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| しかし、かつての「主」達とは違い、自分のことを魔導書ではなくどこまでも「人間」として扱い接してくる九郎に対して当初は戸惑いながらも次第に好意を抱いていく。しかし、同時に今まで死なせていった「主」達に対する強い後悔の念にも苛まれていくようになり、そのことが彼女の行動を大きく変化させていくこととなる。 | | しかし、かつての「主」達とは違い、自分のことを魔導書ではなくどこまでも「人間」として扱い接してくる九郎に対して当初は戸惑いながらも次第に好意を抱いていく。しかし、同時に今まで死なせていった「主」達に対する強い後悔の念にも苛まれていくようになり、そのことが彼女の行動を大きく変化させていくこととなる。 |
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− | マスターテリオンとの戦闘でのダメージにより、魔導書としての記述の一部が「断片」としてアーカムシティ内に散逸してしまっており、作中ではブラックロッジとの戦いに並行してその回収も行うことになる(ちなみに、実体化した「断片」は女性の姿をとることが多く、しかもなぜか本人に似ず豊満なスタイルの持ち主ばかりになる)。
| + | マスターテリオンとの戦闘でのダメージにより、魔導書としての記述の一部が「断片」としてアーカムシティ内に散逸してしまっており、作中ではブラックロッジとの戦いに並行してその回収も行うことになる。<br /> |
| + | ちなみに、実体化した「断片」は女性の姿をとることが多く、しかもなぜか本人に似ず豊満なスタイルの持ち主ばかりになる。 |
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| 九郎を「マギウス・スタイル」に変身させた際は2頭身程度にデフォルメされた姿「ちびアル」になる。ちびアルの際は声調も相応に幼くなる。デモンベイン搭乗時も九郎はマギウス・スタイルになるが、アルは本来の姿のまま。 | | 九郎を「マギウス・スタイル」に変身させた際は2頭身程度にデフォルメされた姿「ちびアル」になる。ちびアルの際は声調も相応に幼くなる。デモンベイン搭乗時も九郎はマギウス・スタイルになるが、アルは本来の姿のまま。 |
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− | なお、彼女は「『アル・アジフ』という魔導書の精霊」であって「アル」がファーストネームというわけではない。しかし、本人がそれ以外に名を持たず、特に名乗ってもいないため、九郎などは勝手にそう呼んでいる<ref>そもそもアラビア語圏における「アル」とは、[[英語]]の「The」と同様の冠詞。アルコールやアルカリといった単語を思い浮かべると分かりやすいか。</ref>。つまり、対存在である[[エセルドレーダ]]と異なって彼女は精霊としての名は持っていない。 | + | なお、彼女は「『アル・アジフ』という魔導書の精霊」であって「アル」がファーストネームというわけではない。しかし、本人がそれ以外に名を持たず、特に名乗ってもいないため、九郎などは勝手にそう呼んでいる<ref>そもそもアラビア語圏における「アル」とは、[[英語]]の「The」と同様の冠詞。アルコールやアルカリといった単語を思い浮かべると分かりやすいか。</ref>。 |
| + | つまり、対存在である[[エセルドレーダ]]と異なって彼女は精霊としての名は持っていない。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ;「愚かなり、アズラッド! 魔物の咆吼たる我、最強の魔導書【アル・アジフ】は、自らを手にする者全てを血を啜り、魂を喰らい、禍々しき力を蓄えていくのだ!! アズラッド、我が主よ! 妾を憎め! 妾を呪え! 然るのち、邪悪の書に触れた己の不明を、地獄で悔やむがよい!!」 | | ;「愚かなり、アズラッド! 魔物の咆吼たる我、最強の魔導書【アル・アジフ】は、自らを手にする者全てを血を啜り、魂を喰らい、禍々しき力を蓄えていくのだ!! アズラッド、我が主よ! 妾を憎め! 妾を呪え! 然るのち、邪悪の書に触れた己の不明を、地獄で悔やむがよい!!」 |
| :前日譚『斬魔大聖デモンベイン 機神胎動』で死に瀕した主のアズラッドを前にしながら。本編中の彼女からは想像もできない完全に悪役の台詞だが、前述の通り「魔術師は消耗品、魔導書は武器」と割り切っているためである。 | | :前日譚『斬魔大聖デモンベイン 機神胎動』で死に瀕した主のアズラッドを前にしながら。本編中の彼女からは想像もできない完全に悪役の台詞だが、前述の通り「魔術師は消耗品、魔導書は武器」と割り切っているためである。 |
− | ;「光射す世界に、汝ら闇黒、棲まう場所なし。砂漠の花よ、汝は其処で枯れてゆけ」
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− | :『ニトロ+ロワイヤル』での沙耶戦での勝利デモ。過去に戦い、討ち滅ぼした沙耶の同類のことを思い返しているのだろうか? なお、沙耶も自分たちを滅ぼす存在であるネクロノミコン(及びデモンベイン)に良い感情を抱いていないらしく、アルとの戦闘前イントロで「『魔を断つ剣(デモンベイン)』だって? 笑っちゃうよね。人間しか救わないくせに」と悪態をついている。
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| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
− | === 本編 ===
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| ;「九郎の所有物だ」 | | ;「九郎の所有物だ」 |
| :初めて教会を訪れたときに[[ライカ・クルセイド|ライカ]]に九郎との関係を聞かれたときの答え。決して間違ってはいないのだが、おかげで九郎はライカからロリコンの烙印を押されることに。さらに…。 | | :初めて教会を訪れたときに[[ライカ・クルセイド|ライカ]]に九郎との関係を聞かれたときの答え。決して間違ってはいないのだが、おかげで九郎はライカからロリコンの烙印を押されることに。さらに…。 |
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| ;「めしー」 | | ;「めしー」 |
| :教会に入るなり九郎と共に発した一声。'''孤児らも加わって大合唱に発展する'''ことも。 | | :教会に入るなり九郎と共に発した一声。'''孤児らも加わって大合唱に発展する'''ことも。 |
− | === ニトロ+ロワイヤル ===
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− | ;「汝には違う戦いの方が向いているのではないか?ほら……薔薇っぽくてルイス・キャロルっぽいアレ」
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− | :アンナ戦での勝利デモ。PEACH-PIT氏の漫画『ローゼンメイデン』のことだろう。確かにアンナも似たようなものではあるが。
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− | ;「くにへ かえるのだな なれにも かぞくが いるだろう」
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− | :愛原奈都美戦での勝利デモ。言うまでもなく『ストリートファイターII』のガイルの名セリフ「くにへ かえるんだな おまえにも かぞくがいるだろう…」のパロディである。
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− | ;セイバー「この気配……<ruby><rb>螺湮城教本</rb><rt>プレラーティーズ・スペルブック</rt></ruby>!?キャスターか!」<br>アル「な……っ!そのような三文魔導書と一緒にするな!」<br>セイバー「--良いだろう。もはや貴様と聖杯を競おうとは思わない。」<br>アル「…聖杯?何のことだ?おい、人の話を聞かんかっ!」<br>セイバー「この戦いに、私は何も求めまい。何も勝ち取るまい。今はただ……貴様を滅ぼすためだけに剣を執る。」<br>アル「いい加減にその痛ましい<ruby><rb>白昼夢</rb><rt>ユメ</rt></ruby>から醒めんか小娘ッ!」
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− | :セイバー戦での会話。違う人物と勘違いされている上に[[ルルイエ異本]]の不完全なフランス語訳「螺湮城教本」と同一視されて激怒する。
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− | :ちなみに「--良いだろう。~」以降のセイバーの台詞は『Fate/Zero』の対キャスター戦時のもの。最後のアルの台詞はいわゆる「聖杯問答」のシーンのライダーの台詞のパクリなのだが、意図するところは全く異なる。
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− | ;ドラゴン「ふふん? そんな程度の英雄には興味ないな。<ruby><rb>己</rb><rt>オレ</rt></ruby>の英雄殿は、もっとずっと男前だぞ?」<br>アル「のろけか。バカップルか。失せろ」<br/>ドラゴン「バカップルにバカップルって言われたッ!?」<br/>アル「誰がバカップルだ!」<br/>ドラゴン「しかも自覚ねぇっ!?」
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− | :恋するドラゴンを「バカップル」と評したところ、ドラゴンにバカップルと言われてキレてしまう。ドラゴンの言うとおり、自覚がないらしい。
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| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |