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=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
『砂漠の虎』の[[異名]]を持ち、[[ザフト]]では知らぬ者がいないほどの英雄。[[地球]]・北アフリカエリアに降下した[[アークエンジェル]]に、旗艦[[レセップス]]と四足獣型[[モビルスーツ|MS]]・[[バクゥ]]部隊を率いて攻撃を仕掛ける。バクゥに搭乗して挑んだ最初の交戦で、キラの特異な戦闘能力を看破し興味を持つ。この戦闘においてバクゥの連携攻撃は、キラの[[ストライクガンダム|ストライク]]を追い詰めた。
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『砂漠の虎』の[[異名]]を持ち、[[ザフト]]では知らぬ者がいないほどの英雄。
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キラとは後に偶然に出会い、カガリとの間に起きたドネル・ケバブにかけるソースを巡ったトラブルに彼を巻き込む事になる。それがきっかけで彼はキラとカガリを客人として招待する。その時のキラとの会話をきっかけに、キラは守りたい者の為に敵とただ戦い続ける事に疑問を抱くようになり、精神的な成長に大きく関わった。また、カガリと出会った際には、「ドレス姿も実に板についている」、「真っ直ぐで実にいい眼だ」と、身分を隠していた彼女の素性を感じ取っていた。
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[[地球]]・北アフリカエリアに降下した[[アークエンジェル]]に、旗艦[[レセップス]]と四足獣型[[モビルスーツ|MS]]・[[バクゥ]]部隊を率いて攻撃を仕掛ける。バクゥに搭乗して挑んだ最初の交戦で、キラの特異な戦闘能力を看破し興味を持つ。この戦闘においてバクゥの連携攻撃はキラの[[ストライクガンダム|ストライク]]を追い詰めた。
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アークエンジェルとの最終決戦に臨んだ際には、恋人の[[アイシャ]]と共に複座式の専用機・[[ラゴゥ]]で出撃し、キラの[[ストライクガンダム]]と死闘を繰り広げる。死闘の果てに、ストライクは[[PS装甲|フェイズシフト]]ダウンを引き起こすも、キラが[[SEED]]を発動させ、敗れる。射撃手として同乗していた恋人のアイシャと共に戦死したと思われたが、左眼・左腕・左足を失いながらも副官の[[マーチン・ダコスタ]]に救助され、奇跡的に生還を果たした。
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キラとは後に偶然に出会い、カガリとの間に起きたドネル・ケバブにかけるソースを巡ったトラブルに彼を巻き込む事になる。それがきっかけで彼はキラとカガリを客人として招待する。その時のキラとの会話をきっかけに、キラは守りたい者の為に敵とただ戦い続ける事に疑問を抱くようになり、精神的な成長に大きく関わった。また、カガリと出会った際には「ドレス姿も実に板についている」「真っ直ぐで実にいい眼だ」と身分を隠していた彼女の素性を感じ取っていた。
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アークエンジェルとの最終決戦に臨んだ際には、恋人の[[アイシャ]]と共に複座式の専用機・[[ラゴゥ]]で出撃し、キラの[[ストライクガンダム]]と死闘を繰り広げる。死闘の果てにストライクは[[PS装甲|フェイズシフト]]ダウンを引き起こすも、キラが[[SEED]]を発動させ敗れる。射撃手として同乗していた恋人のアイシャと共に戦死したと思われたが、左眼・左腕・左足を失いながらも副官の[[マーチン・ダコスタ]]に救助され、奇跡的に生還を果たした。
    
その後、ダコスタがクライン派に通じている事を見抜いたバルトフェルドは自らもこれに加わり、密かに決起の時を伺っていた。一方で[[パトリック・ザラ]]にその戦歴を買われ、新造艦[[エターナル]]の艦長に抜擢される。
 
その後、ダコスタがクライン派に通じている事を見抜いたバルトフェルドは自らもこれに加わり、密かに決起の時を伺っていた。一方で[[パトリック・ザラ]]にその戦歴を買われ、新造艦[[エターナル]]の艦長に抜擢される。
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クライン派の同志達と共にエターナルを奪取後は、[[ラクス・クライン]]と共にプラントを脱出する。途中、ヤキン・ドゥーエ防衛軍に追撃されるが、キラのフリーダムの救援を得て突破し、志を同じくするアークエンジェル、クサナギと合流を果たす。その後も三隻同盟の中心人物の一人として第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦を戦い抜き、停戦を迎えている。
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クライン派の同志達と共にエターナルを奪取後は、[[ラクス・クライン]]と共にプラントを脱出する。途中ヤキン・ドゥーエ防衛軍に追撃されるが、キラのフリーダムの救援を得て突破し、志を同じくするアークエンジェル、クサナギと合流を果たす。その後も三隻同盟の中心人物の一人として第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦を戦い抜き、停戦を迎えている。
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街は焼いても戦う意思を持たぬ非戦闘員は殺さないという軍人としてのモラルを持つ。
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街は焼いても、戦う意思を持たぬ非戦闘員は殺さないという軍人としてのモラルと共に、独特のセンスと拘りを持ち、本来の指揮官服とは異なる黄色の指揮官服を着用したり、奇抜な模様のシャツを私服にしていたり、虎をモチーフにした特注の[[パイロットスーツ]]を着用する……と、徹底した派手好き。更に、コーヒーのブレンドを趣味にするも、レセップスの艦内に匂いが充満する事をダコスタにたしなめられている上、その味は劇中ではあまり評判が良くない(ゲームや漫画などの媒体では高評価を得ている事も)。また、ドネル・ケバブにはヨーグルトソースと決めており、それをかけない事は冒涜であるとさえ主張している。
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独特のセンスと拘りを持ち、本来の指揮官服とは異なる黄色の指揮官服を着用したり、奇抜な模様のシャツを私服にしていたり、虎をモチーフにした特注の[[パイロットスーツ]]を着用する……と、徹底した派手好き。更に、コーヒーのブレンドを趣味にするも、レセップスの艦内に匂いが充満する事をダコスタにたしなめられている上、その味は劇中ではあまり評判が良くない(ゲームや漫画などの媒体では高評価を得ている事も)。また、ドネル・ケバブにはヨーグルトソースと決めており、それをかけない事は冒涜であるとさえ主張している。
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本業は広告心理学者で、振動工学の権威でもある。また、人間の愛憎や戦争の仕組みについて独特の問いかけをするなど、単なる軍人以上の厚みのある人柄を持ち、恋人の仇であるキラに対しても遺恨を持たないなど、平時の軽妙な語り口からは想像できぬほど、深い人物である。
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本業は広告心理学者で、振動工学の権威でもある。また、人間の愛憎や戦争の仕組みについて独特の問いかけをするなど、単なる軍人以上の厚みのある人柄を持ち、恋人の仇であるキラに対しても遺恨を持たないなど、平時の軽妙な語り口からは想像できぬほど深い人物である。
    
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
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ラクスが宇宙へと上がる際には、ラクスが[[ミーア・キャンベル]]に成りすましたのに合わせてバルトフェルドもミーアのマネージャーである「'''キングT@KED@'''」に成りすまし、シャトルを強奪する。余談だが、このキングT@KED@は、関西弁で話す陽気な男…と、本来のバルトフェルドとは随分と性格の異なる風変わりな人物である。
 
ラクスが宇宙へと上がる際には、ラクスが[[ミーア・キャンベル]]に成りすましたのに合わせてバルトフェルドもミーアのマネージャーである「'''キングT@KED@'''」に成りすまし、シャトルを強奪する。余談だが、このキングT@KED@は、関西弁で話す陽気な男…と、本来のバルトフェルドとは随分と性格の異なる風変わりな人物である。
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その後、[[エターナル]]の艦長として指揮を執りながらも、ザフト軍の[[エターナル]]追撃部隊を振り切る為、自ら専用カラーの[[ガイアガンダム]]で出撃する。[[ストライクフリーダムガンダム]]や[[インフィニットジャスティスガンダム]]、[[ドムトルーパー]]隊の参戦後は、戦力も充実した為[[エターナル]]の艦長職に専念、最終決戦のメサイア攻防戦を戦い抜き、生還した。
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その後[[エターナル]]の艦長として指揮を執りながらも、ザフト軍の[[エターナル]]追撃部隊を振り切る為、自ら専用カラーの[[ガイアガンダム]]で出撃する。[[ストライクフリーダムガンダム]]や[[インフィニットジャスティスガンダム]]、[[ドムトルーパー]]隊の参戦後は、戦力も充実した為[[エターナル]]の艦長職に専念、最終決戦のメサイア攻防戦を戦い抜き生還した。
    
なお、前作での[[ラゴゥ]]搭乗がきっかけで本作からオレンジがパーソナルカラーとなったが、ラゴゥのカラーリングはあれが正式な色であり彼の専用カラーというわけではない(他で登場したラゴゥの色もバルトフェルド搭乗機と一緒)ので、ある意味誤植が公式になった形である。
 
なお、前作での[[ラゴゥ]]搭乗がきっかけで本作からオレンジがパーソナルカラーとなったが、ラゴゥのカラーリングはあれが正式な色であり彼の専用カラーというわけではない(他で登場したラゴゥの色もバルトフェルド搭乗機と一緒)ので、ある意味誤植が公式になった形である。