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マルドゥック機関が選出したセカンドチルドレンで、[[EVA弐号機]]の[[パイロット]]。
 
マルドゥック機関が選出したセカンドチルドレンで、[[EVA弐号機]]の[[パイロット]]。
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ドイツで[[EVA]]の[[パイロット]]としての訓練を受け、14歳にして大学を卒業済みの[[天才]]少女でもある。内向的なシンジと違って(自分の優位性を示すためという不純な目的こそあるが)社交的で誰とでもすぐに仲良くなるタイプに見えるが、実のところは人付き合いがあまり得意ではない。幼い頃、母親に顧みてもらえないまま、目の前で自殺された[[トラウマイベント|トラウマ]]から、「他人に自分の事を見てもらいたい」という強烈な渇望を抱くようになり、[[EVA]]に乗って敵に勝つ事で自己の存在意義を築こうとしていた。
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ドイツで[[EVA]]の[[パイロット]]としての訓練を受け、14歳にして大学を卒業済みの[[天才]]少女でもある。幼い頃、母親に顧みてもらえないまま、目の前で自殺された[[トラウマイベント|トラウマ]]から、「他人に自分の事を見てもらいたい」という強烈な渇望を抱くようになり、[[EVA]]に乗って敵に勝つ事で自己の存在意義を築こうとしていた。
    
[[第13使徒バルディエル]]、[[第14使徒ゼルエル]]に敗れ、[[碇シンジ]]([[EVA初号機|初号機]])がその両方を倒した事で、プライドが崩壊し、[[シンクロ率]]が低下してしまう(ただし、いずれもシンジではなく「初号機自体の成果である」と言うべきだが)。「もう後が無い」と脅迫観念に取り付かれる様になったアスカは、第15使徒アラエル(SRW未登場)に対してフォワードで出撃するが、アラエルの強力な精神攻撃を受けて、とうとうEVA操縦不能になってしまった上に、[[綾波レイ]]がロンギヌスの槍を使う形で撃墜する事態になり、更にプライドが崩壊してしまう。[[第16使徒アルミサエル]]戦では先に出撃したレイのピンチを救う為、バックアップとして出撃したが、前の戦いでのショックが抜け切れなかった為に、EVAを動かす事すら出来ずにすぐに戻された。
 
[[第13使徒バルディエル]]、[[第14使徒ゼルエル]]に敗れ、[[碇シンジ]]([[EVA初号機|初号機]])がその両方を倒した事で、プライドが崩壊し、[[シンクロ率]]が低下してしまう(ただし、いずれもシンジではなく「初号機自体の成果である」と言うべきだが)。「もう後が無い」と脅迫観念に取り付かれる様になったアスカは、第15使徒アラエル(SRW未登場)に対してフォワードで出撃するが、アラエルの強力な精神攻撃を受けて、とうとうEVA操縦不能になってしまった上に、[[綾波レイ]]がロンギヌスの槍を使う形で撃墜する事態になり、更にプライドが崩壊してしまう。[[第16使徒アルミサエル]]戦では先に出撃したレイのピンチを救う為、バックアップとして出撃したが、前の戦いでのショックが抜け切れなかった為に、EVAを動かす事すら出来ずにすぐに戻された。
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自分の存在意義を失い、更には[[加持リョウジ]]の死まで聞かされたアスカは、自我崩壊を起こして植物人間状態になってしまった。
 
自分の存在意義を失い、更には[[加持リョウジ]]の死まで聞かされたアスカは、自我崩壊を起こして植物人間状態になってしまった。
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劇場版においては戦略自衛隊の攻撃から身を守る為、植物人間状態で取り敢えず弐号機に乗せられるが、発見されてしまい総攻撃を受けた。だが、迫りくる『死』への恐怖からエリートとしてのプライドをかなぐり捨てて、『生きたい』という生存本能に駆られ眠りの中で弐号機に封じられていた『母の魂』の存在に気づき、「母は自分を捨ててなどいなくて自分を見てくれていた」という想いを柱に、死中に活を見出し復活を遂げる。しかし、それは幼児退行とも言える偽りの再生でもあり、一種の精神崩壊状態であったとも言える。[[A.T.フィールド]]を操って戦略自衛隊を壊滅させ、[[EVA量産機]]9機を戦闘不能とするが、蘇った1機のロンギヌスの槍(コピー)での攻撃により、弐号機は沈黙。その後撃破した量産型が全機再起動し、神経接続がカットされてない弐号機を原形を留めないまでに蹂躙されてしまう事になった。
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劇場版においては戦略自衛隊の攻撃から身を守る為、植物人間状態で取り敢えず弐号機に乗せられるが、発見されてしまい総攻撃を受けた。だが、眠りの中で弐号機に封じられていた『母の魂』の存在に気づき、「母は自分を捨ててなどいなくて自分を見てくれていた」という想いを柱に復活を遂げる。しかし、それは幼児退行とも言える偽りの再生でもあり、一種の精神崩壊状態であったとも言える。[[A.T.フィールド]]を操って戦略自衛隊を壊滅させ、[[EVA量産機]]9機を戦闘不能とするが、蘇った1機のロンギヌスの槍(コピー)での攻撃により、弐号機は沈黙。その後撃破した量産型が全機再起動し、神経接続がカットされてない弐号機を原形を留めないまでに蹂躙されてしまう事になった。
    
[[第2使徒リリス]]による[[人類補完計画]]発動後、自らも他の者達と同様に肉体がLCLに還元し、吸収されたリリスの精神世界でのシンジとの対話では、第15使徒アラエルで暴かれたシンジへの激しい愛憎から、彼に対する強烈なまでの独占欲を見せる修羅場を演じた。しかし、最終的にシンジは「傷付きながらも他人と共にいる世界」を望む道を選び、アスカは「最初の他人」としてシンジと共に現実世界へと生還する事になった。シンジが「また、皆に会いたい」という理由から現実世界に帰還したのに対し、アスカが現実世界に戻る選択をした動機は「独占したい対象であるシンジが、『自分以外の他人』では無くなってしまうのを拒んだから」であり、つまりアスカは、「他人」としてシンジを求めた想いから、現実世界へ帰還したとも言える。
 
[[第2使徒リリス]]による[[人類補完計画]]発動後、自らも他の者達と同様に肉体がLCLに還元し、吸収されたリリスの精神世界でのシンジとの対話では、第15使徒アラエルで暴かれたシンジへの激しい愛憎から、彼に対する強烈なまでの独占欲を見せる修羅場を演じた。しかし、最終的にシンジは「傷付きながらも他人と共にいる世界」を望む道を選び、アスカは「最初の他人」としてシンジと共に現実世界へと生還する事になった。シンジが「また、皆に会いたい」という理由から現実世界に帰還したのに対し、アスカが現実世界に戻る選択をした動機は「独占したい対象であるシンジが、『自分以外の他人』では無くなってしまうのを拒んだから」であり、つまりアスカは、「他人」としてシンジを求めた想いから、現実世界へ帰還したとも言える。
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*アスカを演じた声優の宮村優子氏には、「劇中でアスカが[[ドイツ語]]を話すシーンを演じるべく、外国語教室に通ってドイツ語を勉強した」という逸話が有る。
 
*アスカを演じた声優の宮村優子氏には、「劇中でアスカが[[ドイツ語]]を話すシーンを演じるべく、外国語教室に通ってドイツ語を勉強した」という逸話が有る。
 
*第弐拾弐話「せめて、人間らしく」で、アスカの回想で登場した猿のぬいぐるみは、宮村氏本人がデザインしたものである。
 
*第弐拾弐話「せめて、人間らしく」で、アスカの回想で登場した猿のぬいぐるみは、宮村氏本人がデザインしたものである。
*本作の監督である庵野秀明氏は、当時宮村氏に花束を贈呈するなど、スタッフの間で笑い種になるほど異常なまでに彼女に言い寄っていたのは有名な話である。
      
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