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| === [[スーパーロボット大戦Z]] === | | === [[スーパーロボット大戦Z]] === |
− | 今回は[[α外伝]]とは異なり「戦乱の時代の未来世界」が舞台となっているわけではないが、時空震動によって生じた時空の環という設定により、「黒歴史」の取り扱いは結果的に[[α外伝]]に類似したアレンジとなっている。
| + | 今回はα外伝とは異なり「戦乱の時代の未来世界」が舞台となっているわけではないが、時空震動によって生じた時空の環という設定により、「黒歴史」の取り扱いは結果的にα外伝に類似したアレンジとなっている。 |
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− | [[Z]]の世界における黒歴史とは、原作やα外伝同様、超古代文明崩壊の引き金を引くこととなった最終戦争以前の時代を指しているのだが、特筆すべきは多元世界を構成する複数の世界で似たような黒歴史が語られていることである。これは実は、多元世界を構成する多くの世界は黒歴史の時代には一つの世界であったことを示している。これが黒歴史の時代の最後に起こった時空崩壊で無数の世界に分岐し、[[ブレイク・ザ・ワールド]]によってそれらが再び一つの世界に統合して現在に至ったのである。
| + | Zの世界における黒歴史とは、原作やα外伝同様、超古代文明崩壊の引き金を引くこととなった最終戦争以前の時代を指しているのだが、特筆すべきは多元世界を構成する複数の世界で似たような黒歴史が語られていることである。これは実は、多元世界を構成する多くの世界は黒歴史の時代には一つの世界であったことを示している。これが黒歴史の時代の最後に起こった時空崩壊で無数の世界に分岐し、[[ブレイク・ザ・ワールド]]によってそれらが再び一つの世界に統合して現在に至ったのである。 |
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| 黒歴史において最終戦争を繰り広げているのは、今日の多元世界に存在するものとあまりに酷似したロボット兵器を操る軍隊たち。そこには、今日の[[ZEUTH]]の面々と酷似したロボットたちまでいた。しかも、ターンタイプ、[[オーバーデビル]]、[[ザ・ビッグ]]、[[堕天翅族]]などは酷似しているのではなく、今日に存在するそれらと全く同じ存在であった。そしてこの戦いの最終局面において、太極の[[次元力]]の行使による時空震動が発生。多元世界は崩壊し、再び無数の世界に分岐する。このとき、人々の[[メモリー]]が一度リセットされて記憶と記録のほとんどが失われ、その後の各世界はかつてと同じような歴史を歩み、かつてと同じようなロボット兵器を開発することになる。そして、失われたメモリーがあることを知ったいくつかの世界はそれを黒歴史と呼び封印する。そして多元世界崩壊から1万2000年経った時点でどこかの世界で[[時空振動弾]]が作られ、それにより再び多元世界が創世され、力を持つ者による新たな戦いが繰り返される……という循環世界が、時空震動の結果形成されていたのである。 | | 黒歴史において最終戦争を繰り広げているのは、今日の多元世界に存在するものとあまりに酷似したロボット兵器を操る軍隊たち。そこには、今日の[[ZEUTH]]の面々と酷似したロボットたちまでいた。しかも、ターンタイプ、[[オーバーデビル]]、[[ザ・ビッグ]]、[[堕天翅族]]などは酷似しているのではなく、今日に存在するそれらと全く同じ存在であった。そしてこの戦いの最終局面において、太極の[[次元力]]の行使による時空震動が発生。多元世界は崩壊し、再び無数の世界に分岐する。このとき、人々の[[メモリー]]が一度リセットされて記憶と記録のほとんどが失われ、その後の各世界はかつてと同じような歴史を歩み、かつてと同じようなロボット兵器を開発することになる。そして、失われたメモリーがあることを知ったいくつかの世界はそれを黒歴史と呼び封印する。そして多元世界崩壊から1万2000年経った時点でどこかの世界で[[時空振動弾]]が作られ、それにより再び多元世界が創世され、力を持つ者による新たな戦いが繰り返される……という循環世界が、時空震動の結果形成されていたのである。 |
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− | そして、どの周期の多元世界においても[[ZEUTH]]と呼ばれるヒーローチームが結成されて世界の戦局を大きく左右するのであるという。しかしどの[[ZEUTH]]も多元世界の戦争を終結させることはできず、人類が一致団結して時空崩壊に立ち向かうような理想の未来を迎えることなく多元世界はリセットされていたのである。つまりα外伝のアレンジと同様に「プレイヤー率いる自軍が、将来の世界において黒歴史の当事者として記録される」という設定となっている。
| + | そして、どの周期の多元世界においてもZEUTHと呼ばれるヒーローチームが結成されて世界の戦局を大きく左右するのであるという。しかしどのZEUTHも多元世界の戦争を終結させることはできず、人類が一致団結して時空崩壊に立ち向かうような理想の未来を迎えることなく多元世界はリセットされていたのである。つまりα外伝のアレンジと同様に「プレイヤー率いる自軍が、将来の世界において黒歴史の当事者として記録される」という設定となっている。 |
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− | この事実は黒歴史の情報を司る[[D.O.M.E.]]により明らかとなった(この辺りのアレンジも[[α外伝]]と同様)のだが、その事を知った[[ZEUTH]]の面々は、黒歴史の再来を回避すべく決意を新たにすることとなる(この決意をきちんと胸に刻んでおかないと、黒歴史が再来してしまうので注意が必要。考え無しな選択肢を選んでしまうと、黒歴史再来の最終話に進んでしまう)。 | + | この事実は黒歴史の情報を司る[[D.O.M.E.]]により明らかとなった(この辺りのアレンジもα外伝と同様)のだが、その事を知ったZEUTHの面々は、黒歴史の再来を回避すべく決意を新たにすることとなる(この決意をきちんと胸に刻んでおかないと、黒歴史が再来してしまうので注意が必要。考え無しな選択肢を選んでしまうと、黒歴史再来の最終話に進んでしまう)。なお、この時空の環という設定により、過去の事実から今後起こる事象をある程度推測することもできるようで、[[フロスト兄弟]]が世界の否定に走った動機付けにこの点を加味したアレンジが加えられている。その事実は、彼らにとってまさしく黒歴史としか呼びようのないものであった。 |
− | なお、この時空の環という設定により、過去の事実から今後起こる事象をある程度推測することもできるようで、[[フロスト兄弟]]が世界の否定に走った動機付けにこの点を加味したアレンジが加えられている。その事実は、彼らにとってまさしく黒歴史としか呼びようのないものであった。
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| 本作において黒歴史の遺産として設定されているものは以下のようなものがある。 | | 本作において黒歴史の遺産として設定されているものは以下のようなものがある。 |
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| ;[[アクエリオン]] | | ;[[アクエリオン]] |
| :[[堕天翅族]]を倒すために作り出された機械天使。1万2千年前に堕天翅族を裏切って人類についたといわれていたが、これは上述しているメモリーのリセットで1万2千年より前を認識できないからであり、本来は「1億2千年前」である。 | | :[[堕天翅族]]を倒すために作り出された機械天使。1万2千年前に堕天翅族を裏切って人類についたといわれていたが、これは上述しているメモリーのリセットで1万2千年より前を認識できないからであり、本来は「1億2千年前」である。 |
− | ;アーリー[[オーバーマン]] | + | ;アーリーオーバーマン |
− | :はるか過去から存在しているとされるオーバーマンであり、[[キングゲイナー]]や[[オーバーデビル]]がそれにあたる。黒歴史の遺物であり、黒歴史の戦いで活躍した後に地中に埋もれては次の周期で発掘される、を繰り返してきた。前の周期ではオーバーデビルはZEUTHとともに堕天翅族と戦っていたらしい。
| + | :はるか過去から存在しているとされる[[オーバーマン]]であり、[[キングゲイナー]]や[[オーバーデビル]]がそれにあたる。黒歴史の遺物であり、黒歴史の戦いで活躍した後に地中に埋もれては次の周期で発掘される、を繰り返してきた。前の周期ではオーバーデビルはZEUTHとともに堕天翅族と戦っていたらしい。 |
| :また、キングゲイナーは元々エグゼクターのマスターコア「[[XAN-斬-]]」が姿を変えたものである。 | | :また、キングゲイナーは元々エグゼクターのマスターコア「[[XAN-斬-]]」が姿を変えたものである。 |
| ;[[アムロ・レイ]]と[[シャア・アズナブル]] | | ;[[アムロ・レイ]]と[[シャア・アズナブル]] |
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| :ただし、パラダイムシティは定期的にリセットを繰り返すという形でループしており、ここに住まう住人はその度に[[メモリー]]を奪われている。太極がこのような街を作った理由は「新たな世界の雛形」としてということらしいが、詳細は不明である。 | | :ただし、パラダイムシティは定期的にリセットを繰り返すという形でループしており、ここに住まう住人はその度に[[メモリー]]を奪われている。太極がこのような街を作った理由は「新たな世界の雛形」としてということらしいが、詳細は不明である。 |
| ;[[メトロポリス]] | | ;[[メトロポリス]] |
− | :パラダイムシティの[[ゴードン・ローズウォーター]]が書いた[[小説]]。未完と思われていたが完成版が存在しており、黒歴史の遺物として多元世界をループしている。『Z』作中ではメダイユ公のコレクションになっており、[[アナ・メダイユ|アナ姫]]を人質にした[[グエン・サード・ラインフォード|グエン卿]]により彼の手に渡る。 | + | :パラダイムシティの[[ゴードン・ローズウォーター]]が書いた[[劇中劇|小説]]。未完と思われていたが完成版が存在しており、黒歴史の遺物として多元世界をループしている。『Z』作中ではメダイユ公のコレクションになっており、[[アナ・メダイユ|アナ姫]]を人質にした[[グエン・サード・ラインフォード|グエン卿]]により彼の手に渡る。 |
| :完成版のメトロポリスは黒歴史の顛末を小説の形式で描いたものであり、黒歴史の遺物のありかなどもわかるようである。これによりグエンが見つけ出した黒歴史の遺物には[[サイコガンダム]]と[[デストロイガンダム]]が含まれており、彼はそれらを「ブラックドール」と呼んだ。当然、これらは現代に作られたものではなく、「前の周期の世界」で作られたものである。 | | :完成版のメトロポリスは黒歴史の顛末を小説の形式で描いたものであり、黒歴史の遺物のありかなどもわかるようである。これによりグエンが見つけ出した黒歴史の遺物には[[サイコガンダム]]と[[デストロイガンダム]]が含まれており、彼はそれらを「ブラックドール」と呼んだ。当然、これらは現代に作られたものではなく、「前の周期の世界」で作られたものである。 |
| ;[[ザ・ビッグ]] | | ;[[ザ・ビッグ]] |
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| :黒歴史によるあらゆる破壊が行われると最後にクダンの限界により時空崩壊が起こり、[[次元力]]が降臨するとされている。 | | :黒歴史によるあらゆる破壊が行われると最後にクダンの限界により時空崩壊が起こり、[[次元力]]が降臨するとされている。 |
| ;[[兜甲児]]の知らないマジンガー | | ;[[兜甲児]]の知らないマジンガー |
− | :黒歴史の中でかつて戦っていた'''『Z』作中の甲児が知らないマジンガー'''として存在が示唆された。この時、[[ボス]]は「[[ボスボロット]]も細部が違う」と証言している。可能性としては『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』、『ゴッドマジンガー』(SRW未参戦)、『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』、『[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]』等が挙げられる。<ref>ただし、『Z』の発売時点では『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』『[[マジンカイザーSKL|SKL]]』の存在はまだ発表されていなかったので、この時はそれ以外を想定していたものと思われる。</ref> | + | :黒歴史の中でかつて戦っていた'''『Z』作中の甲児が知らないマジンガー'''として存在が示唆された。この時、[[ボス]]は「[[ボスボロット]]も細部が違う」と証言している。可能性としては『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』、『ゴッドマジンガー』(SRW未参戦)、『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』、『[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]』等が挙げられる。<ref>ただし、『Z』の発売時点では『真マジンガー』『SKL』はまだ発表されていなかったので、この時はそれ以外を想定していたものと思われる。</ref> |
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| === [[第2次スーパーロボット大戦Z]] === | | === [[第2次スーパーロボット大戦Z]] === |
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| === [[第3次スーパーロボット大戦Z]] === | | === [[第3次スーパーロボット大戦Z]] === |
| [[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]では『[[∀ガンダム]]』が参戦していないためか、「黒'''い'''歴史」と微妙に濁された表現となっている。 | | [[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]では『[[∀ガンダム]]』が参戦していないためか、「黒'''い'''歴史」と微妙に濁された表現となっている。 |
− | また、終盤では[[フル・フロンタル|前述のシャアの扱いが明言された]]事もあった。 | + | また、終盤では[[フル・フロンタル|前述のシャアの扱いが明言された]]事もあった。今作においては黒歴史とは、多元宇宙の死と新生の周期である「1万2000年の環」の継ぎ目に起きる、文明と人類のリセットの一端を記したものであることがわかっている。 |
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− | 今作においては黒歴史とは、多元宇宙の死と新生の周期である「1万2000年の環」の継ぎ目に起きる、文明と人類のリセットの一端を記したものであることがわかっている。
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| また、[[天獄戦争]]においては[[ガロード・ラン|ガロード]]と[[ロラン・セアック|ロラン]]の証言により、UCWのエグゼクター事件後に[[マウンテンサイクル]]から[[マリーメイア軍]]や[[ネオ・ジオン]]の機体が現れたことが判明している。[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]で条件次第で入手可能になる[[α・アジール]]もまた、マウンテンサイクルから発掘されたものである。この事から、多元戦争で問題となった「1億2000万年の環」の中に、'''新世時空震動で誕生した蒼の地球が含まれている'''ことが推察されている。 | | また、[[天獄戦争]]においては[[ガロード・ラン|ガロード]]と[[ロラン・セアック|ロラン]]の証言により、UCWのエグゼクター事件後に[[マウンテンサイクル]]から[[マリーメイア軍]]や[[ネオ・ジオン]]の機体が現れたことが判明している。[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]で条件次第で入手可能になる[[α・アジール]]もまた、マウンテンサイクルから発掘されたものである。この事から、多元戦争で問題となった「1億2000万年の環」の中に、'''新世時空震動で誕生した蒼の地球が含まれている'''ことが推察されている。 |
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− | さらにD.O.M.E.により、UCWにおける「黒歴史」の闇が開示された。 | + | さらにD.O.M.E.により、UCWにおける「黒歴史」の闇が開示された。まず、UCWにおける黒歴史は、シャアによるアクシズ落としに端を発している。これによって人類は核の冬を迎えることとなったが、それでも人類は戦争を止めなかった。同胞のみならず、異星人を始めとする外敵とも。最終的にはエグゼクターが起動し、∀ガンダムの月光蝶によって文明が埋葬されたが、そこに至るまでに人類は環境の回復を試みた。その一つが、ナノマシン「ヒカリムシ」による海洋汚染の除去プロジェクト「翠星蟲計画」である。この実行と調査のために造られた船があり、その一つがガルガンティア号である。その使命は海洋を生活の場とし、海の環境を回復させることであった。ゆえに、この海は「[[残されの海]]」と呼ばれるようになった。 |
− | まず、UCWにおける黒歴史は、シャアによるアクシズ落としに端を発している。これによって人類は核の冬を迎えることとなったが、それでも人類は戦争を止めなかった。同胞のみならず、異星人を始めとする外敵とも。
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− | 最終的にはエグゼクターが起動し、∀ガンダムの月光蝶によって文明が埋葬されたが、そこに至るまでに人類は環境の回復を試みた。
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− | その一つが、ナノマシン「ヒカリムシ」による海洋汚染の除去プロジェクト「翠星蟲計画」である。この実行と調査のために造られた船があり、その一つがガルガンティア号である。その使命は海洋を生活の場とし、海の環境を回復させることであった。ゆえに、この海は「[[残されの海]]」と呼ばれるようになった。
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− | しかし、そうした試みは、必然的に荒廃した地球を出て宇宙に生活の場を求める者の出現、つまり「火の文明」から「太陽の輝き」への移行段階でもあったため、人類の進化を監視していたクロノの意志によって月光蝶が発動されることとなった。
| + | しかし、そうした試みは、必然的に荒廃した地球を出て宇宙に生活の場を求める者の出現、つまり「火の文明」から「太陽の輝き」への移行段階でもあったため、人類の進化を監視していたクロノの意志によって月光蝶が発動されることとなった。これに先立ち、銀河に新天地を求めた一団があった。彼らは「イボルバー」を名乗り、環境に適応するため人為的な進化を試みた。ナノマシンによる、生存のためだけの進化……その成れの果てが[[ヒディアーズ]]である。 |
− | これに先立ち、銀河に新天地を求めた一団があった。彼らは「イボルバー」を名乗り、環境に適応するため人為的な進化を試みた。ナノマシンによる、生存のためだけの進化……その成れの果てが[[ヒディアーズ]]である。
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− | 地球圏に残った人類は環境が回復するまで、月やコロニーに移り住んだ。これがムーンレィスや宇宙革命軍の先祖である。
| + | 地球圏に残った人類は環境が回復するまで、月やコロニーに移り住んだ。これがムーンレィスや宇宙革命軍の先祖である。しかし、その中でも意見は割れ、一部は強引に地球に降りた上で、環境を調整されたドーム内での生活を選び、またある者は比較的汚染の少ない高緯度で生活することを選んだ。これが[[イノセント]]や『エウレカセブン』の人間達の祖先である。さらにイボルバーとは別に人間の姿のまま銀河へ進出した者もいた。これが[[人類銀河同盟]]の祖先である。 |
− | しかし、その中でも意見は割れ、一部は強引に地球に降りた上で、環境を調整されたドーム内での生活を選び、またある者は比較的汚染の少ない高緯度で生活することを選んだ。これが[[イノセント]]や「エウレカセブン」の人間達の祖先である。
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− | さらに、イボルバーとは別に、人間の姿のまま銀河へ進出した者もいた。これが[[人類銀河同盟]]の祖先である。
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| 月光蝶の発動は戦いの終結のためではなく、進化を監視するクロノの意志による「進化の後退」のためである。さらにクロノは、進化の萌芽としてニュータイプを恐れた。そのため、ファースト・ニュータイプを遺伝子レベルまで解体し、地球に最も近い天体にして、そこに到達することが「太陽の輝き」への一歩目となる月にD.O.M.E.を建造、そこにニュータイプを封印した。しかしこれによって、図らずもファースト・ニュータイプは[[ワイズマン]]と同じ、進化の一つの形である永遠を手に入れることとなった。 | | 月光蝶の発動は戦いの終結のためではなく、進化を監視するクロノの意志による「進化の後退」のためである。さらにクロノは、進化の萌芽としてニュータイプを恐れた。そのため、ファースト・ニュータイプを遺伝子レベルまで解体し、地球に最も近い天体にして、そこに到達することが「太陽の輝き」への一歩目となる月にD.O.M.E.を建造、そこにニュータイプを封印した。しかしこれによって、図らずもファースト・ニュータイプは[[ワイズマン]]と同じ、進化の一つの形である永遠を手に入れることとなった。 |