差分
→名台詞
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
;「私のせいでしょうか?」<br/>「いいえ、サックス中尉のことです。先ほど私を起動するのに忙しくて彼が安全義務を怠ったと」<br/>「私の起動に成功した以上整備要員であるサックス中尉を失ったことによる戦力低下は微々たるものです。憂慮すべき事態ではありません」
;「私のせいでしょうか?」<br/>「いいえ、サックス中尉のことです。先ほど私を起動するのに忙しくて彼が安全義務を怠ったと」<br/>「私の起動に成功した以上整備要員であるサックス中尉を失ったことによる戦力低下は微々たるものです。憂慮すべき事態ではありません」
:「Σ」18巻より、アーバレスト・レーバテインの整備要員だったエドワード・サックスがアルの起動に掛かりきりになり、コンテナを固定しなかった結果艦体の揺れで動いたコンテナに激突されて死亡したことを受けて。宗介は「なら黙っていろ」と制止したが……。
:原作小説版最終章「ずっとスタンド・バイ・ミー」編(漫画版「Σ」18巻)より。[[アーバレスト]]、レーバテインの整備要員だったエドワード・サックスがアルの起動に掛かりきりになり、コンテナを固定しなかった結果艦体の揺れで動いたコンテナに激突されて死亡したことを受けて。宗介は「なら黙っていろ」と制止したが……。
;「しかし――…私はもっと大きな損失を感じています」<br/>「彼は<アーバレスト>の時代から私の面倒を見てくれた、私の<身体>をもっとも良く知る人間の一人でした」<br/>「その彼が私を点検しない、私に話しかけない、二度と。これは戦略レベルを遥かに上回る喪失です」<br/>「同時に私は私とこの機体の整備効率の悪さが彼を死に追いやったのではないかと懸念しています。『私のせい』とはそういう意味です」
;「しかし――…私はもっと大きな損失を感じています」<br/>「彼は<アーバレスト>の時代から私の面倒を見てくれた、私の<身体>をもっとも良く知る人間の一人でした」<br/>「その彼が私を点検しない、私に話しかけない、二度と。これは戦略レベルを遥かに上回る喪失です」<br/>「同時に私は私とこの機体の整備効率の悪さが彼を死に追いやったのではないかと懸念しています。『私のせい』とはそういう意味です」
:アルの懸念は、自分が設計した自分の身体であるレーバテインの整備効率が悪く、それがサックスの死の遠因ではないか、というもの。同時にこの時、宗介の前のモニターにはアルが記録していたサックスの在りし日の姿が次々と映し出されていた。
:アルの懸念は、自分が設計した自分の身体であるレーバテインの整備効率が悪く、それがサックスの死の遠因ではないか、というもの。同時にこの時、宗介の前のモニターにはアルが記録していたサックスの在りし日の姿が次々と映し出されていた。
;宗介「……お前のせいではない。必要なことだっただけだ」<br/>「それにサックスは最後に言っていた。『誰も恨んでない』と」<br/>アル「それは、私にとって高価値な情報です」
;宗介「……お前のせいではない。必要なことだっただけだ」<br/>宗介「それにサックスは最後に言っていた。『誰も恨んでない』と」<br/>アル「それは、私にとって高価値な情報です」
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:アルの自責めいた言葉に、それをなだめるようにかけた宗介の応えを受けて。<br/>『高価値な情報』という、いかにも機械的な言い回しではあるが、宗介の一言に『いくらか救われた』様子が見て取れる。<br/>AIとして生まれたアルに、ひとりの人格としての人間性がいかに育ったかを垣間見られるひとこと。
== 迷台詞 ==
== 迷台詞 ==
;「では私を頼りにしないでください」
;「では私を頼りにしないでください」