総合的に見ると、'''『崩れゆく国にも忠誠を示して最後は主君から疑われて死罪を賜る』'''というタイプで、'''『名臣』'''とはなれても決して'''『英雄』'''にはなれない人物と言える。と言うのも藤堂本人は、どこまでも自分の立場を'''『総司令官ではなく部隊の一指揮官』'''と考えており、この考えは軍人としては美徳だが、政治家としては失格とも言えるからである。 | 総合的に見ると、'''『崩れゆく国にも忠誠を示して最後は主君から疑われて死罪を賜る』'''というタイプで、'''『名臣』'''とはなれても決して'''『英雄』'''にはなれない人物と言える。と言うのも藤堂本人は、どこまでも自分の立場を'''『総司令官ではなく部隊の一指揮官』'''と考えており、この考えは軍人としては美徳だが、政治家としては失格とも言えるからである。 |