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『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』に登場した[[マリーメイア・クシュリナーダ]]は、トレーズが負傷した際に看護師のレイア・バートンとの間に授かった実子であるとされている。
 
『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』に登場した[[マリーメイア・クシュリナーダ]]は、トレーズが負傷した際に看護師のレイア・バートンとの間に授かった実子であるとされている。
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小説『FrozenTeardrop』によれば[[宇宙]]の平和的指導者ヒイロ・ユイの甥アイン・ユイと、当時の[[ロームフェラ財団]]党首の娘アンジェリーナ・クシュリナーダの子。両親が引き離された後、母が再婚した継父フンデルト・カタロニア<ref>[[デルマイユ|デルマイユ侯爵]]の息子。ただしTV版の「デルマイユはトレーズの叔父」という設定であれば「弟」でなければならないはずなので矛盾する。</ref>との間に設けた義弟ヴァンがいる。
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小説『Frozen Teardrop』によれば[[宇宙]]の平和的指導者ヒイロ・ユイの甥アイン・ユイと、当時の[[ロームフェラ財団]]党首の娘アンジェリーナ・クシュリナーダの子。両親が引き離された後、母が再婚した継父フンデルト・カタロニア<ref>[[デルマイユ|デルマイユ侯爵]]の息子。ただしTV版の「デルマイユはトレーズの叔父」という設定であれば「弟」でなければならないはずなので矛盾する。</ref>との間に設けた義弟ヴァンがいる。
    
トレーズは美学主義とも呼ぶべき行動原理の持ち主であり、士官学校では教官のキーリア・カタロニアから「戦争の天才」と評される程の才を発揮、常に首席で[[騎士道|騎士道精神]]を尊び、また平素の振る舞いや作戦行動についても常に'''「エレガント」'''であることを追求しているといった超人ぶりを発揮していた。一方、戦いという行為に対しては「人類は自ら血を流し、自らの力で戦うことでこそより高みへと昇ることが出来る」という信条と美学を持っており、自らの手を血に染めないモビルドールによる殺戮を決して認めない一方で、戦いの逃避の結果としての平和主義に対しても否定的であり、そのような相手に対しては自ら手を汚して排除することも厭わない。この点からも当初はこの信条と美学が理解出来なかった[[レディ・アン]]をその一点だけは強く批判した。
 
トレーズは美学主義とも呼ぶべき行動原理の持ち主であり、士官学校では教官のキーリア・カタロニアから「戦争の天才」と評される程の才を発揮、常に首席で[[騎士道|騎士道精神]]を尊び、また平素の振る舞いや作戦行動についても常に'''「エレガント」'''であることを追求しているといった超人ぶりを発揮していた。一方、戦いという行為に対しては「人類は自ら血を流し、自らの力で戦うことでこそより高みへと昇ることが出来る」という信条と美学を持っており、自らの手を血に染めないモビルドールによる殺戮を決して認めない一方で、戦いの逃避の結果としての平和主義に対しても否定的であり、そのような相手に対しては自ら手を汚して排除することも厭わない。この点からも当初はこの信条と美学が理解出来なかった[[レディ・アン]]をその一点だけは強く批判した。
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:教官時代の教え子。
 
:教官時代の教え子。
 
;[[レディ・アン]]
 
;[[レディ・アン]]
:『私のレディ』と呼び誰よりも信頼する腹心。ただし、物語開始当初の彼女はトレーズの「信奉者」ではあるものの、彼女自身は当初はモビルドール推進派でありトレーズから強くその点は批判されてなお、トレーズの『美学』を理解出来なかったため「理解者」ではないと言われていたが最後には理解を示す。最期は皮肉にも同じモビルドール推進派に銃撃された。彼女とリリーナに後事を託す。
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:『私のレディ』と呼び誰よりも信頼する腹心。ただし、物語開始当初の彼女はトレーズの「信奉者」ではあるものの、彼女自身は当初はモビルドール推進派でありトレーズからその点は強く批判されていた。トレーズの『美学』を理解出来ず「理解者」ではないと言われていたが、最後には理解を示す。彼女とリリーナに後事を託す。
 
;[[張五飛]]
 
;[[張五飛]]
 
:好敵手であり、「最大の理解者」。ここでの「理解者」とはトレーズを「悪」と断じていた事を指す。
 
:好敵手であり、「最大の理解者」。ここでの「理解者」とはトレーズを「悪」と断じていた事を指す。
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;[[デルマイユ|デルマイユ侯爵]](デルマイユ・カタロニア)
 
;[[デルマイユ|デルマイユ侯爵]](デルマイユ・カタロニア)
 
:本編開始時点でのロームフェラ財団総裁代行。トレーズの叔父。
 
:本編開始時点でのロームフェラ財団総裁代行。トレーズの叔父。
:『FrozenTeardrop』では継父フンデルトの実父、即ち祖父となってTV版設定とは矛盾してしまっている。
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:『Frozen Teardrop』では継父フンデルトの実父、即ち祖父となってTV版設定とは矛盾してしまっている。
 
;[[ドロシー・カタロニア]]
 
;[[ドロシー・カタロニア]]
 
:デルマイユ侯爵の孫娘。幼少期からトレーズが本心で話せる人物である。
 
:デルマイユ侯爵の孫娘。幼少期からトレーズが本心で話せる人物である。
:『FrozenTeardrop』では継父フンデルトの年の離れた弟で、トレーズの教官だったキーリア・カタロニアの娘。血は繋がっていないがトレーズの従姉妹にあたる。
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:『Frozen Teardrop』では継父フンデルトの年の離れた弟で、トレーズの教官だったキーリア・カタロニアの娘。血は繋がっていないがトレーズの従姉妹にあたる。
 
;レイア・バートン
 
;レイア・バートン
 
:トレーズの恋人にしてマリーメイアの母とされる女性。上記の通り、入院先の病院で看護師をしていたレイアに出会ったらしい。本編では既に故人。
 
:トレーズの恋人にしてマリーメイアの母とされる女性。上記の通り、入院先の病院で看護師をしていたレイアに出会ったらしい。本編では既に故人。
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;指導者ヒイロ・ユイ
 
;指導者ヒイロ・ユイ
 
:ガンダムパイロットのヒイロの名前の由来となった人物。
 
:ガンダムパイロットのヒイロの名前の由来となった人物。
:小説『FrozenTeardrop』ではトレーズとは血縁上、又甥と大叔父の関係にある。具体的にはトレーズの実父アイン・ユイが、指導者ヒイロの姉ヒカル・ユイの息子である。
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:小説『Frozen Teardrop』ではトレーズとは血縁上、又甥と大叔父の関係にある。具体的にはトレーズの実父アイン・ユイが、指導者ヒイロの姉ヒカル・ユイの息子である。
 
;ヴァン・クシュリナーダ
 
;ヴァン・クシュリナーダ
 
:SRW未登場。『Frozen Teardrop』の登場人物で、トレーズの異父弟にあたる。
 
:SRW未登場。『Frozen Teardrop』の登場人物で、トレーズの異父弟にあたる。
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:オペレーションデイブレイクのためにトレーズ自ら策に落としたノベンタら平和論者や、戦場で派手に散ったワーカーやオットーはともかく、ブントは五飛復活のための踏み台にされた端役である(小説版ではブントの名は抜かされている)。小説版『EW』での五飛はブントの名を聞いてショックを受けたらしい。
 
:オペレーションデイブレイクのためにトレーズ自ら策に落としたノベンタら平和論者や、戦場で派手に散ったワーカーやオットーはともかく、ブントは五飛復活のための踏み台にされた端役である(小説版ではブントの名は抜かされている)。小説版『EW』での五飛はブントの名を聞いてショックを受けたらしい。
 
;「君もこれだけは知っておいて欲しい…」
 
;「君もこれだけは知っておいて欲しい…」
;「彼等は決して無駄死になどしていない!そして_!!」
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;「彼等は決して無駄死になどしていない!そして――!!」
 
:迫真の気迫と共に、五飛の駆るアルトロンに突撃をかける。そしてお互いの懐に飛び込んだ最後の一撃は…。
 
:迫真の気迫と共に、五飛の駆るアルトロンに突撃をかける。そしてお互いの懐に飛び込んだ最後の一撃は…。
 
;「み…見事だ…」
 
;「み…見事だ…」
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