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1ステージで3作品以上のクロスオーバーを行っている点、版権作品とバンプレストオリジナルの敵味方が入り交じっての会話劇、オリジナル敵が版権作品の固有名詞、キャラクターの人名を呼ぶ事などは、同じく評価の高かったα外伝、A、Dでもほとんどなかった特長である(DではイグニスとWマジンガーの因縁などで僅かに扱われている)。
 
1ステージで3作品以上のクロスオーバーを行っている点、版権作品とバンプレストオリジナルの敵味方が入り交じっての会話劇、オリジナル敵が版権作品の固有名詞、キャラクターの人名を呼ぶ事などは、同じく評価の高かったα外伝、A、Dでもほとんどなかった特長である(DではイグニスとWマジンガーの因縁などで僅かに扱われている)。
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一方、一部ファンからは「参戦作品による格差が過剰である」との声もあり、実際、メインで扱われている参戦作品の扱いは、他シリーズでのメイン作品より扱いが良く(BGMや関連ステージ数などの多さが顕著)、その格差を快く思わないプレイヤーがいるのも事実である。
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一方、一部ファンからは「参戦作品による格差が過剰である」との声もある。本作は「メインのストーリー上に絡む作品」と「メイン作品のクロスオーバーの素材に使われる作品」でペアが組まれているような構成が特徴で、後者側の作品が前者側の踏み台にされている感が他シリーズより強いと言われることもある。<br / >(「[[勇者王ガオガイガーFINAL]](メイン)→[[百獣王ゴライオン]](素材)」、「[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]](メイン)→[[機動戦士ガンダムSEED]](素材)」、「[[宇宙の騎士テッカマンブレード]](メイン)→[[宇宙の騎士テッカマンブレードII]]および[[デトネイター・オーガン]](素材)」の3つの組み合わせが特に顕著)<br / >
 
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メイン側で扱われている参戦作品の扱いはクロスオーバー要素抜きでも他シリーズでのメイン作品より扱いが良く(BGMや関連ステージ数などの多さが顕著)、メイン側作品と素材側作品の多大な格差を快く思わないプレイヤーがいるのも事実である。また、「素材」に使われる作品は知名度が低めのものが選ばれているからこそ不満の声が小さい(=その参戦作品の原理主義的なファンが少ない)という点があるのは否めず、もしも知名度が高めの作品が「素材」側に使われていたならば、不満の声は相当大きく聞こえてきたのではないかとも指摘されている。
クロスオーバー要素が強いとされるシナリオについても参戦作品によって扱いの格差は大きい。参戦作品の扱いが「メインのストーリー上に絡む作品」と「メイン作品のクロスオーバーの素材に使われる作品」に極端に二分されており、後者側の作品が前者側の踏み台にされている感が他シリーズより強いというのも格差の問題点として指摘される(ゴライオン、テッカマンブレードⅡ、デトネイターオーガンの三作が特に顕著)。このあたりは「素材」に使われる作品は知名度が低めのものが選ばれているので不満の声が小さい(=その参戦作品の原理主義的なファンが少ない)という点があるのは否めず、知名度が高めの作品が「素材」側に使われていたら、原作アニメファンの不満の声は相当大きかったのではないかともされる。
      
ただし寺田Pはスーパーロボット大戦において、版権作品の扱いの差については「寅さんシリーズのマドンナのようなもの」として、(例えば複数回参戦した作品なども扱いが変化する事を含め)毎作差異が出る件に関しては、意図的に調整している事を明らかにしているため(ニンテンドードリームインタビューより)、この点はそもそもが'''シリーズの基本スタイル'''である事が解る。
 
ただし寺田Pはスーパーロボット大戦において、版権作品の扱いの差については「寅さんシリーズのマドンナのようなもの」として、(例えば複数回参戦した作品なども扱いが変化する事を含め)毎作差異が出る件に関しては、意図的に調整している事を明らかにしているため(ニンテンドードリームインタビューより)、この点はそもそもが'''シリーズの基本スタイル'''である事が解る。
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