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| サード・ステージへ至るには、スフィアの司る感情を維持した上で反作用を受け、それを乗り越えて己を保つ、あるいは貫くだけの強い意志が必要となる。このステージへ至ると、リアクターは搭載機に乗っていなくてもその力を引き出し、スフィア・アクトと言う事象干渉能力を操れるようになる。また、搭載機に複数人が乗っていて、かつそれぞれが資質を持っている場合、より強く力を引き出すことが出来る。逆に、リアクターでなくとも発動キーを満たしていれば、搭載機の力をある程度使用することが可能。 | | サード・ステージへ至るには、スフィアの司る感情を維持した上で反作用を受け、それを乗り越えて己を保つ、あるいは貫くだけの強い意志が必要となる。このステージへ至ると、リアクターは搭載機に乗っていなくてもその力を引き出し、スフィア・アクトと言う事象干渉能力を操れるようになる。また、搭載機に複数人が乗っていて、かつそれぞれが資質を持っている場合、より強く力を引き出すことが出来る。逆に、リアクターでなくとも発動キーを満たしていれば、搭載機の力をある程度使用することが可能。 |
| + | |
| + | また、スフィア・アクトの中には「真の力」と「中途半端な力」の二種類があり、後者はサード・ステージに至り切っていない状態で発現する。これは共鳴条件や反作用をそのまま他者に適用するだけのもので、「真の力」に比べ破られやすい。 |
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| 太陽の通り道である黄道の12星座に対応し、太陽に集約されたそれぞれの星座の次元力を引き出す効果を持つ。また、それには地球上にあることが最良であり、そこに引き寄せられる。なので、地球に存在する可能性が高くなる。 | | 太陽の通り道である黄道の12星座に対応し、太陽に集約されたそれぞれの星座の次元力を引き出す効果を持つ。また、それには地球上にあることが最良であり、そこに引き寄せられる。なので、地球に存在する可能性が高くなる。 |
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| どこかの世界の地球に存在したスフィア。資質を持った人間を外から操り、器となる搭載機を作らせるなど危険な方向で確固たる意志を持っている。 | | どこかの世界の地球に存在したスフィア。資質を持った人間を外から操り、器となる搭載機を作らせるなど危険な方向で確固たる意志を持っている。 |
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− | 反作用を受けると意味のある言葉を喋ることが出来なくなり、最終的には単語としてすら成立しなくなる。「知りたがる山羊」との相性が悪く、再世戦争ではこの方法で無力化された。
| + | 嘘、つまり自分を偽る意志によって力を発揮する。サード・ステージへ至る条件は不明だが、他のスフィアの例から考えれば、偽りの己を貫く意志であろうと考えられる。 |
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| + | 反作用を受けると意味のある言葉を喋ることが出来なくなり、最終的には単語としてすら成立しなくなる。 |
| + | 真実の自分を暴かれると力が崩壊するため、あらゆる真実を好奇心で暴き出す「知りたがる山羊」との相性が悪く、再世戦争ではこの方法で無力化された。 |
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| 反作用の内容だけなら一番安全であり、極まると己の死すらも嘘に出来るため、生存性もかなり高い。 | | 反作用の内容だけなら一番安全であり、極まると己の死すらも嘘に出来るため、生存性もかなり高い。 |
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| *スフィア・アクト:「他者の力の強奪」 | | *スフィア・アクト:「他者の力の強奪」 |
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− | どこかの世界に存在したスフィア。詳細は不明。
| + | どこかの世界に存在したスフィア。プレイアデス・タウラの動力として未覚醒時から使用されていた。 |
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| + | 何かに対する強い欲望によって力を発揮する。 |
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| + | スフィア・アクトは他者の力を奪い取ること。機動兵器での戦闘では相手の機体のエネルギーを強制的に低下させるという形で現れる。そのため、「欲望のままに奪う」このスフィアは、「奪われる痛みに耐える」傷だらけの獅子との相性が良く、ぶつかると互いに力を上昇させる。 |
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| === いがみ合う双子 === | | === いがみ合う双子 === |
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| 反作用の正体は「相反する感情の板挟みになって思考が停止する」こと。ただし、外から喝を入れる、「揺れる天秤」の力で意志を励起するなど外部から復帰させる手段はかなり多い。 | | 反作用の正体は「相反する感情の板挟みになって思考が停止する」こと。ただし、外から喝を入れる、「揺れる天秤」の力で意志を励起するなど外部から復帰させる手段はかなり多い。 |
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− | スフィアの中で唯一、二つの感情を発動キーとしているのも特徴。ガドライトの場合は故郷を滅ぼされたことに対する「怒りと諦め」、ヒビキは運命に対する「希望と絶望」で稼動させている。
| + | スフィアの中で唯一、二つの感情を発動キーとしているのも特徴。ガドライトの場合は故郷を滅ぼされたことに対する「怒りと諦め」、ヒビキは運命に対する「希望と絶望」で稼動させている。相反する感情を両立させ、それを超える強い意志によってサード・ステージに移行する。ガドライトの場合は板挟みの状態であることに対して開き直ってしまったのが原因で移行したと考えられる。 |
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| 真のスフィア・アクトは、多元世界の万物万象すべてに宿る意志、即ち霊子とリンクし、それを仲間に伝播させる力。当然ながら仲間同士の意志もリンクするため、この力を受けた者は己の肉体や乗っているマシンをより直接的に操れるようになる(ゲーム中では技量の上昇という形で表される)。 | | 真のスフィア・アクトは、多元世界の万物万象すべてに宿る意志、即ち霊子とリンクし、それを仲間に伝播させる力。当然ながら仲間同士の意志もリンクするため、この力を受けた者は己の肉体や乗っているマシンをより直接的に操れるようになる(ゲーム中では技量の上昇という形で表される)。 |
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| 尸空は人が死ぬ時に生まれる「消滅しようとする力」を正しく導く「鬼宿」の人間であり、その「消滅しようとする力」を操る力にスフィアが同調している。 | | 尸空は人が死ぬ時に生まれる「消滅しようとする力」を正しく導く「鬼宿」の人間であり、その「消滅しようとする力」を操る力にスフィアが同調している。 |
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| + | 発動キーの正体は「死への志向性」であり、自らの感情を抑圧し、己の精神を死に向かわせようとする意志によって力を発揮し、その中に己を保とうとする理性によってサード・ステージに移行する。 |
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| 死者は感情を動かさないため、強い意思と感情によって生を表現する「揺れる天秤」によって無力化される。 | | 死者は感情を動かさないため、強い意思と感情によって生を表現する「揺れる天秤」によって無力化される。 |
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| 荒廃世界に存在したスフィア。ガンレオンごと前のリアクターの元から漂流してきた。 | | 荒廃世界に存在したスフィア。ガンレオンごと前のリアクターの元から漂流してきた。 |
− | 心身の痛みに耐えようとする意志によって力を発揮するが、耐え損なうと暴走して時空震動を起こすという危険な一面があり、シエロがこれによって行方不明になっている。痛みに耐えるだけでなく、それに負けない強い意思を貫くことでサード・ステージへ移行する。
| + | |
| + | 心身の痛みに耐えようとする意志によって力を発揮するが、耐え損なうと暴走して時空震動を起こすという危険な一面があり、シエロがこれによって行方不明になっている。痛みに耐えるだけでなく、痛みに負けない強い意思を貫くことでサード・ステージへ移行する。 |
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| また、ガンレオンの意志によって、メールが死亡した際に分離・融合して蘇生させた経緯があり、以後多元戦争終結までの間、機体とメールに分かれて存在していた。 | | また、ガンレオンの意志によって、メールが死亡した際に分離・融合して蘇生させた経緯があり、以後多元戦争終結までの間、機体とメールに分かれて存在していた。 |
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| 宇宙世紀の世界に存在していたスフィア。機体そのものではなく武器の方に搭載されている。 | | 宇宙世紀の世界に存在していたスフィア。機体そのものではなく武器の方に搭載されている。 |
− | 悲しみの感情によって力を発揮し、それに溺れることなく超えようとする強い意志によってサード・ステージへ移行する。
| + | 悲しみの感情によって力を発揮し、悲しみに負けない強い意志によってサード・ステージへ移行する。 |
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| 多元戦争時にリアクターとなったセツコは反作用によって味覚が消失し、視覚も消えつつあったが、それに負けずに戦う意志を貫徹したことで覚醒が進み、いち早くサード・ステージに足を踏み入れている。 | | 多元戦争時にリアクターとなったセツコは反作用によって味覚が消失し、視覚も消えつつあったが、それに負けずに戦う意志を貫徹したことで覚醒が進み、いち早くサード・ステージに足を踏み入れている。 |
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− | スフィア・アクトは感覚を他者にリンクさせること。セツコが再世篇で見せていた「悲しみの感情の探知」はこれの片鱗であり、連獄篇では一気にサード・ステージに移行した影響で居合わせた全員の悲しみにリンクした結果、異様なローテンションに陥った反面戦闘力が爆発的に上昇していた(ゲーム的には気力限界を振り切って200になる)。
| + | スフィア・アクトは感覚を他者にリンクさせること。セツコが再世篇で見せていた「悲しみの感情の探知」はこれの片鱗であり、連獄篇では一気にサード・ステージに移行した影響で居合わせた全員の悲しみにリンクした結果、異様なローテンションに陥った反面戦闘力が爆発的に上昇していた(ゲーム的には気力限界を振り切って200になる)。また、この力を発現すると、リンクした相手の悲しみをも力として出力を上げていく性質がある。 |
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| 洗礼名は「'''ハマリエル・ザ・スター'''」。 | | 洗礼名は「'''ハマリエル・ザ・スター'''」。 |
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| スフィア・アクトはその強い意志力を他者に伝播させること。戦闘中ならば主に集中力の上昇という形で現れる。 | | スフィア・アクトはその強い意志力を他者に伝播させること。戦闘中ならば主に集中力の上昇という形で現れる。 |
| + | 強い意志を持つということは、必然的にその根幹にある感情を高揚させることにも繋がるため、感情を制する理性が必要な「沈黙の巨蟹」を無力化し、自己犠牲による愛を力とする「尽きぬ水瓶」の力を高めることが出来る。 |
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| 洗礼名は「'''ズリエル・ジ・アンブレイカブル'''」。 | | 洗礼名は「'''ズリエル・ジ・アンブレイカブル'''」。 |
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| バルビエルが住んでいた世界に存在していたスフィア。 | | バルビエルが住んでいた世界に存在していたスフィア。 |
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− | 憎しみの感情によって力を発揮する。
| + | 読んで字のごとく、憎しみの感情によって力を発揮する。その憎しみが薄れれば力は弱まり、なくなれば崩壊する。 |
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− | スフィア・アクトは他者の抱える憎悪を暴走させ理性を失わせる力だが、元から他人を憎むという行為から無縁な[[ガルガンティア船団]]のような人間達には効かず、バルビエルの場合ナノマシンを併用している関係で月光蝶やトランザムバーストにも弱い。 | + | スフィア・アクトは他者の抱える憎悪を暴走させ理性を失わせる力だが、元から他人を憎むという行為から無縁な[[ガルガンティア船団]]のような人間達には効かず、バルビエルの場合ナノマシンを併用している関係で月光蝶やトランザムバーストにも弱い。また、ハマーンのような精神の強靭な相手、あるいはプライドの高い相手には跳ね除けられることもあり、字面ほど万能な力ではない。 |
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| 憎しみに生きることを悲しみ、心を癒そうとする「悲しみの乙女」との相性が致命的に悪い。 | | 憎しみに生きることを悲しみ、心を癒そうとする「悲しみの乙女」との相性が致命的に悪い。 |
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| どこかの世界に存在していたスフィア。前のリアクターから[[次元将ヴィルダーク]]が奪取し、自身が新たなリアクターとなった。 | | どこかの世界に存在していたスフィア。前のリアクターから[[次元将ヴィルダーク]]が奪取し、自身が新たなリアクターとなった。 |
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| + | 他者へ抗おうとする意志によって活性化する。 |
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| スフィア・アクトは攻撃的なプレッシャーにより、他者の力の発揮を妨げる力。 | | スフィア・アクトは攻撃的なプレッシャーにより、他者の力の発揮を妨げる力。 |
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| どこかの世界に存在していたスフィア。前のリアクターから[[アサキム・ドーウィン]]が奪取し[[シュロウガ]]に搭載されたが、リアクターにはなっていない。 | | どこかの世界に存在していたスフィア。前のリアクターから[[アサキム・ドーウィン]]が奪取し[[シュロウガ]]に搭載されたが、リアクターにはなっていない。 |
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| + | ありとあらゆる知識を求める好奇心によって力を発揮する。前のリアクターはアサキムと接触した際、彼のことを知り過ぎたためにその心の底にあった闇に触れてしまい、死亡したらしい。 |
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| スフィア・アクトは対象者のありとあらゆる情報の開示。そのあらゆる真実を暴き立てる力ゆえに、「偽りの黒羊」の嘘を暴いて無力化してしまう。 | | スフィア・アクトは対象者のありとあらゆる情報の開示。そのあらゆる真実を暴き立てる力ゆえに、「偽りの黒羊」の嘘を暴いて無力化してしまう。 |
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| どこかの世界に存在していたスフィア。前のリアクターから[[アサキム・ドーウィン]]が奪取し[[シュロウガ]]に搭載されたが、リアクターにはなっていない。 | | どこかの世界に存在していたスフィア。前のリアクターから[[アサキム・ドーウィン]]が奪取し[[シュロウガ]]に搭載されたが、リアクターにはなっていない。 |
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| + | 夢、つまり何かを望む意志によって力を発揮する。眠った時に見るそれではなく、未来への展望や目的などの漠然としたそれである。ゆえに力が崩壊する条件も簡単で、破れるか叶うかして夢を見なくなると力が崩壊する。 |
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| == 特殊能力「スフィア・アクト」 == | | == 特殊能力「スフィア・アクト」 == |