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| + | 修正とはよくない点を改めることを意味する言葉。 |
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| + | == 概要 == |
| 軍組織のような体育会系コミュニティにおいての「修正」とは、鉄拳制裁に代表される懲罰を加える事、あるいはシゴく事を指す。なお、前置きしておくが、以下に記すのはあくまでSRWやその原作(つまりフィクション)で用いられる「修正」の解説が目的であり、'''「修正」行為を過剰に賛美・正当化する意図は全く無い'''ことに留意されたし。 | | 軍組織のような体育会系コミュニティにおいての「修正」とは、鉄拳制裁に代表される懲罰を加える事、あるいはシゴく事を指す。なお、前置きしておくが、以下に記すのはあくまでSRWやその原作(つまりフィクション)で用いられる「修正」の解説が目的であり、'''「修正」行為を過剰に賛美・正当化する意図は全く無い'''ことに留意されたし。 |
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| :無断出撃した[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]に対して[[オリファー・イノエ|オリファー]]が「修正」を加える。原作再現である。 | | :無断出撃した[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]に対して[[オリファー・イノエ|オリファー]]が「修正」を加える。原作再現である。 |
| ;[[スーパーロボット大戦W]] | | ;[[スーパーロボット大戦W]] |
− | :第1部で[[ブレスフィールド・アーディガン|ブレス]]が独断行動で仲間を危機に晒した[[カズマ・アーディガン|カズマ]]を2回殴って修正しスペースマンの心得を説いた他、第2部では[[カズマ・アーディガン|カズマ]]が自軍復帰の際に1年にも渡る音信不通で家族を心配させた事を理由に[[シホミ・アーディガン|シホミ]]より修正を受ける。SEで判断するに、鉄拳制裁である事が伺える。 | + | :第1部で[[ブレスフィールド・アーディガン|ブレス]]が独断行動で仲間を危機に晒した[[カズマ・アーディガン|カズマ]]を2回殴って修正しスペースマンの心得を説いた他、第2部では[[カズマ・アーディガン|カズマ]]が自軍復帰の際に半年にも渡る音信不通で家族を心配させた事を理由に[[シホミ・アーディガン|シホミ]]<ref>なお、行方不明となった父の代わり、ヴァルストークファミリーの現代表として、姉として、不在であるガレントの代わり、背が届かないキャレットの代わりとしてであり、カズマへのケジメとして一発入れようとしたロウでさえもドン引きしてしまった。</ref>、[[アカネ・アーディガン|アカネ]]、[[ミヒロ・アーディガン|ミヒロ]]より修正を受ける<ref>ホリスは家族から行方をくらましたカズマに喝を入れてファミリーに引き戻したので「自分」の分は帳消しにしたが、ミヒロの代わりに行おうとした。</ref>。SEで判断するに、シホミとミヒロは平手打ち、アカネは鉄拳制裁である事が伺える。 |
| ;[[スーパーロボット大戦UX]] | | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
| :脱走した[[真壁一騎|一騎]]が自軍に戻った際に[[シン・アスカ|シン]]から「修正」される(というか、脱走した時から「修正」する気満々である)。その後「少しは周りに頼ることも覚えろ! 俺たちは、皆で戦ってるんだからな!」と言っているのでシンが本当に心配していた事が伝わる。(インターミッションでも誰よりも案じている)さらに、これでケジメがついたので、他の[[アンノウン・エクストライカーズ|UX]]メンバーからも許される粋な計らいである。更に、一騎もシンの言葉を受けて大きく成長してくれる。 | | :脱走した[[真壁一騎|一騎]]が自軍に戻った際に[[シン・アスカ|シン]]から「修正」される(というか、脱走した時から「修正」する気満々である)。その後「少しは周りに頼ることも覚えろ! 俺たちは、皆で戦ってるんだからな!」と言っているのでシンが本当に心配していた事が伝わる。(インターミッションでも誰よりも案じている)さらに、これでケジメがついたので、他の[[アンノウン・エクストライカーズ|UX]]メンバーからも許される粋な計らいである。更に、一騎もシンの言葉を受けて大きく成長してくれる。 |
| :一騎は過去の過ちを'''「どうして誰も自分を咎めてくれないのか」「誰でもいいから思い切り叱ってほしい」'''と悔やみ続けており、総士とのクロッシングとこのイベントで過去が完全に精算されている為、近作における「修正」の規範のようなイベントになっている<ref>ちなみに、[[蒼穹のファフナー|原作]]では一騎は「殴られる事無く独房送りにされる」に留まっている為、原作の設定を知るユーザーや視聴者からすれば、シンの存在が一騎にとってどれほど救われるか知る事になるだろう。</ref>。 | | :一騎は過去の過ちを'''「どうして誰も自分を咎めてくれないのか」「誰でもいいから思い切り叱ってほしい」'''と悔やみ続けており、総士とのクロッシングとこのイベントで過去が完全に精算されている為、近作における「修正」の規範のようなイベントになっている<ref>ちなみに、[[蒼穹のファフナー|原作]]では一騎は「殴られる事無く独房送りにされる」に留まっている為、原作の設定を知るユーザーや視聴者からすれば、シンの存在が一騎にとってどれほど救われるか知る事になるだろう。</ref>。 |
| :なお、このイベントでは[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]が一貫してシンの宥め役となっており、「勝手な行動を取った子供を鉄拳制裁する父親と、それを宥める母親」という印象を持ったプレイヤーも多かった。 | | :なお、このイベントでは[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]が一貫してシンの宥め役となっており、「勝手な行動を取った子供を鉄拳制裁する父親と、それを宥める母親」という印象を持ったプレイヤーも多かった。 |
− | | + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
| + | :味方の危機を脱するために死を覚悟しようとした[[リオン・榊|リオン]]の行動に対して[[早乙女アルト|アルト]]が叱責し、作戦終了後に「修正」を加える。 |
| + | :リオンが取ろうとした行動とは、見方を湾曲空間から脱出するために[[YF-30 クロノス|クロノス]]のエネルギーを全てF.D.Rシステムに回そうとするが、その様な無茶なことをすれば機体が自壊、リオンの命はここで散ってしまう。ソレを見かねたアルトは「これ以上、大切な人を失いたくない」とある人物に言った言葉で諭していた。 |
| + | :当然ながら[[アイシャ・ブランシェット|アイシャ]]は彼の行動を叱責し、[[ミーナ・フォルテ|ミーナ]]は彼が死んでしまうことに対して泣き出してしまい、リオンは大切な人を悲しませる行動を取ろうとしたことに両者に謝罪したが、そのせい(?)でリオンの飛ぶ理由に「アイシャやミーナのところに帰ってくる」「家族(同然の存在であるアイシャとミーナ)を笑顔にする為」と言ったものを追加される羽目になり、リオンも今回みたいな無茶は二度とできそうにないと戒めることにした。 |
| === [[魔装機神シリーズ]] === | | === [[魔装機神シリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE|魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] | | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE|魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] |
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| :結局その後、[[ギルバート・デュランダル|デュランダル議長]]の策略も有って、シンはアスランの言葉を殆ど聞き入れる事は無く溝を深めていく一方となり、後にステラの意識と邂逅する事でようやく自分自身を見つめ直す事になった。 | | :結局その後、[[ギルバート・デュランダル|デュランダル議長]]の策略も有って、シンはアスランの言葉を殆ど聞き入れる事は無く溝を深めていく一方となり、後にステラの意識と邂逅する事でようやく自分自身を見つめ直す事になった。 |
| :一方で、原作終了後の設定で参戦した[[UX]]では前述の通り修正する側に回っている。 | | :一方で、原作終了後の設定で参戦した[[UX]]では前述の通り修正する側に回っている。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| *劇中ではその場で流されがちな事であるが、'''現実世界では「修正」は暴力行為であり傷害罪等に問われる可能性が有る、れっきとした犯罪行為である'''。たびたび問題視される学校や[[企業]]等で起きる「いじめ」「体罰」「パワハラ」に置き換えると理解しやすいと思われる。 | | *劇中ではその場で流されがちな事であるが、'''現実世界では「修正」は暴力行為であり傷害罪等に問われる可能性が有る、れっきとした犯罪行為である'''。たびたび問題視される学校や[[企業]]等で起きる「いじめ」「体罰」「パワハラ」に置き換えると理解しやすいと思われる。 |