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== 概要 ==
 
== 概要 ==
「ムービー」「フィルム」「シネマ」「キネマ」「活動写真」等の様々な呼び方がある。他媒体の作品を映画に起こしたものは「映画化」「映画版」「劇場版」と呼ばれる。
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「ムービー」「フィルム」「シネマ」「キネマ」「活動写真」等の様々な呼び方がある。他媒体の作品を映画に起こしたものは「映画化」「映画版」「劇場版」と呼ばれる。上映時間については基本的に約1時間半から2時間程度が普通であるが、3時間を超える作品もそれなりにある。
    
モノクロ(白黒)の画面で音声もないサイレント映画(無声映画)から始まったが、やがて音声がついたトーキー映画(発声映画)、更に画面に色がついたカラー映画が生まれる等、映画は時代と共に常に発達していった。かつての主流だったフィルムによる撮影と上映も、21世紀以降はその殆どがデジタル形式に置き換わっている。
 
モノクロ(白黒)の画面で音声もないサイレント映画(無声映画)から始まったが、やがて音声がついたトーキー映画(発声映画)、更に画面に色がついたカラー映画が生まれる等、映画は時代と共に常に発達していった。かつての主流だったフィルムによる撮影と上映も、21世紀以降はその殆どがデジタル形式に置き換わっている。
    
更に、サブスクリプション(サブスク)が本格化してからは、映画館では上映されない配信サービス限定の動画作品も映画として扱われることが多くなっている。
 
更に、サブスクリプション(サブスク)が本格化してからは、映画館では上映されない配信サービス限定の動画作品も映画として扱われることが多くなっている。
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映画は架空の存在や架空の設定を本物のように描くフィクション作品が多いが、特定のテーマに基づき選択的に事実を記録したノンフィクション作品(ドキュメンタリー作品)も存在する。
    
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市のハリウッド地区は映画産業の中心地であり、俗に「映画の都」と呼ばれている。
 
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市のハリウッド地区は映画産業の中心地であり、俗に「映画の都」と呼ばれている。
    
== スパロボに登場する映画作品 ==
 
== スパロボに登場する映画作品 ==
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概ね、完全新規映像による劇場版と、TVシリーズの映像に新規映像と音声を加えて再編集した「劇場版総集編」の2種類が存在する。
 
=== 1970年代 ===
 
=== 1970年代 ===
 
* [[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]](1973年)
 
* [[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]](1973年)
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;[[マオ・ノーム]]
 
;[[マオ・ノーム]]
 
:彼女の手記を基に『マクロスF』の時代に「[[マクロスゼロ|マヤン島事変]]」に関する映画が作られた。
 
:彼女の手記を基に『マクロスF』の時代に「[[マクロスゼロ|マヤン島事変]]」に関する映画が作られた。
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;[[破嵐万丈]]
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:[[ドン・ザウサー]]の命令よりも映画スターとして、また映画監督としての矜持を優先し、万丈との闘いを「史上最高のアクション映画」に作り上げようと執念を燃やす異色の[[コマンダー (ダイターン)|コマンダー]]ウォン・ロー(SRW未登場)が登場する第10話「最後のスポットライト」は、映画監督を志すも挫折した富野由悠季氏の私的なセンチメンタリズムが映像に横溢しているエピソードとして有名。
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:また、第22話「スターの中のスター」も映画撮影を装った[[メガノイド]]の罠に万丈ファミリーが巻き込まれるエピソードだが、シリアスだった第10話とは異なり古今東西の名作映画パロディに溢れたコミカルな一編に仕上がっている。
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;[[キリー・ギャグレー]]
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:幼少期に日本製の「化け猫映画」を観た事が[[トラウマイベント|トラウマ]]となり、成人後も猫が大の苦手である。
 
;[[ヤッター・ラ・ケルナグール]]
 
;[[ヤッター・ラ・ケルナグール]]
 
:アフリカの内乱で生まれた戦災孤児だったが、福祉家を気取ったハリウッドの俳優に引き取られるも、最終的には家出する。
 
:アフリカの内乱で生まれた戦災孤児だったが、福祉家を気取ったハリウッドの俳優に引き取られるも、最終的には家出する。
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;[[ギャバン]]
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:第36話「恨みのロードショー 撮影所は魔空空間」では、『ギャバンへの復讐』なるネガティブキャンペーン映画の特別上映会に[[マクー]]の匂いを嗅ぎ取った一条寺烈が上映会場たる撮影所へ乗り込むも案の定、撮影所自体が魔空空間で構築されているトラップだった。
 
;[[矢作省吾]]
 
;[[矢作省吾]]
 
:[[ガーランド]]を使用した自主製作映画のロケ地探しをきっかけに廃墟の街へと迷い込む。
 
:[[ガーランド]]を使用した自主製作映画のロケ地探しをきっかけに廃墟の街へと迷い込む。
 
;[[ケーン・ワカバ]]
 
;[[ケーン・ワカバ]]
 
:ジェームス・ディーンの映画を見た影響で当初の髪型はリーゼントヘアーだった。
 
:ジェームス・ディーンの映画を見た影響で当初の髪型はリーゼントヘアーだった。
;[[キリー・ギャグレー]]
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;[[野原しんのすけ]]/[[野原みさえ]]/[[野原ひろし]]/[[野原ひまわり]]/[[シロ (クレヨンしんちゃん)|シロ]]
:幼少期に日本製の「化け猫映画」を観た事が[[トラウマイベント|トラウマ]]となり、成人後も猫が大の苦手である。
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:『嵐を呼ぶジャングル』では、『アクション仮面』の映画最新作『南海ミレニアムウォーズ』の完成披露試写会を兼ねた豪華客船ツアーに参加するも、凶暴な猿の軍団に襲撃されてしまう。また『夕陽のカスカベボーイズ』では、無人の映画館で上映していた未完成の映画を偶然観てしまった際に、その映画の世界に引き込まれてしまった<reF>こちらは家で留守番をしていたためシロは無事だった。</ref>。
;[[ギャバン]]
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:第36話「恨みのロードショー 撮影所は魔空空間」では、『ギャバンへの復讐』なるネガティブキャンペーン映画の特別上映会に[[マクー]]の匂いを嗅ぎ取った一条寺烈が上映会場たる撮影所へ乗り込むも案の定、撮影所自体が魔空空間で構築されているトラップだった。
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;[[野原しんのすけ]]/[[野原みさえ]]/[[野原ひろし]]/[[野原ひまわり]]
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:『夕陽のカスカベボーイズ』では、無人の映画館で上映していた未完成の映画を偶然観てしまった際に、その映画の世界に引き込まれてしまった。
   
;[[神崎すみれ]]
 
;[[神崎すみれ]]
 
:銀幕のトップスタァである神崎雛子(冴木ひな)を母に持ち、自身も映画『紅蜥蜴』で主人公の敵役にして事実上のもう1人の主人公である紅蜥蜴を演じている。この映画の撮影エピソードは第2期OVA『轟華絢爛』第3話で描かれているが、ノベライズ版では「『紅蜥蜴』の撮影の合間にすみれが当時映画街として栄えていた[[浅草]]六区へ足を運び、雛子主演の無声映画『金色夜叉』を鑑賞することで自身と母との関係を見つめ直す」という話に置き換わっている。また、『轟華絢爛』第3話のテーマソング「キネマ行進曲」では「偽りを本物に変えることこそが素晴らしいキネマの魅力」と謳い上げている。
 
:銀幕のトップスタァである神崎雛子(冴木ひな)を母に持ち、自身も映画『紅蜥蜴』で主人公の敵役にして事実上のもう1人の主人公である紅蜥蜴を演じている。この映画の撮影エピソードは第2期OVA『轟華絢爛』第3話で描かれているが、ノベライズ版では「『紅蜥蜴』の撮影の合間にすみれが当時映画街として栄えていた[[浅草]]六区へ足を運び、雛子主演の無声映画『金色夜叉』を鑑賞することで自身と母との関係を見つめ直す」という話に置き換わっている。また、『轟華絢爛』第3話のテーマソング「キネマ行進曲」では「偽りを本物に変えることこそが素晴らしいキネマの魅力」と謳い上げている。
:上記のように、本来すみれは映画に対して深い理解のある人物なのだが、『[[新サクラ大戦]]』の歌曲の1つ「スタァ誕生」では「無粋なシネマよりレヴューがいいわ」と映画を見下すような発言をしている<ref>「キネマ行進曲」は『サクラ』の原作者である広井王子氏が作詞を担当しているが、そもそも『新』の開発には広井氏は関与しておらず、「スタァ誕生」も別の人間が作詞を担当している。</ref>。
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:上記の通り、本来すみれは映画に対して深い理解のある人物なのだが、『[[新サクラ大戦]]』の歌曲の1つ「スタァ誕生」では「無粋なシネマよりレヴューがいいわ」と映画を見下すような発言をしている<ref>「キネマ行進曲」は『サクラ』の原作者である広井王子氏が作詞を担当しているが、そもそも『新』の開発には広井氏は関与しておらず、「スタァ誕生」も別の人間が作詞を担当している。</ref>。
 
;[[アイリス]]
 
;[[アイリス]]
 
:大神との浅草でのデートの際に『世紀の大発見、珍獣大登場!』という無声映画を鑑賞し、感情の高ぶりによって[[霊力]]で活動写真館を破壊してしまう<ref>選択肢によってはこのデートは発生しないが、アイリスによって活動写真館が破壊されるという結果は変わらない。</ref>。
 
:大神との浅草でのデートの際に『世紀の大発見、珍獣大登場!』という無声映画を鑑賞し、感情の高ぶりによって[[霊力]]で活動写真館を破壊してしまう<ref>選択肢によってはこのデートは発生しないが、アイリスによって活動写真館が破壊されるという結果は変わらない。</ref>。
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:幼いころに見た映画『Winter Night Phantom』が自身の現実とリンクするという奇妙な出来事に遭遇する。
 
:幼いころに見た映画『Winter Night Phantom』が自身の現実とリンクするという奇妙な出来事に遭遇する。
 
;[[シュバルツ・バルト]]
 
;[[シュバルツ・バルト]]
:漫画版では、彼が新聞記者「マイクル・ゼーバッハ」として書いた記事に影響を受けた男が監督した映画『透明人間』が一大ブームを引き起こした。だが、それは単なるブームでは留まらず、やがて[[パラダイムシティ]]全体を巻き込む異様な事態へと発展する。
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:漫画版では、彼が新聞記者「マイクル・ゼーバッハ」として書いた記事に影響を受けた男が監督した映画『透明人間』が一大ブームを巻き起こした。だが、それは単なるブームでは留まらず、やがて[[パラダイムシティ]]全体を巻き込む異様な事態へと発展する。
 
;[[アマタ・ソラ]]
 
;[[アマタ・ソラ]]
 
:母が出演している『アクエリアの舞う空』を何度も劇場に足を運んで観に行っていた。
 
:母が出演している『アクエリアの舞う空』を何度も劇場に足を運んで観に行っていた。
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;[[モリタ]]
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:[[LFO]]の製作過程を記録映画として残していた。
 
;[[中島薫]]/[[中島宗美]]
 
;[[中島薫]]/[[中島宗美]]
 
:原作漫画版では、薫が映画館で働いていた頃に宗美が観客として毎日のように通い詰めており、その縁で2人は結婚した。
 
:原作漫画版では、薫が映画館で働いていた頃に宗美が観客として毎日のように通い詰めており、その縁で2人は結婚した。
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