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| 「もし、世界の平和を守る[[スーパーロボット]]が[[企業]]の所有物だったら?」という話を、リアリティを追求する方向性で取り扱った異色作。 | | 「もし、世界の平和を守る[[スーパーロボット]]が[[企業]]の所有物だったら?」という話を、リアリティを追求する方向性で取り扱った異色作。 |
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− | 本作の第1話において視聴者は主役機[[ダイ・ガード]]の信じられないほどの弱さに度肝を抜かれた。 | + | 本作の第1話において視聴者は主役機[[ダイ・ガード]]の信じられないほどの弱さに度肝を抜かれた。この演出に代表される様に、ダイ・ガードは一見ヒーロー然としたスーパーロボットそのものの外観をしているのだが、無敵のスーパーロボットには程遠い存在で、移動するのにすら苦労する。それを知恵と[[勇気]]とチームワークで補っていくという内容である。 |
− | この演出に代表される様に、ダイ・ガードは一見ヒーロー然としたスーパーロボットそのものの外観をしているのだが、無敵のスーパーロボットには程遠い存在で、移動するのにすら苦労する。それを知恵と[[勇気]]とチームワークで補っていくという内容である。
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| 世界観や技術力は現代に近く、ジャンルとしては『[[機動警察パトレイバー]]』に近い。ダイ・ガードの発進の度に予算や許可の問題が発生して常に書類に押印していたり、苦戦を強いられて一時撤退し、新兵器で対抗したり……と、いかにもスーパーロボット然とした外見からは想像も付かないほど、リアリティのある作風の中に、スーパーロボット的な熱さが加わっている。そのような作風から、ファンによって「リアル・スーパーロボット」またその逆に「スーパー・リアルロボット」という一見相反するような、しかし作品を見た者からはどちらも納得できる愛称を受けている。 | | 世界観や技術力は現代に近く、ジャンルとしては『[[機動警察パトレイバー]]』に近い。ダイ・ガードの発進の度に予算や許可の問題が発生して常に書類に押印していたり、苦戦を強いられて一時撤退し、新兵器で対抗したり……と、いかにもスーパーロボット然とした外見からは想像も付かないほど、リアリティのある作風の中に、スーパーロボット的な熱さが加わっている。そのような作風から、ファンによって「リアル・スーパーロボット」またその逆に「スーパー・リアルロボット」という一見相反するような、しかし作品を見た者からはどちらも納得できる愛称を受けている。 |
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| == ストーリー == | | == ストーリー == |
− | [[西暦]]2030年、秋。青い[[海]]。青い[[空]]。何も変わらない日常。平和そのものの光景。 | + | [[西暦]]2030年、秋。青い[[海]]。青い[[空]]。何も変わらない日常。平和そのものの光景。[[熱海]]の海岸でいつもの様に退屈な広報活動に勤しむ株式会社21世紀警備保障・企画部広報2課の面々。 |
− | [[熱海]]の海岸でいつもの様に退屈な広報活動に勤しむ株式会社21世紀警備保障・企画部広報2課の面々。 | |
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− | そこには、今では何の為に作られたかも忘れ去られた巨大ロボット[[ダイ・ガード]]の姿もあった。 | + | そこには、今では何の為に作られたかも忘れ去られた巨大ロボット[[ダイ・ガード]]の姿もあった。金食い虫、厄介者と言われ、威厳も何も存在しない唯の歩く広告塔として。 |
− | 金食い虫、厄介者と言われ、威厳も何も存在しない唯の歩く広告塔として。
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− | しかし、その日常は異様な落雷と共に終わりを告げる。
| + | しかし、その日常は異様な落雷と共に終わりを告げる。雷が落ちた海中から突如出現したのは、目を疑う様な[[ヘテロダイン|巨大怪獣]]だった! |
− | 雷が落ちた海中から突如出現したのは、目を疑う様な[[ヘテロダイン|巨大怪獣]]だった!
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| 今こそ、その時だ! 立ち上がれダイ・ガード! '''サラリーマンだって、平和を守れるんだ!''' | | 今こそ、その時だ! 立ち上がれダイ・ガード! '''サラリーマンだって、平和を守れるんだ!''' |
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| *[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇]] | | *[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇]] |
| *[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]] | | *[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]] |
| + | *[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]] |
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| === 広報2課 === | | === 広報2課 === |
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| === 21世紀警備保障関係者 === | | === 21世紀警備保障関係者 === |
| ;[[百目鬼里香]] | | ;[[百目鬼里香]] |
− | :技術部主任の天才少女。苗字(百目鬼)が[[百鬼帝国]]の[[百人衆]]を彷彿とさせるが、無論関係ない。 | + | :技術部主任の天才少女。 |
| ;[[墨田洋介]] | | ;[[墨田洋介]] |
| :ダイ・ガードの整備班班長。 | | :ダイ・ガードの整備班班長。 |
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| *[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇]] | | *[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇]] |
| *[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]] | | *[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]] |
| + | *[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]] |
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| ;[[ダイ・ガード]] | | ;[[ダイ・ガード]] |
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| :;「路地裏の宇宙少年」 | | :;「路地裏の宇宙少年」 |
| ::作詞・作曲:川畑アキラ、編曲・歌:ザ・コブラツイスターズ | | ::作詞・作曲:川畑アキラ、編曲・歌:ザ・コブラツイスターズ |
− | ::パワフルかつ疾走感のあるメロディーラインと、主人公・赤木を思わせる熱い歌詞が印象的。 | + | ::パワフルかつ疾走感のあるメロディーラインと、主人公・赤木を思わせる熱い歌詞が印象的。 |
| ::『第2次Z』『第3次Z』で採用。 | | ::『第2次Z』『第3次Z』で採用。 |
| ;挿入歌 | | ;挿入歌 |
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| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
− | :初参戦作。今回のSRWシリーズ初参戦の12作品の中では、唯一本作だけがキャラクター・ユニット共にゲーム初登場となる。同じく巨大ロボットを所有する[[企業]]を描いた作品である『[[無敵ロボ トライダーG7|トライダーG7]]』、同じ水島氏が監督である『[[機動戦士ガンダム00|ガンダム00]]』と同時参戦。なお、これまで水島監督はダイ・ガード参戦については否定的だったという噂があったが、後に監督自らその噂を否定。実は参戦を希望していた事が判明した。 | + | :初参戦作。今回のSRWシリーズ初参戦の12作品の中では、唯一本作だけがキャラクター・ユニット共にゲーム初登場となる。同じく巨大ロボットを所有する[[企業]]を描いた作品である『[[無敵ロボ トライダーG7|トライダーG7]]』、同じ水島氏が監督である『[[機動戦士ガンダム00|ガンダム00]]』と同時参戦。なお、これまで水島監督は『ダイ・ガード』参戦については否定的だったという噂があったが、後に監督自らその噂を否定。実は参戦を希望していた事が判明した。 |
| :原作再現の点では時系列の入れ替えや再構成が見られるものの概ね原作に沿っている。なお、今作では21世紀警備保障の社長交代劇は見られなかったが……? | | :原作再現の点では時系列の入れ替えや再構成が見られるものの概ね原作に沿っている。なお、今作では21世紀警備保障の社長交代劇は見られなかったが……? |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |