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三重連太陽系で生み出された戦士たちの中でも最強の実力を持つと言われており、今もその事に誇りを持ち常に正々堂々と振る舞う。背部にある翼で空中を自在に動き回り、白兵戦においては両腕に内蔵されたプラズマソード「ラディアントリッパー」で戦う。また、巨大メカとの戦闘時には超弩級戦艦[[ジェイアーク]]を操り、[[ジェイダー]]、及び[[キングジェイダー]]にフュージョンして戦闘を行う。いずれの形態でも三重連太陽系最強の戦士の名に恥じぬ圧倒的な戦闘力を誇る。
三重連太陽系で生み出された戦士たちの中でも最強の実力を持つと言われており、今もその事に誇りを持ち常に正々堂々と振る舞う。背部にある翼で空中を自在に動き回り、白兵戦においては両腕に内蔵されたプラズマソード「ラディアントリッパー」で戦う。また、巨大メカとの戦闘時には超弩級戦艦[[ジェイアーク]]を操り、[[ジェイダー]]、及び[[キングジェイダー]]にフュージョンして戦闘を行う。いずれの形態でも三重連太陽系最強の戦士の名に恥じぬ圧倒的な戦闘力を誇る。
故郷の赤の星が[[機界31原種]]に侵攻された際、原種と戦うためのジェイアーク級と原種に対する決定力となるアルマが原種の奇襲によって失われ、ソルダート達は原種に絶望的な白兵戦を挑まざるを得なくなり、J-002自身は[[腕原種]]と戦ったものの相討ちに近い形でJの命の源である[[Jジュエル]]が砕けてしまい、赤の星は敗北。機界昇華されてしまう。
Jは機界昇華され生きるもののいなくなった赤の星で、使命も力も失い何一つ守れず一人生き残ってしまった絶望のなか放浪していた所を[[ペンチノン]](先にゾンダリアン化していた[[トモロ0117]])に勧誘され、機界四天王「[[ピッツァ]]」として生まれ変わり、ソルダートとしての記憶を失った。
本来は浄解者アルマ(=戒道少年)を守護する戦士であるため、ゾンダリアンと化した後も浄解能力者である護と、護を守り戦うサイボーグ・ガイに執着を見せ、彼らと戦ううちに昔の記憶を思い出し始めた。東京決戦時に[[獅子王凱]]と死闘を繰り広げ、凱の戦う姿から「大切なこと」を思い出し、ゾンダーの呪縛を打ち破って凱と護を守るようにパスダーに特攻。火の鳥と化して空の上に舞い上がりそのまま燃え尽きようとしていたところ、己の使命に目覚めた[[戒道幾巳|戒道(アルマ)]]によって浄解され真の姿ソルダートJに戻った。
ゾンダリアン化していた時の記憶はそのまま受け継いでおり、ピッツァ時代に争っていた凱を[[ライバル]]視する。そのため原種との戦いという目的は同じとして協力を呼びかける凱に対しても当初は反発していたが、原種の罠によって苦境に陥った際に協力し合うことになった結果態度が軟化、凱と勇者ロボたちを「戦士」として認めた。Zマスターとの決戦時、勇者ロボ及びガオガイガーのアシストを受けてキングジェイダーで特攻を仕掛け、Zマスターもろともザ・パワーの暴走に巻き込まれ消息不明となった。
ガオガイガーFINALにおいては、登場時、既に遊星主によって捕らえられていた。(ノベライズで遊星主に追われる護と木星圏で遭遇、護と戒道を逃がすための盾となって捕らえられた事が語られている)敵となった[[パルス・アベル]]は本来は自身の創造主アベルのコピーであり、ソルダートJとは同陣営ということになるのだが、ソルダートJはアベルの意思に従い赤の星を再生する事よりもアルマを守護する戦士としての使命を優先。地球を愛する[[戒道幾巳|自身のアルマ]]が地球を破壊してまで赤の星の復活を望む事は無いと主張しパルス・アベルに従う事を拒絶したためレプリ地球のモンサンミッシェル聖堂内で封印されていたが、Gストーンサイボーグであるルネ・カーディフ・獅子王により解放された。このため、パルス・アベルからは「欠陥品」と呼ばれることとなる。
ガオガイガーFINALにおいては、登場時、既に遊星主によって捕らえられていた。(ノベライズで遊星主に追われる護と木星圏で遭遇、護と戒道を逃がすための盾となって捕らえられた事が語られている)敵となった[[パルス・アベル]]は本来は自身の創造主アベルのコピーであり、ソルダートJとは同陣営ということになるのだが、ソルダートJはアベルの意思に従い赤の星を再生する事よりもアルマを守護する戦士としての使命を優先。地球を愛する[[戒道幾巳|自身のアルマ]]が地球を破壊してまで赤の星の復活を望む事は無いと主張しパルス・アベルに従う事を拒絶したためレプリ地球のモンサンミッシェル聖堂内で封印されていたが、Gストーンサイボーグであるルネ・カーディフ・獅子王により解放された。このため、パルス・アベルからは「欠陥品」と呼ばれることとなる。
しかしその後も戦闘においては自身の開発者の記憶を有するパルス・アベルを敵としたことから、Jの心理上・機能上双方の弱点を掴まれており、何重もの罠によってまともな戦いすら許されず、多大な苦戦を強いられた。レプリ地球では戒道をパルス・アベルに捕らえられたことにより、アルマの持つJジュエル緊急停止コードを利用され強制的に動力源であるJジュエルを止められ、機能停止に追い込まれた。しかし、Gストーンサイボーグであるルネと共に捕らえられたことが彼にとって幸いし、彼女のハイパーモードに突入したGストーンと自身のJジュエルが触れ合ったことで共振し緊急停止コードを振り切って暴走したため(開発者ですらもGストーンとJジュエルの共振現象を知らなかった)、それを利用してジェイアークを再起動。ピア・デケム・ピークとの激戦の末、戒道の奪還に成功した。その後、共振による暴走状態の負荷から最終的にはルネともども身動きも取れない状態となり、Jジュエル同士の共鳴を通して戒道に最後の別れを告げて、地球へと送り出した。
ソルダートとはスペイン語で「兵士」を意味し、単純に「J」と呼ばれることも多い。また、名前が示すように31体いたJ型サイボーグの2番機であるらしく、42.2話にはソルダートJ-019も存在した。J型サイボーグは全員そっくりな容姿をしているが、それは「赤の星の住民は地球人から見ると見分けが付かない」のか「全員同じクローンから改造されたサイボーグなのでそっくり」なのか明確には不明である。少なくとも赤の星出身者からはJ同士の個体識別は容易に出来るようである。Jは改造部分の大半は遺伝子改造や生体部品によるものであり、サイボーグであるにも拘らず人間以上の自己修復能力を持っている。作中で受けた大抵の損傷は大抵自力で回復しており、凱やルネがサイボーグゆえの多数の問題を抱える中、赤の星のサイボーグ技術の高さが伺える。
ソルダートとはスペイン語で「兵士」を意味し、単純に「J」と呼ばれることも多い。また、名前が示すように31体いたJ型サイボーグの2番機であるらしく、42.2話にはソルダートJ-019も存在した。J型サイボーグは全員そっくりな容姿をしているが、それは「赤の星の住民は地球人から見ると見分けが付かない」のか「全員同じクローンから改造されたサイボーグなのでそっくり」なのか明確には不明である。少なくとも赤の星出身者からはJ同士の個体識別は容易に出来るようである。Jは改造部分の大半は遺伝子改造や生体部品によるものであり、サイボーグであるにも拘らず人間以上の自己修復能力を持っている。作中で受けた大抵の損傷はほぼ自力で回復しており(一応重傷時にはアルマによってアジャストされてはいる)、凱やルネがサイボーグゆえの多数の問題を抱える中、赤の星のサイボーグ技術の高さが伺える。
名前の読み方だが、腕原種からは「ダブルオーツー」、パルス・アベルからは「ゼロゼロツー」と呼ばれているため、こう読むのが正しいというのは特にきまっていないようである。鳥を模した仮面の下にはきちんと素顔が存在し、鼻が高く、目の色は緑。
名前の読み方だが、腕原種からは「ダブルオーツー」、パルス・アベルからは「ゼロゼロツー」と呼ばれているため、こう読むのが正しいというのは特にきまっていないようである。鳥を模した仮面の下にはきちんと素顔が存在し、鼻が高く、目の色は緑。
=== スパロボシリーズにおいて ===
=== スパロボシリーズにおいて ===
原作では、母星は滅ぼされた赤の星であり[[地球]]に対しては特に思い入れがないためか、当初地球上への被害を顧みない行動を取り、協力を呼びかける凱に対しても反発するなどしていた。しかしスパロボではそこまで掘り下げる余裕が無いこともあって、原作に比べると登場時からそれなりに主人公側に協力的である。初参戦の『第3次α』が最も性格の違いが顕著。原作ではJが地球側に協力する際の理由となっていた戒道が、『第3次α』では非常に影が薄いのもあると思われる。
原作では、母星は滅ぼされた赤の星であり[[地球]]に対しては特に思い入れがないためか、当初地球上への被害を顧みない行動を取り、協力を呼びかける凱に対しても反発するなどしていた。しかしスパロボではそこまで掘り下げる余裕が無いこともあって、原作に比べると登場時からそれなりに主人公側に協力的である。初参戦の『第3次α』が最も性格の違いが顕著。原作ではJが地球側に協力する際の理由となっていた戒道が、『第3次α』では非常に影が薄いのもあると思われる。『W』『BX』と参戦を重ねるにつれて比較的原作に近い性格になってはいる。
参戦した『第3次α』、『W』とも原種戦ではスポット参戦、遊星主戦からの正式加入となるため加入は遅めである。何故かガオガイガー・ガオファイガーの改造値を引き継ぐので凱を使っていれば即座に主力級にもなれる。
参戦した『第3次α』、『W』とも原種戦ではスポット参戦、遊星主戦からの正式加入となるため加入は遅めである。何故かガオガイガー・ガオファイガーの改造値を引き継ぐので凱を使っていれば即座に主力級にもなれる。
== パイロットステータス設定の傾向 ==
== パイロットステータス設定の傾向 ==
=== [[能力|能力値]] ===
=== [[能力|能力値]] ===
ソルダートJ自身の[[回避]]・[[技量]]が高めで、専用機であるキングジェイダー・ジェイアークが2L機体にも関わらず思いの外避ける。スーパーロボット大戦WではES爆雷による分身も持ち、特殊技能[[勇者]]、[[底力]]のレベルが上がれば上がるほど、案外避ける上に被弾すると更に強くなる。
ソルダートJ自身の[[回避]]・[[技量]]が高めで、専用機であるキングジェイダー・ジェイアークが2L機体にも関わらず思いの外避ける。スーパーロボット大戦WではES爆雷による分身も持ち、特殊技能[[勇者]]、[[底力]]のレベルが上がれば上がるほど、案外避ける上に被弾すると更に強くなる。『BX』では全体的に高い能力値ではあるが、2L機体乗りであるせいか[[回避]][[命中]]が若干低め。勇者技能で命中率は補え、専用機の作中屈指の防御力から回避もあまり重要ではないが「遅い!」が口癖のJには不服かもしれない。
=== [[精神コマンド]] ===
=== [[精神コマンド]] ===
:ソルダートJの開発者である赤の星のアベルの複製体。Jにとっては創造主の分身とも言える存在であったが、Jは従うことを拒絶した。
:ソルダートJの開発者である赤の星のアベルの複製体。Jにとっては創造主の分身とも言える存在であったが、Jは従うことを拒絶した。
;ソルダートNo.J019
;ソルダートNo.J019
:同型のサイボーグ。赤の星滅亡の際、何一つ守れなかった絶望から強くなることを望んで自らJジュエルを砕き、ゾンダリアン化した。しかしその後出会った女性体アルマを自らの手で殺害してしまい、彼女に半端に浄解された状態のままジェイバトラーで彷徨っていた。ゾンダリアンであるが原種以上の力を持ち、ジェイアーク隊に手を焼いた腕原種に呼ばれる形で青の星を訪れる。
:同型のサイボーグ。赤の星滅亡の際、何一つ守れなかった絶望から強くなることを望んで自らJジュエルを砕き、ゾンダリアン化した。その後侵略中の星で生き延びていたアルマ(少女型)に出会い、彼女を殺害してしまった。彼女の不完全な浄解によりソルダートの記憶は取り戻したが肉体は原種に逆らえず、守るべき者を自分で殺してしまった苦痛のなか原種の尖兵として戦い続けた。ゾンダリアンであるが原種以上の力を持ち、ジェイアーク隊に手を焼いた腕原種に呼ばれる形で青の星を訪れる。見た目は黒いソルダートJであり少女型のアルマを連れている。
== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
;J「これが…」<br />ルネ「あたし達の…」<br />J「力だ!!」
;J「これが…」<br />ルネ「あたし達の…」<br />J「力だ!!」
:ジェイフェニックスでトドメを刺した時の台詞。『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』・『[[スーパーロボット大戦W|W]]』共に使われているが、実は原作には存在しない台詞(そもそも回避されてしまっている)。
:ジェイフェニックスでトドメを刺した時の台詞。『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』・『[[スーパーロボット大戦W|W]]』共に使われているが、実は原作には存在しない台詞(そもそも回避されてしまっている)。
;「さらばだ、アルマ…。お前は今日から戒道幾己として生きろ」
;「さらばだ、アルマ…。お前は今日から戒道幾巳として生きろ」
:エンディングより。アルマこと戒道を「戒道として生きろ」と言った台詞。原作にはなかった本当の最後の別れである。
:エンディングより。アルマこと戒道を「戒道として生きろ」と言った台詞。原作の「戦いは終わった。もうアベルの戦士として生きる必要はない」からのアレンジか。Jは戒道を地球に帰し、宇宙へ旅立っていく。
=== 携帯機シリーズ ===
=== 携帯機シリーズ ===
;(そういえば、私も知らん…)
;(そういえば、私も知らん…)