差分

編集の要約なし
40行目: 40行目:  
捜索の中で、彼らは元フラナガン機関の所属であった[[ニュータイプ]]候補の少年少女ら<ref>その中でにいる全身火傷で全身に包帯を巻かれている少女の一人について、髪形や髪の毛の色から、『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』(SRW未参戦)に登場するマリオン・ウェルチではないかと考察をするファンもいる。</ref>と出会うのだが、彼らの名前がシローの部下の名に肖って付けられたものであることを知り、ミケルはシローが生存していることを知る。
 
捜索の中で、彼らは元フラナガン機関の所属であった[[ニュータイプ]]候補の少年少女ら<ref>その中でにいる全身火傷で全身に包帯を巻かれている少女の一人について、髪形や髪の毛の色から、『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』(SRW未参戦)に登場するマリオン・ウェルチではないかと考察をするファンもいる。</ref>と出会うのだが、彼らの名前がシローの部下の名に肖って付けられたものであることを知り、ミケルはシローが生存していることを知る。
   −
彼らの導きによりシローのもとへ辿りついたキキとミケルは、シローの子を宿したアイナと共に、穏やかな隠遁生活を送る彼の姿を目撃するのであった。
+
彼らの導きによりシローのもとへ辿りついたキキとミケルは、シローの子を宿したアイナと共に、左足を失いながらも穏やかな隠遁生活を送る彼の姿を目撃するのであった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
342行目: 342行目:  
*初代監督・神田武幸氏の急逝後に製作を引き継いだ(第6話「熱砂戦線」以降の製作を担当した)2代目監督・飯田馬之介氏は、シローというキャラクターについて「(自身の家族や友人を殺害した[[ジオン公国軍|敵軍]]に[[アイナ・サハリン|アイナ]]が所属しているのに、あまり葛藤もせず彼女に惚れてしまうという)想像力の欠如した男で、大嫌いだった」「ただのバカですよ」と否定的に評価している。
 
*初代監督・神田武幸氏の急逝後に製作を引き継いだ(第6話「熱砂戦線」以降の製作を担当した)2代目監督・飯田馬之介氏は、シローというキャラクターについて「(自身の家族や友人を殺害した[[ジオン公国軍|敵軍]]に[[アイナ・サハリン|アイナ]]が所属しているのに、あまり葛藤もせず彼女に惚れてしまうという)想像力の欠如した男で、大嫌いだった」「ただのバカですよ」と否定的に評価している。
 
**[[小説|小説版]]や飯田氏による[[漫画|コミカライズ版]]ではジオンに対する敵意が中盤辺りまでシローの言動の所々に散見されており、そういった点に対する補完がキャラ付けに少なからず加えられている側面もある。
 
**[[小説|小説版]]や飯田氏による[[漫画|コミカライズ版]]ではジオンに対する敵意が中盤辺りまでシローの言動の所々に散見されており、そういった点に対する補完がキャラ付けに少なからず加えられている側面もある。
 +
*トップ小隊との戦闘にて'''近距離で撃たれたザクマシンガンを生身の状態で回避した'''ことを代表例とし、彼の超人的な身体能力はたびたびネタにされている。
 
*小説版では『キャプテン・ジョー』という戦場ドラマ([[劇中劇]])を好んで見ていたという設定が追加された。作品への憧れ、それをプロパガンダとして利用する軍隊、仲間の死による作品への絶望、それでも最後に残った作品への思い…と、[[テンカワ・アキト|別作品の主人公]]を思わせる展開が存在している。
 
*小説版では『キャプテン・ジョー』という戦場ドラマ([[劇中劇]])を好んで見ていたという設定が追加された。作品への憧れ、それをプロパガンダとして利用する軍隊、仲間の死による作品への絶望、それでも最後に残った作品への思い…と、[[テンカワ・アキト|別作品の主人公]]を思わせる展開が存在している。
 
**エピローグでは、とある村で「カート」という[[偽名]]を用いて、妻のアイナこと「ジャンヌ」と二人の間に授かった娘の「キキ」<ref>名前は[[小説|小説版]]において凄惨な死を迎えた少女[[キキ・ロジータ]]に由来している。</ref>と共に生活をしている。
 
**エピローグでは、とある村で「カート」という[[偽名]]を用いて、妻のアイナこと「ジャンヌ」と二人の間に授かった娘の「キキ」<ref>名前は[[小説|小説版]]において凄惨な死を迎えた少女[[キキ・ロジータ]]に由来している。</ref>と共に生活をしている。
*[[漫画]]『機動戦士ガンダム 宇宙のイシュタム』(作者は、[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊|本作]]の2代目監督である飯田馬之介氏)では[[コロニー落とし]]で地球に落とされたサイド2の8バンチ[[スペースコロニー|コロニー]]「アイランド・イフィッシュ」の出身と設定され、休暇中にジオン軍の毒ガス攻撃で家族と友人を全て失う<ref>なお、シロー自身は[[パイロットスーツ|ノーマルスーツ]]を着用して難を逃れている。</ref>。その後、コロニー内部に侵入してきた友軍と共に'''毒ガスが充満するコロニー'''で、ジオン軍のMSと'''[[白兵戦|生身で死闘を演じている]]'''。
+
*飯田氏により制作された[[漫画]]『機動戦士ガンダム 宇宙のイシュタム』では[[コロニー落とし]]で地球に落とされたサイド2の8バンチ[[スペースコロニー|コロニー]]「アイランド・イフィッシュ」の出身と設定され、休暇中にジオン軍の毒ガス攻撃で家族と友人を全て失う<ref>なお、シロー自身は[[パイロットスーツ|ノーマルスーツ]]を着用して難を逃れている。</ref>。その後、コロニー内部に侵入してきた友軍と共に'''毒ガスが充満するコロニー'''で、ジオン軍のMSと'''[[白兵戦|生身で死闘を演じている]]'''。
 
**この経緯がある為か、『宇宙のイシュタム』の[[続編]]と言うべき飯田氏による漫画版の『機動戦士ガンダム第08MS小隊 U.C.0079+α』では、シローは当初ジオン軍に対して強い憎悪を抱いていた。
 
**この経緯がある為か、『宇宙のイシュタム』の[[続編]]と言うべき飯田氏による漫画版の『機動戦士ガンダム第08MS小隊 U.C.0079+α』では、シローは当初ジオン軍に対して強い憎悪を抱いていた。
 
*後日談「ラスト・リゾート」にて、シロー達が落ち延びた場所はチベットの[[ラサ]]である。もしも、『逆襲のシャア』の時系列(U.C.0093年)になってもなお、シロー達がラサから動いていなかった場合、シャア率いる[[ネオ・ジオン]]の[[フィフス・ルナ]]落としの衝撃で、シローはアイナとその子供達共々ほぼ確実に死んでいる事になる<ref>隕石落下の衝撃はすさまじいため、普通の人間は巻き込まれたら確実なる死が待っている。</ref>。
 
*後日談「ラスト・リゾート」にて、シロー達が落ち延びた場所はチベットの[[ラサ]]である。もしも、『逆襲のシャア』の時系列(U.C.0093年)になってもなお、シロー達がラサから動いていなかった場合、シャア率いる[[ネオ・ジオン]]の[[フィフス・ルナ]]落としの衝撃で、シローはアイナとその子供達共々ほぼ確実に死んでいる事になる<ref>隕石落下の衝撃はすさまじいため、普通の人間は巻き込まれたら確実なる死が待っている。</ref>。
6,593

回編集