差分

980 バイト追加 、 2015年9月26日 (土) 02:32
追記補足。
31行目: 31行目:  
A.G.101年、'''「天使の落日」'''と呼ばれる[[ヴェイガン]](当時はUEと呼ばれていた)最初の[[スペースコロニー|コロニー]]「エンジェル」襲撃の日に生まれた。7歳の時、ヴェイガンによってフリットの故郷であるコロニー「オーヴァン」を襲撃され、母マリナを喪う。彼女の死に際に、小型コンピューター「AGEデバイス」を手渡された。
 
A.G.101年、'''「天使の落日」'''と呼ばれる[[ヴェイガン]](当時はUEと呼ばれていた)最初の[[スペースコロニー|コロニー]]「エンジェル」襲撃の日に生まれた。7歳の時、ヴェイガンによってフリットの故郷であるコロニー「オーヴァン」を襲撃され、母マリナを喪う。彼女の死に際に、小型コンピューター「AGEデバイス」を手渡された。
   −
14歳時、住んでいたコロニー・ノーラへとヴェイガン(UE)が侵攻。AGEデバイスに内蔵されていた設計図のデータを元に製造・完成したガンダムAGE-1を起動させ、MS・ガフランを辛くも撃破する。それ以降はヴェイガンを多く撃破する数少ない戦力として重宝されるようになり、ヴェイガンの秘密基地アンバット陥落(コウモリ退治戦役)まで前線で戦い抜いた。頑固な[[性格]]で自身の考えを曲げようとしない。また、悲劇的な経歴からか、この頃はガンダムに対する想いが人一倍強く、ガンダムAGE-1に他のパイロットが乗ることを強く拒絶する程。アセム編以降は成長によるものなのか、執着心はだいぶ薄れている。
+
14歳時、住んでいたコロニー・ノーラへとヴェイガン(UE)が侵攻。AGEデバイスに内蔵されていた設計図のデータを元に製造・完成したガンダムAGE-1を起動させ、MS・ガフランを辛くも撃破する。それ以降はヴェイガンを多く撃破する数少ない戦力として重宝されるようになり、ヴェイガンの秘密基地アンバット陥落(コウモリ退治戦役)まで前線で戦い抜いた。頑固な[[性格]]で自身の考えを曲げようとしない。また、悲劇的な経歴からか、この頃はガンダムに対する想いが人一倍強く、ガンダムAGE-1に他のパイロットが乗ることを強く拒絶する程。しかし、アセム編以降は成長によるものなのか、執着心はだいぶ薄れている。
    
コウモリ退治戦役後は地球連邦軍へ正式に入隊し、青を基調とした[[パイロットスーツ|ノーマルスーツ]]を老年期まで着用している。
 
コウモリ退治戦役後は地球連邦軍へ正式に入隊し、青を基調とした[[パイロットスーツ|ノーマルスーツ]]を老年期まで着用している。
46行目: 46行目:  
キオ編以降における度重なるヴェイガン殲滅発言が視聴者の強い印象に残ってしまったのか、[[ガンダムシリーズ]]は勿論ロボットアニメにおいても数少ない[[主人公]]でありながら「殲滅至上主義者」というその特異のキャラクター性が、特に語り草となっている。それ故に、[[パトリック・ザラ]]や[[ミツヒロ・バートランド]]、終いには[[三輪防人]]といった他作品の主人公達と敵対・対立する立場にある醜悪に歪んだ過激思想を持った人物達の同類と見做されてしまいがちな傾向もある。<ref>実際、『[[機動戦士ガンダムAGE]]』が『[[スーパーロボット大戦BX]]』への参戦が決まった際に、ユーザーから「フリットの殲滅思考が過剰に強調されてしまうのではないか?」と懸念もされた程であった。</ref>
 
キオ編以降における度重なるヴェイガン殲滅発言が視聴者の強い印象に残ってしまったのか、[[ガンダムシリーズ]]は勿論ロボットアニメにおいても数少ない[[主人公]]でありながら「殲滅至上主義者」というその特異のキャラクター性が、特に語り草となっている。それ故に、[[パトリック・ザラ]]や[[ミツヒロ・バートランド]]、終いには[[三輪防人]]といった他作品の主人公達と敵対・対立する立場にある醜悪に歪んだ過激思想を持った人物達の同類と見做されてしまいがちな傾向もある。<ref>実際、『[[機動戦士ガンダムAGE]]』が『[[スーパーロボット大戦BX]]』への参戦が決まった際に、ユーザーから「フリットの殲滅思考が過剰に強調されてしまうのではないか?」と懸念もされた程であった。</ref>
   −
しかしながら、フリットがヴェイガンに対しての過激なまでの殲滅思想を抱くようになった背景には、彼が幼少期からの悲劇的な経験を多く得た事も関係している。すなわち、フリットの殲滅思想は、大切な人々をヴェイガンの襲撃から守りきることができなかった事に対する後悔の念に端を発するものであり、その悲劇を繰り返させまいとする強い決意と責任感の表れでもあった<ref>ちなみに、フリットが抱く「人類を守る救世主にならなければならない」という使命感もまた、既述した彼自身の悲劇的な経験に由来するものである。このフリットの純粋な願望は、自身を救世主だと称した[[リボンズ・アルマーク]]の様な傲慢な意思とは全く無縁なものであった。</ref>
+
しかしながら、フリットがヴェイガンに対しての過激なまでの殲滅思想を抱くようになった背景には、彼が幼少期からの悲劇的な経験を多く得た事も関係している。すなわち、フリットの殲滅思想は、大切な人々をヴェイガンの襲撃から守りきることができなかった事に対する後悔の念に端を発するものであり、その悲劇を繰り返させまいとする強い決意と責任感の表れでもあった。<ref>ちなみに、フリットが抱く「人類を守る救世主にならなければならない」という使命感もまた、既述した彼自身の悲劇的な経験に由来するものである。このフリットの純粋な願望は、自身を救世主だと称した[[リボンズ・アルマーク]]の様な傲慢な意思とは全く無縁なものであった。</ref>
    
そして、何よりも'''フリットは口でこそ過激な発言をするものの、人としてあるべき心をも失った上記の面々と違って人としての良心も強く残しており、実際に一線を越えてしまった事は全く無い'''点を留意すべきであろう。ただし、本当に一線を越えようとしてキオら他の人々に水を差されて不発に終わったこともあるため、「自分を止めてくれる人がいてくれたから外道に堕ちずに済んだ」という解釈も捨てきれない。そういう点では「多くの悲劇を経験したが、得難い人々に恵まれもした男」であったとも言える。
 
そして、何よりも'''フリットは口でこそ過激な発言をするものの、人としてあるべき心をも失った上記の面々と違って人としての良心も強く残しており、実際に一線を越えてしまった事は全く無い'''点を留意すべきであろう。ただし、本当に一線を越えようとしてキオら他の人々に水を差されて不発に終わったこともあるため、「自分を止めてくれる人がいてくれたから外道に堕ちずに済んだ」という解釈も捨てきれない。そういう点では「多くの悲劇を経験したが、得難い人々に恵まれもした男」であったとも言える。
142行目: 142行目:  
:フリット編において敵対関係となる。若干7歳でありながら、AGE-1を強奪するなど数多くの煮え湯を飲まされることとなる。
 
:フリット編において敵対関係となる。若干7歳でありながら、AGE-1を強奪するなど数多くの煮え湯を飲まされることとなる。
 
:ユリンを死亡させた元凶であり、フリットにとって「不倶戴天の怨敵」と言える存在。
 
:ユリンを死亡させた元凶であり、フリットにとって「不倶戴天の怨敵」と言える存在。
:また、'''フリットが殲滅主義者と化す一因となり、結果的に[[地球]]と[[ヴェイガン]]との和平を困難にした遠因を作った'''人物でもある。
+
:また、'''フリットが殲滅主義者と化す一因となり、結果的に[[地球]]と[[ヴェイガン]]との和平を困難にした遠因を作った'''罪作りな人物でもある。
 
;[[フェザール・イゼルカント]]
 
;[[フェザール・イゼルカント]]
 
:ヴェイガンの首魁であり、宿敵。
 
:ヴェイガンの首魁であり、宿敵。
165行目: 165行目:  
:『BX』ではロストロウラン戦の直後に戦いに悩み苦しむ彼を気遣い、彼をブライトと引き合わせる。
 
:『BX』ではロストロウラン戦の直後に戦いに悩み苦しむ彼を気遣い、彼をブライトと引き合わせる。
 
;[[オットー・ミタス]]
 
;[[オットー・ミタス]]
:『BX』ではブライティクスの首脳陣仲間の一人で、ジェフリーやアズベスらも交えて共に何度か酒を酌み交わし、語らう場面も。
+
:『BX』では[[ブライティクス|自軍部隊]]の[[まとめ役|首脳陣]]仲間の一人で、ジェフリーやアズベスらも交えて共に何度か酒を酌み交わし、語らう場面も。
 
;[[マリーダ・クルス]]
 
;[[マリーダ・クルス]]
 
:『BX』では[[ビスト財団]]に洗脳され操り人形にされた彼女の実情を知った事で、第25話ではいち早く[[バンシィ|彼女の機体]]を停止させて彼女を救う事を提案する。
 
:『BX』では[[ビスト財団]]に洗脳され操り人形にされた彼女の実情を知った事で、第25話ではいち早く[[バンシィ|彼女の機体]]を停止させて彼女を救う事を提案する。
 
;[[オードリー・バーン]]([[ミネバ・ラオ・ザビ]])
 
;[[オードリー・バーン]]([[ミネバ・ラオ・ザビ]])
:『BX』では[[ラプラスの箱]]の開示後、彼女から[[サイアム・ビスト|サイアム]]が遺言で伝えた銀の杯条約以前の技術や[[EXA-DB]]の一端の真実を告げられると共に、自身の正義と理想に歪みがあることを指摘される。
+
:『BX』では[[ラプラスの箱]]の開示後、彼女から[[サイアム・ビスト|サイアム]]が遺言で伝えた銀の杯条約以前の技術や[[EXA-DB]]の一端の真実を告げられると共に、自身の[[正義]]と[[理想]]に歪みがあることを指摘される。
 +
;[[ロニ・ガーベイ]]
 +
:『BX』では彼女の最期の様子を見て、少年時代に心を通わせるも命を救うができなかったユリンの事を思い出す。
 +
:なお、OVA版『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』におけるロニは、過去に両親を[[地球連邦軍|敵軍]]に殺害された為、父が残した[[シャンブロ|機体]]を完成させて復讐の挙に出ている。その意味で、「(OVA版設定の)ロニは、フリットの有り得たかもしれない姿であった」とも言えよう。
 
;[[マーサ・ビスト・カーバイン]]
 
;[[マーサ・ビスト・カーバイン]]
 
:『BX』では政敵。己の私利私欲の為に連邦軍を私物化し利用する彼女を嫌悪を込めて「女狐」と呼んでおり、ロストロウラン戦直後に自身に嫌味を浴びせた[[アルベルト・ビスト|アルベルト]]に対しても面と向かって[[ビスト財団]]を「寄生虫」と呼び吐き捨てるなど、彼女をはじめ財団を激しく敵視している。
 
:『BX』では政敵。己の私利私欲の為に連邦軍を私物化し利用する彼女を嫌悪を込めて「女狐」と呼んでおり、ロストロウラン戦直後に自身に嫌味を浴びせた[[アルベルト・ビスト|アルベルト]]に対しても面と向かって[[ビスト財団]]を「寄生虫」と呼び吐き捨てるなど、彼女をはじめ財団を激しく敵視している。
182行目: 185行目:  
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では旧知の戦友でかつては同じ部隊で共に戦った過去を持つ。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では旧知の戦友でかつては同じ部隊で共に戦った過去を持つ。
 
;[[アズベス]]
 
;[[アズベス]]
:『BX』では関わる場面も多く、互いに敬意を表している。実は「一線を退いた歴戦の勇士」「現在は立場ある存在」「孫がいる」「その孫は『[[ガリアン|救世主と]][[ガンダムAGE-3|呼ばれる機体]]』に乗って戦っている」「大切なものを奪った[[マーダル|敵]]がおり、その[[ヴェイガン|敵]]を倒すために戦っている」とかなりの点で似たもの同士。
+
:『BX』では関わる場面も多く、互いに敬意を表している。
 +
:実は、「一線を退いた歴戦の勇士」「現在は立場ある存在」「孫がいる」「その孫は『[[ガリアン|救世主と]][[ガンダムAGE-3|呼ばれる機体]]』に乗って戦っている」「大切なものを奪った[[マーダル|敵]]がおり、その[[ヴェイガン|敵]]を倒すために戦っている」と、かなりの点で似たもの同士である。
 
;[[ジョルディ・ボーダー]]
 
;[[ジョルディ・ボーダー]]
 
:アズベスの見守る「孫」であり、『BX』ではフリットも彼の成長を見守っていくことになる。
 
:アズベスの見守る「孫」であり、『BX』ではフリットも彼の成長を見守っていくことになる。
218行目: 222行目:  
;「何が救世主だ! ユリンさえ救えないなんて…。僕は…僕はああああああああっ!!」
 
;「何が救世主だ! ユリンさえ救えないなんて…。僕は…僕はああああああああっ!!」
 
:デシルを撃破後、心を通わせた一人の少女すら守れなかった事に対しての慟哭。この時から、フリットはUE([[ヴェイガン]])への憎しみを募らせていく事となる…。
 
:デシルを撃破後、心を通わせた一人の少女すら守れなかった事に対しての慟哭。この時から、フリットはUE([[ヴェイガン]])への憎しみを募らせていく事となる…。
;「お前達は人間じゃない! どんな姿をしてようと人間なんかじゃない! 罪のない人たちを巻き込んで、母さんだって…ユリンだって…お前達が殺したんだ!!」
+
;「お前達は人間じゃない! どんな姿をしてようと人間なんかじゃない! 罪の無い人達を巻き込んで、母さんだって…ユリンだって…お前達が殺したんだ!!」
 
:第15話より。UEと呼ばれたヴェイガンの正体が自分達と同じ人間である事実を知った直後の台詞。
 
:第15話より。UEと呼ばれたヴェイガンの正体が自分達と同じ人間である事実を知った直後の台詞。
    
=== アセム編 ===
 
=== アセム編 ===
;(お前には味わってほしくない、大切なものを守れない悔しさを)
+
;(お前には味わって欲しくない、大切な者を守れない悔しさを)
 
:第16話より。コロニー「トルディア」を襲撃して来たヴェイガンの2機のMSを息子アセムがガンダムAGE-1によって撃退した報告を聞いて。
 
:第16話より。コロニー「トルディア」を襲撃して来たヴェイガンの2機のMSを息子アセムがガンダムAGE-1によって撃退した報告を聞いて。
 
:息子アセムに「救世主」ガンダムによってヴェイガンと戦うというアスノ家の宿命を負わせてしまった事に対して罪の意識を抱いているだけに、フリットは「せめて、息子アセムには自分と同じ辛い体験をさせたくない」と願うのであった。
 
:息子アセムに「救世主」ガンダムによってヴェイガンと戦うというアスノ家の宿命を負わせてしまった事に対して罪の意識を抱いているだけに、フリットは「せめて、息子アセムには自分と同じ辛い体験をさせたくない」と願うのであった。
;「これは戦争だ! どんな手を使ってでもお前を落とす!!」
+
;「これは戦争だ! どんな手を使ってでも、お前を落とす!!」
 
:第22話より。ユリンの仇敵であるデシルと再戦し、形勢がフリット側に有利なままで撤退する際に。
 
:第22話より。ユリンの仇敵であるデシルと再戦し、形勢がフリット側に有利なままで撤退する際に。
 
:大切な人の命を奪った仇敵が相手といえど深入りしないあたり、フリットの大人としての余裕がうかがえる。
 
:大切な人の命を奪った仇敵が相手といえど深入りしないあたり、フリットの大人としての余裕がうかがえる。
242行目: 246行目:  
:ある意味で、キオ編以降のフリットを代表する台詞。老年期のフリットはこのような感情的な台詞が特に目立つ。
 
:ある意味で、キオ編以降のフリットを代表する台詞。老年期のフリットはこのような感情的な台詞が特に目立つ。
 
;「ヴェイガンは人間じゃない!! 人の命を簡単に奪う!」
 
;「ヴェイガンは人間じゃない!! 人の命を簡単に奪う!」
:第30話より。[[地球]]への侵攻を再び始めたヴェイガンの所業に怒り、[[キオ・アスノ|キオ]]に対して。実際、ヴェイガンによる被害は尋常ではないので間違いではないが、過激な言い方が耳につく。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では対ヴェイガン用の特殊戦闘台詞としても採用。
+
:第30話より。[[地球]]への侵攻を再び始めたヴェイガンの所業に怒り、[[キオ・アスノ|キオ]]に対して。実際、ヴェイガンによる被害は尋常ではないので間違いではないが、過激な言い方が耳につく。
 +
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では対ヴェイガン用の[[特殊戦闘台詞]]としても採用。
 
;「奴は邪悪な存在、人類を滅ぼそうとする『魔王』だ!」
 
;「奴は邪悪な存在、人類を滅ぼそうとする『魔王』だ!」
:同じく第30話より。キオに対して、ヴェイガンの首魁イゼルカントを分かりやすく、かつ過激な言い方で断ずる。
+
:同じく第30話より。キオに対して、ヴェイガンの首魁[[フェザール・イゼルカント|イゼルカント]]を分かりやすく、かつ過激な言い方で断ずる。
:『BX』では[[闇の皇帝ジークジオン|本物の魔王]]相手の[[特殊戦闘台詞]]としても使われている。
+
:『BX』では[[闇の皇帝ジークジオン|本物の魔王]]相手の特殊戦闘台詞としても使われている。
 
;「お前の考えは甘すぎる! 殺戮を繰り返す者達を撲滅しなければ、真の平和は訪れん! この戦争に勝利し、ヴェイガンを根絶やしにするのだ…!」
 
;「お前の考えは甘すぎる! 殺戮を繰り返す者達を撲滅しなければ、真の平和は訪れん! この戦争に勝利し、ヴェイガンを根絶やしにするのだ…!」
 
:第40話より。戦争の拡大を防ぐために敢えて連邦とヴェイガンの勢力の維持に力を注いでいるアセムに対して。
 
:第40話より。戦争の拡大を防ぐために敢えて連邦とヴェイガンの勢力の維持に力を注いでいるアセムに対して。
 +
;「若いな。気合いに実力が伴っていないぞ!」
 +
:第43話より。ルナベース攻防戦にてフラムと相対した際に。[[フラム・ナラ|フラム]]は技量不足をXラウンダー能力で補って戦っているのだが、同様に強力なXラウンダーであり、さらに[[技量]]と経験の確かなフリットの敵ではない。
 +
:ヴェイガンに対しては過激な発言の多い三世代編のフリットだが、その中にあって「熟練のパイロット」としての側面が現れた一幕。
 
;「輸送だと…? ヴェイガンの捕虜など全員処刑すれば良いのだ!」
 
;「輸送だと…? ヴェイガンの捕虜など全員処刑すれば良いのだ!」
:第44話より。ヴェイガンの捕虜の扱いをどうするかを訪ねたフレデリックに対しての断言。
+
:第44話より。ヴェイガンの捕虜の扱いをどうするかを訪ねた[[フレデリック・アルグレアス|フレデリック]]に対しての断言。
 
:この発言にはフレデリックも流石に当惑し、その場にいたアセムは絶句。さらにキオからも拒絶される事となってしまう。
 
:この発言にはフレデリックも流石に当惑し、その場にいたアセムは絶句。さらにキオからも拒絶される事となってしまう。
 
;(私には守れなかった者がいる…守れなかった者達が…。私は誓ったのだ…敵を打ち倒し皆も守る救世主になると…。どんな手段を使っても…)
 
;(私には守れなかった者がいる…守れなかった者達が…。私は誓ったのだ…敵を打ち倒し皆も守る救世主になると…。どんな手段を使っても…)
 
:同じく第44話より。その後、息子たちが離れ一人残ったあとの独白。長い戦乱により、多くの家族・友人・仲間たちを失っていった事への自責の念をも感じさせる。
 
:同じく第44話より。その後、息子たちが離れ一人残ったあとの独白。長い戦乱により、多くの家族・友人・仲間たちを失っていった事への自責の念をも感じさせる。
:ちなみに、この場面では「苦悩するフリットが額を寄せるガラスの向こう側に、少年時代の彼の姿が映っている」という心憎い演出がなされている。
+
:ちなみに、この場面では「苦悩するフリットが額を寄せるガラスの向こう側に、少年時代の彼の姿が映っている」という演出がなされている。
;「若いな。気合いに実力が伴っていないぞ!」
  −
:第43話より。ルナベース攻防戦にてフラムと相対した際に。[[フラム・ナラ|フラム]]は技量不足をXラウンダー能力で補って戦っているのだが、同様に強力なXラウンダーであり、さらに[[技量]]と経験の確かなフリットの敵ではない。
  −
:ヴェイガンに対しては過激な発言の多い三世代編のフリットだが、その中にあって「熟練のパイロット」としての側面が現れた一幕。
   
;「じゃあ…どうすればいいんだよ…」<br />「あいつらだって苦しいのは解ってるさ…でも…」<br />「奴らはユリンを…それに…この僕だって君を…」<br />「僕はユリンを守れなかった!」
 
;「じゃあ…どうすればいいんだよ…」<br />「あいつらだって苦しいのは解ってるさ…でも…」<br />「奴らはユリンを…それに…この僕だって君を…」<br />「僕はユリンを守れなかった!」
 
:最終話より。セカンドムーンへとプラズマダイバーミサイルを発射させようとするが、キオに静止され[[Xラウンダー]]の能力で精神世界へと誘われる。
 
:最終話より。セカンドムーンへとプラズマダイバーミサイルを発射させようとするが、キオに静止され[[Xラウンダー]]の能力で精神世界へと誘われる。
263行目: 268行目:  
:『BX』では、さらに「救世主」としてやるべき事を間違えていた事も自覚している。
 
:『BX』では、さらに「救世主」としてやるべき事を間違えていた事も自覚している。
 
;「聞こえるか、地球圏と火星圏の全ての戦士達よ!! 私の声が届いている全MSに告ぐ! 戦闘を止めて聞いて欲しい!」<BR/>「このままではヴェイガンの移動コロニー『セカンドムーン』は崩壊し、多くの命が失われる! これを防ぐには誘爆を始めている球体ブロックを切り離すしかない! もはや時間は無い! ここにいる全ての者たちの協力がなければ間に合わないのだ!」<BR/>「多くの命を救うため……君たちの協力を要請するッ!」
 
;「聞こえるか、地球圏と火星圏の全ての戦士達よ!! 私の声が届いている全MSに告ぐ! 戦闘を止めて聞いて欲しい!」<BR/>「このままではヴェイガンの移動コロニー『セカンドムーン』は崩壊し、多くの命が失われる! これを防ぐには誘爆を始めている球体ブロックを切り離すしかない! もはや時間は無い! ここにいる全ての者たちの協力がなければ間に合わないのだ!」<BR/>「多くの命を救うため……君たちの協力を要請するッ!」
:同じく最終話より。キオ、アセム、そして仲間達や失った者達の励ましや叱咤を受け、過去の憎しみと自責の念から解放されたフリット。セカンドムーンを救うため、地球軍もヴェイガンもなく全ての戦士達に呼びかける。君たちの力を貸してくれと。
+
:同じく最終話より。キオ、アセム、そして仲間達や失った者達の励ましや叱咤を受け、過去の憎しみと自責の念から解放されたフリット。セカンドムーンを救うため、地球連邦軍もヴェイガンもなく全ての戦士達に呼びかける。君たちの力を貸してくれと。
:それは、フリットが少年時代から目指していたもの、即ち真の救世主となった瞬間でもあった。
+
:それは、フリットが少年時代から目指していたもの、即ち「真の救世主」となった瞬間でもあった。
 
:『BX』では[[木連]]が存在するのと、セカンドムーンが崩壊するのではなく[[地球]]に落下するという状況のため、若干アレンジを加えた上で採用。また、最後の一言が[[DVE]]になっている。
 
:『BX』では[[木連]]が存在するのと、セカンドムーンが崩壊するのではなく[[地球]]に落下するという状況のため、若干アレンジを加えた上で採用。また、最後の一言が[[DVE]]になっている。
 
;「ああ……。あれが、キオ・アスノ……私の孫だ」
 
;「ああ……。あれが、キオ・アスノ……私の孫だ」
:[[ヴェイガンギア・シド]]撃破後、ゼラ・ギンスを救出したキオを指して。劇中最後の台詞でもある。
+
:[[ヴェイガンギア・シド]]撃破後、[[ゼラ・ギンス]]を救出したキオを指して。フリットの劇中最後の台詞でもある。
    
=== ゲーム・書籍媒体 ===
 
=== ゲーム・書籍媒体 ===
275行目: 280行目:  
:[[漫画|コミカライズ]]である『クライマックスヒーロー』にて。このように、[[アムロ・レイ|歴代ガンダム]][[シーブック・アノー|コミカライズ]][[ウッソ・エヴィン|作品]]の例に漏れず、当作品においてのフリットは孫煩悩で砕けたキャラとなっている。
 
:[[漫画|コミカライズ]]である『クライマックスヒーロー』にて。このように、[[アムロ・レイ|歴代ガンダム]][[シーブック・アノー|コミカライズ]][[ウッソ・エヴィン|作品]]の例に漏れず、当作品においてのフリットは孫煩悩で砕けたキャラとなっている。
 
;「そんな、ことは、どうでもいいっっっ!」<BR/>「あなたたちは、自分の子供に、同じことをおしえるつもりなのか! 銃を持って、違う奴らを殺せ、復讐をしろ、というのか! その子たちが、また誰かに復讐される人生を望むのか! 復讐された子の孫が、また誰かを殺すのか! そんな血まみれの人生を、あなたたちは、自分の好きな人に、残したいのかッ!」
 
;「そんな、ことは、どうでもいいっっっ!」<BR/>「あなたたちは、自分の子供に、同じことをおしえるつもりなのか! 銃を持って、違う奴らを殺せ、復讐をしろ、というのか! その子たちが、また誰かに復讐される人生を望むのか! 復讐された子の孫が、また誰かを殺すのか! そんな血まみれの人生を、あなたたちは、自分の好きな人に、残したいのかッ!」
:小説版2巻、ザラムとエウバの抗争の場面で。
+
:[[小説|小説版]]第2巻、[[コロニー]]「ファーデーン」内部におけるザラムとエウバの抗争の場面で。
:TV版と違って本気で殺しあい復讐に復讐を重ね、もはや怨念としか言い様の無い想いをぶつけ合う彼らに対して、救世主たらんとする少年は魂の底から吠える。憎しみを子供たちに残すな、復讐を孫たちに押し付けるな、と。
+
:TV版と違って本気で殺しあい復讐に復讐を重ね、もはや怨念としか言い様の無い想いをぶつけ合う彼らに対して、救世主たらんとする少年フリットは魂の底から吠える。「憎しみを子供たちに残すな、復讐を孫たちに押し付けるな」と。
:……そしてこの言葉は、後に成長した少年自身へと返ってくる事となる。
+
:なお、この言葉は皮肉にも、成長したフリット自身へと返ってくる事となる。
 
;「私が根絶やしにしたいのはな、キオ。国民でも民族でもないのだよ、キオ。思想だ。ヴェイガンという思想を、ことごとく根絶せねばならん」<BR/>「キオよ、よいか。相対的な正義しかこの世には存在せん。我々には絶対的な真理を示してくれる神なるものは必要ない。そのようなものに従いたい、という反知性主義、己の思考を捨てる考えこそが、討つべき敵なのだ」
 
;「私が根絶やしにしたいのはな、キオ。国民でも民族でもないのだよ、キオ。思想だ。ヴェイガンという思想を、ことごとく根絶せねばならん」<BR/>「キオよ、よいか。相対的な正義しかこの世には存在せん。我々には絶対的な真理を示してくれる神なるものは必要ない。そのようなものに従いたい、という反知性主義、己の思考を捨てる考えこそが、討つべき敵なのだ」
:[[小説|小説版]]第5巻より。火星圏から帰還し、ヴェイガンの実情を知ったキオに対して。かの民達を「自分達の苦境に甘え、意志決定をイゼルカントという独裁者に投げ出した無責任な人々」と断じ、改めて殲滅の意志を固めつつそれをキオにも語る。
+
:小説版第5巻より。火星圏から帰還し、ヴェイガンの実情を知ったキオに対して。かの民達を「自分達の苦境に甘え、意志決定をイゼルカントという独裁者に投げ出した無責任な人々」と断じ、改めて殲滅の意志を固めつつそれをキオにも語る。
 
;ファルシア……! 殺人を強要されたユリン・ルシェルを縛ったモビルスーツ、それを今また私の孫に向けてくる、その歪みきった精神性! やはりきゃつらは根絶やしにせねばならん……!
 
;ファルシア……! 殺人を強要されたユリン・ルシェルを縛ったモビルスーツ、それを今また私の孫に向けてくる、その歪みきった精神性! やはりきゃつらは根絶やしにせねばならん……!
 
:同5巻において[[フォーンファルシア]]の姿を初めて目の当たりにしての地の文での台詞。フリットにとって因縁のある機体のためか、憎悪を露わにした。
 
:同5巻において[[フォーンファルシア]]の姿を初めて目の当たりにしての地の文での台詞。フリットにとって因縁のある機体のためか、憎悪を露わにした。
315行目: 320行目:  
:なお、フリットの最終的な判断を聞いた[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]は「物は言いようとは、よく言ったものですね」とコメントし、それを聞いたフリットは'''「物は使いようとも、よく言うものだ」'''と返した。改めて、フリットの老練さが光る名場面である。
 
:なお、フリットの最終的な判断を聞いた[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]は「物は言いようとは、よく言ったものですね」とコメントし、それを聞いたフリットは'''「物は使いようとも、よく言うものだ」'''と返した。改めて、フリットの老練さが光る名場面である。
 
;(『生きる事は難しい』…。時代は繰り返すというのか、[[ユリン・ルシェル|ユリン]]…)
 
;(『生きる事は難しい』…。時代は繰り返すというのか、[[ユリン・ルシェル|ユリン]]…)
:『BX』第20話(宇宙ルート)「ロストロウランに散る」より。[[ニュータイプ]]同士の感応の末やっと分かり合えるも炎と共に消えていった[[ロニ・ガーベイ|ロニ]]を前に慟哭するバナージの姿を目の当たりにし、自身の遠き日の悲しい過去を想起しての心中での呟き。
+
:『BX』第20話ELS移送ルート「ロストロウランに散る」より。[[ニュータイプ]]同士の感応の末やっと分かり合えるも炎と共に消えていった[[ロニ・ガーベイ|ロニ]]を前に慟哭する[[バンージ・リンクス|バナージ]]の姿を目の当たりにし、自身の遠き日の悲しい過去を想起しての心中での呟き。
 
;「家や血筋からは自由になれないものだ。大きく、強ければなおさらな…」
 
;「家や血筋からは自由になれないものだ。大きく、強ければなおさらな…」
 
:荒んだ雰囲気の[[リディ・マーセナス|リディ]]を評して。「モビルスーツ鍛冶」として有名なアスノ家の出身であるフリットにとっても、他人事とはとらえられないのだろう…。
 
:荒んだ雰囲気の[[リディ・マーセナス|リディ]]を評して。「モビルスーツ鍛冶」として有名なアスノ家の出身であるフリットにとっても、他人事とはとらえられないのだろう…。
 
;「他の者達もすぐに出撃しろ! 一分一秒でも早く原種を撃退するのだ! このコロニーを…この地を…これ以上戦火にさらしてはならんッ!」<BR/>「各機、目標は合体原種だ! 奴さえ倒せば他のゾンダーは大した脅威にはならん! 問題は合体原種の再生能力だが、全火力を集中して一気に破壊、すぐさま原種核を回収する! 全機、戦闘を開始しろッ!!」
 
;「他の者達もすぐに出撃しろ! 一分一秒でも早く原種を撃退するのだ! このコロニーを…この地を…これ以上戦火にさらしてはならんッ!」<BR/>「各機、目標は合体原種だ! 奴さえ倒せば他のゾンダーは大した脅威にはならん! 問題は合体原種の再生能力だが、全火力を集中して一気に破壊、すぐさま原種核を回収する! 全機、戦闘を開始しろッ!!」
:『BX』第28話「友」より。ミンスリーに襲来した原種を前に怒りを滲ませながら部隊の出撃を命じる。ミンスリーはフリットにとって、かつてユリンと再会し、束の間の幸せな時間を過ごした思い出の場所。その地を穢そうとする原種に、フリットが怒りを抑えられるはずがなかった。その剣幕には[[弓さやか|さやか]]も「荒れてる」と漏らし、ナトーラも気圧されながら「普段より気合が入っている」と言うほどで、キオも不安を覚えた。
+
:『BX』第28話「友」より。ミンスリーに襲来した原種を前に怒りを滲ませながら部隊の出撃を命じる。ミンスリーはフリットにとって、かつてユリンと再会し、束の間の幸せな時間を過ごした思い出の場所。その地を穢そうとする原種に、フリットが怒りを抑えられるはずがなかった。その剣幕には[[弓さやか|さやか]]も「荒れてる」と漏らし、[[ナトーラ・エイナス|ナトーラ]]も気圧されながら「普段より気合が入っている」と言うほどで、キオも不安を覚えた。
 
;「わ、忘れるはずが…ない…。あの機体はユリンの…」<br />「ヴェイガン、貴様らはどこまでッ!」
 
;「わ、忘れるはずが…ない…。あの機体はユリンの…」<br />「ヴェイガン、貴様らはどこまでッ!」
 
:『BX』第29話「再会、そして別れ」より。戦場に現れた[[フォーンファルシア]]を見て。かつてユリンが『パーツ』として乗せられ、そして散った因縁の機体・ファルシアと全く同じ姿を見たフリット。フリットにとって忘れられない悲しい記憶を蘇らせる機体を見せられて、怒りに震えないはずがなかった。
 
:『BX』第29話「再会、そして別れ」より。戦場に現れた[[フォーンファルシア]]を見て。かつてユリンが『パーツ』として乗せられ、そして散った因縁の機体・ファルシアと全く同じ姿を見たフリット。フリットにとって忘れられない悲しい記憶を蘇らせる機体を見せられて、怒りに震えないはずがなかった。
 
;「何をしている!? そこをどけ! 地球が駄目になるかどうかの瀬戸際なのだぞ!」
 
;「何をしている!? そこをどけ! 地球が駄目になるかどうかの瀬戸際なのだぞ!」
:『BX』第41話「君の中の英雄」にて、[[ヴェイガンギア・シド]]のハッキングを受けてセカンドムーンごと地球に落下するラ・グラミスに対し、もろともヴェイガンを殲滅すべくプラズマダイバーミサイルを放とうとし、割り込んできたキオに対して。
+
:『BX』第41話「君の中の英雄」にて、[[ヴェイガンギア・シド]]のハッキングを受けてセカンドムーンごと[[地球]]に落下するラ・グラミスに対し、もろともヴェイガンを殲滅すべくプラズマダイバーミサイルを放とうとし、割り込んできたキオに対して。
 
:『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』にて[[アクシズ]]を止めに来た[[ネオ・ジオン兵]]の台詞が元ネタだが、やっていることが正反対なのが悲しい。
 
:『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』にて[[アクシズ]]を止めに来た[[ネオ・ジオン兵]]の台詞が元ネタだが、やっていることが正反対なのが悲しい。
;「あの機体に乗せられているのは、ひとりの人間のエゴによって、生き方を歪められた存在……[[アセム・アスノ|私の息子]]や[[キオ・アスノ|孫]]が歩むかも知れなかった、もう一つの道だ」
+
;「あの機体に乗せられているのは、[[フェザール・イゼルカント|ひとりの人間]]のエゴによって、生き方を歪められた存在……[[アセム・アスノ|私の息子]]や[[キオ・アスノ|孫]]が歩むかも知れなかった、もう一つの道だ」
:同話、ゼラ・ギンスを指して表した言葉。
+
:『BX』第41話「君の中の英雄」にて、[[ゼラ・ギンス]]を指して表現した言葉。
 
;「お前が気にしているのは、私の個人的な感情だろう」<BR/>「だが、私はこうも言ったぞ。多くの命を救うため、君達の協力を要請する、とな」
 
;「お前が気にしているのは、私の個人的な感情だろう」<BR/>「だが、私はこうも言ったぞ。多くの命を救うため、君達の協力を要請する、とな」
 
: 『BX』第41話「君の中の英雄」クリア時、[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]達が参戦している場合。フリットの反ヴェイガン思想を知るだけに、BXへの参加を迷うゼハートに対してこう述べた。結果、ゼハートは「連邦軍総司令からの協力要請」に応じる形で、ヴェイガンの代表として部隊に参加することとなった。
 
: 『BX』第41話「君の中の英雄」クリア時、[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]達が参戦している場合。フリットの反ヴェイガン思想を知るだけに、BXへの参加を迷うゼハートに対してこう述べた。結果、ゼハートは「連邦軍総司令からの協力要請」に応じる形で、ヴェイガンの代表として部隊に参加することとなった。
3,644

回編集