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| AGによれば、ジェニオン・ガイは意図的にジェミニアに似せて作られ、類似性から来る収斂進化の利用(同様の性質を持つものは形も似通うということから、逆にジェニオン・ガイをジェミニアに似せることで同様の性質を持たせようとした)により、「いがみ合う双子のスフィア」を奪取するために作られたらしい。 | | AGによれば、ジェニオン・ガイは意図的にジェミニアに似せて作られ、類似性から来る収斂進化の利用(同様の性質を持つものは形も似通うということから、逆にジェニオン・ガイをジェミニアに似せることで同様の性質を持たせようとした)により、「いがみ合う双子のスフィア」を奪取するために作られたらしい。 |
| 事実として、ジェニオンはこのジェニオン・ガイこそが本来の姿であり、次元力の抽出が不完全であったためにリミッターを設け、ジェニオンとして運用していたという。つまり、この機体は「いがみ合う双子」を搭載した姿こそが想定された状態であり、ガドライトを倒したことで完全に完成したことになる。 | | 事実として、ジェニオンはこのジェニオン・ガイこそが本来の姿であり、次元力の抽出が不完全であったためにリミッターを設け、ジェニオンとして運用していたという。つまり、この機体は「いがみ合う双子」を搭載した姿こそが想定された状態であり、ガドライトを倒したことで完全に完成したことになる。 |
| + | |
| + | しかし、スフィア搭載機となったことで時間制限は解決したものの、今度は莫大な出力を操りきれず「スフィアに機体が使われる」状態になっていた。これは、このGAIモードもまた通過点に過ぎないのが理由。 |
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| なお、起動時のインフォメーションムービーに出て来る赤い文字列は「TS-DEMON '''G'''LITTER '''A'''RMAMENT '''I'''NFINITY MODE APPROVED」。 | | なお、起動時のインフォメーションムービーに出て来る赤い文字列は「TS-DEMON '''G'''LITTER '''A'''RMAMENT '''I'''NFINITY MODE APPROVED」。 |
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| AGが多元戦争で得たバルゴラ・グローリーのガナリー・カーバーのデータ(Sのものではなく、多元戦争当時のデータ)を組み込み、さらにトライアから齎されたリ・ブラスタのSPIGOTのデータにガンレオンの自律性を付与し、それらがヒビキの意志と、植えつけられたジェニオン自身の意志により変質・強化されることで誕生した。ジェニオン・ガイの状態からさらに変化することでこの姿になる。なお、あくまでパーツの組み換えによる変形だったジェニオン→ジェニオン・ガイの際と違い、法則を無視した完全な'''変容'''であり、全長・重量共にジェニオン・ガイをさらに上回っている。 | | AGが多元戦争で得たバルゴラ・グローリーのガナリー・カーバーのデータ(Sのものではなく、多元戦争当時のデータ)を組み込み、さらにトライアから齎されたリ・ブラスタのSPIGOTのデータにガンレオンの自律性を付与し、それらがヒビキの意志と、植えつけられたジェニオン自身の意志により変質・強化されることで誕生した。ジェニオン・ガイの状態からさらに変化することでこの姿になる。なお、あくまでパーツの組み換えによる変形だったジェニオン→ジェニオン・ガイの際と違い、法則を無視した完全な'''変容'''であり、全長・重量共にジェニオン・ガイをさらに上回っている。 |
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− | AGの想定していた姿「ジェミニオン(Geminion)」はジェニオン・ガイ(骸)に「身」が入った、というネーミングであり、カオス・レムレースをヒトガタにしたかのような禍々しい機体だった(そのためジェニオン・ガイはカオス・レムレースに似た意匠を持たされている)が、ヒビキの意志に呼応した「いがみ合う双子」とジェニオンの意志を反映した結果、「いがみ合う双子」がオーバードライブを起こし、AGの想定していた「[[御使い|神]]をも恐れぬ最凶の機神」を通り越し、「禁忌の向こうにある希望」としてヒビキとジェニオン自身の意志を反映したさらなる変容を起こし、随所にジェニオンの意匠を残しつつも、ガイを超える巨躯へと変貌。完全にヒビキの力として生まれ変わり、全てを超えた新たな始まりたる存在「ジェミニオン・レイ」と命名された。「レイ」は恐らく「零」と「光」のダブルミーニング。ちなみにヒビキ自身は「ジェミニオン」の名を略称として使用している。
| + | AGの想定していた姿「ジェミニオン(Geminion)」はジェニオン・ガイ(骸)に「身」が入った、というネーミングであり、カオス・レムレースをヒトガタにしたかのような禍々しい機体だったが、ヒビキの意志に呼応した「いがみ合う双子」とジェニオンの意志を反映した結果、「いがみ合う双子」がオーバードライブを起こし、AGの想定していた「[[御使い|神]]をも恐れぬ最凶の機神」を通り越し、「禁忌の向こうにある希望」としてヒビキとジェニオン自身の意志を反映したさらなる変容を起こし、随所にジェニオンの意匠を残しつつも、ガイを超える巨躯へと変貌。完全にヒビキの力として生まれ変わり、全てを超えた新たな始まりたる存在「ジェミニオン・レイ」と命名された。「レイ」は恐らく「零」と「光」のダブルミーニング。ちなみにヒビキ自身は「ジェミニオン」の名を略称として使用している。 |
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| ジェニオンはいわば幼生、ジェニオン・ガイは蛹であり、この形態こそが真の「いがみ合う双子」の搭載機と言える。ちなみにこの変容にはヒビキだけでなく、植えつけられたジェニオン自身の意志も反映されているため、見方を変えれば'''ジェニオンも「ジェミニオン」の姿を嫌った'''ということになる。つまり、レイ化したのはある意味AGの自爆である。 | | ジェニオンはいわば幼生、ジェニオン・ガイは蛹であり、この形態こそが真の「いがみ合う双子」の搭載機と言える。ちなみにこの変容にはヒビキだけでなく、植えつけられたジェニオン自身の意志も反映されているため、見方を変えれば'''ジェニオンも「ジェミニオン」の姿を嫌った'''ということになる。つまり、レイ化したのはある意味AGの自爆である。 |
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| ==== 真相の真相 ==== | | ==== 真相の真相 ==== |
− | 本来想定されていた「ジェミニオン」は、AGの人格ベースであるジエー・ベイベルが、カオス・レオー、カオス・アングイス、カオス・カペルのデータを使い、カオス・レムレースを再設計した機体。つまり、DEMコーポレーションという組織は最初から存在しておらず、「DEM-03」の形式番号が意味するのは、機械仕掛けの悪魔たるレムレースを発展させたカオス・レムレースの更に発展した姿、という意味である。実際、完成した本来の「ジェミニオン」の頭部はカオス・レムレースそのものであり、ジェミニオン・レイも顔面部はカオス・レムレースそのままである。 | + | 本来想定されていた「ジェミニオン」は、AGの人格ベースであるジエー・ベイベルが、カオス・レオー、カオス・アングイス、カオス・カペルのデータを使い、カオス・レムレースを再設計した機体。つまり、DEMコーポレーションという組織は最初から存在しておらず、「DEM-03」の形式番号が意味するのは、機械仕掛けの悪魔たるレムレースを発展させたカオス・レムレースの更に発展した姿、という意味である(そのためジェニオン・ガイはカオス・レムレースに似た意匠を持たされている)。実際、完成した本来の「ジェミニオン」の頭部はカオス・レムレースそのものであり、ジェミニオン・レイも顔面部はカオス・レムレースそのままである。 |
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| ジエーは御使いと戦うための力を求め、スフィア・リアクターを使うことを考えた。しかし、良くも悪くも強い意志を持つリアクター達は、決して思い通りにはならないことを多元戦争で思い知らされたジエーは、その結論として、自身がリアクターになることを決め、ジェミナイにあった「いがみ合う双子」を奪い取るべくジェニオンを建造(当然、公言していた会社は出鱈目)。そのパイロットとして、裏人格にジ・エーデルの存在を持つスズネを選んだ。しかし、上記の通り偶発的な事態によりパイロットはヒビキになってしまった……というのが真相である。 | | ジエーは御使いと戦うための力を求め、スフィア・リアクターを使うことを考えた。しかし、良くも悪くも強い意志を持つリアクター達は、決して思い通りにはならないことを多元戦争で思い知らされたジエーは、その結論として、自身がリアクターになることを決め、ジェミナイにあった「いがみ合う双子」を奪い取るべくジェニオンを建造(当然、公言していた会社は出鱈目)。そのパイロットとして、裏人格にジ・エーデルの存在を持つスズネを選んだ。しかし、上記の通り偶発的な事態によりパイロットはヒビキになってしまった……というのが真相である。 |
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| :本作は全体的に敵が強くかなり攻撃を当ててくる(上にバリアを破ってくる)為、あまり素のジェニオンで戦うのは得策では無い。サイズ差があれば、一発で致命傷というケースもあり得る。 | | :本作は全体的に敵が強くかなり攻撃を当ててくる(上にバリアを破ってくる)為、あまり素のジェニオンで戦うのは得策では無い。サイズ差があれば、一発で致命傷というケースもあり得る。 |
| :第32話からはジェミニオン・レイに変形可能になる。必殺技の燃費こそやや悪化してしまうものの、汎用武器の性能はEN消費はそのままでジェニオン・ガイ以上。またGAIモードの気力制限が-20されるため立ち上がりが早くなる。さらに第46話で最強武器「ジ・オーバーライザー・アーク」が追加される。 | | :第32話からはジェミニオン・レイに変形可能になる。必殺技の燃費こそやや悪化してしまうものの、汎用武器の性能はEN消費はそのままでジェニオン・ガイ以上。またGAIモードの気力制限が-20されるため立ち上がりが早くなる。さらに第46話で最強武器「ジ・オーバーライザー・アーク」が追加される。 |
− | :レイの状態では燃費の問題から、全体攻撃「ハウンドペネトレイター」を軸に立ち回り、ボス戦では必殺技で対応するのが基本となる。何より前述の通り今回の敵はかなり当ててくる事、そしてスフィア・アクト「いがみ合う双子」の効果を活かす為、こだわりが無い限りすぐ変形してしまうのが吉。有効活用できるようヒビキには気力限界突破も欲しい。また、他の上位変形機と違って変形してもENは回復しないのも下位形態にこだわる必要がない理由の一つ。 | + | :レイの状態では燃費の問題から、全体攻撃「ハウンドペネトレイター」を軸に立ち回り、ボス戦では必殺技で対応するのが基本となる。何より前述の通り今回の敵はかなり当ててくる事、そしてスフィア・アクト「いがみ合う双子」の効果を活かす為、こだわりが無い限りすぐ変形してしまうのが吉。有効活用できるようヒビキには気力限界突破も欲しい。また、他の上位変形機と違って変形してもENは回復しないのも下位形態にこだわる必要がない理由の一つ。ただし、援護攻勢に回す場合ジェミニオン・レイは燃費が悪すぎるのに注意。あえてガイのまま援護させるのも手。 |
− | :今回もDECチャージャーを装着したい所ではあるが、[[真ゲッター1]]や[[ザンボット3]]等EN管理に苦しいユニットが多い本作では少々回すのは厳しいか。パラジウム・リアクターを装備してENの最大量を増やす、相方に補給装置持ちを選定するかレスキューユニットを装備させる、真ゲッタードラゴンのカスタムボーナスを利用するなどのフォローで対応したい。 | + | :今回もDECチャージャーを装着したい所ではあるが、[[真ゲッター1]]や[[ザンボット3]]等EN管理に苦しいユニットが多い本作では少々回すのは厳しいか。パラジウム・リアクターを装備してENの最大量を増やす、相方に補給装置持ちを選定するかレスキューユニットを装備させる、真ゲッタードラゴンのカスタムボーナスを利用するなどのフォローで対応したい。補助GNドライブならば、ENが100増える上に回復能力が倍になる。 |
− | :ちなみに、エンディングでは前述の通り修復されるが、条件は不明(至高神Zとヒビキの戦闘の有無だと推察されている)ながら修復されない場合が存在する。 | + | :ちなみに、エンディングでは前述の通り修復されるが、至高神Zとヒビキが一度も戦闘せずに終わった場合は修復されずそのままとなる。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
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| :背部ブースターに内蔵されたブレードから柄を伸ばし槍として使う。ブレードの固定を外した後、左手で競り出した柄を掴み、加速をかけて連撃で切り裂く。P属性で射程2の全体攻撃なので使い勝手がいいが、やや威力不足なのが難点。 | | :背部ブースターに内蔵されたブレードから柄を伸ばし槍として使う。ブレードの固定を外した後、左手で競り出した柄を掴み、加速をかけて連撃で切り裂く。P属性で射程2の全体攻撃なので使い勝手がいいが、やや威力不足なのが難点。 |
| :ジェニオン・ガイ時はウイングになる。また、これ自体がファンネルよろしく遠隔誘導兵器としても使用可能であり、パニッシャーをマウントしたまま射出する事でファンネルの如くオールレンジ攻撃を行う事も可能。さらに、両方を柄尻で接続することで自立起動するブーメランとしても使用できる他、その状態で伸張させることでダブルソードにもなる汎用性の高い武器。ジェミニオン・レイ時は腰に移動し、剣に変化する。 | | :ジェニオン・ガイ時はウイングになる。また、これ自体がファンネルよろしく遠隔誘導兵器としても使用可能であり、パニッシャーをマウントしたまま射出する事でファンネルの如くオールレンジ攻撃を行う事も可能。さらに、両方を柄尻で接続することで自立起動するブーメランとしても使用できる他、その状態で伸張させることでダブルソードにもなる汎用性の高い武器。ジェミニオン・レイ時は腰に移動し、剣に変化する。 |
| + | :ジェミニオン・レイ解禁時に気力制限が-5される。 |
| === [[必殺武器|必殺技]] === | | === [[必殺武器|必殺技]] === |
| ;ストームブリンガー | | ;ストームブリンガー |
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| :天獄篇中盤からしばらくの間、イベントで使用不可能になる。スズネ復帰時に気力制限が110に下がる。 | | :天獄篇中盤からしばらくの間、イベントで使用不可能になる。スズネ復帰時に気力制限が110に下がる。 |
| ;グリーフバニッシャー | | ;グリーフバニッシャー |
− | :スズネの離反により「ストームブリンガー」が使用不可能となったのを受け、ヒビキがZ-BLUEメンバーと共に編み出したコンバットアクション。天獄篇中盤で追加される。 | + | :スズネの離反により「ストームブリンガー」が使用不可能となったのを受け、ヒビキがZ-BLUEメンバーと共に編み出したコンバットアクション。天獄篇中盤で追加される。PVで披露された際にはストームブリンガーの別バージョンと推測されていた。 |
| :グレイブを牽制用のブーメランとして投擲、相手が隙を作った所をヒビキお得意のジークンドーとブーストアップで怒涛の連撃を掛ける。さらに戻ってきたグレイブを双刀へと変形させ高速連続斬りで切り上げた後、相手の上を取って真っ二つにする。なおトドメ演出は無し。 | | :グレイブを牽制用のブーメランとして投擲、相手が隙を作った所をヒビキお得意のジークンドーとブーストアップで怒涛の連撃を掛ける。さらに戻ってきたグレイブを双刀へと変形させ高速連続斬りで切り上げた後、相手の上を取って真っ二つにする。なおトドメ演出は無し。 |
| :鳴り物入りで追加される技ではあるものの、実は'''「ヴァナルガンド」と比べると完全に性能は下'''(気力制限が5低い位でEN消費は45で同じ・攻撃力は600下・射程もこちらの方が短い)。その為変形可能になるまでの繋ぎとして使用する事になる。ジェミニオン・レイ解禁時に気力制限が10下がるが、'''同時にジェニオン・ガイへの変形制限+ヴァナルガンドの使用制限が下げられるので、ますます使う機会が無くなってしまう'''。完全に趣味の技だがモーションは一見の価値あり。 | | :鳴り物入りで追加される技ではあるものの、実は'''「ヴァナルガンド」と比べると完全に性能は下'''(気力制限が5低い位でEN消費は45で同じ・攻撃力は600下・射程もこちらの方が短い)。その為変形可能になるまでの繋ぎとして使用する事になる。ジェミニオン・レイ解禁時に気力制限が10下がるが、'''同時にジェニオン・ガイへの変形制限+ヴァナルガンドの使用制限が下げられるので、ますます使う機会が無くなってしまう'''。完全に趣味の技だがモーションは一見の価値あり。 |
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| ;ミドガルズオルム | | ;ミドガルズオルム |
| :機体のリミッターを解除して跳躍から強襲、敵の背後を取り左手に次元力を集中させ、指弾による衝撃波で敵を吹き飛ばし消滅させる。 | | :機体のリミッターを解除して跳躍から強襲、敵の背後を取り左手に次元力を集中させ、指弾による衝撃波で敵を吹き飛ばし消滅させる。 |
− | :アクセルグレイブに比べると射程+2、威力+300、消費EN-5と完全上位互換。 | + | :アクセルグレイブに比べると射程+2、威力+300、消費EN-5、意味はないが気力制限なしと完全上位互換。 |
| :名の由来は北欧神話に登場する毒をもった大蛇「ヨルムンガンド」の別名で、「ミッドガルドの大蛇」という意味。 | | :名の由来は北欧神話に登場する毒をもった大蛇「ヨルムンガンド」の別名で、「ミッドガルドの大蛇」という意味。 |
| ;ヴァナルガンド | | ;ヴァナルガンド |
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| ;ニトロハーケン | | ;ニトロハーケン |
| :背部ユニットのランチャーから次元力の糸で繋いだニードルを射出し、敵機に突き刺さったところで本体から糸越しにエネルギーを叩き込んで炸裂させ、更にニードルの先端に鉤状の次元力の刃を形成して引き裂く。 | | :背部ユニットのランチャーから次元力の糸で繋いだニードルを射出し、敵機に突き刺さったところで本体から糸越しにエネルギーを叩き込んで炸裂させ、更にニードルの先端に鉤状の次元力の刃を形成して引き裂く。 |
− | :ジェニオンの「ニトロパイク」の発展系だが、性能的にはジェニオン・ガイの「ヘルヘイム」に近い。 | + | :ジェニオンの「ニトロパイク」の発展系だが、性能的にはジェニオン・ガイの「ヘルヘイム」に近い。射程が7あり、反撃用にも有効。アシスト武器としては4100と破格の攻撃力を持つ。 |
| ;ハウンド | | ;ハウンド |
| :肩部に装着された自律攻撃ユニット兼短距離転送ポータル。攻撃時は[[ガルムレイド|ファング・ナックル]]よろしく獣のアギトを模したエネルギーをまとう。また、ジェミニオン・レイの転送移動用のデバイスとしても機能する。恐らく「Dソリッドパニッシャー」の発展型。 | | :肩部に装着された自律攻撃ユニット兼短距離転送ポータル。攻撃時は[[ガルムレイド|ファング・ナックル]]よろしく獣のアギトを模したエネルギーをまとう。また、ジェミニオン・レイの転送移動用のデバイスとしても機能する。恐らく「Dソリッドパニッシャー」の発展型。 |
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199行目: |
| :ハウンドを射出して敵を攻撃しつつ、転移を利用して敵のスキを突き、ジークンドーによる格闘攻撃を叩き込む。 | | :ハウンドを射出して敵を攻撃しつつ、転移を利用して敵のスキを突き、ジークンドーによる格闘攻撃を叩き込む。 |
| :「ミドガルズオルム」のアッパーバージョンで、EN消費25の全体攻撃の中では破格の性能。変形条件の都合上確実に発動しているヒビキのエースボーナスも合わされば雑魚戦はこれ一本で事足りる。 | | :「ミドガルズオルム」のアッパーバージョンで、EN消費25の全体攻撃の中では破格の性能。変形条件の都合上確実に発動しているヒビキのエースボーナスも合わされば雑魚戦はこれ一本で事足りる。 |
− | :相手が2体の場合、フィニッシュのハイキックの前にサブユニットをローリングソバットで蹴り飛ばす動作が入る。 | + | :相手が2体の場合、フィニッシュのハイキックの前にサブユニットをローリングソバットで蹴り飛ばす動作が入る。猟犬を駆使して敵を追い詰めるという意味では、ヒビキのハンターとしての意識が反映された技ともいえる。 |
| ;バルムンク・エリミネーション | | ;バルムンク・エリミネーション |
| :ジェミニオン・レイ解禁時からの当面の必殺技。フルアクセルグレイブを用いた連続攻撃で、いわばジェニオン版「ブラスター・アーツ・ノヴァ」。 | | :ジェミニオン・レイ解禁時からの当面の必殺技。フルアクセルグレイブを用いた連続攻撃で、いわばジェニオン版「ブラスター・アーツ・ノヴァ」。 |
− | :グレイブで何度も斬り付けた後、槍に変形させたグレイブに引っ掛けて叩き付け、放り出したところに投げつけ、[[ダン・オブ・サーズデイ|それを後ろから蹴って突き抜ける]]。トドメ演出ではそのまま切り返し、グレイブを投げつけたところにエネルギーボールを投射、圧縮転移させた敵が背後に落下した後、グレイブだけ転移で回収し一瞬で離脱する。 | + | :グレイブで何度も斬り付けた後、槍に変形させたグレイブに引っ掛けて叩き付け、放り出したところに投げつけ、[それを後ろから蹴って突き抜ける。トドメ演出ではそのまま切り返し、グレイブを投げつけたところにエネルギーボールを投射、圧縮転移させた敵が背後に落下した後、グレイブだけ転移で回収し一瞬で離脱する。 |
− | :EN消費が70と重めだが、その分バリア貫通(バリア貫通はジェニオン系統では貴重)・サイズ差補正無視が付いている。射程も1~3なので援護攻撃・再攻撃やボスへの一撃に向く。気力制限は130だが、変形制限が140なので、事実上気力制限はないのと同じ。ガイと比べるとアクションが滑らかになっているので、見比べてみるのも一興。 | + | :EN消費が70と重めだが、サイズ差補正無視に加え、ジェニオン唯一のバリア貫通が付いている。射程も1~3なので援護攻撃・再攻撃やボスへの一撃に向く。気力制限は130だが、変形制限が140なので、事実上気力制限はないのと同じ。ガイと比べるとアクションが滑らかになっているので、見比べてみるのも一興。 |
− | :ちなみにシフトモードでもある「バルムンク」とは上記の「ニーベルング」の歌に登場する剣の事。 | + | :ちなみにシフトモードでもある「バルムンク」とは上記の「ニーベルング」の歌に登場する龍殺しの剣の事。 |
| ;ジ・オーバーライザー・アーク | | ;ジ・オーバーライザー・アーク |
| :第46話で解禁される必殺技。「いがみ合う双子」の力を最大限に引き出し、事象制御でスピードとパワーと追従性を強化する。 | | :第46話で解禁される必殺技。「いがみ合う双子」の力を最大限に引き出し、事象制御でスピードとパワーと追従性を強化する。 |
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| :ニーベルング・アナイレーション同様射程1の必殺武器だが、EN消費は[[旧シリーズ|嘗てのような]]'''驚異の120'''。Eセーブ込みでどうにか96であるため無駄撃ちは厳禁。また、地球製のスフィア搭載機なので定冠詞(THE)がついている。恐らく「ストームブリンガー」と「ニーベルング・アナイレーション」のあわせ技。 | | :ニーベルング・アナイレーション同様射程1の必殺武器だが、EN消費は[[旧シリーズ|嘗てのような]]'''驚異の120'''。Eセーブ込みでどうにか96であるため無駄撃ちは厳禁。また、地球製のスフィア搭載機なので定冠詞(THE)がついている。恐らく「ストームブリンガー」と「ニーベルング・アナイレーション」のあわせ技。 |
| :実は鳴り物入りの必殺技にも関わらず'''サイズ差補正無視もバリア貫通も付いていない'''。終盤のボスである[[プロディキウム]]や[[至高神Z]]は3Lサイズなので、対策無しだと思ったよりダメージが入らない事も。 | | :実は鳴り物入りの必殺技にも関わらず'''サイズ差補正無視もバリア貫通も付いていない'''。終盤のボスである[[プロディキウム]]や[[至高神Z]]は3Lサイズなので、対策無しだと思ったよりダメージが入らない事も。 |
− | :恐らく、ボス戦において「勇気」をかけて使用することが前提。重すぎるEN消費から見てもトドメ用の「決め技」になることが想定されていると思われる。 | + | :恐らく、ボス戦において「勇気」をかけて使用することが前提。重すぎるEN消費から見てもトドメ用の「決め技」になることが想定されていると思われる。ただし、ヒビキの精神コマンドパターンには「勇気」の代わりに「愛」を覚えるパターンがあるので注意。スパイラルエフェクターで対策するのも手。 |
| | | |
| === 特筆機能 === | | === 特筆機能 === |
| ;TS-DEMON(ティーエス・デーモン) | | ;TS-DEMON(ティーエス・デーモン) |
| :次元力を抽出する動力源。「デモン」と略される。 | | :次元力を抽出する動力源。「デモン」と略される。 |
− | :DEMが開発した戦術システム・次世代型次元力制御機構であるが、その正体は「いがみ合う双子」を模して造られた人造スフィアとも言うべき動力。 | + | :DEMが開発した戦術システム・次世代型次元力制御機構であるが、その正体は「いがみ合う双子」を模して造られた人造スフィア。 |
| :ジェミニアから「いがみ合う双子」を奪った際にそのスフィアに同調、出力を制御するようになった。これにはヒビキが既に「いがみ合う双子」のリアクターの資格を持っていたことが影響している。本来は「いがみ合う双子」から次元力を抽出するためのシステムであり、それ単体で動力源として扱う場合は出力不足でジェ二オンのフルスペックを発揮できない。 | | :ジェミニアから「いがみ合う双子」を奪った際にそのスフィアに同調、出力を制御するようになった。これにはヒビキが既に「いがみ合う双子」のリアクターの資格を持っていたことが影響している。本来は「いがみ合う双子」から次元力を抽出するためのシステムであり、それ単体で動力源として扱う場合は出力不足でジェ二オンのフルスペックを発揮できない。 |
| :ジェニオンは元々単座の機体であるため、パイロット(ヒビキ)が起動・制御するのが通常であるが、スズネ搭乗後は基本的に彼女が制御している。 | | :ジェニオンは元々単座の機体であるため、パイロット(ヒビキ)が起動・制御するのが通常であるが、スズネ搭乗後は基本的に彼女が制御している。 |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
| + | === 時獄篇 === |
| ;嵐の猛撃 | | ;嵐の猛撃 |
| :時獄篇4話「学園都市防衛隊」より。人の命を徹底的に軽んじるブロッケンに激昂したヒビキ。その怒りはTS-DEMONを通じてジェニオンに伝わり、双子の青き片割れは新たな力を見せる。跳ね上がった出力を持ってジェニオンはグールを強襲、連続攻撃を持って空中要塞を撤退に追い込んだ。 | | :時獄篇4話「学園都市防衛隊」より。人の命を徹底的に軽んじるブロッケンに激昂したヒビキ。その怒りはTS-DEMONを通じてジェニオンに伝わり、双子の青き片割れは新たな力を見せる。跳ね上がった出力を持ってジェニオンはグールを強襲、連続攻撃を持って空中要塞を撤退に追い込んだ。 |
274行目: |
278行目: |
| :手詰まりかと思われたその時、アドヴェントが前に出る。その様子に何らかの真実を悟ったガドライトは激昂、アスクレプスを撃墜。だが、そのせいでガドライトは感情のバランスを崩し、「いがみ合う双子」が機能不全に陥る。 | | :手詰まりかと思われたその時、アドヴェントが前に出る。その様子に何らかの真実を悟ったガドライトは激昂、アスクレプスを撃墜。だが、そのせいでガドライトは感情のバランスを崩し、「いがみ合う双子」が機能不全に陥る。 |
| :目の前で恩人とも言うべきアドヴェントを失ったヒビキは怒りのままにジェミニアを襲うが、ここに来て負荷のかかりすぎたTS-DEMONが停止。しかし、仇敵をまたも取り逃がすという絶望に抗うように叫んだヒビキの意志、すなわち絶望の中の希望に「いがみ合う双子」が応え、その力は新たな器たるジェニオン・ガイに宿る。そして、ついに完成を見た青き双子の片割れは、対面する片割れを乗り手の戦技とスフィアの力によるアクロバット・コンボで完全粉砕。仇敵の一人をこの世界から完全に葬り去ったのであった。 | | :目の前で恩人とも言うべきアドヴェントを失ったヒビキは怒りのままにジェミニアを襲うが、ここに来て負荷のかかりすぎたTS-DEMONが停止。しかし、仇敵をまたも取り逃がすという絶望に抗うように叫んだヒビキの意志、すなわち絶望の中の希望に「いがみ合う双子」が応え、その力は新たな器たるジェニオン・ガイに宿る。そして、ついに完成を見た青き双子の片割れは、対面する片割れを乗り手の戦技とスフィアの力によるアクロバット・コンボで完全粉砕。仇敵の一人をこの世界から完全に葬り去ったのであった。 |
− | ;悲嘆滅却の猛撃 | + | === 天獄篇 === |
− | :天獄篇第28話「闇の兄、光の弟」/第29話「深遠よりの目覚め」より。サイデリアルと戦うZ-BLUEの前に、バルビエルが現れる。彼がヒビキに突きつけたのは、自分達に従わねば離反したスズネを殺すが、従えば一部のエリアや要人を解放するという究極の選択。その迷いによって反作用に呑まれたヒビキだったが、仲間達の助力により復活。バルビエルに対するその怒りはヒビキに力を与え、それはジェニオンを新たな境地へ至らしめる。特訓に特訓を重ねて生み出した新たなる戦技は、怨嗟の魔蠍を狼狽させた。 | + | ;逆襲の刃 |
− | ;相反する感情を超えて | + | :天獄篇第28話「闇の兄、光の弟」/第29話「深遠よりの目覚め」より。サイデリアルと戦うZ-BLUEの前に、バルビエルが現れる。彼がヒビキに突きつけたのは、自分達に従わねば離反したスズネを殺すが、従えば一部のエリアや要人を解放するという究極の選択。その迷いによって反作用に呑まれたヒビキだったが、仲間達の助力により復活。バルビエルに対するその怒りはヒビキに力を与え、ジェニオンを新たな境地へ至らしめる。特訓に特訓を重ねて生み出した新たなる戦技は、怨嗟の魔蠍を狼狽させた。 |
| + | ;希望と絶望を超えて |
| :天獄篇第32話「太極」より。バルビエルに拉致されたセツコを奪還した安堵も束の間、アドヴェントの敵対とその正体の発覚、さらにマキすらも敵であったという衝撃の連続に、疲弊しきったヒビキの精神は停止する。そんな彼に、AGは事前の契約通り戦わせるための処置を行う。ジェニオンの用意は既に出来た、後はヒビキがどうするかだと。 | | :天獄篇第32話「太極」より。バルビエルに拉致されたセツコを奪還した安堵も束の間、アドヴェントの敵対とその正体の発覚、さらにマキすらも敵であったという衝撃の連続に、疲弊しきったヒビキの精神は停止する。そんな彼に、AGは事前の契約通り戦わせるための処置を行う。ジェニオンの用意は既に出来た、後はヒビキがどうするかだと。 |
| :翠の地球を後にしたZ-BLUEの前に、インベーダー、宇宙怪獣、バスター軍団にロボット軍団に暗黒の軍団、そしてアムブリエル駆るジェミニアが襲来する。それを迎え撃つ中、いまだ意識の戻らないヒビキの乗るジェニオンがクロウに引っ張り出されて出撃。ヒビキの心にある絶望とは何なのか……その助けになるべく、タケルを通じて一行はヒビキの闇を垣間見る。 | | :翠の地球を後にしたZ-BLUEの前に、インベーダー、宇宙怪獣、バスター軍団にロボット軍団に暗黒の軍団、そしてアムブリエル駆るジェミニアが襲来する。それを迎え撃つ中、いまだ意識の戻らないヒビキの乗るジェニオンがクロウに引っ張り出されて出撃。ヒビキの心にある絶望とは何なのか……その助けになるべく、タケルを通じて一行はヒビキの闇を垣間見る。 |
− | :母に殺されそうになり、その彼女に目の前で死なれた……幼い心には重すぎたその一件は、いまだ彼を苛んでいた。仲間の声にも立ち上がることが出来ないほどに。しかし、絶望があるならば希望もある。それを導いたスズネの齎した光―――禁忌の向こうにある希望。意識を取り戻したヒビキの戦う意志は、バルゴラ、ガンレオン、リ・ブラスタのデータによって素地を与えられたジェニオンに伝わり、その姿を変貌させる。[[カオス・レムレース|混沌の名を持つ悪魔]]を思わせる禍々しき姿、神をも恐れぬ最凶の機神〈ジェミニオン〉に。 | + | :母に殺されそうになり、その彼女に目の前で死なれた……幼い心には重すぎたその一件は、いまだ彼を苛んでいた。仲間の声にも立ち上がることが出来ないほどに。しかし、絶望があるならば希望もある。それを導いたスズネの齎した光―――禁忌の向こうにある希望。意識を取り戻したヒビキの戦う意志は、バルゴラ、ガンレオン、リ・ブラスタのデータによって素地を与えられたジェニオンに伝わり、その姿を変貌させる。[[カオス・レムレース|混沌の名を持つ悪魔]]を思わせる禍々しき姿、神をも恐れぬ最凶の機神……ジェニオンの完成形、ジェミニオンに。 |
− | :かと思われたその時、更なる変化が起きる。「いがみ合う双子」がヒビキの至った希望と絶望を超えた境地、そしてジェニオン自身の意志に応え、それは大いなる力を彼らに与えた。スフィアの輝きの中から現れたのは、ジェニオンの面影を残しつつもより力強く新生した蒼い機影。ジェミニアを文字通り一蹴したその強大極まる力。その名は、ジェミニオン・レイ。太極を体現した存在が宇宙の暗闇を切り裂き、反撃が始まる。 | + | :かと思われたその時、更なる変化が起きる。「いがみ合う双子」がヒビキの至った希望と絶望を超えた境地、そしてジェニオン自身の意志に応え、それは大いなる力を彼らに与えた。スフィアの輝きの中から現れたのは、ジェニオンの面影を残しつつもより力強く新生した蒼い機影。ジェミニアを文字通り一蹴したその強大極まる力、その名はジェミニオン・レイ。太極を体現する新たなる力が宇宙の暗闇を切り裂き、反撃が始まる。 |
| ;絶望を断ち切る力 | | ;絶望を断ち切る力 |
| :天獄篇第46話「守るべき未来」より。 | | :天獄篇第46話「守るべき未来」より。 |
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| :そのために、と前に出たジェミニオン・レイ。ヒビキの狙いは、「いがみ合う双子」の霊子に同調するスフィア・アクトで至高神Zを乗っ取り、人々の意志を集める器となること。しかし、それを行えばヒビキの存在は完全に消滅してしまう。互いの消滅が認められないヒビキとスズネの言い争いを見かね、Z-BLUEが集結する。「いがみ合う双子」のスフィア・リアクターはヒビキだけではない。相反する感情を超越して戦ってきたのは皆が同じ。だから、全員でスフィア・アクトを行使すると。霊子に同調し、スフィアを統御するスフィア・アクトの意味は、人間がいつか真化を遂げられるという可能性。だからこそ相反する感情に、それを超えて戦ってきたZ-BLUEの意志に、「いがみ合う双子」は応えてくれる。 | | :そのために、と前に出たジェミニオン・レイ。ヒビキの狙いは、「いがみ合う双子」の霊子に同調するスフィア・アクトで至高神Zを乗っ取り、人々の意志を集める器となること。しかし、それを行えばヒビキの存在は完全に消滅してしまう。互いの消滅が認められないヒビキとスズネの言い争いを見かね、Z-BLUEが集結する。「いがみ合う双子」のスフィア・リアクターはヒビキだけではない。相反する感情を超越して戦ってきたのは皆が同じ。だから、全員でスフィア・アクトを行使すると。霊子に同調し、スフィアを統御するスフィア・アクトの意味は、人間がいつか真化を遂げられるという可能性。だからこそ相反する感情に、それを超えて戦ってきたZ-BLUEの意志に、「いがみ合う双子」は応えてくれる。 |
| :真の時空修復には並行世界全ての人の意志が必要だが、それを集めるには真化融合の力を以ってしても絶対的に足りない。しかし、ここにはまだ可能性があった。至高神Z……それを統べるアドヴェント。三人の御使いを吸収した彼は、人間の心を取り戻すことが出来る。最後に少しだけ、命の意味を思い出した「神になろうとした男」は、高次元生命体としての本来の役目を果たすため、至高神を器に人々の願いを受け止める。それを「いがみ合う双子」が引き出し、スフィアが応える。セツコが、ランドが、クロウが、アイムが、ユーサーが、ガドライトが、尸空が、バルビエルが、エルーナルーナが、ヴィルダークが、スフィアを通じて届けられた生命の力を引き出し、三人の特異点が至高神の心臓たる黒い太陽にそれを届ける。 | | :真の時空修復には並行世界全ての人の意志が必要だが、それを集めるには真化融合の力を以ってしても絶対的に足りない。しかし、ここにはまだ可能性があった。至高神Z……それを統べるアドヴェント。三人の御使いを吸収した彼は、人間の心を取り戻すことが出来る。最後に少しだけ、命の意味を思い出した「神になろうとした男」は、高次元生命体としての本来の役目を果たすため、至高神を器に人々の願いを受け止める。それを「いがみ合う双子」が引き出し、スフィアが応える。セツコが、ランドが、クロウが、アイムが、ユーサーが、ガドライトが、尸空が、バルビエルが、エルーナルーナが、ヴィルダークが、スフィアを通じて届けられた生命の力を引き出し、三人の特異点が至高神の心臓たる黒い太陽にそれを届ける。 |
− | :迸る光と広がる闇、そして煌きながら元の姿へと戻っていく無数の可能性。それは、多元世界新生の産声。皆の瞳に映ったのは、確かな明日であった―― | + | :迸る光と広がる闇、そして煌きながら元の姿へと戻っていく無数の可能性。それは、多元世界新生の産声。皆の瞳に映ったのは、それぞれが選んだ確かな明日。神話の果てに、ヒトは限りない未来を見た―――。 |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |