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285 バイト追加 、 2012年11月6日 (火) 22:36
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==== 特筆機能 ====
 
==== 特筆機能 ====
 
;トランザムバースト
 
;トランザムバースト
:本機に隠されていたシステム。純粋種のイノベイターの脳量子波とツインドライヴシステムを連動させることで高純度のGN粒子を拡散させ、人々の意識を伝搬させる。さらに細胞障害を負っていたラッセ、瀕死状態だったルイスを蘇生させるなど傷ついた人々を癒す奇跡も起こした。また高純度の粒子を拡散させるためその光を見た物を真のイノベイターに覚醒させることもある。第2次Z再世篇でも終盤で発動し、V型感染症にかかったシェリル、細胞老化に蝕まれたホランドを治癒させる活躍を見せた。厳密にいうとこのシステムで回復するのは「疑似GN粒子による障害」なのだが、再世篇ではレンジが広くなっている。<br />因みに、このシステムによる意識伝搬は脳量子波によるものであるため、量子空間内では何故か'''全裸'''の状態になる(意識のみであるためか)。
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:本機に隠されていたシステム。純粋種のイノベイターの脳量子波とツインドライヴシステムを連動させることで高純度のGN粒子を拡散させ、人々の意識を伝搬させる。さらに細胞障害を負っていたラッセ、瀕死状態だったルイスを蘇生させるなど傷ついた人々を癒す奇跡も起こした。また高純度の粒子を拡散させるためその光を見た物を真のイノベイターに覚醒させることもある。第2次Z再世篇でも終盤で発動し、V型感染症にかかったシェリル、細胞老化に蝕まれたホランドを治癒させる活躍を見せた。厳密にいうとこのシステムで回復するのは「疑似GN粒子による障害」なのだが、再世篇ではレンジが広くなっている。<br />因みに、このシステムによる意識伝搬は脳量子波によるものであるため、量子空間内では何故か'''全裸'''の状態になる(意識のみであるためか)。そのため、'''ト裸ンザム'''という造語が生まれた。
 
;量子化
 
;量子化
 
:トランザムライザー時に機体を量子化させて別の場所に再構築する。テレポートの一種らしいが、ごく短距離しか移動出来ない。劇中では攻撃を回避する際に時折使っていた。スパロボでは分身として特殊能力に反映されているほか、トランザム発動時の演出の一環としても使用している。
 
:トランザムライザー時に機体を量子化させて別の場所に再構築する。テレポートの一種らしいが、ごく短距離しか移動出来ない。劇中では攻撃を回避する際に時折使っていた。スパロボでは分身として特殊能力に反映されているほか、トランザム発動時の演出の一環としても使用している。
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== 対決 ==
 
== 対決 ==
 
;対[[アルケーガンダム]]
 
;対[[アルケーガンダム]]
:戦闘前にサーシェスに銃撃され、左腕を負傷するという不利な状況での戦闘だったが、それでもアルケーと互角以上の戦闘を繰り広げる。余裕の色を失くしたサーシェスは、通りかかったカタロンの航空機を人質をとるが、もはやそんな姑息な手は通用しなかった。そのまま激情に任せて倒さんとする刹那だったが…。
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:戦闘前にサーシェスに銃撃され、右腕を負傷するという不利な状況での戦闘だったが、それでもアルケーと互角以上の戦闘を繰り広げる。余裕の色を失くしたサーシェスは、通りかかったカタロンの航空機を人質をとるが、もはやそんな姑息な手は通用しなかった。そのまま激情に任せて倒さんとする刹那だったが…。
 
;対[[マスラオ]]
 
;対[[マスラオ]]
 
:アフリカタワー周辺で待ち構えていたブシドーと対峙。相手のトランザムに驚愕するも負傷を引きずったまま何とか応戦する。その後仲間が駆けつけ、ブシドーは撤退した。
 
:アフリカタワー周辺で待ち構えていたブシドーと対峙。相手のトランザムに驚愕するも負傷を引きずったまま何とか応戦する。その後仲間が駆けつけ、ブシドーは撤退した。
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:コロニー「エクリプス」周辺で対決。一進一退の激闘の末、未来のために戦う決意をした刹那に軍配が上がった。
 
:コロニー「エクリプス」周辺で対決。一進一退の激闘の末、未来のために戦う決意をした刹那に軍配が上がった。
 
;対[[リボーンズガンダム]]
 
;対[[リボーンズガンダム]]
:最終決戦。疑似とはいえ同じツインドライヴ機である相手に圧倒される所もあったが巻返していく。最後は互いに相討ちとなるが、片方のGNドライヴを奪われてしまった。機能停止するダブルオー。だが、刹那の前に現れたのは…。
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:最終決戦。擬似とはいえ同じツインドライヴ機である相手に圧倒される場面もあったが、戦いは徐々に互角の死闘へと様相を変えていく。最後はトランザム同士の激闘の末相討ちとなるが、片方のGNドライヴを奪われてしまった。機能停止するダブルオー。だが、刹那の前に現れたのは…。
    
== 名場面 ==
 
== 名場面 ==
 
;起動試験
 
;起動試験
:ラボでまず稼働試験を行う。だが凄まじいまでの粒子量を発生させ、マリーが基地から何万kmも離れている地球での異変に気付き、さらに消滅したはずのハレルヤが一瞬復活する。この時点でトランザムバーストの効果のひとつである「癒す力」の一端を見せていた。尚、この時の粒子生産量は300%以上とのこと。
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:ラボでの稼働試験。だが凄まじいまでの粒子量を発生させ、マリーが基地から何万kmも離れている地球での異変に気付き、さらに消滅したはずのハレルヤが一瞬復活する。この時点でトランザムバーストの効果のひとつである「癒す力」の一端を見せていた。尚、この時の粒子生産量は300%以上とのこと。
 
;ダブルオーライザー初登場
 
;ダブルオーライザー初登場
 
:イアンから沙慈がオーライザーを託され、そして合体。直後その圧倒的な機動性でジニンが乗る[[アヘッド]]を撃破。さらにトランザムを発動し手こずらされた[[ガラッゾ]]や[[ガデッサ]]を量子化などを駆使して撃破するなど戦局を変化させる無双振りを見せつけた。
 
:イアンから沙慈がオーライザーを託され、そして合体。直後その圧倒的な機動性でジニンが乗る[[アヘッド]]を撃破。さらにトランザムを発動し手こずらされた[[ガラッゾ]]や[[ガデッサ]]を量子化などを駆使して撃破するなど戦局を変化させる無双振りを見せつけた。
 
;メメントモリ破壊
 
;メメントモリ破壊
:アフリカタワーを破壊せんとするメメントモリ2号機を止めるため出撃。エンプラスの電撃を喰らいつつもライザーソードを発動。その長大なビームサーベルに画面の前の視聴者も驚いた。だが、わずかに照準がズレ、破壊には失敗して…。
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:アフリカタワーを破壊せんとするメメントモリ2号機を止めるため出撃。エンプラスの電撃を喰らいつつもライザーソードを発動。その長大なビームサーベルに多くの視聴者も驚いただろう。だが、わずかに照準がズレ、破壊には失敗して…。
 
;BEYOND
 
;BEYOND
:最終決戦。ガデッサとガラッゾとの2対1の戦いで劣勢に追い込まれ、トランザムを発動。しかし、トランザムの加速粒子により、刹那は仲間たちの危機が迫っているのを感じ取る。命を散らせはしないと刹那が咆哮した瞬間、ダブルオーから溢れんばかりの光が。これを見たマリナは「刹那の命の輝き」と評した。直後相手の体勢は崩され、そして人を癒し、意思を繋ぎ合わせる奇跡が起こる。刹那は純粋種に、真のイノベイターへと革新を遂げるのであった。マガジンZ版では地球の人達からも光が見えていたシーンがある。
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:最終決戦。ガデッサとガラッゾとの2対1の戦いで劣勢に追い込まれ、トランザムを発動。しかし、トランザムの加速粒子により、刹那は仲間たちの危機が迫っているのを感じ取る。命を散らせはしないと刹那が咆哮した瞬間、ダブルオーから溢れんばかりの光が。やがてそれはソレスタルビーイング号全体を包み込む。これを見たマリナは「刹那の命の輝き」と評した。直後ガデッサとガラッゾが吹き飛ばされ、イノベイド達の脳量子波が乱れる、そして人を癒し、意思を繋ぎ合わせる奇跡が起こる。刹那は純粋種に、真のイノベイターへと革新を遂げるのであった。マガジンZ版では地球の人達からも光が見えていたシーンがある。
    
== スパロボシリーズの名場面 ==
 
== スパロボシリーズの名場面 ==
;親友に贈る言葉
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;革新の扉
:今作での[[ダブルオーライザー]]初登場シナリオである「戦士たちの叫び」にて。アザティスタンを襲撃する[[アロウズ]]を迎撃する中、行方不明となっていた[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が[[ガンダムエピオン]]に乗って自軍に合流するが、[[ウイングガンダムゼロ]]に乗った[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]も登場。2人は[[ゼロシステム]]に操られるままに戦い始め、町への被害など考えずに暴走してしまう。アザティスタンが焦土と化しかねない危機的状況の中、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]の「[[トランザム]]を使えば2人を止められるかもしれない」という言葉を受け、[[沙慈・クロスロード|沙慈]]の操縦する[[オーライザー]]とドッキングし[[トランザム]]を発動する。<br />その[[トランザム]]によって広がった光――[[GN粒子]]による対話空間に困惑する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]だったが、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]からの「耳を澄ませ、多くの声を聴け」という助言を受け戦場に響く「叫び」を―[[沙慈・クロスロード|沙慈]]と[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]の悲劇的な再会を、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の精神に触れた[[トロワ・バートン|トロワ]]の記憶の復活を―聞き取っていく。そして自身も正気を取り戻したヒイロに対して'''「ガンダムに打ち勝て……!」'''という言葉を贈る。それは[[破界事変]]にて自身がヒイロから贈られた言葉を受けたものであり、この言葉によってヒイロは[[ゼロシステム]]を完全に克服することに成功したのであった。
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:今作での[[ダブルオーライザー]]初登場シナリオである「戦士たちの叫び」にて。アザディスタンを襲撃する[[アロウズ]]を迎撃する中、行方不明となっていた[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が[[ガンダムエピオン]]に乗って自軍に合流するが、[[ウイングガンダムゼロ]]に乗った[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]も登場。2人は[[ゼロシステム]]に操られるままに戦い始め、町への被害など考えずに暴走してしまう。アザティスタンが焦土と化しかねない危機的状況の中、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]の「[[トランザム]]を使えば2人を止められるかもしれない」という言葉を受け、[[沙慈・クロスロード|沙慈]]の操縦する[[オーライザー]]とドッキングし[[トランザム]]を発動する。<br />その[[トランザム]]によって広がった光――[[GN粒子]]による対話空間に困惑する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]だったが、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]からの「耳を澄ませ、多くの声を聴け」という助言を受け戦場に響く「叫び」を―[[沙慈・クロスロード|沙慈]]と[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]の悲劇的な再会を、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の精神に触れた[[トロワ・バートン|トロワ]]の記憶の復活を―聞き取っていく。そして自身も正気を取り戻したヒイロに対して'''「ガンダムに打ち勝て……!」'''という言葉を贈る。それは[[破界事変]]にて自身がヒイロから贈られた言葉を受けたものであり、この言葉によってヒイロは[[ゼロシステム]]を完全に克服することに成功したのであった。
 
;狙撃、その照準は
 
;狙撃、その照準は
:「白い牙」にて。破片処理の一件の後、地上に降りたZEXIS宇宙部隊は決起したホワイトファング、そして離反したアニューと戦っていた。奪還を諦めないロックオンは離脱を計るガッデスに追いすがり、必死にアニューを説得する。しかし、それが功を奏しかけた瞬間、リボンズが脳量子波によるハッキングでアニューを操り、ケルディムを撃墜にかかる。それを防いだのは、後方からダブルオーが放った一射。量子の世界での邂逅の後、我に返ったロックオンはガッデスのコクピットを引き抜き、アニューを連れて一時離脱。オーライザーから聞こえる沙慈の賞賛に、刹那は一言、こう答える。「狙撃のコツは、あの男に教えてもらった」と。ロックオンとアニュー、二人の命を結果的に救ったのは、今はもういないもう一人のロックオンだった。
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:「白い牙」にて。ブレイク・ピラーの一件の後、地上に降りたZEXIS宇宙部隊は決起したホワイトファング、そして離反したアニューと戦っていた。奪還を諦めないロックオンは離脱を計るガッデスに追いすがり、必死にアニューを説得する。しかし、それが功を奏しかけた瞬間、リボンズが脳量子波によるハッキングでアニューを操り、ケルディムを撃墜にかかる。それを防いだのは、後方からダブルオーが放った一射。量子の世界での邂逅の後、我に返ったロックオンはガッデスのコクピットを引き抜き、アニューを連れて一時離脱。オーライザーから聞こえる沙慈の賞賛に、刹那は一言、こう答える。「狙撃のコツは、あの男に教えてもらった」と。ロックオンとアニュー、二人の命を結果的に救ったのは、今はもういないもう一人のロックオンだった。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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