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;「こいつはルルーシュだ! 日本人を、君を利用した男だ!! そんな男を守りたいのか、君はっ!!」
 
;「こいつはルルーシュだ! 日本人を、君を利用した男だ!! そんな男を守りたいのか、君はっ!!」
 
:正体を知ってもなお、ルルーシュを「ゼロ」として守ろうとしたカレンを遮って言い放った言葉、事実が事実である為に、ゼロを最も信奉していたカレンですらも、混乱のあまりゼロを見捨ててしまった。
 
:正体を知ってもなお、ルルーシュを「ゼロ」として守ろうとしたカレンを遮って言い放った言葉、事実が事実である為に、ゼロを最も信奉していたカレンですらも、混乱のあまりゼロを見捨ててしまった。
;「違う! 強いから守るんだ! そうじゃないと僕は……ゼロになる……」
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;「違う! 強いから守るんだ! そうじゃないと僕は……ゼロになる……」<br/>「いや、流石は陛下だ。僕に相応しいよ。大勢殺して、裏切って……」
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;「いや、流石は陛下だ。僕に相応しいよ。大勢殺して、裏切って……」
   
:ピクチャードラマにて、戦場でのスザクの働きを[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]が「鬼神の如し」と評したことを聞いて。この時の彼は自分が討った兵士の娘から怒りをぶつけられており、そちらの意味での「[[鬼]]」と取ったのだろう。
 
:ピクチャードラマにて、戦場でのスザクの働きを[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]が「鬼神の如し」と評したことを聞いて。この時の彼は自分が討った兵士の娘から怒りをぶつけられており、そちらの意味での「[[鬼]]」と取ったのだろう。
 
;「僕に助けられたと知ったら、彼女は僕を憎むこともできなくなる。憎めるだけでも、救われると思うから……」
 
;「僕に助けられたと知ったら、彼女は僕を憎むこともできなくなる。憎めるだけでも、救われると思うから……」
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;(何を笑ってる…ルルーシュはユフィを…)
 
;(何を笑ってる…ルルーシュはユフィを…)
 
:第13話にて。ルルーシュに釣られる形で笑みが溢れるが、即座に正す。ルルーシュとの確執が根深いことが伺える独白。そしてこの様子を見たシャーリーはルルーシュに味方がいない事を悟る。
 
:第13話にて。ルルーシュに釣られる形で笑みが溢れるが、即座に正す。ルルーシュとの確執が根深いことが伺える独白。そしてこの様子を見たシャーリーはルルーシュに味方がいない事を悟る。
;「犯人は…ルルーシュだ!」<br />「全ての証拠が、ルルーシュはシロだと言っている。でも、僕の心はずっとルルーシュが犯人だと、ゼロであると」<br />「もういいんだ! これ以上悲劇を繰り返さないためにも、手段にこだわってはいられない。だから、このリフレインで!」
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;「そう…ルルーシュだ!」<br />「全ての証拠が、ルルーシュはシロだと言っている。でも、僕の心はずっとルルーシュが犯人だと、ゼロであると」<br />「もういいんだ! これ以上悲劇を繰り返さないためにも、手段にこだわってはいられない。だから、このリフレインで!」
 
:第14話にて。[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]が不審死した原因はルルーシュにあると思い、この件には無関係であるカレンに対しリフレインを使おうとする。
 
:第14話にて。[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]が不審死した原因はルルーシュにあると思い、この件には無関係であるカレンに対しリフレインを使おうとする。
 
:しかし、直後にやっている事がルルーシュと同じだと悟り、結局使う事はなかった。この後、さらにカレンに謝罪するものの、何回も殴られる羽目になる。
 
:しかし、直後にやっている事がルルーシュと同じだと悟り、結局使う事はなかった。この後、さらにカレンに謝罪するものの、何回も殴られる羽目になる。
 
:なお、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』第40話においても同様の展開があるが、スザクはカレンに対してリフレインではなく自白剤を使用しようとしていた。未遂に終わったとはいえ、薬物投与は(CERO的な意味で)マズいとスパロボの製作者側から判断されたためであろう。また、カレンから殴られることも無い。
 
:なお、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』第40話においても同様の展開があるが、スザクはカレンに対してリフレインではなく自白剤を使用しようとしていた。未遂に終わったとはいえ、薬物投与は(CERO的な意味で)マズいとスパロボの製作者側から判断されたためであろう。また、カレンから殴られることも無い。
 
;(その目、知っている。秘密をしまい込んで罰を受けている目だ)<br />「嘘だ。ルルーシュ、君の嘘を償う方法は唯一つ。その嘘を本当にしてしまえばいい。君は正義の味方だと嘘をついた。だったら、本当に正義の味方になってみろ。吐いた嘘なら、最後まで!」
 
;(その目、知っている。秘密をしまい込んで罰を受けている目だ)<br />「嘘だ。ルルーシュ、君の嘘を償う方法は唯一つ。その嘘を本当にしてしまえばいい。君は正義の味方だと嘘をついた。だったら、本当に正義の味方になってみろ。吐いた嘘なら、最後まで!」
:第17話にて。ナナリーを助けるためにスザクを頼りに来たルルーシュに対して、ルルーシュが嘘を重ね続けてきた事を悟り、上記の台詞を説いた。ようやく二人が和解した瞬間、かと思いきや…。
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: 第17話にて。ナナリーを助けるためにスザクを頼りに来たルルーシュに対して、ルルーシュが嘘を重ね続けてきた事を悟り、上記の台詞を説いた。ようやく二人が和解した瞬間、かと思いきや…。
 
;(そうだ……受け入れるしかない……これが償いなんだ……俺は……ここで……)<br />「お、俺は……」<br />「……生きる!」
 
;(そうだ……受け入れるしかない……これが償いなんだ……俺は……ここで……)<br />「お、俺は……」<br />「……生きる!」
:第18話でのトウキョウ租界での戦闘時。カレンの駆る[[紅蓮聖天八極式|聖天八極式]]に追い詰められ、死を意識してしまったことでギアスが発動。そして、惨劇が……。
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: 第18話でのトウキョウ租界での戦闘時。カレンの駆る[[紅蓮聖天八極式|聖天八極式]]に追い詰められ、死を意識してしまったことでギアスが発動。そして、惨劇が……。
;「この、惨劇……僕が…やったのか…?」
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;「僕が…やったのか…?」
:フレイヤを撃ってしまい、一部のトウキョウ租界を壊滅させ、大勢の犠牲者を出してしまったスザク。何もなくなった租界のクレーターの中、擱座した[[ランスロット・コンクエスター]]から這い出して呟く。そして…。
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: フレイヤを撃ってしまい、一部のトウキョウ租界を壊滅させ、大勢の犠牲者を出してしまったスザク。何もなくなった租界のクレーターの中、擱座した[[ランスロット・コンクエスター]]から這い出して呟く。そして…。
 
;「フフフ…ハハハ…ハッハハハハ! ハハハハハハハハ……!!」
 
;「フフフ…ハハハ…ハッハハハハ! ハハハハハハハハ……!!」
 
: 何もかもを否定するように、あるいは肯定するように哄笑する。そこにいたのは、かつて他ならぬスザク当人が誰より憎んだゼロと同じ「殺戮者」だった……。櫻井氏による渾身の高笑いは必聴。
 
: 何もかもを否定するように、あるいは肯定するように哄笑する。そこにいたのは、かつて他ならぬスザク当人が誰より憎んだゼロと同じ「殺戮者」だった……。櫻井氏による渾身の高笑いは必聴。
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;「殺した。」<br/>「大成功だよ、ニーナ。フレイヤ弾頭の威力は絶大だ。結果的に我がブリタニアに勝利をもたらすだろう。」
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: トウキョウ租界を消滅させた自責の念……ギアスの力とはいえ自分がやってしまったことに変わりが無いためにスザクは自らの愚かさを悟った。
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: 同時に自分が開発したフレイヤの被害を目の当たりにして、スザクにそれを持たせた意味もわからなくなったニーナにスザクは冷酷に自分やゼロと同じ「殺戮者」であると告げ、そして彼女の大量殺戮がブリタニアを勝利させるとただただ冷酷にその結果だけを告げた。戦闘前にカノンから「世界は貴方だけに優しいわけではない」と言われたように残酷な事実も全て受け止めて、スザクは今までの信念を全て放棄する。
 
;「人を殺めるということが自分の業ならば、[[ジノ・ヴァインベルグ|ジノ]]、僕はこれを認めよう……」<br />「必要なのは……結果だ!」
 
;「人を殺めるということが自分の業ならば、[[ジノ・ヴァインベルグ|ジノ]]、僕はこれを認めよう……」<br />「必要なのは……結果だ!」
:[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]のクーデターに賛同し、ジノに向けて言い放つ。ここに来て、スザクは今までルルーシュの結果を優先する持論を否定していたが、フレイヤでトウキョウ租界に壊滅的な被害をもたらした事で、自分もルルーシュと何も変わらない事を悟ったのか、逆に肯定する事になった。
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: [[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]のクーデターに賛同し、ジノに向けて言い放つ。ここに来て、スザクは今までルルーシュの結果を優先する持論を否定していたが、フレイヤでトウキョウ租界に壊滅的な被害をもたらした事で、自分もルルーシュと何も変わらない事を悟ったのか、逆に肯定する事になった。
 
;「こんな事は誰も……ユフィも望んではいなかった!」<br />マリアンヌ「ユフィと話をさせてあげるために助けたのに!」<br />「それを押し付けというんだ!」
 
;「こんな事は誰も……ユフィも望んではいなかった!」<br />マリアンヌ「ユフィと話をさせてあげるために助けたのに!」<br />「それを押し付けというんだ!」
 
:アーカーシャの剣にて、ルルーシュが集合無意識にギアスをかけている最中に邪魔をしようとした[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]に対して。
 
:アーカーシャの剣にて、ルルーシュが集合無意識にギアスをかけている最中に邪魔をしようとした[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]に対して。
359行目: 360行目:  
;「僕は彼の剣だ……彼の敵も弱さも、僕が排除する」<br />「だからC.C.。君は盾になってくれ。守るのは君の役目だ」<br />「ルルーシュは君の共犯者なんだろう……?」
 
;「僕は彼の剣だ……彼の敵も弱さも、僕が排除する」<br />「だからC.C.。君は盾になってくれ。守るのは君の役目だ」<br />「ルルーシュは君の共犯者なんだろう……?」
 
:追って来たC.C.に対して。
 
:追って来たC.C.に対して。
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;「組織に入るしかない者はどうなる!?正義とは!!」
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:「組織を使う」スザクのあり方を「組織には入れない者はどうすれば良い」というカレンは高みの傲慢だと否定する。だが、スザクは名誉ブリタニア人であるが故に様々な動機で組織、つまりブリタニアに従った人々も抗った故にその火の粉を被って死んでいった人々を知っている。だからこそカレンの論理も「所詮は抗う選択肢がある高みの傲慢」でしかないと否定する。
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:絶対的な正義など存在しないが故にどちらも正義であり、どちらも悪とも言える。
 
;「決めきれない……!? ギアスの呪いを使っているのに……カレン、何て強さだ……!!」
 
;「決めきれない……!? ギアスの呪いを使っているのに……カレン、何て強さだ……!!」
 
:最終話より。[[ダモクレス要塞|ダモクレス]]にてカレンが駆る[[紅蓮聖天八極式]]との最終決戦。一方のカレンは「機体のスペックは、こっちの方が上なのに…!」と焦りを滲ませる。
 
:最終話より。[[ダモクレス要塞|ダモクレス]]にてカレンが駆る[[紅蓮聖天八極式]]との最終決戦。一方のカレンは「機体のスペックは、こっちの方が上なのに…!」と焦りを滲ませる。
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