]]に浚われており、光達は彼女とセフィーロを救うために旅に出る。
    
少女の様な外見に反して、実年齢はかなりのもの。クレフよりは年下らしい。
 
少女の様な外見に反して、実年齢はかなりのもの。クレフよりは年下らしい。
    
=== 真相 ===
 
=== 真相 ===
実は、柱はセフィーロの安定以外のことを考えることを許されない存在。柱である彼女にはセフィーロ全てを等しく[[愛]]さねばならない=誰か一人だけを愛することが出来ないという制約があった。しかし、これを儚んだ'''ザガートを愛してしまった'''ため、彼への想いを断ち切るために自ら幽閉されたのが真相であった。たった一人だけを愛するということはセフィーロのバランスを崩すことに他ならず、セフィーロの異変の原因は全てザガートを愛したことに起因していたのである。セフィーロのために祈ることは幽閉された状態でも可能だったが、ザガートへの想いを断ち切ることは出来なかった。
+
実は、『柱』はセフィーロの安定以外のことを考えることを許されない存在。『柱』である彼女にはセフィーロ全てを等しく[[愛]]さねばならない=誰か一人だけを愛することが出来ないという制約があった。しかし、これを儚んだ'''ザガートを愛してしまった'''ため、彼への想いを断ち切るために自ら幽閉されたのが真相であった。たった一人だけを愛するということはセフィーロのバランスを崩すことに他ならず、セフィーロの異変の原因は全てザガートを愛したことに起因していたのである。セフィーロのために祈ることは幽閉された状態でも可能だったが、ザガートへの想いを断ち切ることはどうしても出来なかった。
   −
ザガートへの恋が許されないとは理解しながら、それでも想いを抑えきれなかったエメロードは最後の手段を選択する…それが、魔法騎士の召喚。柱となった者は自ら死ぬことは出来ず、セフィーロの者も柱を傷つけることは出来ない。柱を殺すことができるのは、異世界から呼び出された魔法騎士のみ。つまり、魔法騎士の召喚は自決用の魔法であり、'''魔法騎士とは柱の自殺を幇助する為の始末屋的な存在であった'''(連載、放映当時はこの制度にはかなりの批判が寄せられ『本当にこんなのってない』という声が大多数をしめていた)。
+
ザガートへの恋が許されないとは理解しながら、それでも想いを抑えきれなかったエメロードは最後の手段を選択する……それが、魔法騎士の召喚。『柱』となった者は自ら死ぬことは出来ず、セフィーロの者も『柱』を傷つけることは出来ない。『柱』を殺すことができるのは、異世界から呼び出された魔法騎士のみ。つまり、魔法騎士の召喚は『柱』だけに許された自決用の魔法であり、'''魔法騎士とは柱の自殺を幇助する為の始末屋的な存在であった'''(連載、放映当時はこの制度にはかなりの批判が寄せられ『本当にこんなのってない』という声が大多数をしめていた)。
   −
ザガートが魔法騎士に倒された直後、憎しみに囚われた彼女は急成長を遂げ、自らの[[魔神エメロード]]を召喚して魔法騎士の前に立ち塞がった。彼女の中に残された一片の良心が真相を伝え、覚悟を決めた魔法騎士たちにより倒されたことでようやく彼女は枷から解き放たれ、愛しいザガートの元へ逝けた。しかし、彼女の死により魔法騎士たちはそれぞれの心に深い傷を負い、セフィーロの危機も[[イーグル・ビジョン|新たな]][[デボネア|局面]]を迎えてしまう。
+
ザガートが魔法騎士に倒された直後、憎しみに囚われた彼女は急成長を遂げ、自らの[[魔神エメロード]]を召喚して魔法騎士の前に立ち塞がった。彼女の中に残された一片の良心が真相を伝え、覚悟を決めた魔法騎士たちにより倒されたことでようやく彼女は枷から解き放たれ、愛しいザガートの元へ逝けた。
 +
しかし、彼女の死により魔法騎士たちはそれぞれの心に深い傷を負い、セフィーロの危機も[[イーグル・ビジョン|新たな]][[デボネア|局面]]を迎えてしまう。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
108

回編集