差分

205行目: 205行目:  
:本作の並行世界の一つである機械生命体キカイノイドの出身世界。文化面は人間世界とほぼ変わりがないが、トジテンドの悪政によりディストピアと化している。キカイトピアを代表に、本作の並行世界は基本的に「〇〇トピア」と呼称され、いずれも「〇〇」に該当する部分を中心とした世界となっている<ref>唯一、人間の住む本編世界は「人間界」と呼称されていたが、最終カイ!にて「ゼンカイトピア」と改名されている。</ref><ref>第1カイ!で一度トジルギアに封じられた過去作品の世界も、本編後には無事健在していることが明らかになっているが、「〇〇」に該当する部分は戦隊名となっており、映画作中で登場した例として『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』の世界は「ゴーカイトピア」と称されている。また、第20カイ!でコラボレーションした『仮面ライダーセイバー』の世界は「〇〇トピア」の呼称がない。</ref>。
 
:本作の並行世界の一つである機械生命体キカイノイドの出身世界。文化面は人間世界とほぼ変わりがないが、トジテンドの悪政によりディストピアと化している。キカイトピアを代表に、本作の並行世界は基本的に「〇〇トピア」と呼称され、いずれも「〇〇」に該当する部分を中心とした世界となっている<ref>唯一、人間の住む本編世界は「人間界」と呼称されていたが、最終カイ!にて「ゼンカイトピア」と改名されている。</ref><ref>第1カイ!で一度トジルギアに封じられた過去作品の世界も、本編後には無事健在していることが明らかになっているが、「〇〇」に該当する部分は戦隊名となっており、映画作中で登場した例として『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』の世界は「ゴーカイトピア」と称されている。また、第20カイ!でコラボレーションした『仮面ライダーセイバー』の世界は「〇〇トピア」の呼称がない。</ref>。
 
;キカイノイド
 
;キカイノイド
:キカイトピアの原住民である[[アンドロイド|機械生命体]]。身体は機械だが、食事は人間と同様に行うなど、物理的な衝撃にある程度強いこと以外、基本的な身体能力は普通の人間とほぼ変わらない。
+
:キカイトピアの原住民である[[アンドロイド|機械生命体]]。身体が金属のため物理的な衝撃にある程度強いが、加齢によって老化し、食事も行うなど、基本的な生態は普通の人間とほぼ変わらない。
 
:トジテンド所属の者以外は基本的に人間に友好的で、世界が融合して僅か一ヶ月で人間とキカイノイドが共存する社会が構成されている。
 
:トジテンド所属の者以外は基本的に人間に友好的で、世界が融合して僅か一ヶ月で人間とキカイノイドが共存する社会が構成されている。
 
;トジルギア
 
;トジルギア
374行目: 374行目:  
**概要欄にあるような先述の特異な構成もあって、[[スーパー戦隊シリーズ]]全体から見ても作品自体が相当な[[テコ入れ]]となっている。作品を跨いでのテコ入れという意味でも珍しいが、テコ入れの成果が商業的に出たのは『ドンブラザーズ』になってからであり、残念ながら本作自体は売上歴代最低<ref>[https://www.bandainamco.co.jp/files/2022E5B9B4E5BAA61Q_E8A39CE8B6B3E8B387E69699(E5928C.pdf 株式会社バンダイナムコホールディングス2023年3月期第1四半期決算短信 補足資料]2ページ目より。2022年通期で44億円。</ref>という事態に甘んじてしまった。しかし視聴者からの反響は非常に大きく、2021年のネット流行語大賞にて特撮界隈では最も高い19位にいたり、『ドンブラザーズ』との合同Vシネマが5月23日の舞台挨拶「ゼンカイナイト」における発表時点で歴代興行売上1位を記録するなど、話題性に事欠かなかった。
 
**概要欄にあるような先述の特異な構成もあって、[[スーパー戦隊シリーズ]]全体から見ても作品自体が相当な[[テコ入れ]]となっている。作品を跨いでのテコ入れという意味でも珍しいが、テコ入れの成果が商業的に出たのは『ドンブラザーズ』になってからであり、残念ながら本作自体は売上歴代最低<ref>[https://www.bandainamco.co.jp/files/2022E5B9B4E5BAA61Q_E8A39CE8B6B3E8B387E69699(E5928C.pdf 株式会社バンダイナムコホールディングス2023年3月期第1四半期決算短信 補足資料]2ページ目より。2022年通期で44億円。</ref>という事態に甘んじてしまった。しかし視聴者からの反響は非常に大きく、2021年のネット流行語大賞にて特撮界隈では最も高い19位にいたり、『ドンブラザーズ』との合同Vシネマが5月23日の舞台挨拶「ゼンカイナイト」における発表時点で歴代興行売上1位を記録するなど、話題性に事欠かなかった。
 
*6月1日の記念日「世界牛乳の日」、放送翌年の2023年にて、農林水産省とのコラボレーションが行われ、同省のツイートが第31カイ!の敵怪人ギュウニュウワルドのものとなってしまった<ref>[https://twitter.com/MAFF_JAPAN/status/1664044081918668801 農林水産省の2023年6月1日のツイート]より。</ref>。同省とスーパー戦隊シリーズのコラボレーションは2例目だが、過去の例とは異なりギュウニュウワルドは特に牛乳の消費を推奨する行為を作中で行っていなかったがために視聴者は驚愕した。
 
*6月1日の記念日「世界牛乳の日」、放送翌年の2023年にて、農林水産省とのコラボレーションが行われ、同省のツイートが第31カイ!の敵怪人ギュウニュウワルドのものとなってしまった<ref>[https://twitter.com/MAFF_JAPAN/status/1664044081918668801 農林水産省の2023年6月1日のツイート]より。</ref>。同省とスーパー戦隊シリーズのコラボレーションは2例目だが、過去の例とは異なりギュウニュウワルドは特に牛乳の消費を推奨する行為を作中で行っていなかったがために視聴者は驚愕した。
 +
*劇伴を担当した渡辺宙明氏は2022年6月23日に逝去し、本作がテレビ作品における遺作となった<ref>最終的な遺作は映画『怪猫狂騒曲』。なお同作には主題歌を担当したつるの剛士氏がストーリーテラーとして出演している。</ref>。
    
==商品情報==
 
==商品情報==
2,524

回編集