差分

83 バイト除去 、 2015年11月17日 (火) 10:41
124行目: 124行目:     
=== インターミッション ===
 
=== インターミッション ===
;「惰弱な種は、今日よりサイデリアルの統治者たる我が支配する」<br/>「崇めよ、地球人よ! 新地球皇国を……サイデリアルを!!」
+
;「惰弱な種は、今日よりサイデリアルの統治者たる我が支配する。崇めよ、地球人よ! 新地球皇国を……サイデリアルを!!」
 
:第1話冒頭のデモにて、地球人に向けた宣告。憎むべき御使いの僕たるサイデリアル……それを崇めよと告げる次元将は、本来次元将が守らねばならなかった命に向けて、どんな思いでこの宣告を下したのだろうか。
 
:第1話冒頭のデモにて、地球人に向けた宣告。憎むべき御使いの僕たるサイデリアル……それを崇めよと告げる次元将は、本来次元将が守らねばならなかった命に向けて、どんな思いでこの宣告を下したのだろうか。
;「この星の未来を担うとされた者達……強いな」<br/>「だが、言葉では何も守れん…」
+
;「この星の未来を担うとされた者達……強いな」<br/>(だが、言葉では何も守れん…)
 
:謁見に来たリリーナ達を評して曰く。ヴィルダークが戦っている相手は対話が選択肢に存在しないどころか、その可能性自体が在りえない連中である。
 
:謁見に来たリリーナ達を評して曰く。ヴィルダークが戦っている相手は対話が選択肢に存在しないどころか、その可能性自体が在りえない連中である。
 
;「お前に問う……お前の戦いは何のためだ?」
 
;「お前に問う……お前の戦いは何のためだ?」
 
:第48話「燃える地球」での戦闘前会話より。実はどのキャラクターで戦っても必ずこの問いから始まる。ちなみに相手がバサラの場合'''平常運転で返されて会話を諦める'''。
 
:第48話「燃える地球」での戦闘前会話より。実はどのキャラクターで戦っても必ずこの問いから始まる。ちなみに相手がバサラの場合'''平常運転で返されて会話を諦める'''。
;[[ハーデス神|ハーデス]]「奴等こそ、この宇宙の支配者を気取る者……!」<br/>[[ズール皇帝|ズール]]「その者こそ[[真戦|神々の戦い]]の勝利者……!」<br/>[[宇宙魔王]]「オリジン・ローを操り、全ての世界の在り方を監視する者……!」<br/>[[コーウェン]]「進化の頂点に立ち……」<br/> [[スティンガー (ゲッターロボ)|スティンガー]]「他者の真化を許さぬ傲慢なる者……!」<br/>[[トワノ・ミカゲ|ミカゲ]]「そして、1億2000万年前に堕天翅を次元の狭間に封印せし我らの大敵……!」<br/>ヴィルダーク「その名は…[[御使い]]!」
+
;[[ハーデス神|ハーデス]]「奴等こそ、この宇宙の支配者を気取る者…!」<br/>[[ズール皇帝|ズール]]「その者こそ[[真戦|神々の戦い]]の勝利者…!」<br/>[[宇宙魔王]]「オリジン・ローを操り、全ての世界の在り方を監視する者…!」<br/>[[コーウェン]]「進化の頂点に立ち…」<br/> [[スティンガー (ゲッターロボ)|スティンガー]]「他者の真化を許さぬ傲慢なる者…!」<br/>[[トワノ・ミカゲ|ミカゲ]]「そして、1億2000万年前に堕天翅を次元の狭間に封印せし我らの大敵…!」<br/>ヴィルダーク「その名は…[[御使い]]!」
 
:第51話「運命への出航」より。多元世界最大最強の敵「根源的災厄」が、ここに来て姿を現す。
 
:第51話「運命への出航」より。多元世界最大最強の敵「根源的災厄」が、ここに来て姿を現す。
;「お前達の存在は、俺達の世界の見果てぬ夢の結実だ」<BR/>「しかし、同時にそれは、俺達のやって来たこと……次元獣の軍団の全てを否定することでもある」<BR/>「相容れない、というべきだろう」<BR/>「お前達を認めてしまえば、これまで次元獣にするために奪ってきた生命全てを冒涜することになる」
+
;「お前達の存在は、俺達の世界の見果てぬ夢が結実したものだ。同時にそれは、俺達のやってきた事…次元獣の軍団の全てを否定する事でもある」<BR/>「相容れないというべきだろう。お前達を認めてしまえば、これまで次元獣にするために奪ってきた生命全てを冒涜する事になる」
:過ちを犯した事実とZ-BLUEが真化融合を遂げてなお、敵対をやめない理由。ガイオウもそうだったが、次元将というのは融通が利かない存在らしい。
+
:カオス・コスモスにて語った、過ちを犯した事実とZ-BLUEが真化融合を遂げてなお、敵対をやめない理由。ガイオウもそうだったが、次元将というのは融通が利かない存在らしい。
;「……わかっていたのだ。俺達のやって来たことは正しくなどないと」<BR/>「最終形態に達しない[[次元獣ヴァルナー]]……これは俺のためらいの証だろう」<BR/>「それでもやるしかなかった。それしか方法はない、と思い続けてきた。……だが、全ては無意味だった」<BR/>「俺に出来ることは、彼らの生命に報いるために、この力でお前達に勝利することだ!」
+
;「…わかっていた。自分達のやり方が正しくない事など。最終形態に達しない[[次元獣ヴァルナー]]…。これは俺のためらいの証だろう。それでもやるしかなかった…。それしか方法はない…と思い続けてきた。だが、それは全て無意味だった」<BR/>「俺に出来る事は、彼らの生命に報いるためにこの力でお前達に勝利する事だ…!」
 
:ヴァイオレイション・システム……人の未来を奪い、尊厳を蹂躙して戦う力に変えるシステム。そんなものを使う次元将が未来への希望であるなど、筋が通らない。それでもこれしか方法はない……己を騙して戦ってきたヴィルダークの目に映るのは、見果てぬ夢・真化融合を遂げた者たち。己のやって来たことを無にしないため、奪ってきた命に報いるため、「立ち上がる射手」はZ-BLUEに挑む。何の意味もない、それでもせずにはいられない、戦いのために。
 
:ヴァイオレイション・システム……人の未来を奪い、尊厳を蹂躙して戦う力に変えるシステム。そんなものを使う次元将が未来への希望であるなど、筋が通らない。それでもこれしか方法はない……己を騙して戦ってきたヴィルダークの目に映るのは、見果てぬ夢・真化融合を遂げた者たち。己のやって来たことを無にしないため、奪ってきた命に報いるため、「立ち上がる射手」はZ-BLUEに挑む。何の意味もない、それでもせずにはいられない、戦いのために。
;「思えば俺は、犠牲を強いることで今日まで戦ってきた」<BR/>「事情も知らされないまま、命令に従って戦い続けてきたサイデリアルの兵士達……父親の命とハイアデスの自由を奪われた復讐を誓ったエルーナルーナ……一族の使命を歪める者の存在を討とうとした尸空……同胞の全てを滅ぼされながらも奴らに服従を誓い、その憎しみを歪ませたバルビエル……怒りと諦めの狭間を漂っていた己を恥じ、生きる気力と誇りを取り戻したガドライト……そして、不屈の意志で御使いに戦いを挑んでいた、俺の前の立ち上がる射手のリアクター……奴らの生命を奪い、俺は4つのスフィアの力を得た」<BR/>「だから、俺は戦わなければならん……そして、勝たなければ!」
+
;「思えば俺は、犠牲を強いる事で今日まで戦ってきた…事情も知らされないまま、命令に従って戦わされてきたサイデリアルの兵士達…父親の生命とハイアデスの自由を奪われた復讐を願っていたエルーナルーナ…一族の使命を歪める者の存在を討とうとした尸空…同胞の全てを滅ぼされながらも奴らに服従を誓い、その憎しみを歪ませたバルビエル…怒りと諦めの狭間を漂っていた己を恥じ、再び生きる気力と誇りを取り戻したガドライト…そして、不屈の闘志で御使いに戦いを挑んでいた、俺の前の立ち上がる射手のリアクター…奴等の生命を奪い、俺は4つのスフィアの力を得た。だから、俺は戦わなければならん…!そして、勝たなければ!」
 
:次元将は冷酷な存在ではない。命の意味を知り、その重さを知っている存在。だからこそ、奪った命を無駄にしないために、歩む道を変えることが出来ない。例えもっと良いやり方を知っても、己のやり方が過ちだと気づいても。
 
:次元将は冷酷な存在ではない。命の意味を知り、その重さを知っている存在。だからこそ、奪った命を無駄にしないために、歩む道を変えることが出来ない。例えもっと良いやり方を知っても、己のやり方が過ちだと気づいても。
;「その名で呼ぶな! 俺は……次元将ヴィルダークだ!!」
+
;「その名で呼ぶな! 俺は…次元将ヴィルダークだ!!」
 
:アドヴェントから射手座のリアクターの洗礼名である「アドナキエル・ザ・ジェネラル」と呼ばれた際の最期の台詞。最後の最後まで御使いへの反逆の戦士として、最後の次元将はカオス・コスモスに消え去った。
 
:アドヴェントから射手座のリアクターの洗礼名である「アドナキエル・ザ・ジェネラル」と呼ばれた際の最期の台詞。最後の最後まで御使いへの反逆の戦士として、最後の次元将はカオス・コスモスに消え去った。
;(許せ、ドゥリタラー、ウィルパーシャ……そして、ヴァイシュラバ……俺は……次元将の役目を果たすことは出来なかった……お前達に会っても詫びることしか出来ん……)
+
;(許せ、ドゥリタラー、ウィルパーシャ…。そして、ヴァイシュラバよ…俺は…次元将の役目を果たす事が出来なかった…。お前達に会っても詫びることしか出来ない…)
 
:死に行くヴィルダークの魂は、役目を果たせないまま終わることへの失意に囚われていた。しかし、その目の前に現れたのは、反逆の同士の一人たる「[[尸空|沈黙の巨蟹]]」であった。そして……。
 
:死に行くヴィルダークの魂は、役目を果たせないまま終わることへの失意に囚われていた。しかし、その目の前に現れたのは、反逆の同士の一人たる「[[尸空|沈黙の巨蟹]]」であった。そして……。
 
;「何も思い残すことはない。俺達は精一杯生き、そして宇宙は救われた」
 
;「何も思い残すことはない。俺達は精一杯生き、そして宇宙は救われた」
8,723

回編集