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1,210 バイト追加 、 2024年6月23日 (日)
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;ロックバスター / ニューロックバスター / スーパーロックバスター / ハイパーロックバスター
 
;ロックバスター / ニューロックバスター / スーパーロックバスター / ハイパーロックバスター
 
:ロックマンの主武装。手の先端を砲身状に変形させ<ref>『スーパーアドベンチャーロックマン』では、二の腕部分の側面にゲージが出現し、手首が格納されて砲口が出現する変形機構が詳細に描写されている。</ref>、太陽エネルギーの弾丸「ソーラーブリット」を撃つ。弾数には制限は無く、いくらでも発射可能。左右どちらの腕にも装備されているが、後述の理由から通常は片方のロックバスターのみを使用する。
 
:ロックマンの主武装。手の先端を砲身状に変形させ<ref>『スーパーアドベンチャーロックマン』では、二の腕部分の側面にゲージが出現し、手首が格納されて砲口が出現する変形機構が詳細に描写されている。</ref>、太陽エネルギーの弾丸「ソーラーブリット」を撃つ。弾数には制限は無く、いくらでも発射可能。左右どちらの腕にも装備されているが、後述の理由から通常は片方のロックバスターのみを使用する。
:『4』以降は強化され、チャージショット機能が追加された「ニューロックバスター」となった。シリーズが続くにつれ名前が変更され、発射するチャージショットの性能も変化していった。
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:『4』以降は強化され、チャージショット機能が追加された「ニューロックバスター」となった。シリーズが続くにつれ名前が変更され、発射するチャージショットの性能も変化していった。なお、正式名称は不明だが『ワールド4』では同じステージでのコンティニューを繰り返すとそのプレイ中のみ一時的に試作型が用意され、性能が向上する救済措置がある。
 
:外側には黄色い目盛の棒状ゲージが付いており、それが何を示すゲージなのかは各媒体によって見解が分かれている<ref>『スーパーアドベンチャー』ではロックバスターの限界発砲数で、発砲する度にゲージが1目盛ずつ減少する。一方漫画版ではゲーム本編における体力ゲージと解釈され、ロックマンがダメージを負ったりエネルギーを消費したりすると減少していくようになっている。</ref>。
 
:外側には黄色い目盛の棒状ゲージが付いており、それが何を示すゲージなのかは各媒体によって見解が分かれている<ref>『スーパーアドベンチャー』ではロックバスターの限界発砲数で、発砲する度にゲージが1目盛ずつ減少する。一方漫画版ではゲーム本編における体力ゲージと解釈され、ロックマンがダメージを負ったりエネルギーを消費したりすると減少していくようになっている。</ref>。
:後述の武器可変システムを含め、後の『Xシリーズ』の時代まで同様の武器を再現できた者はワイリー以外におらず、ライトの発明の中では最もオーバーテクノロジー化している技術でもある。
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:後述の武器可変システムを含め、後の「Xシリーズ」の時代まで同様の武器を再現できた者はワイリー以外におらず、ライトの発明の中では最もオーバーテクノロジー化している技術でもある。
 
:『X-Ω』ではロックバスターが通常攻撃として採用されている。
 
:『X-Ω』ではロックバスターが通常攻撃として採用されている。
 
:;ソーラーブリット
 
:;ソーラーブリット
 
::基本となる小型エネルギー弾。威力は低いが連射性能が高い。ゲーム版では画面内に3発まで連発可能<ref>あくまでも画面内に映る弾の数が最大3発であるため、敵に接近すれば高速連射も可能。『8』以降はパワーアップパーツによって最大連射数を増やすこともできるようになった。「初期状態でのバスターは最大3発まで」というルールはロックマンシリーズの他の派生作品でも徹底して遵守されている。</ref>。
 
::基本となる小型エネルギー弾。威力は低いが連射性能が高い。ゲーム版では画面内に3発まで連発可能<ref>あくまでも画面内に映る弾の数が最大3発であるため、敵に接近すれば高速連射も可能。『8』以降はパワーアップパーツによって最大連射数を増やすこともできるようになった。「初期状態でのバスターは最大3発まで」というルールはロックマンシリーズの他の派生作品でも徹底して遵守されている。</ref>。
 
:;チャージショット
 
:;チャージショット
::ニューロックバスターで追加された機能で、太陽エネルギーを凝縮して放つ大型エネルギー弾。威力は高いが一定時間のチャージが必要。『5』のスーパーロックバスターでは強化され、弾の大型化やチャージ時間の短縮がなされた。敵を撃墜しても弾は消えないため、雑魚敵を纏めて蹴散らすことも可能。『9』と『10』ではスライディングと共に使えなくなった(スライディングと同様に『11』にて復活)。
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::ニューロックバスターで追加された機能で、太陽エネルギーを凝縮して放つ大型エネルギー弾。威力は高いが一定時間のチャージが必要であり、『ワールド4』でのみ発射時の反動で後退してしまうため注意。『5』のスーパーロックバスターでは強化され、弾の大型化やチャージ時間の短縮がなされた。敵を撃墜しても弾は消えないため、雑魚敵を纏めて蹴散らすことも可能。『9』と『10』ではスライディングと共に使えなくなった(スライディングと同様に『11』にて復活)。
 
:;レーザーショット
 
:;レーザーショット
 
::『8』で追加されたチャージショットのバリエーション。威力と貫通力が高いレーザービームを発射する。
 
::『8』で追加されたチャージショットのバリエーション。威力と貫通力が高いレーザービームを発射する。
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:『5』オープニングより。ブルースらしき者に目の前でDr.ライトをさらわれ、残されたスカーフを見ての台詞。一言だけだが、『4』は「…」だったので本編でのちゃんとした初台詞。
 
:『5』オープニングより。ブルースらしき者に目の前でDr.ライトをさらわれ、残されたスカーフを見ての台詞。一言だけだが、『4』は「…」だったので本編でのちゃんとした初台詞。
 
:余談だが、フォントの関係上濁点が右側に寄っているため、'''「フツレース!?」'''<ref>「ブル」部分の濁点「゛」と「ル」の左半分を強引に合体させ「ツ」に見せることで成立する錯覚。</ref>とユーザー間でネタにされるコトも。
 
:余談だが、フォントの関係上濁点が右側に寄っているため、'''「フツレース!?」'''<ref>「ブル」部分の濁点「゛」と「ル」の左半分を強引に合体させ「ツ」に見せることで成立する錯覚。</ref>とユーザー間でネタにされるコトも。
;「バ、バラード!! どうして きみが ここに!?」<br/>「やめるんだ。バラード!!」<br/>「きみは もう たたかえる からだじゃ ないんだ。」<br/>「バラード!!!!」
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;「バ、バラード!! どうして きみが ここに!?」<br/>「やめるんだ。バラード!!」<br/>「きみは もう たたかえる からだじゃ ないんだ」<br/>「バラード!!!!」
:『ワールド4』エンディングより。閉じ込められたロックマンの前に本作のロックマンキラー・バラードが現れての会話。ワールド作品ではあるが、ゲームで初めて(『6』より発売日が1週間早い)のロックマンの長台詞。
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:『ワールド4』エンディングより。宇宙戦艦からの脱出中、最後の隔壁に閉じ込められたロックマンの前に本作におけるライバルであるロックマンキラー・バラードが現れての会話。必死にバラードを止めようとするロックマンだったが、ロックマンと戦う中で自らの過ちに気づいたバラードは満身創痍の状態で隔壁に特攻。彼の自爆が隔壁を破壊したことによりロックマンは宇宙空間に放り出され、バラードという犠牲のもと脱出に成功するのだった…。
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:ワールド作品ではあるが、ゲームで初めて(『6』より発売日が1週間早い)のロックマンの長台詞。
 
;「Mr.X!! なぜあなたが!?」<br/>「そんなことは させないぞ!! ゆくぞ!! ラッシュ!」
 
;「Mr.X!! なぜあなたが!?」<br/>「そんなことは させないぞ!! ゆくぞ!! ラッシュ!」
 
:『6』オープニングより。第1回ロボット選手権の主催者Mr.X(正体は'''ワイリー''')が世界各地から集められたロボットを奪い、世界征服に乗り出した時の反応。正道シリーズにおける、初のまともな台詞。
 
:『6』オープニングより。第1回ロボット選手権の主催者Mr.X(正体は'''ワイリー''')が世界各地から集められたロボットを奪い、世界征服に乗り出した時の反応。正道シリーズにおける、初のまともな台詞。
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:同場面より。その後、ワイリーに騙されている可能性を分かっていながら、囚われていたライト博士を助けようとするのだが、案の定そこにいたライトの正体は偽物ロボットであり、攻撃を受けロックマンは倒れてしまう。基地の自爆警報が鳴り響く中、ワイリーの去った後にロックマンが零したのは安堵と、偽ライトに対する憐憫であった…。ロックマン自体は、この直後ブルースの介入で救助されている。
 
:同場面より。その後、ワイリーに騙されている可能性を分かっていながら、囚われていたライト博士を助けようとするのだが、案の定そこにいたライトの正体は偽物ロボットであり、攻撃を受けロックマンは倒れてしまう。基地の自爆警報が鳴り響く中、ワイリーの去った後にロックマンが零したのは安堵と、偽ライトに対する憐憫であった…。ロックマン自体は、この直後ブルースの介入で救助されている。
 
;「僕がみんなを止めに行きます!!」<br/>ライト「ま…待つんだロック!! 家庭用のおまえが彼らを止めることはできん!!」<br/>(中略)<br/>「今の僕に無理だというのなら…」<br/>「お願いしますライト博士 僕を戦闘用ロボットに改造してください!!」
 
;「僕がみんなを止めに行きます!!」<br/>ライト「ま…待つんだロック!! 家庭用のおまえが彼らを止めることはできん!!」<br/>(中略)<br/>「今の僕に無理だというのなら…」<br/>「お願いしますライト博士 僕を戦闘用ロボットに改造してください!!」
:ありがひとし氏による漫画『ロックマンメガミックス』第1話「ロックマン誕生」で、暴走するライトナンバーズの映像を見たロックの懇願。当然ライトは反対するが、ロックの決意は固く、ライトはやむなくロックを戦闘用ロボットに改造。こうして、正義のスーパーロボット・ロックマンは誕生した…
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:ありがひとし氏による漫画『ロックマンメガミックス』第1話「ロックマン誕生」より。ゲーム版『1』に該当する本作で、暴走するライトナンバーズの映像を見たロックの懇願。当然ライトは反対するが、ロックの決意は固く、ライトはやむなくロックを戦闘用ロボットに改造。こうして、正義のスーパーロボット・ロックマンは誕生した…
 
:実はゲーム媒体でこうしたやり取りは描かれておらず、『4』のオープニングデモで改造シーンが描かれているものの、ロックが改造を志願するシーンは池原しげと氏のボンボン版『1』が初出で、本作におけるこのシーンは同作のオマージュともなっている<ref>『4』のボスキャラ応募キャンペーンの応募者に配布された非売品小冊子には、ロックマン誕生エピソードを描いた『ロックマン誕生編』と題された漫画が、キャラクターデザイナーの稲船敬二氏によって掲載されている。これが公式媒体で唯一描かれたロックマン誕生シーンであるが、限定で出回った媒体であったため知名度は低かった。</ref>。両作共にロックは「'''改造してくれなくとも行く'''」とまで言い放っており、ロックの決意の程がうかがえる。
 
:実はゲーム媒体でこうしたやり取りは描かれておらず、『4』のオープニングデモで改造シーンが描かれているものの、ロックが改造を志願するシーンは池原しげと氏のボンボン版『1』が初出で、本作におけるこのシーンは同作のオマージュともなっている<ref>『4』のボスキャラ応募キャンペーンの応募者に配布された非売品小冊子には、ロックマン誕生エピソードを描いた『ロックマン誕生編』と題された漫画が、キャラクターデザイナーの稲船敬二氏によって掲載されている。これが公式媒体で唯一描かれたロックマン誕生シーンであるが、限定で出回った媒体であったため知名度は低かった。</ref>。両作共にロックは「'''改造してくれなくとも行く'''」とまで言い放っており、ロックの決意の程がうかがえる。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 
;「あっ博士 料理をちょっと失敗しちゃって」
 
;「あっ博士 料理をちょっと失敗しちゃって」
:漫画版より。ライトに頼まれたお手伝いを終わらせてしまい、ロールに代わって料理を行おうとするが、何かの手違いか、煙が上がり、キッチンに材料や調理器具を散乱させてしまう。料理は苦手な様子である。
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:漫画版『1』より。ライトに頼まれたお手伝いを終わらせ、ロールに代わって料理を行おうとするが、何かの手違いか、煙が上がり、キッチンに材料や調理器具を散乱させてしまう。料理は苦手な様子である。
 
:この最中、ライトナンバーズが暴走する事件が起こっていたため、ライト博士からは特にお咎めはなかった。
 
:この最中、ライトナンバーズが暴走する事件が起こっていたため、ライト博士からは特にお咎めはなかった。
 
;「殺さなくてもおまえを こらしめる方法はいくらでもある さァてどんなおしおきをするかな? Dr.ワイリー」<br/>「百年くすぐりの刑とかね‥ほかにも‥‥‥‥」
 
;「殺さなくてもおまえを こらしめる方法はいくらでもある さァてどんなおしおきをするかな? Dr.ワイリー」<br/>「百年くすぐりの刑とかね‥ほかにも‥‥‥‥」
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:『ワールド5』でスペースルーラーズを全機倒した後のシナリオデモ。徐々に姿を現すワイリースターの中から、本作初のワイリーの意匠を見つけて。判別方法がそれでいいのか。
 
:『ワールド5』でスペースルーラーズを全機倒した後のシナリオデモ。徐々に姿を現すワイリースターの中から、本作初のワイリーの意匠を見つけて。判別方法がそれでいいのか。
 
;「それは いわない やくそくだろ」
 
;「それは いわない やくそくだろ」
:『7』にて特殊武器・スラッシュクローを入手した際の寸劇でライトットが相手だったバージョン。ライトットが同特殊武器を見て、『[[NAMCO x CAPCOM]]』に登場しているカプコンのゲーム『ストライダー飛竜』の名を伏字で出してしまったため、自社ネタのメタ台詞を諫める。コメディリリーフ要員のライトットのみならず、本作では[[ロール (ロックマン)|ロール]]相手の寸劇まで大抵ぶっ飛んでいるので、ロックマンの気苦労は絶えない。真っ当な相手がライト博士ぐらいである…。
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:『7』にて特殊武器・スラッシュクローを入手した際の寸劇でライトットが相手だったバージョン。ライトットが同特殊武器を見て、『[[NAMCO x CAPCOM]]』に登場しているカプコンのゲーム『ストライダー飛竜』の名を伏字で出してしまったため、自社ネタのメタ台詞を諫める。コメディリリーフ要員のライトットのみならず、本作では[[ロール (ロックマン)|ロール]]相手の寸劇まで大抵ぶっ飛んでいるので、ロックマンの気苦労は絶えない。真っ当な相手がライト博士ぐらいである…。<ref>なお『7』は僅か'''3ヶ月しか開発期間がなかった'''らしく、極限状態下のスタッフたちの精神状態がこのネタまみれのシュールな寸劇を生んだのではないか?…とのこと。なおライト博士の場合は特殊武器の攻撃以外の活用法のヒントをくれるなど、まともなやりとりとなっている。</ref>
 
;クイックマン「Dr.ワイリー。ひょっとして我々はラ・ムーンに騙されているのでは?」<br/>ワイリー「お前まで何を馬鹿なことを!」<br/>「クイックマン、その通りなんだよ!」
 
;クイックマン「Dr.ワイリー。ひょっとして我々はラ・ムーンに騙されているのでは?」<br/>ワイリー「お前まで何を馬鹿なことを!」<br/>「クイックマン、その通りなんだよ!」
 
:『スーパーアドベンチャーロックマン』Episode3より。ワイリーの想定とロックマンの語る現状に食い違いを覚えた[[クイックマン]]が口を挟んだ際の言葉。
 
:『スーパーアドベンチャーロックマン』Episode3より。ワイリーの想定とロックマンの語る現状に食い違いを覚えた[[クイックマン]]が口を挟んだ際の言葉。
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