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| [[マキナ]]を操る[[ファクター]]の一人。実年齢は72歳の老人だが、ファクターとなった影響で外見は若いままの姿を保っている。 | | [[マキナ]]を操る[[ファクター]]の一人。実年齢は72歳の老人だが、ファクターとなった影響で外見は若いままの姿を保っている。 |
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− | [[九条美海]]同様、原作漫画版とアニメ版とで設定が大きく異なっているキャラクター。アニメ終了後にリリースされたPSP用ゲーム版では原作漫画準拠の性格となっている。<br/> | + | [[九条美海]]同様、原作漫画版とアニメ版とで設定が大きく異なっているキャラクター。アニメ終了後にリリースされたPSP用ゲーム版では原作漫画準拠の性格となっている。 |
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| 原作漫画版では「妻との死別」という悲劇を乗り越えることで彼の人格が一回り成長するという重要なイベントがあるのだが、アニメ版ではその死別が若い頃の出来事とされ、しかも'''そのトラウマを乗り越えられず道を踏み外した'''という大胆な改変が行われている。そのため、原作漫画版では味方、アニメ版では敵と、立ち位置自体が異なる。 | | 原作漫画版では「妻との死別」という悲劇を乗り越えることで彼の人格が一回り成長するという重要なイベントがあるのだが、アニメ版ではその死別が若い頃の出来事とされ、しかも'''そのトラウマを乗り越えられず道を踏み外した'''という大胆な改変が行われている。そのため、原作漫画版では味方、アニメ版では敵と、立ち位置自体が異なる。 |
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| === 原作漫画版 === | | === 原作漫画版 === |
− | 「マキナの存在した世界(=ファクターになった事で生き延びた)」の人間で、[[阿戸呂村]]に眠っていた[[タリスマン]]のコクピット内で発見され、村長の子供として育てられていた。<br/>しかし、'''自身が村の外にでることを許されない事に反発して'''17歳の時に上京。当時[[中島薫|薫]]が働いていた映画館に毎日のように通い詰めており、その後結婚した。<br/>しかしある時宗美が交通事故に遭い瀕死の重症を負うものの数日で回復、薫が30歳になる頃でも出会った当初のままという事が重なり悪い噂となって職場や住んでいた町に居る事が叶わなくなり結局阿戸呂村に薫を連れて帰って来た。 | + | 「マキナの存在した世界(=ファクターになった事で生き延びた)」の人間で、[[阿戸呂村]]に眠っていた[[タリスマン]]のコクピット内で発見され、村長の子供として育てられていた。しかし、'''自身が村の外にでることを許されない事に反発して'''17歳の時に上京。当時[[中島薫|薫]]が働いていた映画館に毎日のように通い詰めており、その後結婚した。しかしある時宗美が交通事故に遭い瀕死の重症を負うものの数日で回復、薫が30歳になる頃でも出会った当初のままという事が重なり悪い噂となって職場や住んでいた町に居る事が叶わなくなり結局阿戸呂村に薫を連れて帰って来た。 |
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− | その50年後、村を訪れた浩一達に誤解から戦いを挑むが、[[中島薫|薫]]の残した言葉と[[道明寺誠|道明寺]]の行動によって自身が「村人たちに護られていた」と知り、自分も「何かを護る」ために[[JUDA]]へ参加。その際[[早瀬軍団]]に加入している。やや天然気味だが、周囲には馴染んでいる。<br/> | + | その50年後、村を訪れた浩一達に誤解から戦いを挑むが、[[中島薫|薫]]の残した言葉と[[道明寺誠|道明寺]]の行動によって自身が「村人たちに護られていた」と知り、自分も「何かを護る」ために[[JUDA]]へ参加。その際[[早瀬軍団]]に加入している。やや天然気味だが、周囲には馴染んでいる。 |
| こちらの設定ではアニメ版の様なサディストな面は見られず、Lで仲間になった後の言動はこちらをベースにされている。 | | こちらの設定ではアニメ版の様なサディストな面は見られず、Lで仲間になった後の言動はこちらをベースにされている。 |
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− | 早瀬軍団で行われたプレゼント交換には、村の工房で作っていた木彫り人形を持参したが、引き当てた[[遠藤シズナ|シズナ]]からはかなり不評であった。<br/> | + | 早瀬軍団で行われたプレゼント交換には、村の工房で作っていた木彫り人形を持参したが、引き当てた[[遠藤シズナ|シズナ]]からはかなり不評であった。 |
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| 常に白い着物を着用しており、原作漫画版ではスーツが落ち着かなかったため、石神の計らいで背中にJUDAマークの入った特注品を受け取り、制服として着ている。しかし、これについては道明寺に「それを着て外は歩けません」とダメ出しを喰らっている。 | | 常に白い着物を着用しており、原作漫画版ではスーツが落ち着かなかったため、石神の計らいで背中にJUDAマークの入った特注品を受け取り、制服として着ている。しかし、これについては道明寺に「それを着て外は歩けません」とダメ出しを喰らっている。 |
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| === アニメ版 === | | === アニメ版 === |
− | こちらでは[[加藤機関]]二番隊隊長。かつて経験した妻との死別により正義に絶望、世界は一度滅ぶべきだという考えに至り、[[加藤久嵩]]を信奉するようになった。<br/> | + | こちらでは[[加藤機関]]二番隊隊長。かつて経験した妻との死別により正義に絶望、世界は一度滅ぶべきだという考えに至り、[[加藤久嵩]]を信奉するようになった。 |
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| 落ちついた物腰だが、相手をいたぶることに歓びを感じるというサディストな一面も持つ。[[桐山英治|英治]]復活のためマサキに利用された後、自身も[[マキナ人間]]と化してしまう。最期は、かつての仲間の説得に一瞬だけ自我を取り戻し、その意を汲んだ[[沢渡拓郎|沢渡]]によって引導を渡された。 | | 落ちついた物腰だが、相手をいたぶることに歓びを感じるというサディストな一面も持つ。[[桐山英治|英治]]復活のためマサキに利用された後、自身も[[マキナ人間]]と化してしまう。最期は、かつての仲間の説得に一瞬だけ自我を取り戻し、その意を汲んだ[[沢渡拓郎|沢渡]]によって引導を渡された。 |
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| === PSPゲーム版 === | | === PSPゲーム版 === |
− | 原作漫画の穏やかな人柄をベースにしつつも独自の背景を持つ。<br/> | + | 原作漫画の穏やかな人柄をベースにしつつも独自の背景を持つ。 |
− | 旅を続ける流れ者であり、辿り着いた村(阿戸呂村との言及は無い)にて滞在中にマキナの反応を追ってきた特務室と加藤機関の戦闘に巻き込まれ、住民の避難を手伝おうとしていた矢先にタリスマンの転送に巻き込まれ、致命傷を負いファクターとなった。<br/> | + | |
− | ファクターになりたての人間に起きる過剰防衛反応のまま一度は浩一たちとも戦闘するが、落ち着きを取り戻してからは村の再建をJUDAが請け負い、その礼に宗美は特務室に協力することとなる。<br/>
| + | 旅を続ける流れ者であり、辿り着いた村(阿戸呂村との言及は無い)にて滞在中にマキナの反応を追ってきた特務室と加藤機関の戦闘に巻き込まれ、住民の避難を手伝おうとしていた矢先にタリスマンの転送に巻き込まれ、致命傷を負いファクターとなった。 |
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− | 前述のとおり流れ者の旅人であり、タリスマンとも出会ったばかりで年齢は外見通りの若者、薫とも結婚していない……と原作ともアニメとも別設定。<br/> | + | ファクターになりたての人間に起きる過剰防衛反応のまま一度は浩一たちとも戦闘するが、落ち着きを取り戻してからは村の再建をJUDAが請け負い、その礼に宗美は特務室に協力することとなる。 |
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| + | 前述のとおり流れ者の旅人であり、タリスマンとも出会ったばかりで年齢は外見通りの若者、薫とも結婚していない……と原作ともアニメとも別設定。 |
| ……なのだが新規作画のOPアニメでは何故か加藤機関所属の演出となっている(明示されていないが加藤の後ろにいる隊長たちのシルエットに宗美と思わしき姿が見られる他、タリスマンが加藤機関側で戦闘している)。 | | ……なのだが新規作画のOPアニメでは何故か加藤機関所属の演出となっている(明示されていないが加藤の後ろにいる隊長たちのシルエットに宗美と思わしき姿が見られる他、タリスマンが加藤機関側で戦闘している)。 |
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| == パイロットステータス設定の傾向 == | | == パイロットステータス設定の傾向 == |
| === [[能力|能力値]] === | | === [[能力|能力値]] === |
− | 隠しパイロットとしては平均的な能力で、射撃と防御に優れる。本人よりタリスマンが強力。敵の時は長い射程で攻めて来るが命中率が今一つ。味方になった後は山下あたりと組ませて援護に回るのが鉄板。射程が長めで空も飛べるバルキリーと組ませてもいい。[[オズマ・リー|オズマ]]機は装甲強化のボーナスを持つため特に相性がいい。ただし、最終局面はあと4話で何処まで活躍できる事か……<br/> | + | 隠しパイロットとしては平均的な能力で、射撃と防御に優れる。本人よりタリスマンが強力。敵の時は長い射程で攻めて来るが命中率が今一つ。味方になった後は山下あたりと組ませて援護に回るのが鉄板。射程が長めで空も飛べるバルキリーと組ませてもいい。[[オズマ・リー|オズマ]]機は装甲強化のボーナスを持つため特に相性がいい。ただし、最終局面はあと4話で何処まで活躍できる事か…… |
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| UX版では最長射程が4に縮まったがボーナスで格闘武器攻撃力が上昇するため、近接格闘型の機体と相性が良い。盾役として運用するのなら、同僚の[[ディスィーブ]]と組むのも一つの手。HP+を貰えるため、更に耐久力が高まる。 | | UX版では最長射程が4に縮まったがボーナスで格闘武器攻撃力が上昇するため、近接格闘型の機体と相性が良い。盾役として運用するのなら、同僚の[[ディスィーブ]]と組むのも一つの手。HP+を貰えるため、更に耐久力が高まる。 |
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