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=== [[機動戦士Ζガンダム]]([[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]]) ===
 
=== [[機動戦士Ζガンダム]]([[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]]) ===
;「なんだ?今の光は……。誰だ?誰が呼んだんだ?」
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;「なんだ?今の光は……。誰だ? 誰が呼んだんだ?」
:6話で、待ちに待った久々の登場。サングラスをかけているなど、ファースト時代のイメージを吹っ飛ばすようなインパクトのある登場である。
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:第6話で、待ちに待った久々の登場。サングラスをかけているなど、[[機動戦士ガンダム|ファースト時代]]のイメージを吹っ飛ばすようなインパクトのある登場である。
:寝そべりながら、空を見上げるその姿は未だ断ち切れずにいる宇宙への想いが溢れている。
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:寝そべりながら、空を見上げるその姿は未だ断ち切れずにいる[[宇宙]]への想いが溢れている。
 
;アムロ「何故、地球圏に戻って来たのです?」<br />クワトロ「君を笑いに来た……そう言えば、君の気が済むのだろう?」
 
;アムロ「何故、地球圏に戻って来たのです?」<br />クワトロ「君を笑いに来た……そう言えば、君の気が済むのだろう?」
:15話で、やっとの思いで[[カツ・コバヤシ|カツ]]と共に[[カラバ]]の[[アウドムラ]]に合流したものの、7年の歳月を経ても再会した[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]と名乗ったシャアとのわだかまりから、地球圏に戻ってきた彼にここにいる理由を聞いて。
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:第15話で、やっとの思いで[[カツ・コバヤシ|カツ]]と共に[[カラバ]]の[[アウドムラ]]に合流したものの、7年の歳月を経ても再会した[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]と名乗った[[シャア・アズナブル|シャア]]とのわだかまりから、[[地球|地球圏]]に戻ってきた彼にここにいる理由を聞いて。
:しかし、シャアからの返答は非常に底意地の悪い、今まで軟禁生活に甘んじていたアムロの姿を事実ではあるが辛辣に評したものだった。
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:しかし、シャアからの返答は非常に底意地の悪い、今まで軟禁生活に甘んじていたアムロの姿を事実ではあるが、辛辣に評したものだった。
 
:アムロ自身も同情が欲しいわけではないが、誰かに背中を押してもらいたい甘えがあるのを見抜いた事と、そうでも言わないとアムロは腰を上げない人間だと知っての上での言動である。[[スーパーロボット大戦α|α]]では古谷氏と池田氏の[[DVE]]で収録されている。
 
:アムロ自身も同情が欲しいわけではないが、誰かに背中を押してもらいたい甘えがあるのを見抜いた事と、そうでも言わないとアムロは腰を上げない人間だと知っての上での言動である。[[スーパーロボット大戦α|α]]では古谷氏と池田氏の[[DVE]]で収録されている。
 
;(俺に対しての当てつけなんだ。シャアもハヤトも、ガンダムを若いヤツに使わせて、俺を無視して)
 
;(俺に対しての当てつけなんだ。シャアもハヤトも、ガンダムを若いヤツに使わせて、俺を無視して)
:[[アウドムラ]]の自室の浴室でシャワーを浴びながら呟いた独白。
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:同上。[[アウドムラ]]の自室の浴室で[[シャワーシーン|シャワー]]を浴びながら呟いた独白。
:アウドムラに合流してからというものの、カラバのメンバーに会う度に「ニュータイプ」「英雄」「宇宙には行かないのか」などと言われ、軟禁状態だった自分に負い目を感じていた事もあってか被害妄想気味に。
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:アウドムラに合流してからというものの、カラバのメンバーに会う度に「[[ニュータイプ]]」「英雄」「宇宙には行かないのか」などと言われ、軟禁状態だった自分に負い目を感じていた事もあってか被害妄想気味に。
 
:しかも、そんな状態に追い討ちをかけるかのように、カツから[[ガンダムMk-II]]に乗った[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の活躍を聞かされて、完全に拗ねてしまう。
 
:しかも、そんな状態に追い討ちをかけるかのように、カツから[[ガンダムMk-II]]に乗った[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の活躍を聞かされて、完全に拗ねてしまう。
 
:台詞からして、僻み癖はかなりの重症。一年戦争当時の後悔、自己嫌悪、MSパイロットとしてのプライド、自信が綯い交ぜになって呟いたものである。7年間のブランクはアムロをさらに屈折させていた……。
 
:台詞からして、僻み癖はかなりの重症。一年戦争当時の後悔、自己嫌悪、MSパイロットとしてのプライド、自信が綯い交ぜになって呟いたものである。7年間のブランクはアムロをさらに屈折させていた……。
 
;「俺はガンダムのパイロットだったんだ!」
 
;「俺はガンダムのパイロットだったんだ!」
:15話で、アウドムラを急襲する[[ロザミア・バダム|ロザミア]]の[[ギャプラン]]を迎撃するために、無断でMk-IIで出撃したカツを援護するべく、発進した[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]の[[百式]]とカミーユの[[リック・ディアス]]に続いて、自分も空いているMSに乗って出撃しようとデッキまで来たアムロが、ブランクを理由にハヤトに止められてなお口にした、最後の意地とも取れる台詞。
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:同上。アウドムラを急襲する[[ロザミア・バダム|ロザミア]]の[[ギャプラン]]を迎撃するために、無断でMk-IIで出撃したカツを援護するべく、発進したクワトロの[[百式]]とカミーユの[[リック・ディアス]]に続いて、自分も空いているMSに乗って出撃しようとデッキまで来たアムロが、ブランクを理由にハヤトに止められてなお口にした、最後の意地とも取れる台詞。
 
:周囲を見返してやりたい気持ちもあるのだが、同時に出撃する怖さも感じていた。長い間戦場から離れすぎたせいである。
 
:周囲を見返してやりたい気持ちもあるのだが、同時に出撃する怖さも感じていた。長い間戦場から離れすぎたせいである。
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;「行きたくはない。あの無重力帯の感覚は怖い」
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:第16話より。クワトロから「君も宇宙に来ればいい」と勧められた時の返答。すかさず、クワトロに「[[ララァ・スン|ララァ]]に会うのが怖いのだろう?」と言われると、アムロは「喋るな!」と立腹するのであった。
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:しかしながら、アムロは再び戦う決意を固めており、[[リック・ディアス]]にて出撃するのであった。
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;「後ろにも目を付けるんだ!」
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:同上。カミーユと共に[[ブラン・ブルターク|ブラン]]が駆る[[アッシマー]]と戦闘した際のカミーユに対するアドバイスの一つ。
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:7年間のブランクはあれど、アムロの「[[一年戦争]]の[[エース]]」としての実力は、なおも健在であった。
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:なお、この戦闘においてアムロはリック・ディアスで敵機アッシマーを難無く撃墜させている。アムロファン必見の名場面であると言えよう。
 
;「カミーユ、危険だ。その女には近付かない方がいい」
 
;「カミーユ、危険だ。その女には近付かない方がいい」
:19話で、カミーユからホンコンの街で偶然出会った「[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]」という名前の少女の事について聞かされた時に。
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:第19話で、カミーユから[[香港|ホンコン・シティ]]で偶然出会った「[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]」という名前の少女の事について聞かされた時に。
 
:カミーユが自分やシャアと同じニュータイプの素養があると感じていた事もあってか、この時既にその少女にララァと同じものを感じていたのであろう。何とか、自分たちが味わった悲劇を彼には経験させたくないという思いが現れている。
 
:カミーユが自分やシャアと同じニュータイプの素養があると感じていた事もあってか、この時既にその少女にララァと同じものを感じていたのであろう。何とか、自分たちが味わった悲劇を彼には経験させたくないという思いが現れている。
 
;「人の善意を無視する奴は一生苦しむぞ!」
 
;「人の善意を無視する奴は一生苦しむぞ!」
:TV版にて、カミーユを宇宙に戻そうとした時の台詞。
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:TV版第20話でのみ発した(フォウの助力の元で)カミーユを宇宙に戻そうとした時におけるアムロの台詞。
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:なお、上記のアムロの台詞と関連する事であるが、富野由悠季監督が手掛けた[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]作品では、周囲の人々(特に、大人)からの忠告を聞き入れなかった為に、最終的に[[死亡フラグ|自らの破滅を招いた]][[カツ・コバヤシ|少年]][[クェス・パラヤ|少女]]が存在している。
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:したがって、上記のアムロの台詞は、「富野監督による(若年層の)視聴者への忠告的なメッセージである」と解釈できなくもない。
 
;「人は同じ過ちを繰り返す……まったく……!」
 
;「人は同じ過ちを繰り返す……まったく……!」
:TV版でのみ発した、フォウ・ムラサメの死にララァの最期をだぶらせた台詞。宇宙世紀が1世紀以上経っても、同じ過ちは繰り返されるのである……。
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:TV版第36話でのみ発したフォウの死にララァの最期をだぶらせたアムロの台詞。宇宙世紀が1世紀以上経っても、同じ過ちは繰り返されるのである……。
 
;「人身御供の家系かもな」
 
;「人身御供の家系かもな」
:ダカール演説後「これで私は自由を失った」と寂しそうにつぶやくシャアに「誰かが人身御供にならなければならないんだ」と言い、さらに「私は人身御供か?」と冗談めかして返すシャアをからかって。
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:TV版第37話でのみ発したアムロの台詞。[[ダカール演説]]の後「これで私は自由を失った」と寂しそうにつぶやくシャアに「誰かが人身御供にならなければならないんだ」と言い、さらに「私は人身御供か?」と冗談めかして返すシャアをからかって。
:シャアの父ジオン・ダイクンの最期、そして何より[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|シャア自身のその後]]を思えば「人身御供の家系」とは少々洒落にならない表現であるが、あえてそのような強い言葉で(しかも再会直後の敬語からタメ口)軽口を言い合える所にこの時点での2人の関係の良好さが読み取れ、事実その直後2人は和やかに乾杯している。どう考えても2人は今までの因縁を乗り越え完全和解したとしか見えないシーンであり、6年後この2人に破局が訪れると誰が予見しえるだろうか。
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:シャアの父ジオン・ズム・ダイクンの最期、そして何より[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|シャア自身のその後]]を思えば「人身御供の家系」とは少々洒落にならない表現であるが、あえてそのような強い言葉で(しかも再会直後の敬語からタメ口)軽口を言い合える所にこの時点でのアムロとシャアの関係の良好さが読み取れ、事実その直後二人は和やかに乾杯している。
:本来「逆襲のシャア」の製作予定は元々無く、ΖΖでシャアが復活・再登場する予定だったのだが、ΖΖ放送中に突然「逆襲のシャア」の製作が決まったため、ΖΖでのシャアの出番が没になってしまった悲しい事情がある。ΖΖ前期OPにはシャアが登場していたが、後期OPからは消えてしまう。もし、ΖΖの世界でアムロとシャアが再会した時、果たして何が起こったのだろうか?
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:どう考えてもアムロとシャアが今までの因縁を乗り越え完全和解したとしか見えないシーンであり、6年後この二人に破局が訪れると誰が予見し得ただろうか…。
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:余談だが、'''「本来『逆襲のシャア』の製作予定は元々無く、『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』でシャアが復活・再登場する予定だった。しかし、『ΖΖ』放送中に突然『逆襲のシャア』の製作が決まったため、『ΖΖ』でのシャアの出番が没になってしまった」'''という悲しい事情がある。
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:その事実を裏付けるものとして『ΖΖ』前期OPにはシャアが登場していたが、『ΖΖ』後期OPからは姿を消してしまう。もし、『ΖΖ』の世界でアムロとシャアが再会した時、果たして何が起こったのだろうか?
    
=== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ===
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