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スフィアに関して
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さらにこの力は他のスフィアに対して使用することも可能であり、共鳴条件や相性を無視して力を引き出す、あるいは抑え込むことが可能。ただし、リアクターの意志が完全に一致しない場合で複数の統合制御を行った場合、リアクターの心身に巨大な負担がかかる。
 
さらにこの力は他のスフィアに対して使用することも可能であり、共鳴条件や相性を無視して力を引き出す、あるいは抑え込むことが可能。ただし、リアクターの意志が完全に一致しない場合で複数の統合制御を行った場合、リアクターの心身に巨大な負担がかかる。
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天獄篇第46話「守るべき未来」において、一瞬だが[[過去|タイムスリップ]]に引き戻されたことがある。これは「ブーストアップ」「交信能力」「12のスフィア」の三要素力によるもので、「ブーストアップ」が「誰よりも早く=時の回転」であれば、その逆の「時の逆回転」が「相反する二つの要素=陰陽の力」、「交信能力」が生前の涼音を感知、「12のスフィア」のリアクター全員が意思の統一(涼音の死)が働いた結果だろう。
    
太極たる至高神ソルの存在は、多くの矛盾を孕みながら生きていく「人間」そのものであり、その核として矛盾を両立させるこのスフィアは太極の簡易版、つまりミニチュアとしての側面を持つ。そんなこのスフィアの力は、反対の位置にある「立ち上がる射手」とは逆、いわば「'''自分に打ち克とうとする力'''」と言える。言うなれば、いがみ合う双子の力を発揮する真のキーとは「'''克己心'''」であるといえる。
 
太極たる至高神ソルの存在は、多くの矛盾を孕みながら生きていく「人間」そのものであり、その核として矛盾を両立させるこのスフィアは太極の簡易版、つまりミニチュアとしての側面を持つ。そんなこのスフィアの力は、反対の位置にある「立ち上がる射手」とは逆、いわば「'''自分に打ち克とうとする力'''」と言える。言うなれば、いがみ合う双子の力を発揮する真のキーとは「'''克己心'''」であるといえる。
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どこかの世界に存在していたスフィア。前のリアクターから[[アサキム・ドーウィン]]が奪取し[[シュロウガ]]に搭載され、後にアサキムがリアクターとなった。至高神ソルの「好奇心」を司る。
 
どこかの世界に存在していたスフィア。前のリアクターから[[アサキム・ドーウィン]]が奪取し[[シュロウガ]]に搭載され、後にアサキムがリアクターとなった。至高神ソルの「好奇心」を司る。
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ありとあらゆる知識を求める好奇心によって力を発揮する。前のリアクターはアサキムと接触した際、彼のことを知り過ぎたためにその心の底にあった闇に触れてしまい、死亡したらしい。
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ありとあらゆる知識を求める好奇心によって力を発揮する。前のリアクターはアサキムと接触した際、彼のことを知り過ぎたためにその心の底にあった闇に触れてしまい、死亡したらしい。第60話「永遠へ」アサキム曰く「[[アカシックレコード]]」に接触するキーであること。手に入れたスフィアから順番に説明していることから、最初に手に入れたスフィアであろう。
    
好奇心とは知らない事柄に対して抱くものであるため、それを妨害する反作用は「'''知識の無差別な収集'''」であると思われる(知らないほうがいい様な、知れば気の狂いかねない、いわゆる[[クトゥルフ神話|「SAN値の減る」]]情報も引き寄せる)。
 
好奇心とは知らない事柄に対して抱くものであるため、それを妨害する反作用は「'''知識の無差別な収集'''」であると思われる(知らないほうがいい様な、知れば気の狂いかねない、いわゆる[[クトゥルフ神話|「SAN値の減る」]]情報も引き寄せる)。
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スフィア・アクトはあらゆる真実を公開すること。そのあくなき知識欲は「偽りの黒羊」の嘘を暴いて無力化してしまう。フェイクの方は「バリア無効化」という形でこれを表現している。
 
スフィア・アクトはあらゆる真実を公開すること。そのあくなき知識欲は「偽りの黒羊」の嘘を暴いて無力化してしまう。フェイクの方は「バリア無効化」という形でこれを表現している。
      
相対する「沈黙の巨蟹」が「意欲を相殺する理性」とするなら、暴いてはいけないものを暴くこのスフィアは「理性を超越する欲求」といえる。
 
相対する「沈黙の巨蟹」が「意欲を相殺する理性」とするなら、暴いてはいけないものを暴くこのスフィアは「理性を超越する欲求」といえる。
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夢、つまり何かを望む意志によって力を発揮する。眠った時に見るそれではなく、未来への展望や目的などの漠然としたそれである。ゆえに力が崩壊する条件も簡単で、破れるか叶うかして夢を見なくなると力が崩壊する。
 
夢、つまり何かを望む意志によって力を発揮する。眠った時に見るそれではなく、未来への展望や目的などの漠然としたそれである。ゆえに力が崩壊する条件も簡単で、破れるか叶うかして夢を見なくなると力が崩壊する。
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夢を見ることで力を発揮するため、反作用はそれを妨害する「'''想像力の減退'''」だと考えられる。フェイクのアクトは「運動性低下」なので、敵の攻撃を予測して動くことが出来なくなる、というわけである。
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スフィア・アクトは不明。到来していない事象に意識が向けられるという点からして、「未来予測」の力であるとも考えられる。星座配置で対極にある「悲しみの乙女」の力が悲しみの感情への同調、つまり過去の出来事を力とするのに対し、未来を夢見るこのスフィアの力は「'''未来を求める力'''」と言える。
 
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スフィア・アクトは不明。到来していない事象に意識が向けられるという点からして、「未来予測」の力であるとも考えられる。
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星座配置で対極にある「悲しみの乙女」の力が悲しみの感情への同調、つまり過去の出来事を力とするのに対し、未来を夢見るこのスフィアの力は「'''未来を求める力'''」と言える。
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前のリアクターがいたのかどうかも不明で、「揺れる天秤」や「悲しみの乙女」の事例を考えれば、このスフィアを最初に手にしたのがアサキムだった可能性もある。
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知識の渇望を求める「知りたがる山羊」とは相性がよく、アサキム=シュロウガが一時期[[ZEON]]に封印された際は「知りたがる山羊」「夢見る双魚」をサードステージからフォースステージに引き上げ、その天獄篇において自身の存在の渇望を抱いたのはこのスフィアの力が働いたのだろう。先へと進む行動力と想像力がないと、夢を見る力が発揮できないため、反作用はそれを妨害する「'''想像力の減退'''」だと考えられる。フェイクのアクトは「運動性低下」なので、敵の攻撃を予測して動くことが出来なくなる、というわけである。ヒビキ・カミシロの黒の英知の力で得た「ブーストアップ」にも関連できる要素でもある。
    
対応アルカナの「月」のカードにおいて、寓画の月が示すものは「真実への導きを与える、無名無形の見えざるもの」とされており、ここから「夢」というキーが設定されたと思われる。
 
対応アルカナの「月」のカードにおいて、寓画の月が示すものは「真実への導きを与える、無名無形の見えざるもの」とされており、ここから「夢」というキーが設定されたと思われる。
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