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同時にかなり楽観的な性格でもあり「不死身のコーラサワー」の[[異名]]が「何度撃墜されてもパイロット本人は必ず帰ってくる」という皮肉が混ざったものであるということに全く気づいていない。
 
同時にかなり楽観的な性格でもあり「不死身のコーラサワー」の[[異名]]が「何度撃墜されてもパイロット本人は必ず帰ってくる」という皮肉が混ざったものであるということに全く気づいていない。
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一方で、自分が他人に誇れるものはパイロットとしての腕だけ、とも認識しており、'''「学のない自分があれこれ考えても無駄。難しい事は相応の学がある信頼出来る人間に任せる」'''という彼なりの信念を以て戦いに臨んでいる。
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一方で、自分が他人に誇れるものはパイロットとしての腕だけ、とも認識しており、'''「学のない自分があれこれ考えても無駄。難しい事は相応の学がある信頼出来る人間に任せる」'''という彼なりの信念を以て戦いに臨んでいる。盲信はただ従うだけだが、彼の場合は信じる人間を選ぶという前提がある。そしてその相手が最も優れている人間であり、最愛の人となるのが彼の最大の幸運であっただろう。
一見鈍感で軽いその性格も、見方を変えれば作中で様々な"歪み"や"変化"を見せた他のキャラに比べると「精神面で余裕のある成熟した人物」ととれる。盲信はただ従うだけだが、彼の場合は信じる人間を選ぶという前提がある。そしてその相手が最も優れている人間であり、最愛の人となるのが彼の最大の幸運であっただろう。
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一見鈍感で軽いその性格も、見方を変えれば作中で様々な"歪み"や"変化"を見せた他のキャラに比べると「精神面で余裕のある成熟した人物」ととれる。実際、小説版においては不安を前向きに捉えてモチベーションを高めるなど、高い意識や精神力も持ち合わせている。
    
当初は女性との逢瀬でブリーフィングに遅刻する軽薄な言動を見せたが、その際に[[カティ・マネキン]]の[[修正|鉄拳制裁]]を受けたことがきっかけで、一途に彼女を慕うようになる。2ndシーズンでも本人から止められていたにもかかわらず彼女を護るためにと[[アロウズ]]に志願するなど、カティのいる所パトリックありという状況が続くようになり、最終的にカティと結婚することとなった。結婚後は姓を「マネキン」に変えたものの、職場等では引き続き「コーラサワー」を使用している。
 
当初は女性との逢瀬でブリーフィングに遅刻する軽薄な言動を見せたが、その際に[[カティ・マネキン]]の[[修正|鉄拳制裁]]を受けたことがきっかけで、一途に彼女を慕うようになる。2ndシーズンでも本人から止められていたにもかかわらず彼女を護るためにと[[アロウズ]]に志願するなど、カティのいる所パトリックありという状況が続くようになり、最終的にカティと結婚することとなった。結婚後は姓を「マネキン」に変えたものの、職場等では引き続き「コーラサワー」を使用している。
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しかし、模擬戦全勝の技量は伊達ではなく、特に[[GN-X]]シリーズに乗り換えてからは[[ソレスタルビーイング]]側のガンダムを追い詰めたことも数回あり、さらにどんな危機的状況下からも'''無傷で生還'''してくる強運も持ち合わせている。「不死身のコーラサワー」はこうした点から付いた異名である。まるで[[異能生存体]]のような男だが、必ず無傷で帰還するという一点においてのみは[[キリコ・キュービィー|本家本元]]を上回っていると言えなくもない(ギブスをしていたのはコミック版の片方のみの表現で、アニメ本編の同場面では無傷)。劇場版ではさすがに死ぬかと思われたが、直後に生還を果たしている。
 
しかし、模擬戦全勝の技量は伊達ではなく、特に[[GN-X]]シリーズに乗り換えてからは[[ソレスタルビーイング]]側のガンダムを追い詰めたことも数回あり、さらにどんな危機的状況下からも'''無傷で生還'''してくる強運も持ち合わせている。「不死身のコーラサワー」はこうした点から付いた異名である。まるで[[異能生存体]]のような男だが、必ず無傷で帰還するという一点においてのみは[[キリコ・キュービィー|本家本元]]を上回っていると言えなくもない(ギブスをしていたのはコミック版の片方のみの表現で、アニメ本編の同場面では無傷)。劇場版ではさすがに死ぬかと思われたが、直後に生還を果たしている。
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ちなみに専用機に乗れないのは、[[ガンダムエクシア]]との初戦以来しょっちゅう機体を壊すため。それでも[[量産機]]で多大な戦果を収めるあたり、パイロットとしての技量が伺える。
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ちなみに専用機に乗れないのは、[[ガンダムエクシア]]との初戦以来しょっちゅう機体を壊すため。それでも[[量産機]]で多大な戦果を収めるあたり、パイロットとしての技量が伺える。しょっちゅう壊す割りに降格されないのは、生き残ることで交戦データを収集してくるためであろう。特にガンダム戦でのデータは喉から手が出んばかりのものである。
    
シリアスな話においてコミカルな描写の多い彼は、一服の清涼剤とも言える存在であり、密かに人気も高い。また、「変革」「変化」をメインテーマとする『00』において'''全く変わらなかった'''稀有な人物(強いてあげれば苗字だけ変わった)。これには「変わることが必ずしも良いとは限らない」というアンチテーゼ的な意味合いが含まれている。
 
シリアスな話においてコミカルな描写の多い彼は、一服の清涼剤とも言える存在であり、密かに人気も高い。また、「変革」「変化」をメインテーマとする『00』において'''全く変わらなかった'''稀有な人物(強いてあげれば苗字だけ変わった)。これには「変わることが必ずしも良いとは限らない」というアンチテーゼ的な意味合いが含まれている。
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