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330 バイト追加 、 2015年5月25日 (月) 22:37
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かなりの軍国主義者。作中では[[バーム星人]]を完全に敵視し、その殲滅のために彼らが無抵抗であっても平然と銃を向けた。そればかりか、本来ならば守るべき存在である民間人に対しても、非戦闘員という事で「無駄飯食らいで犬以下の存在」とさえ言い放つ非情かつ傲慢な性格で、'''軍人至上主義者'''とも言える。[[バーム星人]]を打倒する名目で、味方の軍や民間人を巻き込む非情な作戦を平然と採る事も多かった。
 
かなりの軍国主義者。作中では[[バーム星人]]を完全に敵視し、その殲滅のために彼らが無抵抗であっても平然と銃を向けた。そればかりか、本来ならば守るべき存在である民間人に対しても、非戦闘員という事で「無駄飯食らいで犬以下の存在」とさえ言い放つ非情かつ傲慢な性格で、'''軍人至上主義者'''とも言える。[[バーム星人]]を打倒する名目で、味方の軍や民間人を巻き込む非情な作戦を平然と採る事も多かった。
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その行動理念は[[地球]]を[[バーム星人]]の手から守ろうとするがゆえとも言えなくもないが、自分だけが地球を救う英雄になろうとする野心で動いている面が強い。
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その行動理念は[[地球]]を[[バーム星人]]の手から守ろうとするがゆえとも言えなくもなく主張も分からなくもないが、自分だけが地球を救う英雄になろうとする野心で動いている面が強い。
 
当然[[竜崎一矢|一矢]]を始めとした[[ガードダイモビック]]の面々とは完全に相容れずに対立関係となり、バーム内部の敵が[[オルバン大元帥]]であるなら、彼は地球内部の敵に位置する人物と言える。
 
当然[[竜崎一矢|一矢]]を始めとした[[ガードダイモビック]]の面々とは完全に相容れずに対立関係となり、バーム内部の敵が[[オルバン大元帥]]であるなら、彼は地球内部の敵に位置する人物と言える。
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過激な発言からただの危険人物に思われがちだが、 軍事面での功績は評価されているようで、国連エール勲章なるものを授与されている。しかし、作中では三輪の勝手な行動のせいで地球側が窮地に陥る事もあり、バーム側からも無能呼ばわりされるなど、決して指揮官として有能というわけではない。権力やコネ、あるいは手柄の横取りなどで受勲したのではないかと勘ぐってしまう(これについては推測の範疇を出ないが)。その究極と言える暴挙は、[[バーム星人]]に地球人への強い不信感を抱かせる大きな原因となった。物語の戦争は発端こそ[[オルバン大元帥]]らの謀略であったが、長引いてしまったのは彼の数々の所業のためと言っても過言ではない。
 
過激な発言からただの危険人物に思われがちだが、 軍事面での功績は評価されているようで、国連エール勲章なるものを授与されている。しかし、作中では三輪の勝手な行動のせいで地球側が窮地に陥る事もあり、バーム側からも無能呼ばわりされるなど、決して指揮官として有能というわけではない。権力やコネ、あるいは手柄の横取りなどで受勲したのではないかと勘ぐってしまう(これについては推測の範疇を出ないが)。その究極と言える暴挙は、[[バーム星人]]に地球人への強い不信感を抱かせる大きな原因となった。物語の戦争は発端こそ[[オルバン大元帥]]らの謀略であったが、長引いてしまったのは彼の数々の所業のためと言っても過言ではない。
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また、頑なに敵の殲滅に拘り、戦い以外の解決手段を見つけられないその姿勢は、逆に「哀れ」とみなされる事もある。実際、『ダイモス』のロマンアルバムでは「'''戦うことしかできないあわれな人だった'''」と解説された。
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また、頑なに敵の殲滅に拘り、戦い以外の解決手段を見つけられないその姿勢は、逆に「哀れ」とみなされる事もある。実際、『ダイモス』のロマンアルバムでは「'''戦うことしかできないあわれな人だった'''」と解説された。実は初期設定だと劇中の様な過激派ではなく一矢の父であると仲良く肩を組んでる写真を机の上に飾っていたり、設定資料集では優しげな表情も確認されている。打ち切りなどの都合であの様な立ち位置になったらしい。
    
長谷川裕一による漫画作品『ゴッドバード』では、バーム戦争終結後も過激な異星人排斥行動を続けていたため逮捕され、長年国連刑務所に収監されていたが、自身を信奉するカーク・スクエアや[[バラオ]]の上位存在・ワーバラオの暗躍により脱獄。クーデターによって地球圏を掌握し、地球のみならずキャンベル星、ボアザン星、バーム星なども支配する事を企て、やがて人間でありながら新たなる[[バラオ]]として覚醒。『[[勇者ライディーン]]』の面々も含めた[[長浜ロマンロボシリーズ]]の主人公チームの面々やそのライバル達の前に、最強最悪の敵として立ちはだかる。
 
長谷川裕一による漫画作品『ゴッドバード』では、バーム戦争終結後も過激な異星人排斥行動を続けていたため逮捕され、長年国連刑務所に収監されていたが、自身を信奉するカーク・スクエアや[[バラオ]]の上位存在・ワーバラオの暗躍により脱獄。クーデターによって地球圏を掌握し、地球のみならずキャンベル星、ボアザン星、バーム星なども支配する事を企て、やがて人間でありながら新たなる[[バラオ]]として覚醒。『[[勇者ライディーン]]』の面々も含めた[[長浜ロマンロボシリーズ]]の主人公チームの面々やそのライバル達の前に、最強最悪の敵として立ちはだかる。
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