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キリコ自身は静かに暮らしたいのに、彼の「異能」(後述)を狙う様々な組織が執拗に干渉を続け、彼は火の粉を払うために戦い続ける、というのが[[ボトムズシリーズ]]の基本的な骨子である。
 
キリコ自身は静かに暮らしたいのに、彼の「異能」(後述)を狙う様々な組織が執拗に干渉を続け、彼は火の粉を払うために戦い続ける、というのが[[ボトムズシリーズ]]の基本的な骨子である。
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無口で根暗なキャラクターという印象が強いが、心を許した相手には冗談を言ったり、笑いかけたりすることもある等、決して人付き合いを完全に拒否しているわけではない。しかし、キリコが心を許した相手は大抵の場合は戦火の中で別れを経験する(場合によっては死別する)のが常である。ウド編の最後では「俺を一人にしないでくれ」と独白する場面もあり、孤独を好みながらも人のぬくもりも求める二律背反な面も垣間見える。キリコは親しい者を失うことを恐れるからこそ、必要以上に人に近づかないようにしているのかもしれない。
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無口で根暗なキャラクターという印象が強いが、心を許した相手には冗談を言ったり、笑いかけたりすることもある等、決して人付き合いを完全に拒否しているわけではない。しかし、キリコが心を許した相手は大抵の場合は戦火の中で別れを経験する(場合によっては死別する)のが常である。ウド編の最後では「俺を一人にしないでくれ」と独白する場面もあり、孤独を好みながらも人のぬくもりも求める二律背反な面も垣間見える。キリコは親しい者を失うことを恐れるからこそ、必要以上に人に近づかないようにしているのかもしれない。また冷静沈着なイメージも強いが1話で理由のわからない作戦に動揺し、クエント編で自分の正体に関し手がかりが中々つかめず焦って言い詰めたり敵に追い込まれ弱音を漏らすなど年相応の面も見られる。
    
軍人としての資質がないのにどうして軍隊に入っていたのかという点についてははっきりしていない。TVアニメ第1話冒頭のナレーションではキリコの独白として
 
軍人としての資質がないのにどうして軍隊に入っていたのかという点についてははっきりしていない。TVアニメ第1話冒頭のナレーションではキリコの独白として
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:初めは「食欲が湧かない」と食べるのを渋るが、シャッコに「日暮れまでありつけないぞ。こんな美味いものを……」と言われ観念したように一口食べてこう漏らすが、「味『は』」と言っている辺りやはり気は進まなかったようだ。
 
:初めは「食欲が湧かない」と食べるのを渋るが、シャッコに「日暮れまでありつけないぞ。こんな美味いものを……」と言われ観念したように一口食べてこう漏らすが、「味『は』」と言っている辺りやはり気は進まなかったようだ。
 
:ちなみに当のシャッコはかなり美味しそうに食べていた。
 
:ちなみに当のシャッコはかなり美味しそうに食べていた。
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;「神、そう言ったのか?神とは誰のことだ…?」<br />「どんな奴だった?そいつがクエント人を手を加えた民にしようと考えたんだな?だとすれば俺はその神に作られたという訳か?教えてくれ!!」
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:第43話でクエント人の長老メジに自分の正体についての情報を得ようとするが自分の望む答えを得られず必死に言い寄る場面。1話ほどではないにしてもクエント編序盤では自分に関する情報が中々得られないからか普段のキリコらしからぬ焦る事が多く、ある意味彼が人間らしくなった面が垣間見える。この後にクエント素子をヒントに超古代遺跡に辿り付き「神」の正体へと迫っていく。
 
;「俺が宇宙の支配者だと…? あんたに代わって……?」<br />「わかった。喜んであんたの後継者になろう。今から…」
 
;「俺が宇宙の支配者だと…? あんたに代わって……?」<br />「わかった。喜んであんたの後継者になろう。今から…」
 
:第48話、[[ワイズマン]]のメッセージを受け、自ら後継者としての運命を受け入れるという意志(後で分かるが、キリコのペテンであった)を示す際に。
 
:第48話、[[ワイズマン]]のメッセージを受け、自ら後継者としての運命を受け入れるという意志(後で分かるが、キリコのペテンであった)を示す際に。