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=== [[新機動戦記ガンダムW]] ===
 
=== [[新機動戦記ガンダムW]] ===
出身、年齢、所属、全てが謎に包まれた少年。[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と同じく自らを戦う為に作られた兵器として認知しており、任務のために必要とあれば自身の命を賭すことも厭わない。10歳の頃から[[傭兵]]として[[モビルスーツ]]を操縦しており、その的確な状況判断と過去の経験を生かしてか、先読み能力は5人のガンダムパイロットの中でトップ。寡黙で必要な事以外はほとんど話さない(ただしガンダムに乗ると喋りだす)が、戦いを好む者達の中で生きていかねばならない寂しさを垣間見せる事もある。<br />
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出身、年齢、所属、全てが謎に包まれた少年。[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と同じく自らを戦う為に作られた兵器として認知しており、任務のために必要とあれば自身の命を賭すことも厭わない。
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10歳の頃から[[傭兵]]として[[モビルスーツ]]を操縦しており、その的確な状況判断と過去の経験を生かしてか、先読み能力は5人のガンダムパイロットの中でトップ。寡黙で必要な事以外はほとんど話さない(ただしガンダムに乗ると喋りだす)が、戦いを好む者達の中で生きていかねばならない寂しさを垣間見せる事もある。
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身体能力もかなりのもので、ジャンプや回転といった身の軽さを生かした技をこなせることから、対[[OZ]]破壊工作時はサーカス団のピエロ役をカモフラージュとして用いており、巡業をしながらを任務を遂行していた。しかしこのサーカス団は身寄りのないトロワにとって家族のような存在となっており、戦いが終わった後は再びこのサーカス団に戻りピエロ役を続けている。尚、サーカス団で特に親しい存在であった[[キャスリン・ブルーム]]は、幼い頃両親、そして生まれたばかりの弟トリトン・ブルームを火災で失い、トロワ自身にも背中に本人の覚えがない火傷跡が存在しているが、トロワがトリトンであるか否かの真相は不明のままである。
 
身体能力もかなりのもので、ジャンプや回転といった身の軽さを生かした技をこなせることから、対[[OZ]]破壊工作時はサーカス団のピエロ役をカモフラージュとして用いており、巡業をしながらを任務を遂行していた。しかしこのサーカス団は身寄りのないトロワにとって家族のような存在となっており、戦いが終わった後は再びこのサーカス団に戻りピエロ役を続けている。尚、サーカス団で特に親しい存在であった[[キャスリン・ブルーム]]は、幼い頃両親、そして生まれたばかりの弟トリトン・ブルームを火災で失い、トロワ自身にも背中に本人の覚えがない火傷跡が存在しているが、トロワがトリトンであるか否かの真相は不明のままである。
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無口ではあるが意外に面倒見がよく、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]との決闘で敗退し落ち込む[[張五飛|五飛]]をサーカス団に連れて来たり、[[自爆]]を敢行して瀕死の[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]を介抱し彼の贖罪に付き合い、また[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]の決闘の際は[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に[[ガンダムヘビーアームズ|ヘビーアームズ]]を貸し与え、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が扱いやすいよう左腕にビームサーベルを仕込む改造も施すなど、度々他のガンダムパイロット達をサポートした。<br />
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無口ではあるが意外に面倒見がよく、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]との決闘で敗退し落ち込む[[張五飛|五飛]]をサーカス団に連れて来たり、[[自爆]]を敢行して瀕死の[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]を介抱し彼の贖罪に付き合い、また[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]の決闘の際は[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に[[ガンダムヘビーアームズ|ヘビーアームズ]]を貸し与え、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が扱いやすいよう左腕にビームサーベルを仕込む改造も施すなど、度々他のガンダムパイロット達をサポートした。
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舞台が宇宙に移ってからは、月面基地にOZ宇宙軍として潜入し、捕まった[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]、[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]、[[張五飛|五飛]]をOZ兵士としての権限を使いサポートした。さらに、[[ゼロシステム]]によって狂った[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]が正気に戻れたのも彼の命を賭けての説得があってこそである。それが原因で記憶喪失になってしまうが、[[宇宙]]に巡業しにきていたサーカス団と再会、再びそこに身を寄せる。しかし身体に染みついた戦いの本能と、大事な人を護りたいという願いから再び戦場へ戻ることを決意。カトルらの協力もあって記憶を取り戻すことに成功した彼はリーブラ攻防戦において無事に生還、[[キャスリン・ブルーム|キャスリン]]の待つサーカスへと帰って行った。
 
舞台が宇宙に移ってからは、月面基地にOZ宇宙軍として潜入し、捕まった[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]、[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]、[[張五飛|五飛]]をOZ兵士としての権限を使いサポートした。さらに、[[ゼロシステム]]によって狂った[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]が正気に戻れたのも彼の命を賭けての説得があってこそである。それが原因で記憶喪失になってしまうが、[[宇宙]]に巡業しにきていたサーカス団と再会、再びそこに身を寄せる。しかし身体に染みついた戦いの本能と、大事な人を護りたいという願いから再び戦場へ戻ることを決意。カトルらの協力もあって記憶を取り戻すことに成功した彼はリーブラ攻防戦において無事に生還、[[キャスリン・ブルーム|キャスリン]]の待つサーカスへと帰って行った。
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=== [[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]] ===
 
=== [[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]] ===
劇中、トロワが「'''トロワ・バートン'''」と名乗る切っ掛けになった出来事が語られる。「トロワ・バートン」という名前は[[デキム・バートン]]の息子のものであり、死亡した彼の代わりに名前を引き継いで[[オペレーション・メテオ]]に参加しただけなので、彼の本名ではない。その名前を名乗るまでは名前すらない「名無しの兵士」だった(当時の仲間たちも一言も喋らない為、彼を呼ぶときは『名無し』と言っていた。なお、彼は戦場と帰る場所を求めて放浪を続けていたが、宇宙には戦場がなかったため、この時は'''整備士'''という立場だった。しかも割と天職だったらしい)。この時、彼は地球にいる家族を守るために本物の「トロワ・バートン」を殺し、殺人を犯した罪悪感に苛まれるヘビーアームズの技師(ドクトルSの助手)に同情して自らが「トロワ・バートン」を名乗る事を提案している。ちなみに、彼はヒイロ達とは違って[[オペレーション・メテオ]]のための特別な訓練を何一つ受けていない。しかし10才の頃から[[モビルスーツ|MS]][[リーオー]]に乗っているため、その腕前は高い。<br />
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劇中、トロワが「'''トロワ・バートン'''」と名乗る切っ掛けになった出来事が語られる。「トロワ・バートン」という名前は[[デキム・バートン]]の息子のものであり、死亡した彼の代わりに名前を引き継いで[[オペレーション・メテオ]]に参加しただけなので、彼の本名ではない。その名前を名乗るまでは名前すらない「名無しの兵士」だった(当時の仲間たちも一言も喋らない為、彼を呼ぶときは『名無し』と言っていた。なお、彼は戦場と帰る場所を求めて放浪を続けていたが、宇宙には戦場がなかったため、この時は'''整備士'''という立場だった。しかも割と天職だったらしい)。この時、彼は地球にいる家族を守るために本物の「トロワ・バートン」を殺し、殺人を犯した罪悪感に苛まれるヘビーアームズの技師(ドクトルSの助手)に同情して自らが「トロワ・バートン」を名乗る事を提案している。ちなみに、彼はヒイロ達とは違って[[オペレーション・メテオ]]のための特別な訓練を何一つ受けていない。しかし10才の頃から[[モビルスーツ|MS]][[リーオー]]に乗っているため、その腕前は高い。
マリーメイア軍には「ラルフ・カート」(これは『新機動戦記ガンダムW BLIND TARGET』(スパロボ未参戦)に登場したかつての戦友の名)という名で潜入していたが、デキムにあっさりと正体を見破られてしまう。その後は[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]と[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]と共に地球に降下し、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]達と[[サーペント]]の大部隊と戦闘を繰り広げる。<br />
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戦乱後は、[[ガンダムヘビーアームズカスタム|ヘビーアームズ]]を爆破させ、キャスリンの元へと帰っている。<br/>
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マリーメイア軍には「ラルフ・カート」(これは『新機動戦記ガンダムW BLIND TARGET』(スパロボ未参戦)に登場したかつての戦友の名)という名で潜入していたが、デキムにあっさりと正体を見破られてしまう。その後は[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]と[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]と共に地球に降下し、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]達と[[サーペント]]の大部隊と戦闘を繰り広げる。
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戦乱後は、[[ガンダムヘビーアームズカスタム|ヘビーアームズ]]を爆破させ、キャスリンの元へと帰っている。
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実は筋肉質の体型であることが発覚し、前半で裸サスペンダー+筋肉という中々衝撃的な姿を披露した。
 
実は筋肉質の体型であることが発覚し、前半で裸サスペンダー+筋肉という中々衝撃的な姿を披露した。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
TV版で登場する場合は、敵として登場。のちに自軍に参戦する。また、原作通り[[ゼロシステム]]に翻弄され暴走するカトルの説得イベントが用意されている。<br />
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TV版で登場する場合は、敵として登場。のちに自軍に参戦する。また、原作通り[[ゼロシステム]]に翻弄され暴走するカトルの説得イベントが用意されている。
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EW版で登場する場合も[[マリーメイア軍]]などの敵軍に潜入しているため敵として登場。マリーメイア軍時の搭乗機は作品によって異なる。原作通りサーペントの場合と、ガンダムヘビーアームズ改(EW版)の場合とがある。そのうち[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]と[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]が[[サーペント (ガンダムW)|サーペント]]に囲まれているところに[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]と[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]と駆けつけ味方になるというのがパターン。
 
EW版で登場する場合も[[マリーメイア軍]]などの敵軍に潜入しているため敵として登場。マリーメイア軍時の搭乗機は作品によって異なる。原作通りサーペントの場合と、ガンダムヘビーアームズ改(EW版)の場合とがある。そのうち[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]と[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]が[[サーペント (ガンダムW)|サーペント]]に囲まれているところに[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]と[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]と駆けつけ味方になるというのがパターン。
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;[[ガンダムヘビーアームズ]]
 
;[[ガンダムヘビーアームズ]]
 
:地上でのゲリラ戦を繰り広げた。
 
:地上でのゲリラ戦を繰り広げた。
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;;[[ガンダムヘビーアームズ改]]([[ガンダムヘビーアームズカスタム|ガンダムヘビーアームズ改(EW版)]])
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::宇宙用に改修され、終盤は本機にて戦闘を行った。
 
;[[ウイングガンダム]]
 
;[[ウイングガンダム]]
 
:南極で搭乗してヒイロ達の脱出を援護した。
 
:南極で搭乗してヒイロ達の脱出を援護した。
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;[[ウイングガンダムゼロ]]
 
;[[ウイングガンダムゼロ]]
 
:ゼロシステムの見せるイメージとカトルの呼びかけによって、記憶を取り戻す。
 
:ゼロシステムの見せるイメージとカトルの呼びかけによって、記憶を取り戻す。
;[[ガンダムヘビーアームズ改]]
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:宇宙用に改修され、終盤は本機にて戦闘を行った。
   
;[[リーオー]](アーリータイプ)
 
;[[リーオー]](アーリータイプ)
 
:過去の回想シーンで搭乗。
 
:過去の回想シーンで搭乗。
 
;[[サーペント (ガンダムW)|サーペント]]
 
;[[サーペント (ガンダムW)|サーペント]]
 
:マリーメイア軍潜入時に使用。
 
:マリーメイア軍潜入時に使用。
;[[ガンダムヘビーアームズカスタム|ガンダムヘビーアームズ改(EW版)]]
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:サーペントの物量作戦に対し不殺の戦闘を行っていたが、流石に数が多すぎて窮地に追いつめられた。
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